Common Desktop Environment

提供: ArchWiki
2015年2月6日 (金) 13:51時点におけるKusakata (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成:「Category:デスクトップ環境 en:Common Desktop Environment Common Desktop Environment は Unix および OpenVMS...」)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
ナビゲーションに移動 検索に移動

Common Desktop Environment は Unix および OpenVMS 用のデスクトップ環境で、Motif ウィジェットツールキットをベースとしています。かつては UNIX98 Workstation Product Standard に含まれており、商用の Unix ワークステーションと一緒に"クラシック"な Unix デスクトップとして長い間使われていました。旧式の環境でありながら、依然として整備されており Linux システムのサポートも続けられています。

警告: Linux で CDE を動かすことは甚だ実験的であり、既知のセキュリティ上の問題が存在し、安全ではないシステムの変更が必要になります。CDE を動作させるときはコントロールが効く条件下 (例: VM) で行い、本運用には使わないことを推奨します。
ノート: CDE がサポートしているのは32ビット環境だけで、64ビットのサポートは実験段階です。

インストール

ベースの CDE システムは AUR の cdesktopenvAUR パッケージでインストールできます。パッケージをインストールした後、設定の変更が必要になります。

変更事項

rpcbind サービスを insecure モードに設定してください:

/etc/conf.d/rpcbind
RPCBIND_ARGS="-i"

変更を適用するには再起動が必要です:

# systemctl restart rpcbind

使用方法

dtlogin

cdesktopenvAUR パッケージには dtlogin サービスが入っており起動時に CDE ログインマネージャを起動します:

# systemctl start dtlogin

xinit

CDE は startx で直接起動することができます (xorg-xinit をインストールしてください):

$ export PATH=$PATH:/usr/dt/bin
$ export LANG=C
$ startx /usr/dt/bin/Xsession

参照