Nix

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Nix は、パッケージ管理の信頼性と再現性を高めることを目的とした純粋に機能的なパッケージマネージャーです。

インストール

Nix のインストールには 3 つの選択肢があります。ネイティブ Arch Linux パッケージ、Nix が公式にサポートするアップストリームインストールスクリプト、および Nix のサードパーティサポートを提供する会社である Determinate Systems が提供する「Zero to Nix」スクリプトです。

ネイティブ

Nix は nix パッケージでインストールできます。

アップストリームインストールスクリプト

ファイルを curl --proto '=https' --tlsv1.2 -sSfL https://nixos.org/nix/install -o nix-install.sh でダウンロードし、ファイルを確認します: less ./nix-install.sh、そしてスクリプトを実行します ./nix-install.sh --daemon で Nix のインストールを開始します。

警告: Nix のドキュメントが示唆しているように curl some-url | sh を実行することは、未知のコードを実行するためセキュリティリスクと見なされます。したがって、実行する前にスクリプトを手動でダウンロードして確認することを推奨します。

Zero to Nix インストールスクリプト

より簡単で、複雑でない Nix のセットアップを望む場合は、Determinate Systems のセットアップを使用できます。ファイルを curl --proto '=https' --tlsv1.2 -sSf -L https://install.determinate.systems/nix -o nix-install.sh でダウンロードし、ファイルを確認します: less ./nix-install.sh、そしてスクリプトを実行します sh ./nix-install.sh install でインストールを開始します。

警告: Determinate Systems が示唆しているように curl some-url | sh を実行することは、未知のコードを実行するためセキュリティリスクと見なされます。したがって、実行する前にスクリプトを手動でダウンロードして確認することを推奨します。
ノート: インストーラーはデフォルトで Determinate Systems にテレメトリを送信します。手動で無効にするには、sh ./nix-install.sh install --diagnostic-endpoint="" を使用してください。

詳細については、Determinate Systems のマニュアル を参照してください。

設定

初めて Nix を使うときには、チャンネルの追加が必要です。ただしその前に、パーミッションの問題を解決しなくてはなりません。

Nix はデフォルトでは /nix フォルダにインストールされます。非特権アカウント で Nix を使いたい場合、以下のコマンドを実行してください:

$ sudo chown -R $USER. /nix/var/nix/{gcroots,profiles}

そして、チャンネルを追加・更新するために、以下のコマンド を実行:

$ nix-channel --add https://nixos.org/channels/nixpkgs-unstable
$ nix-channel --update
$ nix-env -u

非特権の Nix だけを使う場合、以下を実行することで "warning: Nix search path entry '...' does not exist, ignoring" と表示されなくなります:

$ sudo nix-channel --update