Splashy
Splashy は Linux 環境用のユーザー空間によるスプラッシュ画面の実装です。Linux のフレームバッファレイヤーを directfb で使うことで起動時にグラフィカル環境を表示します。
インストール
Splashy を使用するには Kernel Mode Setting を有効にする必要があります。
splashy-fullAUR[リンク切れ: package not found] パッケージをインストールしてください。
Arch Linux フォーラムの こちらのトピック には splashy パッケージを追加できるリポジトリが書かれています。
設定
/etc/rc.conf
以下を /etc/rc.conf
に追加:
/etc/rc.conf
SPLASH="splashy"
initramfs に Splashy を追加
/etc/mkinitcpio.conf
の HOOKS 配列に splashy を追加してください。base, udev, autodetect の後に追加しないと機能しません:
/etc/mkinitcpio.conf
HOOKS="base udev autodetect splashy [...]"
KMS を起動初期段階で起動するために /etc/mkinitcpio.conf
の MODULES 行に radeon (Radeon のカードの場合), i915 (Intel のカードの場合), nouveau (NVIDIA のカードの場合) のどれかを追加:
/etc/mkinitcpio.conf
MODULES="i915" または MODULES="radeon" または MODULES="nouveau"
設定後はカーネルイメージを再生成してください (詳しくは mkinitcpio を参照):
# mkinitcpio -p [name of your kernel preset]
カーネルコマンドライン
ブートローダーのカーネルコマンドラインパラメータとして quiet splash
を設定してください。詳しくはカーネルパラメータを見てください。
テーマ
利用可能なテーマは以下のコマンドで確認できます:
$ ls /usr/share/splashy/themes
フォルダの名前がテーマの名前です。使用するテーマを変更するには:
# splashy_config -s darch-white
その後カーネルイメージを再生成してください:
# mkinitcpio -p [name of your kernel preset]