「Concurrent Versions System」の版間の差分
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{{Note|{{Bug|12636}} を参照してください。サーバーによっては ''rsh'' が必要な場合があります。[[環境変数]] {{ic|1=CVS_RSH=ssh}} を使用して、''ssh'' の使用を強制できます。}} |
{{Note|{{Bug|12636}} を参照してください。サーバーによっては ''rsh'' が必要な場合があります。[[環境変数]] {{ic|1=CVS_RSH=ssh}} を使用して、''ssh'' の使用を強制できます。}} |
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+ | これは、最新の CVS サーバーをセットアップする方法に関するクイックガイドです。 |
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{{Pkg|cvs}} と {{Pkg|xinetd}} をインストールしてください。 |
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# useradd -md /home/cvsroot -g cvs -p Insecure0 cvs |
# useradd -md /home/cvsroot -g cvs -p Insecure0 cvs |
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− | == 初期化 == |
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CVS リポジトリ (cvs) を初期化: |
CVS リポジトリ (cvs) を初期化: |
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そして {{ic|xinetd.service}} を[[Systemd#ユニットを使う|再起動]]してください。 |
そして {{ic|xinetd.service}} を[[Systemd#ユニットを使う|再起動]]してください。 |
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− | == 設定 == |
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cvs ユーザーになってから ("su cvs")、{{ic|~/CVSROOT}} に {{ic|passwd}} ファイルを作成してください。(apache パッケージに含まれている) htpasswd コマンドを使うことでファイルにエントリを追加できます: |
cvs ユーザーになってから ("su cvs")、{{ic|~/CVSROOT}} に {{ic|passwd}} ファイルを作成してください。(apache パッケージに含まれている) htpasswd コマンドを使うことでファイルにエントリを追加できます: |
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{{note|{{ic|readers}} ファイルに記述したユーザーは書き込み権限を持つことができません。}} |
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以下のコマンドを使ってサーバーをテストできます: |
以下のコマンドを使ってサーバーをテストできます: |
2023年11月24日 (金) 05:14時点における最新版
https://www.nongnu.org/cvs/ から:
- Concurrent Versions System はバージョン管理システムで、ソース構成管理 (SCM) の重要なコンポーネントです。CVS を使うことで、ソースファイルやドキュメントの履歴を記録することができます。フリーソフトウェアの RCS, PRCS, Aegis パッケージなどと同じ役割を満たします。
より最近の代替案は カテゴリ:バージョン管理システム にリストされています。
クライアント
CVS サーバーに接続したい場合は、CVS をインストールし、そのサーバーの所有者の指示に従ってください。たとえば、https://www.openbsd.org/anoncvs.html
サーバー
これは、最新の CVS サーバーをセットアップする方法に関するクイックガイドです。
インストール
cvs グループを作成します。グループのメンバーがリポジトリに書き込む権限を持ちます:
# groupadd cvs
cvs グループに cvs ユーザーを作成してください (-md
でホームディレクトリが作成されます):
# useradd -md /home/cvsroot -g cvs -p Insecure0 cvs
初期化
CVS リポジトリ (cvs) を初期化:
cvs% cvs -d /home/cvsroot init
ディレクトリのパーミッションは 2775 (drwxrwxr-x) である必要があります。異なっている場合、(cvs ユーザーで) 以下を実行:
cvs% chmod 2775 /home/cvsroot
リポジトリにローカルからアクセスできるユーザーを cvs グループに追加してください。既存のユーザーを cvs グループに追加するには:
# gpasswd -a username cvs
xinetd の設定ファイルを作成:
/etc/xinetd.d/cvspserver
service cvspserver { port = 2401 socket_type = stream protocol = tcp wait = no user = root passenv = /home/cvsroot server = /usr/bin/cvs server_args = -f --allow-root=/home/cvsroot pserver }
/etc/services
に以下の行が書かれていることを確認 (存在しない場合は追加してください):
cvspserver 2401/tcp
HOME
変数の定義を解除:
# unset HOME
そして xinetd.service
を再起動してください。
設定
cvs ユーザーになってから ("su cvs")、~/CVSROOT
に passwd
ファイルを作成してください。(apache パッケージに含まれている) htpasswd コマンドを使うことでファイルにエントリを追加できます:
htpasswd -b filename username password
それからファイルを編集して以下のようにグループを追加してください:
# Format is username:password:group anonymous:: luser:HopefullySecure0:cvs other:Insecure0:cvs
~/CVSROOT
に writers
ファイルを作成して、passwd
で作成したユーザーに書き込み権限を与えます:
luser other
~/CVSROOT
に readers
ファイルを作成して、passwd
で作成したユーザーに読み込み権限を与えます:
anonymous
使用
以下のコマンドを使ってサーバーをテストできます:
export CVSROOT=:pserver:my_user_name@127.0.0.1:/home/cvsroot cvs login mkdir ~/sandbox mkdir ~/sandbox/myproject cd ~/sandbox/myproject echo "this is a sample file" > myfile cvs import -m "description of myproject" myproject v1 r1 cd .. rm -R myproject cvs checkout myproject cd myproject echo "some changes to the file" >> myfile cvs commit -m "Explain changes here" myfile