「CloudCross」の版間の差分

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2019年3月1日 (金) 00:37時点における版

CloudCross はローカルのファイルを様々なクラウドストレージに同期するマルチクラウドクライアントです。Qt だけを使って書かれておりサードパーティ製のライブラリは使用していません。現在のところ Yandex Disk, Google Drive, Dropbox がサポートされています。CloudCross は GPL ライセンスで配布されています。主な特徴:

  • Google Drive を使用する場合、Microsoft Office や Open/LibreOffice のファイルフォーマットの双方向の変換をサポートしています。
  • 同期するファイルをブラックリスト・ホワイトリストで指定できます。
  • ファイルに変更があったときに同期するように設定することが可能です。
  • Google Drive での新しいファイルの作成を管理できます。
  • ファイルを強制的にダウンロード・アップロードできます。
  • ダウンロードリンクから直接ファイルをクラウド上にダウンロードできます。

インストール

cloudcrossAUR パッケージをインストールしてください。

プロバイダーの選択

バージョン 1.1.0 から CloudCross は複数のクラウドサービスをサポートしています。--provider オプションを使うことで使用するプロバイダーを選択できます。デフォルトのプロバイダーは Google Drive です。

使用方法

インストールしたら、クラウドに同期するフォルダを指定して認証を行ってください。

Google Drive の場合:

$ ccross -a

Dropbox の場合:

$ ccross --provider dropbox -a

リンクをコピーしてブラウザに貼り付けるように要求されます。リンクを開いて、Google アカウントにログインしたら、CloudCross アプリケーションを許可してください。その後、プログラムに貼り付ける確認コードが表示されます。認証を行うことでプログラムを使用する準備が整います。

トラブルシューティング

ファイルがダウンロードされるかわりに削除される

空のフォルダに同期を開始した場合、クラウドのリモートストレージからファイルがダウンロードされるかわりにファイルが削除されます。デフォルトではローカルのファイルが優先されるようになっているためです。--prefer=remote オプションを使って起動することで問題を避けることができます:

$ ccross --prefer=remote

ただし、どんな場合でもローカルやリモートのファイルが永続的に削除されることはありません。クラウドのゴミ箱や同期フォルダの .trash からいつでも復元できます。

参照