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− | {{AUR|supergfxctl}} is a useful utility provided by [[ASUS Linux]]. It helps with managing GPU switching functionality on hybrid laptops. |
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+ | supergfxctl は当初、ASUS [[NVIDIA Optimus|Optimus]] ラップトップを念頭に置いて設計されましたが、その後、[[ハイブリッドグラフィック]] を備えた任意のラップトップで機能するスタンドアロン ツールに進化しました。 |
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− | While supergfxctl was originally designed with ASUS [[Optimus]] laptops in mind, it has since evolved into a standalone tool that functions with any laptops with [[hybrid graphics]]. |
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+ | == インストールする前に == |
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− | == Pre-Installation == |
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− | + | Optimus ラップトップの場合、[[NVIDIA]] ドライバーがインストールされていることを確認してください。{{pkg|xf86-video-intel}} をインストールしないでください。{{aur|optimus-manager}} と {{pkg|bumblebee}} がインストールされている場合は削除し、[[NVIDIA]]、[[Intel]]、および PRIME マネージャーの構成が次の場所に残っていないことを確認します。 |
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/etc/X11/xorg.conf.d/ |
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+ | === initramfs とカーネルパラメーター === |
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− | === Initramfs and kernel parameters === |
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+ | 初期起動ファイルシステムに {{ic|i915}} や NVIDIA モジュールを含めないでください。これを行うと、ディスクリート GPU が適切に電源を切る機能に影響を与える可能性があります。 |
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− | '''Do not''' include {{ic|i915}} or any of the NVIDIA modules in your early start up filesystem. Doing so can affect the discrete GPUs ability to properly power down. |
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− | + | {{ic|/etc/mkinitcpio.conf}} を編集し、モジュールセクションから i915 とすべての NVIDIA モジュールを削除してから、[[initramfs#イメージ作成とアクティベーション|再生成]] します。 |
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− | == |
+ | == インストール == |
− | + | インストールは、ASUS Linux 独自の [https://wiki.archlinux.org/title/Unofficial_user_repositories#g14 リポジトリ] から行うことができます。 {{AUR|supergfxctl}} パッケージを [[インストール]] することもできます。次に、{{ic|supergfxd.service}} を [[有効化]] します。 |
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+ | {{Note|ハイブリッド GPU ラップトップを使用している場合にのみ、このツールをインストールする必要があります。}} |
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− | {{Note|You only need to install this tool if you have a hybrid GPU laptop.}} |
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− | == |
+ | == 使い方 == |
− | Supergfxctl |
+ | Supergfxctl は、{{ic|Integrated}}、{{ic|Hybrid}}、および {{ic|VFIO}} のモードをサポートしています。また、mux スイッチが {{ic|Dedicated}} モードで使用されているかどうかを検出する機能もあります。 |
+ | === サポートされているモードを表示 === |
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− | === Show supported modes === |
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+ | 次のコマンドは、ラップトップがサポートするすべてのモードを表示するために使用されます。 |
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− | The following command is used to display all the modes your laptop supports: |
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$ supergfxctl -s |
$ supergfxctl -s |
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− | === |
+ | === 現在のモードを取得 === |
+ | 次のコマンドは、現在の GPU モードを照会するために使用されます。 |
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− | The following command is used to query the current GPU mode: |
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$ supergfxctl -g |
$ supergfxctl -g |
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− | === |
+ | === モードを切り替える === |
+ | 次のコマンドは、現在の GPU モードを {{ic|Hybrid}} に切り替えるために使用されます。 |
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− | The following command is used to switch the current GPU mode to {{ic|Hybrid}}: |
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$ supergfxctl -m hybrid |
$ supergfxctl -m hybrid |
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− | == |
+ | == GPU パススルーに supergfxctl を使用する (VFIO) == |
+ | [[OVMF による PCI パススルー]] GPU パススルーは、{{ic|/etc/supergfxd.conf}} を編集することで有効にできます。この設定ファイルは、文書化されています。[https://gitlab.com/asus-linux/supergfxctl アップストリーム] |
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− | [[PCI passthrough via OVMF|VFIO]] GPU passthrough can be enabled by editing {{ic|/etc/supergfxd.conf}}. In this configuration file, it is also recommended to change the {{ic|hotplug_type}} value to {{ic|Asus}}, instead of {{ic|None}} as is documented [https://gitlab.com/asus-linux/supergfxctl upstream]. |
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/etc/supergfxd.conf |
/etc/supergfxd.conf |
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} |
} |
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− | == |
+ | == supergfxctl と MUX スイッチの使用 == |
+ | ラップトップにマルチプレクサスイッチが付属している場合、[[PRIME]] を使用する場合と比較して、MUX スイッチを使用すると、ビデオ ゲームのレイテンシが低くなり、パフォーマンスが向上します。 |
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− | If your laptop comes with a multiplexer switch then utilizing the MUX switch will give lower latency and more performance in video games when it is used as compared to using [[PRIME]]. |
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+ | システムがハイブリッド モードの場合、{{Pkg|nvidia-prime}} の ''prime-run'' を使用して、ディスクリート GPU でプログラムを実行できます。これにより、MUX スイッチが有効になっている間はアプリケーションが中断されないため、より多くのグラフィックスパフォーマンスが必要な場合に有用です。 |
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− | If the system is in Hybrid mode, ''prime-run'' from {{Pkg|nvidia-prime}} can be used to run programs on the discrete GPU. This does not break applications while the MUX switch is enabled, so it can be used wherever more graphics performance is needed. |
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+ | MUX スイッチを使用するには、[[asusctl]] を実行している必要があります。詳細については、[[asusctl#MUX スイッチの使用]] を参照してください。 |
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− | Using the MUX switch requires that you are running [[asusctl]], for details please see [[asusctl#Using the MUX switch]]. |
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+ | == GUI ユーティリティ == |
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− | == Graphical utilities == |
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+ | [[GNOME]] と [[KDE]] のユーザーは、デスクトップ環境のアドオンを使用して、デスクトップから ''supergfxctl'' を制御できます。以下は、リンクを含むこれらのリストです。 |
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− | Users of [[Gnome]] & [[KDE]] can make use of desktop environment add-ons to control ''supergfxctl'' from their desktop. The following is a list of these including links: |
||
{| class="wikitable" |
{| class="wikitable" |
||
− | ! |
+ | ! 名前 !! デスクトップ !! リンク |
|- |
|- |
||
| supergfxctl-gex || Gnome || https://extensions.gnome.org/extension/5344/supergfxctl-gex/ |
| supergfxctl-gex || Gnome || https://extensions.gnome.org/extension/5344/supergfxctl-gex/ |
2023年3月25日 (土) 16:12時点における最新版
関連記事
supergfxctlAUR は、ASUS Linux が提供する便利なユーティリティです。ハイブリッドラップトップで GPU スイッチング機能を管理するのに役立ちます。
supergfxctl は当初、ASUS Optimus ラップトップを念頭に置いて設計されましたが、その後、ハイブリッドグラフィック を備えた任意のラップトップで機能するスタンドアロン ツールに進化しました。
目次
インストールする前に
Optimus ラップトップの場合、NVIDIA ドライバーがインストールされていることを確認してください。xf86-video-intel をインストールしないでください。optimus-managerAUR と bumblebee がインストールされている場合は削除し、NVIDIA、Intel、および PRIME マネージャーの構成が次の場所に残っていないことを確認します。
/etc/X11/xorg.conf.d/ /etc/modprobe.d/ /etc/udev/rules.d/
initramfs とカーネルパラメーター
初期起動ファイルシステムに i915
や NVIDIA モジュールを含めないでください。これを行うと、ディスクリート GPU が適切に電源を切る機能に影響を与える可能性があります。
/etc/mkinitcpio.conf
を編集し、モジュールセクションから i915 とすべての NVIDIA モジュールを削除してから、再生成 します。
インストール
インストールは、ASUS Linux 独自の リポジトリ から行うことができます。 supergfxctlAUR パッケージを インストール することもできます。次に、supergfxd.service
を 有効化 します。
使い方
Supergfxctl は、Integrated
、Hybrid
、および VFIO
のモードをサポートしています。また、mux スイッチが Dedicated
モードで使用されているかどうかを検出する機能もあります。
サポートされているモードを表示
次のコマンドは、ラップトップがサポートするすべてのモードを表示するために使用されます。
$ supergfxctl -s
現在のモードを取得
次のコマンドは、現在の GPU モードを照会するために使用されます。
$ supergfxctl -g
モードを切り替える
次のコマンドは、現在の GPU モードを Hybrid
に切り替えるために使用されます。
$ supergfxctl -m hybrid
GPU パススルーに supergfxctl を使用する (VFIO)
OVMF による PCI パススルー GPU パススルーは、/etc/supergfxd.conf
を編集することで有効にできます。この設定ファイルは、文書化されています。アップストリーム
/etc/supergfxd.conf { "vfio_enable": true, .. "hotplug_type": "Asus" }
supergfxctl と MUX スイッチの使用
ラップトップにマルチプレクサスイッチが付属している場合、PRIME を使用する場合と比較して、MUX スイッチを使用すると、ビデオ ゲームのレイテンシが低くなり、パフォーマンスが向上します。
システムがハイブリッド モードの場合、nvidia-prime の prime-run を使用して、ディスクリート GPU でプログラムを実行できます。これにより、MUX スイッチが有効になっている間はアプリケーションが中断されないため、より多くのグラフィックスパフォーマンスが必要な場合に有用です。
MUX スイッチを使用するには、asusctl を実行している必要があります。詳細については、asusctl#MUX スイッチの使用 を参照してください。
GUI ユーティリティ
GNOME と KDE のユーザーは、デスクトップ環境のアドオンを使用して、デスクトップから supergfxctl を制御できます。以下は、リンクを含むこれらのリストです。
名前 | デスクトップ | リンク |
---|---|---|
supergfxctl-gex | Gnome | https://extensions.gnome.org/extension/5344/supergfxctl-gex/ |
plasma5-applets-supergfxctl | KDE Plasma | plasma5-applets-supergfxctlAUR |
rog-control-center | Any | rog-control-centerAUR |