ヘルプ:効果的な見出し

提供: ArchWiki
2020年4月9日 (木) 13:23時点におけるNy-a (トーク | 投稿記録)による版 (→‎False multi-level structure: 追加訳出(→‎間違った複数レベルの構造: にセクション見出しを変更))
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この記事は wiki の作者や編集者を対象にかかれており、実用的な記事を作成して ArchWiki の読者に見聞を広めるのを補助します。

この記事を読むのに wiki ページを編集する方法を知る必要はありません。技術的な編集ハウツーよりも、もっと全般的なスタイルガイドです。

記事の見出しについて

見出しは新しいセクションの始まりを示します。セクションはツリーの形で、他のセクションの中に配置することができます。セクションの構造を反映させるために、見出しは複数の書き方があります。セクションとその対応する見出しは、他のセクションとの相対的な位置によってレベル分けされます。

この記事で使用する用語

他のセクションに含まれているセクションは、そのコンテナ(または)よりも低レベルと呼ばれます。つまり親は高レベルということです。

それぞれの見出しと、同じレベルの次の見出しまでを表わすテキストは、ヘディングと呼ばれます。

ヘディングはツリーの中でのレベルを表現する番号を持っています。高いレベルのヘディングは小さい番号で、その逆も同じです。例えば、ArchWiki でのページのタイトルはヘディングレベル1です。

見出しの使用

見出しとヘディングはいくつかの重要な目的のために使われます。

  • より情報を吸収できるように読者の読む速度を下げる
  • ページの一部を論理的なグループにまとめる
  • 重要なテキストであることを示す

読者の足を止めさせる

読者にトピックを導入するとき、短いページでも読むのにある程度の時間が必要であることを知っている必要があります。見出しは、それに続くセクションを読む前に読者の読む速度を下げる緩衝材として機能します。これにより、読者に内容について考え、続くテキストを読む準備をさせることができます。

パラグラフをサブトピックにまとめる

ほとんどの場合、ページはただ1つのトピックだけにとどまらず、主要なトピックを説明して拡大するために、関連するトピックに寄り道する必要があるでしょう。そのような寄り道は、読者が全体をざっと読むときには混乱を招くかもしれません。そのため、そのような寄り道を知らせる必要があります。

重要な部分を目立たせる

時々、読者はページの中で特に興味のある部分を探すため、目次だけを見たいかもしれません。見出しだけを見るかもしれません。どちらの場合も、明確に書かれた見出しはページの重要なセクションを見つけるのに役立ちます。さらに、目次は自動で生成され、ページ内のヘディングをリストアップします。

見出しと目次

ページの目次は、2つ以上の見出しがあるときに自動で生成されます。目次を隠すには、ページのどこかに次のコードの行を追加する必要があります。

__NOTOC__

見出しのレベルについて

ヘディングのレベルについて、いくつか重要なことがあります。

重要性が等価なら同じレベルの見出しを使う

これは文字通りだと思うかもしれませんが、見た目ほど簡単ではありません。次の例を見てください。

  • Introduction
  • Step 1: Installing X
  • Step 2: Editing keyboard settings
  • Step 3: Editing mouse settings
  • Step 4: Editing display settings
  • Step 5: Adding fglrx options
  • Step 6: Starting X
  • Conclusions

このリストを慎重に分析すると、ステップ2から4はステップ1と6よりも重要性が低く、ステップ5は最も重要性が低いことに気付くでしょう。これらのステップが他のステップよりもテキストの量が多い・少ないということを言っているのではありません。重要なのは概念として重要かどうかです。

これを修正するには、以下のように変更します。

  • Introduction
  • Step 1: Installing X
  • Step 2: Configuring X
    • Step 2a: Editing keyboard settings
    • Step 2b: Editing mouse settings
    • Step 2c: Editing display settings
      • Step 2c-1: Adding fglrx options
  • Step 3: Starting X
  • Conclusions

ご覧の通り、ステップ2から4を Configuring X というタイトルのヘディングに統合して、ヘディングを3つのサブヘディングに分割しました。さらに、ステップ5をステップ2cに移動して、サブヘディングに変更しました。

一番高いレベルのヘディングは常に最高レベルにする

これも常識のように聞こえるかもしれませんが、1つの小さい問題があります。見出しにはフォーマットスタイルが当てられます。多くの人はそのフォーマットのルールをページの見た目を変えるために使ってしまいます。これは壊れたヘディングの構造を作ります。

次の例を見てください。

  • Introduction
  • Step 1
  • Step 2
  • Step 3
    • Conclusion

このページの編集者は、レベル1のヘディングは Conclusion のような重要ではないセクションには大きすぎると思い、レベル2のヘディングを使う方がいいと考えました。これは最後のセクションが他のセクションより1レベル下であるヘディング構造の結果となります。正しい構造は以下のようになるでしょう。

  • Introduction
  • Step 1
  • Step 2
  • Step 3
  • Conclusion

conclusion は他のセクションと同じレベルになりました。

ノート: IntroductionConclusion といったセクションがページのメインと同じ重要性を持つことは奇妙に映るかもしれませんが、そのようなセクションは実際重要です。ページの最後に(このような)ノートを追加したり、うまくまとまっていない・欠けているセクションを完全に除外したりして、セクションを見た目の問題のためだけに低いレベルに降格することを避けた方がよいです。

ヘディング構造のタイプ

使われているレベルの種類と目的に基づいて、ヘディング構造は以下のようなカテゴリに分類されます。

  1. 1レベルだけの構造
  2. 間違った複数レベルの構造
  3. 複数レベルの構造

1レベルだけの構造

ページを編集するとき、一番率直な方法は複数のステップに分割することです。ステップは実際のステップである必要はなく、何か読者が取る必要のあるステップです。あるいは、編集者がページを書いていくときに取るステップかもしれません。どの場合も、ステップは連続していて、1レベルだけの構造になります。

このような種類のページの典型的な構成は以下のようになるでしょう。

  • Introduction
  • Step 1: doing this or the other
  • Step 2: cleaning up
  • Step 3: troubleshooting
  • Further reading

これはシンプルな3つのステップの導入と、参照できるリンクです。

間違った複数レベルの構造

時には、シンプルで連続した1レベルだけの構造から外れる必要があります。

Side-note

Usually, you need to deviate shortly from the main flow to elaborate on something.

  • Introduction
  • Step 1: doing this or the other
    • Notes on configuring XYZ
  • Step 2: cleaning up
  • Step 3: troubleshooting
  • Further reading

Consider this an alternative to adding notes and comments via the Note template.

Mark auxiliary information

Maybe you want to add a marker to some important part that acts as a additional argument to main discussion, or enhances the main discussion in some other way.

  • Introduction
  • Step 1: doing this or the other
    • Here is the sample code
  • Step 2: cleaning up
    • Here is the sample code
  • Step 3: troubleshooting
    • Here is the sample code
  • Further reading

Multi-level structure

Multi-level structure is typical of longer, more in-depth articles. However, it may also be effectively used in shorter HOWTOs.

Here are some cases when a multi-level structure may come in handy.

ノート: Keep in mind that we are describing parent-child relationships of heading levels, and that it is not important if the parent is level 1, or 2, or 3. The same applies to all multi-level structures that have 2 or more levels.

Group arguments together

Subheadings can be to main headings what headings are to the entire article.

An example:

  • Introduction
  • Step 1: doing this or the other
  • Step 2: cleaning up
    • First do this
    • Then do that
    • You're done!
  • Step 3: troubleshooting
  • Further reading

Alternative arguments

Sometimes, you need to give your readers a few different angles on a subject.

For example:

  • Introduction
  • Step 1: doing this or the other
    • This is one way to do it
    • This is another way to do it
  • Step 2: cleaning up
  • Step 3: troubleshooting
  • Further reading

Contradictory argument

If you need to talk about opposing arguments, you may give each party a subheading of its own.

For instance:

  • Introduction
  • Step 1: doing this or the other
    • You want this
    • There are reasons for not wanting this, though
  • Step 2: cleaning up
  • Step 3: troubleshooting
  • Further reading

見出しの文章

We will summarize some of the key points here, and if you want a more detailed account, you may read ヘルプ:記事命名ガイドライン. The rules listed here apply to both header texts and article names.

  • Header texts should be as specific as possible, and they should reflect the heading's scope
  • Header texts should be general enough to allow for future enhancement of headings
  • Header texts should be as short as possible (also see ヘルプ:記事命名ガイドライン)

フォーマット

As we already noted, it is crucial not to abuse header formatting styles to beautify your articles. If you do not like what you see, contact the admins or sysops and ask for their opinion, or offer to fix the situation in a manner that would not compromise the heading structures.

To mark some text as a heading, two or more equal signs (==) must be used.

ノート: The lowest-supported heading level would actually be 1 (=), but its formatting is reserved for article titles: article sections must always start from level 2.

Here is the code for marking headers:

==Header level 2==
===Header level 3===
====Header level 4====
=====Header level 5=====
======Header level 6======

If you want to see how these are formatted, you may use the Sandbox.