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=== マウントに必要な明示的なファイルシステムタイプ ===
 
=== マウントに必要な明示的なファイルシステムタイプ ===
   
{{ic|ntfs3}} をマウントするには、明示的なファイルシステムタイプが必要です。
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{{ic|ntfs3}} をマウントにはファイルシステムタイプが必要です。
   
 
ファイルシステムをマウントするには、ファイルシステムタイプを {{ic|ntfs3}} と指定します。例えば、{{man|8|mount}} の {{ic|-t}}/{{ic|--types}} オプションを使用します。
 
ファイルシステムをマウントするには、ファイルシステムタイプを {{ic|ntfs3}} と指定します。例えば、{{man|8|mount}} の {{ic|-t}}/{{ic|--types}} オプションを使用します。

2024年5月10日 (金) 18:37時点における版

関連記事

Wikipedia より:

NTFS (New Technology File System) は、Microsoft が開発した独自のジャーナリングファイルシステムです。 Windows NT 3.1以降、これは WindowsNT ファミリのデフォルトのファイルシステムです。

ntfs3 カーネルドライバーはファイルシステムの読み取りと書き込みをサポートしています。

ノート:
  • バージョン 5.15 以降の公式サポートカーネルはすべて CONFIG_NTFS3_FS=m でビルドされているため、これをサポートしています。5.15 未満のカーネルでは、NTFS の読み取りと書き込みのサポートは NTFS-3G FUSE ファイルシステムによって提供されます。あるいは、ntfs3-dkms を使ってバックポートされた NTFS3 を使うこともできます。
  • カーネルモジュールの作成者である Paragon Software は、NTFS3 用のユーザースペースユーティリティをまだリリースしていません。NTFS-3G ドライバーが無くても、ntfsprogs-ntfs3AUR 経由で NTFS-3G ユーザースペースユーティリティを使用できます。

ヒントとテクニック

パフォーマンスの向上

prealloc mount(8) オプションを有効にすると、並列書き込み操作の場合に断片化を減らすことができます (HDD の場合に最も役立ちます)

Windows で許可されていない名前の作成を防止する

NTFS 自体には使用する文字と名前に対する制限はありませんが、Windows には制限があります

カーネルバージョン 6.2 以降、ntfs3 は windows_names mount(8) オプションをサポートします。互換性を厳密に維持するために使用します。

ノート: udisks では、このオプションがデフォルトで有効になっています。

既知の課題

マウントに必要な明示的なファイルシステムタイプ

ntfs3 をマウントにはファイルシステムタイプが必要です。

ファイルシステムをマウントするには、ファイルシステムタイプを ntfs3 と指定します。例えば、mount(8)-t/--types オプションを使用します。

# mount -t ntfs3 /dev/sdxY /mnt

トラブルシューティング

unknown filesystem type 'ntfs'

NTFS をマウントする際に、以下のようなエラーが発生することがあります。

mount: /mnt: unknown filesystem type 'ntfs'

マウントに必要な明示的なファイルシステムタイプ を参照してください。

ntfs パーティションのデフォルトドライバとして、ntfs3 を使用したい場合、このような udev ルールが役立ちます。

/etc/udev/rules.d/ntfs3_by_default.rules
SUBSYSTEM=="block", ENV{ID_FS_TYPE}=="ntfs", ENV{ID_FS_TYPE}="ntfs3"

ただし、この方法は推奨されず、一部のサードパーティツールを混乱させるがあります。

パーティションがダーティとマークされているため、ntfs3 でマウントできない

正常な NTFS パーティション (つまり、NTFS-3G で正常にマウントされ、ntfsfix --no-action がエラーを報告しないパーティション) をマウントしようとすると、次のエラーが発生する場合があります:

mount: /mnt: wrong fs type, bad option, bad superblock on /dev/sdb1, missing codepage or helper program, or other error.
       dmesg(1) may have more information after failed mount system call.

ntfs3 は、強制オプションを使用しないと、ボリュームがダーティとしてマークされているパーティションをマウントしません。dmesg は次のように言って、状況の認識を明示的に支援します:

sdb1: volume is dirty and "force" flag is not set!

引数の --clear-dirtyntfsfix に渡してクリーンアップしてみてください。[1]

参照

翻訳ステータス: このページは en:NTFS の翻訳バージョンです。最後の翻訳日は 2022-03-12 です。もし英語版に 変更 があれば、翻訳の同期を手伝うことができます。