Smart Common Input Method

提供: ArchWiki
2012年1月7日 (土) 18:44時点におけるimported>Skydiverによる版 (fix i18n template)
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テンプレート:I18n

ノート: SCIM はもはやメンテナンスされていません。現在もメンテナンスが行われている IBus および uim の利用を検討してみてください。

このページではSCIMを用いた日本語入力について述べます。 SCIMの特徴や目的に関する記述はWikipediaのSCIMの項に任せます。

インストール

日本語入力には、

  • 日本語フォント(Fontsを参照)
  • 入力メゾッド(SCIM)
  • IMエンジン(このページではAnthy及びMozcについて記載する)

が必要です。

SCIM

# pacman -S scim

使用環境によってはscim-bridgeが必要かもしれません。

# pacman -S scim-bridge

Anthy

Anthyを使用する場合。

# pacman -S scim-anthy

Mozc

Mozcを使用する場合。

$ yaourt -S mozc

PKGBUILDを編集し、「_scim_mozc="yes"」のコメントアウトを解除してください。

## You can choose the input method framework to use either ibus, scim or both.
## If you will be not using ibus, comment out below.
#_ibus_mozc="yes"
## If you will be using scim, uncomment below.
_scim_mozc="yes"

設定

環境変数

以下の設定を~/.bashrc、~.xprofile、/etc/profileのいずれかに記述します。

export XMODIFIERS=@im=SCIM
export GTK_IM_MODULE="scim"
export QT_IM_MODULE="scim"

または、

export XMODIFIERS=@im=SCIM
export GTK_IM_MODULE="scim-bridge"
export QT_IM_MODULE="scim-bridge"

一部のアプリケーション上で日本語入力ができない場合には後者の設定で解決することがあります。

起動

コンピュータを再起動し、SCIMを起動します。

$ scim -d

「-d」はデーモンとして起動するためのオプションです。

セットアップ

デスクトップ環境のメニューから「SCIM Input Method Setup」を起動するか、

$ scim-setup

によりSCIM及びIMエンジンの設定ができます。