Reflector
Reflector は Arch Linux Mirror Status ページから最新のミラーリストを取得して、フィルタリングおよび速度でソートし、/etc/pacman.d/mirrorlist
ファイルを上書きする Python スクリプトです。
インストール
使用方法
利用できるコマンドを表示するには、次のコマンドを実行:
# reflector --help
サンプル
reflector(1) § EXAMPLES を参照してください。サンプルは /etc/pacman.d/mirrorlist
を上書きします。root として実行する必要があります。
自動化
Systemd サービス
サービスは、/etc/xdg/reflector/reflector.conf
で指定されたパラメータを使用し Reflector を実行します。このファイルのデフォルトのオプションは、例として示しています。
たとえば、HTTPS をサポートし、上書き /etc/pacman.d/mirrorlist
する最新の5つのミラーを日本とオーストラリアから選択するには、次のコマンドを使用します。
/etc/xdg/reflector/reflector.conf
--save /etc/pacman.d/mirrorlist --country Japan,Australia --protocol https --latest 5
reflector.service
を 有効化 すればミラーリストが起動時に更新されます。
Systemd タイマー
バージョン2020.8 以降、Reflector は systemd/タイマー (reflector.timer
) を提供しており、 Reflector#Systemd サービス reflector.service
を毎週開始します。スケジュールは reflector.timer
を 編集 することで変更できます。
まず、Reflector#Systemd サービス の説明に従って、設定ファイルを編集します。設定ファイルを更新した後、reflector.timer
を 有効化 してください。
ミラーリストをスケジュールより先に更新するには、reflector.service
を start してください。
Pacman フック
pacman-mirrorlist は定期的に更新されず、世界の一部のミラーが追加または削除されたという理由だけで reflector を呼び出します。代わりにタイマーベースの自動化を使いましょう。もし mirrorlist.pacnew
を全くインストールしたくない場合は、pacman.conf
で NoExtract
を使って下さい。