「DeveloperWiki:トレードマークポリシー」の版間の差分

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''Arch Linux トレードマークポリシーは、[http://www.ubuntu.com/ Ubuntu プロジェクト] の厚意により、CC-BY-SA ライセンスで公開されています。これを基にあなた自身のプロジェクトのトレードマークポリシーを作ることは自由ですが、派生元として [http://www.ubuntu.com/ Ubuntu プロジェクト] へのリンクを表示し、変更した部分も他の人に自由に使用できるようにしなければなりません。''
''The Arch Linux trademark policy is published under the CC-BY-SA license, courtesy of the [http://www.ubuntu.com/ Ubuntu project]. You are welcome to base your own project trademark policies off of it, but you must give credit to the [http://www.ubuntu.com/ Ubuntu project] as the original source, and let others use your changes freely.''
 

2020年7月1日 (水) 10:06時点における最新版

トレードマークポリシー

Arch Linux トレードマークポリシーの目的は、Arch Linux ユーザーと一般の人々の混乱を避けるためにArch Linux コミュニティによる Arch Linux トレードマークの幅広い使用を管理下にある限り推奨し、イメージの価値とトレードマークの評判を維持して、トレードマークの不適切な使用や許可されていない使用から保護することです。

以下のセクションでは何が許可されているか、何が許可されていないか、許可を取る必要があるケースを説明しています。何か疑問があれば、trademarks@archlinux.org に連絡してください。

トレードマーク

Arch Linux の代表である Aaron Griffin (以下 "Arch Linux プロジェクトリーダー" という) と Judd Vinet は、"ARCHLINUX"・"ARCH LINUX"・"A simple, lightweight Linux distribution" と修飾された Arch Linux ロゴを含む、いくつものトレードマークを所有しています。トレードマークは単語とロゴの両方として認識されます。ARCH の文字で始まる商標は1つ以上のトレードマークと十分似ていて、使用するには許可が必要です。このポリシーは全ての商標を単語とロゴの両方の形式で含みます (まとめて "トレードマーク" と呼びます)。

許可された使用

特定のトレードマークの使用は許されていて、個別の許可は必要ありません。

支持。Arch Linux はコミュニティによって、主にコミュニティのために開発されています。議論・開発・支持のために、コミュニティ全体とトレードマークへのアクセスを共有しています。オープンソースの議論と開発のほとんどの範囲は非営利的と認識していて、以下の条件が満たされればこの状況の中でのトレードマークの使用を許可しています。

  • トレードマークが以下の使用ガイドラインに従って使用されていること
  • 使用の背景に営利的目的がないこと
  • 言及しているものが実際に Arch Linux であること。誰かが Arch Linux ではないものを実際に Arch Linux であると混乱している場合、恐らく何か間違ったことをしています。
  • Arch Linux プロジェクトリーダーが承認し責任を負わない限り、プロジェクトが Arch Linux や関連するプロジェクトにより承認・支援・提携されていることを (言葉や行動を通して) 示していないこと。

派生物。ニーズに合わせて Arch Linux をカスタマイズできることは、一般にフリーソフトウェアの、特に Arch Linux の大きな強みの1つです。Arch Linux のカスタマイズと派生を推奨していますが、自由とトレードマークの信頼性、提供するクオリティのバランスを取らなければなりません。このバランスを取るために、以下のガイドラインと定義を確立しました。

リミックス の概念を認識し推奨しています。リミックスは Arch Linux の派生バージョンで、あらゆるソフトウェアとハードウェア認証はリミックスにも適用されることを意図しています。つまり、トレードマークの使用を許可されるには Arch Linux 製品からの変更を最小限にしなければなりません。変更には、既存の Arch Linux 設定管理ツールを通した設定の変更や、アートワークやグラフィカルテーマの変更、パッケージのいくつかの選択肢などが含まれます。一般的に、リミックスは Arch Linux のアーカイブからアプリケーションを追加したり、デフォルトのアプリケーションを削除したりできますが、基盤となるコンポーネント (例: 共有ライブラリやデスクトップコンポーネント) を削除・変更することは、結果となる製品にトレードマークを使用するには変更が大きすぎることになります。製品の Arch Linux からの派生の性質が変わると、リミックスの名前とトレードマークの使用が適用されなくなる場合があることに注意してください。

つまり、Arch Linux の派生を作っている場合、以下の条件を満たされればソフトウェア製品に対してトレードマークを使用することができます。

  • 上記のように、変更が最小で重要なものではないこと
  • 新しい製品に営利的目的がないこと
  • トレードマークが、プロジェクトが Arch Linux ソースに関連した開発であるが、作業しているソフトウェアが Arch Linux プロジェクトの配布している実際の Arch Linux ではないことを明確にする方法で使用されていること
  • Arch Linux プロジェクトリーダーが承認し責任を負わない限り、プロジェクトが Arch Linux や関連するプロジェクトにより承認・支援・提携されていることを (言葉や行動を通して) 示していないこと。

Arch Linux をベースにしているが、上記でリミックスとして説明しているよりも多くの重要な変更を含んでいる新しい製品を作っている場合、製品が "Arch Linux からの派生"・"Arch Linux ベース"・"Arch Linux の派生" と述べることが許されています (そして、そのようにすることを推奨しています) が、製品にトレードマークを使うことはできません。いくつかのケースではトレードマークの使用が許可されることがありますが、Arch Linux プロジェクトリーダーによって明示的に使用を許可される必要があります。この場合、それらの製品はトレードマークライセンスが必要になり、そのライセンスは Arch Linux からの派生の性質が変わると取り消されることがあります。非常に侵略的な変更を含む製品、例えば新しいカーネルへの変更・Arch Linux リポジトリに含まれないパッケージの同梱・その他技術的水準やユーザー体験に著しい影響を与える変更を含む場合は、このカテゴリになり、承認される確率は低いでしょう。(Arch Linux リポジトリに含まれないパッケージを含める場合は、コミュニティの方法で作業する、例えば Arch User Repository (AUR) に送信して、community リポジトリでメンテナンスすることで問題を最小化することを推奨していることに注意してください。)

Arch Linux で・Arch Linux のために開発している。Arch Linux と・上で使用することを目的とする新しいソフトウェアを作っている場合、製品の目的を示すような方法でトレードマークを使用することができます。例えば、Arch Linux のシステム管理ツールを作っている場合、受け入れられるタイトルは "Arch Linux のシステム管理" や "Arch Linux ベースのシステム管理" などです。ArchMan・Arch Management・ArchTools といった名前は全く推奨しない上、問題であると考えることもあります。さらに、存在しない支持を暗示したり、プロジェクトの信用やブランドを不当に、または混乱させて利用しようとしたりする方法でトレードマークを使用することはできません。

解説とパロディ。Arch Linux トレードマークは、プロジェクトによって起源や支持を暗示する商標の使用を対象とするようにデザインされています。ユーザーが Arch Linux と呼ばれる何かをダウンロードするとき、そのユーザーはそれが Arch Linux プロジェクトから来たことを知る必要があります。これは Arch Linux が、Arch Linux が何で、何でないかの混乱によって傷付かない評価を築くことを助けます。議論・解説・批判・パロディの中で、支持を暗示しないよう明確な方法でトレードマークを使用することは許されています。Arch Linux に関する記事を書く・ウェブサイトを作る・ブログを書く・語ることは、Arch Linux のことを全く知らない人も含めて誰にでも明確な方法である限り、誰でも自由です。彼らは単に Arch Linux に言及しているだけで、Arch Linux プロジェクトのことを言っているわけではありません。

我々はオープンソースコミュニティでの全ての使用を確認し、議論と良心的な非営利の開発の境界を超えるような使用に対して抗議する権利を保有しています。いかなる場合でも、プロジェクトがオープンソースプロジェクトのフェーズを抜けるか、その他営利的なプロジェクトになった場合、このポリシーはそのようなプロジェクトに対してトレードマークの使用を許可しません。

トレードマークライセンスが必要な制限された使用

Arch Linux プロジェクトリーダーによる明示的な許可は、上で明示的に許可した以外のいかなるトレードマークの使用にも必要です。それらには以下を含みます。

  • 全ての営利的使用。
  • 製品に営利的目的がある場合の、私達により提供された製品を含む、またはその上で開発されたソフトウェア製品で、またはそれと関連しての使用。
  • 商品への使用の目的。例: T シャツなど。
  • 上記に関連する全てのサービス。

上記の使用やこのポリシーに明確な記載のない使用について許可を取りたい場合は、 trademarks@archlinux.org にメールを送ってください。提案された使用が容認できる場合には、できるだけ早くお知らせします。許可は特定の条件下のみに出され、その条件にはあなたが提供しようとする製品・サービスの品質を所定のレベルに維持するために我々と契約を結ぶという必要条件を含むことがあります。

例外はありますが、以下のようなケースのトレードマークの使用が承認されることはほとんどありません。

  • トレードマークを会社名で使用すること。
  • トレードマークを、営利的な目的のあるドメイン名で使用すること。営利的な目的は会社や製品の宣伝から、広告に生成された収入の収集まで及びます。
  • ソフトウェアや製品がほとんど変更さ'れていない Arch Linux 製品であるか、上で説明している通り正しく "リミックス" と記載がある場合を除いて、ソフトウェアや製品を Arch Linux (または他の関連するトレードマーク) の名前で呼ぶこと。
  • 他の商標やロゴと組み合わせて使用すること。これはトレードマークを "組み合わせ商標" を作る形で使用すること、一般的に新しい商標としての使用と認識されるような方法 (例えば、Club Arch Linux や ArchBooks、または特別なフォントや表現を単語や画像の近くで使用し、2つが何らかの方法で結び付いているという印象を与える方法) でトレードマークと他の単語を組み合わせて使用することを含みます。
  • 認証・公式・我々や我々の製品やサービスと公的に関連していると示している商品やサービスとの組み合わせで使用すること。
  • 存在しない支持を暗示したり、プロジェクトの信用やブランドを不当に、または混乱させて利用しようとしたりする方法でトレードマークを使用すること。
  • Arch Linux を中傷して、明確な第三者によるパロディではないような方法でトレードマークを使用すること。
  • Arch Linux プロジェクトにより提供された製品の多くの重要な変更があるバージョンを含む、つまりコードや製品に関するサービスへの素材的な変更を加えたソフトウェア製品との関連で使用すること。
  • 主な目的や結果が検索エンジンのランキングや結果リストに影響を与えることであり、トレードマークの議論や開発・支持ではない、web ページのタイトルやメタタグに使用すること。

ロゴ使用ガイドライン

上記で課された制限の他に、ロゴを表示するときはいつでも トレードマーク表示 ( ™ ) をそのまま残さなければなりません

我々のロゴは複数の色で表現されていて、視覚的な一貫性を維持することは重要です。つまり、標準的な形でのみロゴを使用することが推奨されますが、何らかの方法で修正する必要がある場合には、以下に注意してください。

  • 拡大・縮小はロゴの元の縦横比を維持する必要があります。
  • モノクロのバージョン (白、黒など) は、カラフルな、あるいは "うるさい" 背景に適用し、ロゴを読むのが難しくなる場合など、特定の状況でのみ使われる必要があります。
帰属

Arch Linux トレードマークポリシーは、Ubuntu プロジェクト の厚意により、CC-BY-SA ライセンスで公開されています。これを基にあなた自身のプロジェクトのトレードマークポリシーを作ることは自由ですが、派生元として Ubuntu プロジェクト へのリンクを表示し、変更した部分も他の人に自由に使用できるようにしなければなりません。