Lenovo IdeaPad S205

提供: ArchWiki
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Lenovo IdeaPad S205 には BIOS (ブートローダー) や WiFi に問題が存在します。

ハードウェア

テストに使用したハードウェア構成は以下の通りです:

  • プロセッサ: AMD E-450 APU (Radeon HD6320 内蔵)
  • WiFi: Ralink RT3090

BIOS

IdeaPad は SecureCore Tiano Platform ベースの BIOS を使っています。UEFI とレガシーブートをサポートしていますが、手動で切り替えることはできません。ディスクが GPT と MBR のどちらでパーティショニングされているかによって起動方法が決定します。ただし Secure Boot は存在しません。

BIOS ファームウェアには大量のバグが存在します。何か動作しない場合、デフォルト設定を試してみてください。

インストール

インストールガイドに従ってください。

UEFI

ブートローダーをインストールした際に、以下のようなエラーが表示されることがあります:

Failed to create EFI Boot variable entry: No space left on device

.efi ファイルの名前を /boot/efi/EFI/boot/bootx64.efi にすることで問題は解決します。GRUB の場合、/boot/efi/EFI/arch/grubx64.efi/boot/efi/EFI/boot/bootx64.efi にコピーしてください:

# cp /boot/efi/EFI/arch/grubx64.efi /boot/efi/EFI/boot/bootx64.efi

WiFi

ドライバーは特に設定しなくても動作します。

UEFI を使用している場合、デバイスがハードウェアによってブロックされていると表示されることがあります。これは BIOS ファームウェアのバグが原因です。以下を実行することで解決します:

  1. BIOS の設定を開いて工場出荷時のデフォルト設定をリロードしてください。
  2. それでも WiFi が動作しない場合、ブート順序を変更してハードドライブの前に PXE (PCI LAN) が来るように設定してください。

タッチパッド

xf86-input-synaptics パッケージをインストールすることで動作します。

サウンド

ALSA によって自動的に認識されます。

グラフィック

オープンソースの xf86-video-ati ドライバーで問題なく動作します。

プロプライエタリの Catalyst ドライバーをインストールすることもできますが、ハイバネートから復帰したときに問題が発生します。また、HDMI 出力を使ったときにエラーが表示されることもあります。