KRunner
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KRunner は Plasma 5に組み込まれたアプリケーションで、機能を実行したりコマンドを実行したりすることができます。また、使用可能な機能をカスタマイズするための "runner" システムも備えています。
目次
インストール
使い方
Plasma で KRunner を開くには、デスクトップを右クリックして "run command" を押すか、デフォルトのキー割り当て Alt+Space
または Alt+F2
を使用します。空白のデスクトップなど一部のワークスペースでは、入力を開始すると自動的に KRunner が起動します。
Meta キーで KRunner を開く
KRunner を開くショートカットとして Metaキーを設定するには、次のコマンドを実行します。
$ kwriteconfig5 --file kwinrc --group ModifierOnlyShortcuts --key Meta "org.kde.krunner,/App,,toggleDisplay"
現在のセッションに変更を適用するには、特定の D-Bus シグナルを KWin に送信します:
$ qdbus org.kde.KWin /KWin reconfigure
D-Bus を使用していない場合は、KWin インスタンスを再起動する必要があります。X11 の場合は kwin_x11 --replace
を実行し、Wayland の場合は kwin_wayland --replace
を実行します。
アクティブなウィンドウを切り替える
Krunner 構成には、必要な検索ソースを選択できるプラグイン設定ボタンがあります。詳細は ユーザーマニュアル を参照してください。
アクティブなウィンドウタイトルのみで krunner 検索を指定する場合は、ウィンドウプラグインを有効にして、他のプラグインを無効にします。
タイトルで検索したウィンドウのリスト化
このアプローチには xdotool が必要です。
- システム設定 > ワークスペース > ショートカット > カスタムショートカット に移動します。
- 新しいグローバルショートカットの作成 -> コマンド/URL (右クリック)
- 名前の右側にあるチェックボックスをオンにします。
- タブで、目的のキーの組み合わせを選択します。
- Action タブに
/usr/local/bin/krunner-search-by-windows.sh
と入力します。 - 次の内容のファイル
/usr/local/bin/krunner-search-by-windows.sh
を作成します。#!/bin/bash qdbus org.kde.krunner /App querySingleRunner windows "" sleep 0.2 xdotool key "ctrl+A" xdotool type 'window ' xdotool key "shift+BackSpace"
- ファイルを 実行可能 にし、すべてに実行許可を与えます。
window
の後のスペースに注意してください。
これで、指定したショートカットで開いているウィンドウのリストを取得し、入力中にこのリストで検索することができます。
ウィンドウリストにないタイトルを検索
このアプローチはより制限されています
- システム設定 > ワークスペース > ショートカット > カスタムショートカット に移動します。
- 新しいグローバルショートカットの作成 -> D-bus コマンド (右クリック)
- 名前の右にあるチェックボックスをチェックします。
- タブで、目的のキーの組み合わせを選択します。
- Action タブに次の情報を挿入します。
- Remote application : org.kde.krunner - Remote Object : /App - Function : querySingleRunner - Arguments : windows ""