「ブラウザプラグイン」の版間の差分

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[[tr:Web tarayıcı eklentileri]]
 
 
[[zh-hans:Browser plugins]]
 
[[zh-hans:Browser plugins]]
 
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{{Related articles start}}
{{Related|Opera}}
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{{Related|ブラウザ拡張機能}}
{{Related|Firefox}}
 
{{Related|Chromium}}
 
 
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ブラウザプラグインには使用しているプラグイン API によって2種類のタイプがあります:
 
ブラウザプラグインには使用しているプラグイン API によって2種類のタイプがあります:
*Netscape plugin API (NPAPI): 小型のブラウザで動作するプラグイン ([[Firefox#プラグイン|Firefox は Flash Player プラグインだけをサポート]]しており、[[Chromium]] や [[Opera]] では動作しません)
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*Netscape plugin API (NPAPI): 小型のブラウザで動作するプラグイン ([[Firefox#プラグイン|Firefox は Flash Player プラグインだけをサポート]] しており、[[Chromium]] や [[Opera]] では動作しません)
*Pepper plugin API (PPAPI): [[Chromium]] (Chrome) や [[Opera]]、[[Vivaldi]] で動作するプラグイン
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*Pepper plugin API (PPAPI): [[Chromium]] (Chrome) や [[Opera]]、[[Vivaldi]] で動作するプラグイン ([[Chromium]] は'''もはや'''これらのプラグインをサポートしていません)
 
このページに書かれているほとんどのプラグインは NPAPI オンリーです。そうでない場合は特記します。
 
   
 
== Flash Player ==
 
== Flash Player ==
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{{Warning|Adobe Flash Player のサポートは 2020年12月31日に終了しました。その結果、NPAPI および PPAPI プラグインはどのブラウザーでもサポートされなくなりました。さらに、プロジェクトはバグフィックスやセキュリティアップデートも受けられなくなります。[https://www.adobe.com/products/flashplayer/end-of-life.html]}}
 
{{Warning|Adobe Flash Player のサポートは 2020年12月31日に終了しました。その結果、NPAPI および PPAPI プラグインはどのブラウザーでもサポートされなくなりました。さらに、プロジェクトはバグフィックスやセキュリティアップデートも受けられなくなります。[https://www.adobe.com/products/flashplayer/end-of-life.html]}}
   
古いスタンドアロン版は、{{AUR|flashplayer-standalone}} で[[インストール]]できます。このパッケージは、ハードコードされた使用期限より前のものなので引き続き動作します。
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古いスタンドアロン版は、{{AUR|flashplayer-standalone}} で [[インストール]] できます。このパッケージは、ハードコードされた使用期限より前のものなので引き続き動作します。まだサポートしているブラウザには {{AUR|flashplugin}} があります。(NPAPI) と {{AUR|pepper-flash}} (PPAPI) があります。(PPAPI) は Adobe の最後のプラグインを提供していますが、"kill switch" を削除するパッチを当てています。
 
=== Gnash ===
 
 
[https://www.gnu.org/software/gnash/ GNU Gnash] は Adobe Flash Player のフリー (libre) の代替です。ブラウザプラグインだけでなく、デスクトップコンピュータや携帯デバイスのためのスタンドアロンのプレイヤーとしても利用でき、バージョン7までの SWF フォーマットに対応しています (バージョン8と9は開発中です)。また、ActionScript 2.0 を80%サポートしています。
 
 
[[AUR]] に複数のパッケージが存在します: {{AUR|gnash-git}}。
 
   
 
=== Lightspark ===
 
=== Lightspark ===
   
[http://lightspark.github.com/ Lightspark] は Adobe Flash のフリーな代替を提供しようとしているもうひとつの試みであり、新しい Flash フォーマットのサポートを目指しています。まだ開発途上ですが、[https://github.com/lightspark/lightspark/wiki/Site-Support 人気のサイト]をいくつかサポートしています。
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[http://lightspark.github.com/ Lightspark] は Adobe Flash のフリーな代替を提供しようとしているもうひとつの試みであり、新しい Flash フォーマットのサポートを目指しています。まだ開発途上ですが、[https://github.com/lightspark/lightspark/wiki/Site-Support 人気のサイト] をいくつかサポートしています。
   
Lightspark は [[Arch User Repository|AUR]] にある {{AUR|lightspark-git}} パッケージで[[Pacman|インストール]]できます。
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Lightspark は [[Arch User Repository|AUR]] にある {{AUR|lightspark-git}} パッケージで [[Pacman|インストール]] できます。
   
 
=== Ruffle ===
 
=== Ruffle ===
   
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[https://ruffle.rs/ Ruffle] は [[Rust]] で書かれた Flash Player エミュレータです。スタンドアロンアプリケーションとしてネイティブに実行され、[[Wikipedia:ja:WebAssembly|WebAssembly]] を使用することで最新のすべてのブラウザーで実行されます。現在も開発が活発に行われていますが、基本的な ActionScript 1.0/2.0 のサポートが整備され、改善されています。ActionScript 3.0 のサポートは間もなく開始されます。
[https://ruffle.rs/ Ruffle] is a Flash Player emulator written in [[Rust]]. It runs natively as a standalone application, and on all modern browsers through the use of [[Wikipedia:WebAssembly|WebAssembly]]. While still being under active development, basic ActionScript 1.0/2.0 support is in place and improving; ActionScript 3.0 support is forthcoming.
 
   
Ruffle can be [[install]]ed with one of the {{AUR|ruffle-git}} or {{AUR|ruffle-nightly-bin}} packages.
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Ruffle {{AUR|ruffle-git}} または {{AUR|ruffle-nightly-bin}} パッケージのいずれかで [[インストール]] できます。
   
 
== Java (IcedTea) ==
 
== Java (IcedTea) ==
   
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{{Note|どちらの Java プラグインも NPAPI のみです。}}
{{Note|Java プラグインは NPAPI プラグインしか存在せず Chromium, Opera, Firefox ([https://support.mozilla.org/t5/Problems-with-add-ons-plugins-or/Why-do-Java-Silverlight-Adobe-Acrobat-and-other-plugins-no/ta-p/31069 52 以上]) では動作しません。[[Firefox#インストール|Firefox ESR]] は2018年まで NPAPI プラグインをサポートします。}}
 
   
ブラウザの [[Java]] サポートを有効にする方法は2つあります: オープンソースの [[Wikipedia:ja:OpenJDK|OpenJDK]] (推奨) と Oracle のプロプライエタリバージョンです。OpenJDK がなぜ推奨なのかは[https://mailman.archlinux.org/pipermail/arch-general/2011-August/021671.html これ]をさい。
+
ブラウザの [[Java]] サポートを有効にする方法は2つあります: オープンソースの [[Wikipedia:ja:OpenJDK|OpenJDK]] (推奨) と Oracle のプロプライエタリバージョンです。OpenJDK がなぜ推奨なのかは [https://lists.archlinux.org/archives/list/arch-general@lists.archlinux.org/thread/HDP44IALPZYBOSJERSXIAHAORDVRNLWB/] 参照しください。
   
 
OpenJDK を使うには、[http://icedtea.classpath.org/wiki/Main_Page IcedTea] ブラウザプラグイン {{Pkg|icedtea-web}} をインストールする必要があります。
 
OpenJDK を使うには、[http://icedtea.classpath.org/wiki/Main_Page IcedTea] ブラウザプラグイン {{Pkg|icedtea-web}} をインストールする必要があります。
   
 
Oracle の JRE を使いたい場合は、[[Arch User Repository|AUR]] にある {{AUR|jre}} パッケージをインストールしてください。
 
Oracle の JRE を使いたい場合は、[[Arch User Repository|AUR]] にある {{AUR|jre}} パッケージをインストールしてください。
 
== Pipelight ==
 
 
[[Pipelight]] を見て下さい。
 
   
 
== マルチメディアの再生 ==
 
== マルチメディアの再生 ==
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== MozPlugger ==
 
== MozPlugger ==
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{{warning|MozPlugger はメンテナンスされていません。最終リリースは 2014 年です。}}
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[https://web.archive.org/web/20190405220309/http://mozplugger.mozdev.org/ MozPlugger] は、ブラウザー内でさまざまな種類のマルチメディアを表示できる NPAPI プラグインです。これを実現するために、MPlayer、xine、Evince、OpenOffice、TiMidity などの外部プログラムを使用します。
   
 
MozPlugger は {{AUR|mozplugger}} パッケージでインストールできます。
 
MozPlugger は {{AUR|mozplugger}} パッケージでインストールできます。
   
 
[http://mozplugger.mozdev.org/ MozPlugger] はブラウザの中で多種のマルチメディアを表示できる Mozilla プラグインです。表示のために MPlayer, xine, Evince, OpenOffice, TiMidity などの外部プログラムを使用します。MozPlugger によって使用するアプリケーションを変更・追加するには {{ic|/etc/mozpluggerrc}} ファイルを修正してください。
 
[http://mozplugger.mozdev.org/ MozPlugger] はブラウザの中で多種のマルチメディアを表示できる Mozilla プラグインです。表示のために MPlayer, xine, Evince, OpenOffice, TiMidity などの外部プログラムを使用します。MozPlugger によって使用するアプリケーションを変更・追加するには {{ic|/etc/mozpluggerrc}} ファイルを修正してください。
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=== PDF ビューア ===
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{{ic|/etc/mozpluggerrc}} ファイルで {{ic|pdf}} を含む行を見つけ、{{ic|GV()}} の後の対応する行を次のように変更します。
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repeat noisy swallow(''pdf_reader'') fill: ''pdf_reader'' "$file"
  +
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Firefox を使用する場合、{{ic|about:config}} の 2 つの値を変更する必要がある場合があります。
  +
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* {{ic|pdfjs.disabled}} の値を ''true'' に変更します。
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* {{ic|plugin.disable_full_page_plugin_for_types}} の値を空の値に変更します。
  +
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次に、Firefox を再起動してプラグインを使用します。
  +
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=== OpenOffice の代わりに LibreOffice を使用する ===
   
 
例えば、{{ic|doc}} ファイルを開くのに MozPlugger はデフォルトで OpenOffice を使います。LibreOffice を使うように変更させるには、OpenOffice のセクションを見て下さい:
 
例えば、{{ic|doc}} ファイルを開くのに MozPlugger はデフォルトで OpenOffice を使います。LibreOffice を使うように変更させるには、OpenOffice のセクションを見て下さい:
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{{Note|{{ic|doc}} ファイルを開く規定のアプリケーションとして LibreOffice が選択されることを確認してください。}}
 
{{Note|{{ic|doc}} ファイルを開く規定のアプリケーションとして LibreOffice が選択されることを確認してください。}}
   
  +
=== Kate で cpp ファイルを開く ===
もう一つの例として、シンタックスハイライトを使うためにお気に入りのテキストエディタで (ここでは Kate を使います)、{{ic|cpp}} ファイルを開きたい場合、{{ic|mozpluggerrc}} ファイルに新しいセクションを追加します:
 
  +
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別の簡単な例として、{{ic|cpp}} ファイルをお気に入りのテキストエディター (Kate を使用します) で開き、構文を強調表示する場合は、{{ic|mozpluggerrc}} ファイルに新しいセクションを追加するだけです。
 
{{hc|/etc/mozpluggerrc|
 
{{hc|/etc/mozpluggerrc|
 
text/x-c++:cpp:C++ Source File
 
text/x-c++:cpp:C++ Source File
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repeat noisy swallow(kate) fill: kate -b "$file"
 
repeat noisy swallow(kate) fill: kate -b "$file"
 
}}
 
}}
  +
  +
=== MPlayer の代わりに mpv を使用する ===
   
 
[[mpv]] が代わりに使われるようにデフォルトの MPlayer を変更するには、以下のように適切な行を変更してください:
 
[[mpv]] が代わりに使われるようにデフォルトの MPlayer を変更するには、以下のように適切な行を変更してください:
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...
 
...
 
}}
 
}}
 
MozPlugger のオプションの完全なリストは [http://www.linuxmanpages.com/man7/mozplugger.7.php このページ] を見て下さい。
 
 
== トラブルシューティング ==
 
=== インストールしたプラグインが動作しない ===
 
 
プラグインのパスが設定されていないのが共通の問題です。インストールした後 Firefox を起動する前にユーザーが再ログインをしていないときに発生します。パスが設定されていないかどうかテストしてください:
 
$ printenv MOZ_PLUGIN_PATH
 
設定されていない場合は、再ログインするか、{{ic|/etc/profile.d/mozilla-common.sh}} を読み込んで同じシェルから Firefox を起動してください:
 
$ source /etc/profile.d/mozilla-common.sh && firefox
 

2023年8月18日 (金) 22:42時点における最新版

関連記事

ブラウザプラグインには使用しているプラグイン API によって2種類のタイプがあります:

Flash Player

Adobe Flash Player

警告: Adobe Flash Player のサポートは 2020年12月31日に終了しました。その結果、NPAPI および PPAPI プラグインはどのブラウザーでもサポートされなくなりました。さらに、プロジェクトはバグフィックスやセキュリティアップデートも受けられなくなります。[1]

古いスタンドアロン版は、flashplayer-standaloneAURインストール できます。このパッケージは、ハードコードされた使用期限より前のものなので引き続き動作します。まだサポートしているブラウザには flashpluginAUR があります。(NPAPI) と pepper-flashAUR (PPAPI) があります。(PPAPI) は Adobe の最後のプラグインを提供していますが、"kill switch" を削除するパッチを当てています。

Lightspark

Lightspark は Adobe Flash のフリーな代替を提供しようとしているもうひとつの試みであり、新しい Flash フォーマットのサポートを目指しています。まだ開発途上ですが、人気のサイト をいくつかサポートしています。

Lightspark は AUR にある lightspark-gitAUR パッケージで インストール できます。

Ruffle

RuffleRust で書かれた Flash Player エミュレータです。スタンドアロンアプリケーションとしてネイティブに実行され、WebAssembly を使用することで最新のすべてのブラウザーで実行されます。現在も開発が活発に行われていますが、基本的な ActionScript 1.0/2.0 のサポートが整備され、改善されています。ActionScript 3.0 のサポートは間もなく開始されます。

Ruffle は ruffle-gitAUR または ruffle-nightly-binAUR パッケージのいずれかで インストール できます。

Java (IcedTea)

ノート: どちらの Java プラグインも NPAPI のみです。

ブラウザの Java サポートを有効にする方法は2つあります: オープンソースの OpenJDK (推奨) と Oracle のプロプライエタリバージョンです。OpenJDK がなぜ推奨なのかは [2] を参照してください。

OpenJDK を使うには、IcedTea ブラウザプラグイン icedtea-web をインストールする必要があります。

Oracle の JRE を使いたい場合は、AUR にある jreAUR パッケージをインストールしてください。

マルチメディアの再生

多くのブラウザは GStreamer フレームワークをサポートしており HTML5 の <audio><video> エレメントでマルチメディアを再生できます。GStreamer がサポートされているかは、ブラウザのパッケージの任意の依存パッケージを確認してください (webkit ベースのブラウザを使っている場合 webkitgtk2AUR または qt5-webkit を確認してください)。それぞれのプラグインの説明は GStreamer#インストール を見て下さい。

  • Rosa Media Player Plugin — Qt と MPlayer を利用するブラウザプラグイン。
https://abf.rosalinux.ru/uxteam/ROSA_Media_Player || rosa-media-player-pluginAUR
  • VLC Plugin — NPAPI ベースのプラグイン、VLC を使用。
https://code.videolan.org/videolan/npapi-vlc || npapi-vlcAUR

MozPlugger

警告: MozPlugger はメンテナンスされていません。最終リリースは 2014 年です。

MozPlugger は、ブラウザー内でさまざまな種類のマルチメディアを表示できる NPAPI プラグインです。これを実現するために、MPlayer、xine、Evince、OpenOffice、TiMidity などの外部プログラムを使用します。

MozPlugger は mozpluggerAUR パッケージでインストールできます。

MozPlugger はブラウザの中で多種のマルチメディアを表示できる Mozilla プラグインです。表示のために MPlayer, xine, Evince, OpenOffice, TiMidity などの外部プログラムを使用します。MozPlugger によって使用するアプリケーションを変更・追加するには /etc/mozpluggerrc ファイルを修正してください。

PDF ビューア

/etc/mozpluggerrc ファイルで pdf を含む行を見つけ、GV() の後の対応する行を次のように変更します。

repeat noisy swallow(pdf_reader) fill: pdf_reader "$file"

Firefox を使用する場合、about:config の 2 つの値を変更する必要がある場合があります。

  • pdfjs.disabled の値を true に変更します。
  • plugin.disable_full_page_plugin_for_types の値を空の値に変更します。

次に、Firefox を再起動してプラグインを使用します。

OpenOffice の代わりに LibreOffice を使用する

例えば、doc ファイルを開くのに MozPlugger はデフォルトで OpenOffice を使います。LibreOffice を使うように変更させるには、OpenOffice のセクションを見て下さい:

/etc/mozpluggerrc
...
### OpenOffice
define([OO],[swallow(VCLSalFrame) fill: ooffice2.0 -nologo -norestore -view $1 "$file"
    swallow(VCLSalFrame) fill: ooffice -nologo -norestore -view $1 "$file"
    swallow(VCLSalFrame) fill: soffice -nologo $1 "$file"])
...

そして LibreOffice をリストの一番最初に加えて下さい:

/etc/mozpluggerrc
...
### LibreOffice/OpenOffice
define([OO],[swallow(VCLSalFrame) fill: libreoffice --nologo --norestore --view $1 "$file"
    swallow(VCLSalFrame) fill: ooffice2.0 -nologo -norestore -view $1 "$file"
    swallow(VCLSalFrame) fill: ooffice -nologo -norestore -view $1 "$file"
    swallow(VCLSalFrame) fill: soffice -nologo $1 "$file"])
...
ノート: doc ファイルを開く規定のアプリケーションとして LibreOffice が選択されることを確認してください。

Kate で cpp ファイルを開く

別の簡単な例として、cpp ファイルをお気に入りのテキストエディター (Kate を使用します) で開き、構文を強調表示する場合は、mozpluggerrc ファイルに新しいセクションを追加するだけです。

/etc/mozpluggerrc
text/x-c++:cpp:C++ Source File
text/x-c++:hpp:C++ Header File
    repeat noisy swallow(kate) fill: kate -b "$file"

MPlayer の代わりに mpv を使用する

mpv が代わりに使われるようにデフォルトの MPlayer を変更するには、以下のように適切な行を変更してください:

/etc/mozpluggerrc
...
### MPlayer

#define(MP_CMD,[mplayer -really-quiet -nojoystick -nofs -zoom -vo xv,x11 -ao esd,alsa,oss,arts,null -osdlevel 0 $1 </dev/null])
define(MP_CMD,[mpv -really-quiet $1 </dev/null])

#define(MP_EMBED,[embed noisy ignore_errors: MP_CMD(-xy $width -wid $window $1)])
define(MP_EMBED,[embed noisy ignore_errors: MP_CMD(--autofit=$width -wid $window $1)])

#define(MP_NOEMBED,[noembed noisy ignore_errors maxaspect swallow(MPlayer): MP_CMD($1)])
define(MP_NOEMBED,[noembed noisy ignore_errors maxaspect swallow(mpv): MP_CMD($1)])

...

#define(MP_AUDIO,[mplayer -quiet -nojoystick $1 </dev/null])
define(MP_AUDIO,[mpv -really-quiet $1 </dev/null])

#define(MP_AUDIO_STREAM,[controls stream noisy ignore_errors: mplayer -quiet -nojoystick $1 "$file" </dev/null])
define(MP_AUDIO_STREAM,[controls stream noisy ignore_errors: mpv -really-quiet $1 "$file" </dev/null])
...