CUE による分割

提供: ArchWiki
2017年2月14日 (火) 22:20時点におけるKusakata (トーク | 投稿記録)による版 (翻訳)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先: 案内検索

この記事では CUE メタデータを使用して音声ファイルを分割する方法を説明します。

インストール

音声ファイルを分割するには shntool パッケージが必要です。ISO や raw 形式の CD イメージを分割するには bchunk が必要です。

WAV 形式は入出力共にネイティブでサポートされています。他の形式にファイルをエンコード・デコードしたい場合、適切なデコーダーが必要です。例: flac, mac, wavpack

音声ファイルにタグを付けるには cuetools, mp3info, vorbis-tools などのツールが必要です。

分割

CUE シートによって音声ファイルを .wav 形式のトラックに分割するには shnsplit コマンドを使います:

$ shnsplit -f file.cue file.ape

CUE シートの付属している .bin ファイルを .wav 形式のトラックに分割するには:

$ bchunk -v -w file.bin file.cue out

出力ファイルの名前のフォーマットは -t オプションで指定できます (%n がトラック番号、%t が曲名になります):

$ shnsplit -f file.cue -t "%n %t" file.ape

shnsplit は多数のロスレスフォーマットへのエンコードをサポートしています (詳しくは shntool(1) を見てください)。例えば FLAC 形式で分割したトラックをエンコードするには:

$ shnsplit -f file.cue -o flac file.ape

エンコーダーとエンコーディングオプションは -o パラメータで指定できます (詳しくは shntool(1) を参照):

$ shnsplit -f file.cue -o "flac flac -s -8 -o %f -" file.ape

shntool によってサポートされているフォーマットとデフォルトのエンコーダーのオプションは shntool -a コマンドで確認できます。使用したいフォーマットが shntool によってサポートされていない場合、手動で指定することができます。例えば、分割したトラックを直接 Ogg Vorbis 形式にエンコードするには:

$ shnsplit -f file.cue -o "cust ext=ogg oggenc -b 192 -o %f -" file.ape

タグの設定

cuetag.sh を使うには cuetools が必要です。

CUE シートのメタデータを分割したファイルにコピーするには:

$ cuetag.sh file.cue *.mp3

または、特定のファイルだけを選択したい場合:

$ cuetag.sh file.cue track01.mp3 track02.mp3 track03.mp3 track04.mp3

cuetag.sh.mp3 ファイルの id3 タグや .ogg.flac ファイルの vorbis タグをサポートしています。

代替

  • ファイルを分割してからタグの付いた FLAC に変換するスクリプトが存在します: https://bbs.archlinux.org/viewtopic.php?id=75774。
  • AURsplit2flacAUR または split2flac-gitAUR スクリプトを使うこともできます。
  • グラフィカルな Qt プログラムである flaconAUR または flacon-gitAUR を使うことで、アルバムの音声ファイルを各曲の音声ファイルに変換することができます。また、CUE ファイルの文字セットを自動的に検出します。
  • MP3 ファイルから変換するときに品質が落ちるのを避けるために、mp3splt-gtkmp3splt を使って CUE シートにあわせて MP3 ファイルを手動・自動的に直接分割することができます。バッチ処理モードも存在します。

参照