cmus

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cmus (C* MUsic Player) は主要な音声フォーマットをサポートする、小さくて高速でパワフルなコンソール音楽プレイヤーです。ギャップレス再生や ReplayGain のサポート、MP3 や Ogg のストリーミング、ライブフィルタリング、インスタント起動、キーバインドのカスタマイズなど様々な機能が揃っており、デフォルトキーバインドは vi スタイルになっています。

インストール

cmus パッケージをインストールしてください。あるいは開発版は cmus-gitAUR でインストールできます。

利用可能な コーデック および出力プラグインのオプションの依存関係を参照してください (インストールされているプラ​​グインは、cmus --plugins で一覧表示できます。)

cmus で alsa を使う

Advanced Linux Sound Architecture で cmus を使用する場合、デフォルト設定では音楽が再生できません。cmus を起動してもおそらく何も表示されません。alsa を使うには、新しい設定ファイルを作成して以下の変数を設定してください:

~/.config/cmus/rc
set output_plugin=alsa
set dsp.alsa.device=default
set mixer.alsa.device=default
set mixer.alsa.channel=Master

使用方法

こちらを参照 cmus(1)cmus-tutorial(7)cmus-remote(1)

設定

cmus を設定するには、cmus(1) を参照してください。

リモートコントロール

Cmus は cmus-remote で unix ソケットを使うことで外部から操作することができます。これのおかげで外部アプリケーションやキーバインドで再生を制御するのが簡単になっています。

例としては XF86 のキーボードイベントで Cmus の再生を制御するという使い方があります。以下のスクリプトは Cmus が起動していない場合 xterm ターミナルで Cmus を起動して、既に起動している場合は再生/停止を切り替えます:

#!/bin/sh
# This command will break if you rename it to
# something containing "cmus".

if ! pgrep cmus ; then
  xterm -e cmus
else
  cmus-remote -u
fi

上記のコードをファイル ~/bin/cplay にコピーし、実行可能属性を付与 します。

Openbox で cmus-remote を使用するには、Openbox#rc.xml を参照してください。

JACK

cmus を JACK サーバーと連携させるには、cmus で上記のコマンドを実行します。

:set output_plugin=jack

オーディオ scrobbling

Cmus はオーディオ scrobbling 自体をサポートしていませんが、サードパーティソリューション があります。Last.fm または Libre.fm の scrobbling 用に cmusfmAUR をインストールします。初期設定では、cmusfm init を実行し、リンクに従って認証を実行します。

デフォルトでは、cmusfm は Last.fm サービスに scrobbling します。ただし、設定ファイル (~/.config/cmus/cmusfm.confservice-api-url および service-auth-url) オプションを変更することで、この動作を変更することができます。その後、新しい scrobbling サービスで認証するために、cmusfm cmusfm init を再初期化する必要があります。Libre.fm を scrobbling サービスとして使用するには、次のような設定を使用します。

~/.config/cmus/cmusfm.conf
service-api-url = "https://libre.fm/2.0/"
service-auth-url = "https://libre.fm/api/auth"

次のステップは、cmusfm を cmus の status program として設定することです。メイン cmus ウィンドウでコマンドを実行します :set status_display_program=cmusfm

トラブルシューティング

追加後にトラックが表示されない

追加したばかりのトラックが表示されない場合は、ffmpeg パッケージをインストールしていないことが原因である可能性があります。利用可能なファイル拡張子は次のようにして確認できます。

$ cmus --plugins

参照