Unity

提供: ArchWiki
2018年3月25日 (日) 18:26時点におけるKusakata.bot (トーク | 投稿記録)による版 (Pkg/AUR テンプレートの更新)
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UnityCanonical Ltd によって開発されている Ubuntu 向けの GNOME デスクトップ環境のデスクトップシェルです。Unity は Compiz ウィンドウマネージャのプラグインとして実装されています。

ノート: 2017年4月6日に Canonical によって Unity の開発は中止されました [1]。Unity を使用していた場合、後続プロジェクトして UBports の Unity8 が存在します。

インストール

警告: Unity をインストールすると公式パッケージの多くが Ubuntu のパッチが適用されたバージョンに置き換えられます。作成したパッケージの衝突に注意してください。

Unity デスクトップの全ての PKGBUILD は GitHub リポジトリ で見ることができます。Unity-For-Arch は最小で動作する Unity シェルを提供し、Unity-For-Arch-Extralightdm-ubuntuAUR (Ubuntu のパッチがあてられた LightDM), ubuntu-themesAUR, unity-tweak-tool (人気の Unity 設定ツール) など追加アプリケーションを提供します。

gitインストールしてソースをビルドするディレクトリまで移動し、次を実行してください:

$ git clone https://github.com/chenxiaolong/Unity-for-Arch.git

README を開いてリストの順番通りにパッケージをビルドする (参照: Makepkg#使用方法):

$ cd <package name>
$ makepkg -sci
ヒント: LightDM を使うには、ほぼ同じ手順で lightdm-ubuntuAURlightdm-unity-greeterAURUnity-For-Arch-Extra リポジトリからインストールする必要があります。

アップデート

元のディレクトリに移動して全ての変更を pull します:

$ git pull

パッケージをアップデートする必要があるか調べます:

$ ./"What_can_I_update?.py"
ノート: 時々、特定の重要なパッケージをアップデートする場合、それに依存するパッケージも再コンパイルしなくてはならないときがあります。例えば、unitynux に依存しています。

基本機能と拡張機能

Unity シェルを使うだけの場合、以下のパッケージは必要ありませんが、ユーザーエクスペリエンスを高めるためにはインストールしたほうが良いパッケージは以下の通りです:

機能 パッケージ
通知 notify-osd
画面ロック gnome-screensaver-ubuntu
オンラインアカウント signon-keyring-extensionAUR[リンク切れ: アーカイブ: aur-mirror], gnome-keyring, telepathy
SSH gnome-keyring
HUD & メニューバーの統合 appmenu-qt4, firefox-ubuntuAUR, thunderbird-ubuntuAUR[リンク切れ: パッケージが存在しません]
ファイルとフォルダのレンズ zeitgeist-ubuntu
設定 gnome-tweak-tool[リンク切れ: 置換パッケージ: gnome-tweaks], unity-tweak-tool
Pidgin の統合 pidgin-indicator

ヒントとテクニック

LightDM の壁紙と外観のカスタマイズ

LightDM#背景画像・色を変更する を見て下さい。

ログイン時にプログラムを自動起動

GNOME#スタートアップアプリケーション を見て下さい。

トラブルシューティング

デスクトップを右クリックできない

その他の問題:

  • 上のタイトルバーに Arch Linux Desktop と表示されない
  • アクティブウィンドウがないときに SuperAlt などのショートカットキーが動作しない

次を実行してください: gsettings set org.gnome.desktop.background show-desktop-icons true

Unity がアップデート後停止する

次を実行:

$ compiz.reset

そして Unity セッションに再ログインしてください。

それでも Unity が動かないようなら、github に問題を報告するか、Arch Linux フォーラムの スレッド で議論してください。

GTK+ テーマが GNOME3.6 へアップデート後、汚くなる

Unity のデフォルトテーマと light テーマで起こります。次を使って下さい:

~/.config/gtk3.0/gtk.css
GtkLabel {
  background-color: @transparent;
}

ワークスペースの切り替えウィジェットが表示されない

Compiz Configuration Settings Manager ccsm で、次のオプションにチェックが入っていることを確認してください: Settings > Appearance > Behaviour > Enable workspaces

skype などのアプリケーションがインジケータトレイに表示されない

dconf-editor や gsettings コマンドを使って com.canonical.Unity.Panelsystray-whitelist リストに Skype などを追加して、再起動あるいは再ログインしてください。

もしくは、systray-whitelist の中身を all に置き換えてください。

既知の問題

Indicator-messages が上手く動作しない

Pidgin などのアプリケーションは、API の変更により indicator-messagesAUR[リンク切れ: アーカイブ: aur-mirror] と統合することができません。上流のソフトウェアアップデートを待ってください。

Pidgin-libnotify-ubuntu の依存関係が解決できない

2015年2月現在、perlxml パッケージがインストールできません。pidgin-indicator を使って下さい。

参照