「SABnzbd」の版間の差分

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{{AUR|sabnzbd}} と {{AUR|sabnzbd-git}} にはどちらも [[systemd]] サービスが付帯しており、{{ic|sabnzbd}} [[ユーザー]]と[[グループ]]が作成され、{{ic|/opt/sabnzbd/sabnzbd.ini}} を使用して設定できます。
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{{AUR|sabnzbd}} と {{AUR|sabnzbd-git}} にはどちらも [[systemd]] サービスの {{ic|sabnzbd.service}} が付帯しており、{{ic|sabnzbd}} [[ユーザー]]と[[グループ]]が作成され、{{ic|/opt/sabnzbd/sabnzbd.ini}} を使用して設定できます。
   
 
使用しているユーザーを {{ic|sabnzbd}} [[グループ]]に追加することで SABnzbd のファイルにアクセスできるようになります。
 
使用しているユーザーを {{ic|sabnzbd}} [[グループ]]に追加することで SABnzbd のファイルにアクセスできるようになります。
   
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特に設定をしないで {{ic|$ sabnzbd}} を実行すると、2つのプロセスが生成されます: {{ic|/usr/bin/sabnzbd}} と {{ic|/opt/sabnzbd/SABnzbd.py -f /home/'''user'''/.sabnzbd.ini}}。
 
特に設定をしないで {{ic|$ sabnzbd}} を実行すると、2つのプロセスが生成されます: {{ic|/usr/bin/sabnzbd}} と {{ic|/opt/sabnzbd/SABnzbd.py -f /home/'''user'''/.sabnzbd.ini}}。
   
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=== SABnzbd の停止 ===
 
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SABnzbd はウェブインターフェイスや [[systemd]] の {{ic|sabnzbd}} ユニットで簡単にシャットダウンできます。
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また、API を使って実行中の (リモートの) SABnzbd クライアントをシャットダウンすることも可能です:
 
また、API を使って実行中の (リモートの) SABnzbd クライアントをシャットダウンすることも可能です:
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{{Tip|
 
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*デフォルトでは SABnzbd にアクセスできるのは SABnzbd を動かしているコンピュータからだけです。{{ic|/opt/sabnzbd/sabnzbd.ini}} の {{ic|1=host = 127.0.0.1}} を {{ic|1=host = 0.0.0.0}} (あるいはホストの IP アドレス) に変更することで他のコンピュータからもアクセスできるようになります。
 
*デフォルトでは SABnzbd にアクセスできるのは SABnzbd を動かしているコンピュータからだけです。{{ic|/opt/sabnzbd/sabnzbd.ini}} の {{ic|1=host = 127.0.0.1}} を {{ic|1=host = 0.0.0.0}} (あるいはホストの IP アドレス) に変更することで他のコンピュータからもアクセスできるようになります。
*SABnzbd はポート {{ic|8080}} を listen します。別のポートを使いたい場合は {{ic|sabnzbd.ini}} の {{ic|1=port = 8080}} を変更してください。
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*SABnzbd はポート {{ic|8085}} を listen します。別のポートを使いたい場合は {{ic|sabnzbd.ini}} の {{ic|1=port = 8085}} を変更してください。
 
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SABnzbd を起動したら http://127.0.0.1:8080 を開くことでウェブインターフェイスにアクセスできます。
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SABnzbd を起動したら http://127.0.0.1:8085 を開くことでウェブインターフェイスにアクセスできます。
   
 
== 参照 ==
 
== 参照 ==

2017年12月16日 (土) 19:44時点における最新版

SABnzbd は Python で書かれているオープンソースのバイナリニュースリーダーです。sabnzbd.org より:

SABnzbd は完全にフリーで使いやすく、どこでも使えて実用的です。できるかぎり自動化を推し進めることで SABnzbd は Usenet をシンプルかつわかりやすいものにします。.nzb を追加するだけで SABnzbd が自動的にダウンロードを行い、検証・修復・抽出などもユーザーがする必要は全くありません。

インストール

sabnzbdAUR または sabnzbd-gitAUR パッケージをインストールしてください。

python2-pyopenssl をインストールすることでニュースサーバーの SSL サポートが有効になります。

SSL 接続は以下の理由から使用が推奨されています (ニュースサーバーがサポートしている場合):

  • サーバーから NNTP クライアントへ転送されるデータが暗号化されるため、プライバシーが保護されます。
  • ISP によって NNTP のトラフィックを制限される可能性が少なくなります。

使用方法

SABnzbd は (設定が全てのユーザーに適用される) グローバルでも (ユーザーごとに設定する) ローカルでも動作します。使用する方法によって SABnzbd の設定方法は変わります。複数の人間が同時に使用する可能性があるデスクトップ環境ならローカル設定のほうが有用です。

SABnzbd は最初に起動したときにウェブインターフェイスによって UI の言語やニュースサーバーを設定するセットアップウィザードが走ります。

その後の設定は UI の中からや sabnzbd.ini を編集することで行なえます (サーバーの追加やフォルダパスの設定など)。

systemd を使う

sabnzbdAURsabnzbd-gitAUR にはどちらも systemd サービスの sabnzbd.service が付帯しており、sabnzbd ユーザーグループが作成され、/opt/sabnzbd/sabnzbd.ini を使用して設定できます。

使用しているユーザーを sabnzbd グループに追加することで SABnzbd のファイルにアクセスできるようになります。

ユーザーで SABnzbd を起動

特に設定をしないで $ sabnzbd を実行すると、2つのプロセスが生成されます: /usr/bin/sabnzbd/opt/sabnzbd/SABnzbd.py -f /home/user/.sabnzbd.ini

SABnzbd をデーモンとして起動するには -d パラメータを付けてください:

$ sabnzbd -d

設定は ~/sabnzbd.ini/sabnzbd.ini を使ってください。

SABnzbd の停止

SABnzbd はウェブインターフェイスや systemdsabnzbd.service ユニットで簡単にシャットダウンできます。

また、API を使って実行中の (リモートの) SABnzbd クライアントをシャットダウンすることも可能です:

$ curl "http(s)://host:port/sabnzbd/api?mode=shutdown&apikey=API-key"

ウェブインターフェイスにアクセス

ヒント:
  • デフォルトでは SABnzbd にアクセスできるのは SABnzbd を動かしているコンピュータからだけです。/opt/sabnzbd/sabnzbd.inihost = 127.0.0.1host = 0.0.0.0 (あるいはホストの IP アドレス) に変更することで他のコンピュータからもアクセスできるようになります。
  • SABnzbd はポート 8085 を listen します。別のポートを使いたい場合は sabnzbd.iniport = 8085 を変更してください。

SABnzbd を起動したら http://127.0.0.1:8085 を開くことでウェブインターフェイスにアクセスできます。

参照