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If you are browsing photos from a modern camera with EXIF data, it is interesting to use the {{ic|--auto-rotate}} option to automatically rotate images. This does not alter the file.
   
 
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====ファイルブラウザの画像ランチャー====

2021年7月9日 (金) 17:57時点における版

関連記事

feh は軽量かつ強力な画像ビューアであり、壁紙を管理する機能がないスタンドアロンのウィンドウマネージャの壁紙管理にも使えます。

インストール

feh パッケージをインストールしてください。

使用法

feh は細かく設定することができます。オプションの完全なリストを見るには、feh --help を実行するか feh(1) man ページを参照してください。

画像ビューア

特定のディレクトリの画像をすばやく見るには、以下の引数をつけて feh を起動します:

$ feh -g 640x480 -d -S filename /path/to/directory
  • -g フラグは画像を強制的に 640x480 以下で表示します
  • -d フラグはファイル名を表示します
  • -S filename フラグは画像をファイル名でソートします

他にも様々なオプションが使えます。

ヒント: The --start-at option will display a selected image in feh while allowing to browse all other images in the directory as well, in their default order, i.e. as if you had run "feh *" and cycled through to the selected image. For example, feh --start-at ./foo.jpg . views all images in the current directory, starting with foo.jpg.

If you are browsing photos from a modern camera with EXIF data, it is interesting to use the --auto-rotate option to automatically rotate images. This does not alter the file.

ファイルブラウザの画像ランチャー

以下のスクリプトはファイルブラウザに使えます。feh で選択した画像が表示されますが、ディレクトリの他の画像もブラウズすることができます。"feh *" を実行して選択した画像を順に切り替えるのと同じです。

このスクリプトを使う場合、最初の引数はファイル名です。

feh_browser.sh
#!/bin/bash

shopt -s nullglob

if [[ ! -f $1 ]]; then
	echo "$0: first argument is not a file" >&2
	exit 1
fi

file=$(basename -- "$1")
dir=$(dirname -- "$1")
arr=()
shift

cd -- "$dir"

for i in *; do
	[[ -f $i ]] || continue
	arr+=("$i")
	[[ $i == $file ]] && c=$((${#arr[@]} - 1))
done

exec feh "$@" -- "${arr[@]:c}" "${arr[@]:0:c}"

選択した画像のパスを付けてスクリプトを呼び出して下さい。他にも feh に引数を追加することができます。以下はファイルブラウザで使うことができるランチャーの例です:

$ /path/to/script/feh_browser.sh %f -F -Z

-F-Z は feh の引数です。-F は画像をフルスクリーンモードで開いて、-Z は自動的に画像を拡大します。-q (quiet) フラグは feh がカレントフォルダから画像以外のファイルをロードしようとしたときにターミナルにエラーメッセージを表示しないようにします。

シンプルに記述すると:

feh_browser.sh
#! /bin/sh
feh -. "$(dirname "$1")" --start-at "$1"

上のスクリプトはオプションを受け付けません。

デスクトップの壁紙マネージャ

feh は Openbox, Fluxbox, xmonad などのデスクトップ機能がないウィンドウマネージャの壁紙を管理するのに使えます。

GNOME を使用している場合、GNOME Files がデスクトップを管理しないようにする必要があります。それには次のコマンドを実行するのが一番簡単です:

$ gconftool-2 --set /apps/nautilus/preferences/show_desktop --type boolean false

以下のコマンドは最初の壁紙を設定する例です:

$ feh --bg-scale /path/to/image.file

他にも以下のようなスケーリングオプションがあります:

--bg-tile FILE
--bg-center FILE
--bg-max FILE
--bg-fill FILE

次のセッション時に壁紙をまた設定するには、スタートアップファイルに以下を追加してください (例: ~/.xinitrc, ~/.config/openbox/autostart など):

$ sh ~/.fehbg &

壁紙画像を変更するには、上記の feh --bg-scale /path/to/image.file コマンドを実行した後に作成される ~/.fehbg ファイルを編集してください。

SVG 画像を開く

$ feh --conversion-timeout 1 file.svg

imagemagick が必要です。

ランダム壁紙画像

--bg-foo オプションのどれかと --randomize オプションを使うことでランダムに壁紙を feh で設定することができます、例えば:

$ feh --randomize --bg-fill ~/.wallpaper/*

上記のコマンドは ~/.wallpaper/ ディレクトリのファイルからランダムで画像を壁紙に設定します。もしくは、壁紙をサブフォルダに分割している場合は、再帰的に実行することもできます:

$ feh --recursive --randomize --bg-fill ~/.wallpaper

セッションごとに ~/.wallpaper から異なる壁紙をランダムに設定するには、以下を .xinitrc に追加します:

$ feh --bg-max --randomize ~/.wallpaper/* &

以下のように .fehbg を編集することでもランダムに壁紙を設定できます:

$HOME/.fehbg
feh --bg-max --randomize --no-fehbg ~/.wallpaper/* 

定期的に壁紙を変更するには、スクリプトや cron ジョブ、または systemd のサービスなどを使って、一定間隔でコマンドを実行してください。

スクリプトを使用

壁紙をランダムに表示するには、以下のコードでスクリプトを作成します (例: wallpaper.sh)。スクリプトには実行可能属性を付与してください:

$ chmod +x wallpaper.sh

~/.xinitrc からスクリプトを呼び出して下さい。もしくは別のファイルを作らないで ~/.xinitrc に直接ソースを記述することもできます。

~/.wallpaper ディレクトリや 15m という時間はを必要に応じて変更してください (オプションは man sleep を参照)。

wallpaper.sh
#!/bin/sh

while true; do
	find ~/.wallpaper -type f \( -name '*.jpg' -o -name '*.png' \) -print0 |
		shuf -n1 -z | xargs -0 feh --bg-max
	sleep 15m
done

find ~/.wallpaperfind ~/.wallpaper/ に変更する必要があるかもしれません。

以下のバージョンは大して変わっていませんが、ディレクトリを再帰的に検索しません:

wallpaper.sh
#!/bin/bash

shopt -s nullglob
cd ~/.wallpaper

while true; do
	files=()
	for i in *.jpg *.png; do
		[[ -f $i ]] && files+=("$i")
	done
	range=${#files[@]}

	((range)) && feh --bg-scale "${files[RANDOM % range]}"

	sleep 15m
done
xinerama 以外のデュアルスクリーン

このスクリプトは nvidia twinview (など) のデュアルスクリーン環境で壁紙を追加できるように feh の実行を変えています。

wallpaper.sh
#!/bin/sh
exec feh --bg-max --no-xinerama "$@"

cron ジョブを使用

cron ジョブを使うことで同じようなことができ、継続的にスクリプトを sleep させる必要はなくなります。

$ crontab -e を実行して以下を追加:

* * * * *  DISPLAY=:0.0 feh --bg-max "$(find ~/.wallpaper/|shuf -n1)"

systemd ユーザーセッションを使用

ノート: 以下は systemd ユーザーセッションを使っている場合にのみ使うことができます。詳しくは Systemd/ユーザー を見て下さい。

ユニットサービスファイルを作成:

$HOME/.config/systemd/user/feh-wallpaper.service
[Unit]
Description=Random wallpaper with feh

[Service]
Type=oneshot
EnvironmentFile=%h/.wallpaper
ExecStart=/bin/bash -c '/usr/bin/feh --bg-max "$(find ${WALLPATH}|shuf|head -n 1)"'

[Install]
WantedBy=default.target

そしてタイマーファイルを作成。時間は必要に応じて変更して下さい。この例では 15 seconds になっています。

$HOME/.config/systemd/user/feh-wallpaper.timer
[Unit]
Description=Random wallpaper with feh

[Timer]
OnUnitActiveSec=15s
Unit=feh-wallpaper.service

[Install]
WantedBy=default.target

この例ではホームディレクトリの隠しファイルで設定を行い、画像が保存されているディレクトリのパスを指定します。

$HOME/.wallpaper
WALLPATH=/home/user/.wallpaper/

feh-wallpaper.timer を有効化して下さい。詳しくは systemd/タイマー#管理を参照。

ノート: systemd ユーザーセッションでは、systemctl--user フラグを使って下さい。