echinus

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echinus は X11 のシンプルかつ軽量なタイル・フロート型ウィンドウマネージャです。設定が簡単な dwm フォークとして開発が開始されましたが、echinus は EWMH をサポートするフル機能のリペアレントウィンドウマネージャになっています。

dwm と違って、echinus は設定を変更した後に再コンパイルする必要はありません。初めから Xft (freetype) をサポートしておりタイトルバーを設定するオプションが存在します。

インストール

echinusAURインストールしてください。echinus 用に作成された、軽量な EWMH タスクバーである ouricoAURdmenu もインストールすると良いでしょう。

インストールしたら、/etc/xdg/echinus の全てのファイルを (ユーザーの) ~/.echinus にコピーしてください。

設定

echinus はシンプルな Xresources 形式のテキストファイルで設定します: ~/.echinus/echinusrc。設定オプションの詳細は /usr/share/doc/echinus/README に書いてあります。設定ファイルのセクションは以下のようになります:

Echinus*selected.border: #404040
Echinus*selected.button: #d3d7cf
Echinus*selected.bg: #262626
Echinus*selected.fg: #d3d7cf

ルール

ルールを設定することで特定のタグでアプリケーションを生成することができます。例えば、以下のルールは firefox を "web" タグで開きます:

Echinus*rule0: firefox.* web 0 1

ターミナルでアプリケーションを開く場合は echinus が開いたアプリケーションを管理できるように -title を設定する必要があります:

Echinus*spawn0: CA + m = urxvtc -title mutt -e mutt

同じく、dmenu を開くときは、以下のようにプロパティを設定する必要があります:

Echinus*spawn1: Menu = dmenu_run -fn "-*-dina-medium-r-*-*-*-100-*-*-*-*-*-*" -nb "#1A1A1A" -nf "#696969" -sb "#1A1A1A" -sf "#D3D7Cf"

echinus の起動

startxSLiM ログインマネージャで echinus を起動するには、~/.xinitrc に以下を追加してください:

exec echinus

echinus を使う

echinusrc に変更を加えたら、echinus を再起動 (Alt + Shift + q) することで再コンパイルすることなく設定をリロードできます。キーバインドは自由にカスタマイズすることができます。

ウィンドウの操作に関する詳細は man ページや README を見て下さい。

パネル & ページャ

echinus は EMWH の一部をサポートしています。以下のプログラムが動作します:

参照

スクリーンショット