「Gitfs」の版間の差分

提供: ArchWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
(Kusanaginoturugi (トーク) による版 16631 を取り消し)
タグ: 取り消し
 
(同じ利用者による、間の1版が非表示)
24行目: 24行目:
   
 
{{ic|/var/lib/gitfs}} ディレクトリが必要ですが自動では作成されません。通常ユーザーで gitfs をマウントしたい場合、そのユーザーに書き込み権限を与えてください:
 
{{ic|/var/lib/gitfs}} ディレクトリが必要ですが自動では作成されません。通常ユーザーで gitfs をマウントしたい場合、そのユーザーに書き込み権限を与えてください:
sudo mkdir /var/lib/gitfs
+
# mkdir /var/lib/gitfs
sudo chown username:users /var/lib/gitfs
+
# chown username:users /var/lib/gitfs
   
 
=== pygit2 への書き込み権限 ===
 
=== pygit2 への書き込み権限 ===
31行目: 31行目:
 
gitfs を最初に実行したとき、gitfs は自己解析を開始しますが、通常ユーザーで実行していると失敗します。一度 root で実行してください。何かマウントをする必要はありません。root でヘルプメッセージを表示するだけで十分です:
 
gitfs を最初に実行したとき、gitfs は自己解析を開始しますが、通常ユーザーで実行していると失敗します。一度 root で実行してください。何かマウントをする必要はありません。root でヘルプメッセージを表示するだけで十分です:
   
sudo gitfs -h
+
# gitfs -h
   
 
=== ssh 鍵の使用 ===
 
=== ssh 鍵の使用 ===

2020年7月7日 (火) 13:58時点における最新版

gitfs より:

gitfs は git と完全に統合された FUSE ファイルシステムです。リモートリポジトリのブランチをローカルでマウントすることができ、ファイルに変更を加えると自動的にリモートにコミットされます。
あらゆるリポジトリをマウントすることができ、変更は全て自動的にコミットに変換されます。また、gitfs は全てのコミットのスナップショットをシミュレートすることで現在使用しているブランチの履歴を陳列します。
gitfs は全てのファイルを追跡したい場合に有益ですが、同時に、コミットに変換されるのを自分で管理することはできません。

インストール

gitfsAURインストールしてください。

使用方法

gitfs を使うことでリモートの git リポジトリを FUSE ファイルシステムとしてマウントできます。例:

$ gitfs http://example.com/repository.git /mount/directory

詳しくは ドキュメント を見てください。

トラブルシューティング

/var/lib/gitfs への書き込み権限

/var/lib/gitfs ディレクトリが必要ですが自動では作成されません。通常ユーザーで gitfs をマウントしたい場合、そのユーザーに書き込み権限を与えてください:

# mkdir /var/lib/gitfs
# chown username:users /var/lib/gitfs

pygit2 への書き込み権限

gitfs を最初に実行したとき、gitfs は自己解析を開始しますが、通常ユーザーで実行していると失敗します。一度 root で実行してください。何かマウントをする必要はありません。root でヘルプメッセージを表示するだけで十分です:

# gitfs -h

ssh 鍵の使用

Gitfs (と依存ライブラリの pygit2) は活発に開発されておりオプションも頻繁に変更されます。公式ドキュメント では -o key= オプションを使って鍵を変更できると書かれていますが、AUR のバージョン 0.4.1-1 では -o ssh_key= を使う必要があります。鍵がパスフレーズによって保護されている場合、gitfs はパスフレーズを要求せず、ただエラーを返します:

_pygit2.GitError: Failed to authenticate SSH session: Callback returned error

以下を実行して別の鍵を作成することを推奨します:

ssh-keygen
/home/user/.ssh/gitfs_rsa
<empty passphrase>
<empty passphrase again>