WPS Office

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WPS Office for Linux は Microsoft Office のプロプライエタリな代替ソフトウェアで、デバイス間のファイル転送やクラウドバックアップなどができる近代的な UI を備えています。WPS スイートには Writer, Presentation, Spreadsheets が含まれています。

インストール

wps-officeAUR パッケージをインストールしてください。

ノート: 任意で WPS が必要とするフォントもインストールしてください: ttf-wps-fontsAUR

設定

インターフェイスの言語

WPS のインターフェイスの言語を変更するには、日本語の場合 wps-office-mui-ja-jpAUR[リンク切れ: パッケージが存在しません]、フランス語の場合 wps-office-mui-fr-frAUR[リンク切れ: パッケージが存在しません] などをインストールします。Review->Spell Check->Set Language から使用する言語を選択して WPS を再起動してください。

スペルチェック

スペルチェックを使うには、ドイツ語の場合 wps-office-extension-german-dictionaryAUR[リンク切れ: パッケージが存在しません]、フランス語の場合 wps-office-extension-french-dictionaryAUR[リンク切れ: パッケージが存在しません] などをインストールしてください。それから Tool -> Options -> Language -> choose で使用する言語を選択して WPS を再起動してください。

トラブルシューティング

数式が正しく表示されない

数式を表示するには以下のフォントが必要になります:

symbol.ttf webdings.ttf wingding.ttf wingdng2.ttf wingdng3.ttf monotypesorts.ttf MTExtra.ttf

ttf-wps-fontsAUR パッケージには上記の monotypesorts.ttf 以外のフォントが全て含まれています。monotypesorts.ttf は直接インストールしてください。

KDE Plasma で Microsoft Office ファイルが Zip として認識される

WPS Office のインストール後、Microsoft Office のファイルが zip として認識されてしまい WPS で開けなくなることがあります。/usr/share/packages/ の mime ファイルを削除することで誤認識を修正できます:

# rm /usr/share/mime/packages/wps-office-*.xml
# update-mime-database /usr/share/mime

Fcitx インプットメソッドフレームワークを使って WPS で入力できない

以下の行を /usr/bin/wps (Writer), /usr/bin/et (Spreadsheets), /usr/bin/wpp (Presentation) それぞれに追加してください:

export XMODIFIERS="@im=fcitx"
export QT_IM_MODULE="fcitx"

KDE Plasma のダークテーマで上手く表示されない

以下のコマンドを使ってアプリを起動してください:

env GTK2_RC_FILES=/usr/share/themes/Breeze/gtk-2.0/gtkrc et -style gtk+

Breeze テーマを Adwaita, Breath などのライトテーマで置き換えることができます。

アプリの実行後、WPS は次のような警告を表示します: 'Unable to open "gtk+"'。無視して OK を押してください。

参照