「Eudev」の版間の差分

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2015年1月11日 (日) 14:09時点における版

eudev は Gentoo プロジェクトによって開始された udev のフォークであり、systemdsysvinit など、特定のシステム初期化から独立することを目標にしています。基本的に OpenRC と一緒に使うことを念頭に置いて作られていますが、runitsysvinit など他の init システムで使うことも可能です。

インストール

Arch User Repository から eudevAUR をインストールしてください。また、eudev-gitAUReudev-openrcAUR を使うこともできます。それぞれ依存パッケージは異なっています。

udev を置き換えるために、このパッケージは systemd を削除します。そのため、eudev をインストールする前に OpenRC, runit, sysvinit など他の init システムをインストールして、その init システムで問題なく起動できるようにしておく必要があります。

トラブルシューティング

一般

  • eudev が起動しない

eudev の init スクリプトを確認して (udev にエイリアスされています、例えば OpenRC でセットアップした場合 /etc/openrc/init.d/udev になります) コマンドが /usr/bin/udev になってることを確認してください。

  • D-Bus が起動しない

AUR パッケージ dbus-nosystemdAUR をインストールして D-Bus が起動時に実行されるように init システムで設定してください。

  • netctl が動作しない

netctl は systemd ライブラリに依存しているため互換性がありません、代わりに、AUR の netcfgAUR を使って下さい。

OpenRC 固有の問題

  • NetworkManager が動作しない

AUR に systemd フリーのバージョンが存在します、networkmanager-openrcAUR