「Display Power Management Signaling」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
細 (文字列「[[zh-CN:」を「[[zh-hans:」に置換) |
Kusakata.bot (トーク | 投稿記録) 細 (文字列「http://linux.die.net/」を「https://linux.die.net/」に置換) |
||
7行目: | 7行目: | ||
'''[[Wikipedia:ja:VESA Display Power Management Signaling|DPMS]]''' (Display Power Management Signaling) はコンピュータが操作されていないときにモニターを省電力モードに移行させる技術です。 |
'''[[Wikipedia:ja:VESA Display Power Management Signaling|DPMS]]''' (Display Power Management Signaling) はコンピュータが操作されていないときにモニターを省電力モードに移行させる技術です。 |
||
− | それぞれの Timeout の詳細は [ |
+ | それぞれの Timeout の詳細は [https://linux.die.net/man/3/dpmssettimeouts ここ] の Description セクションを見て下さい。 |
== X で DPMS を設定する == |
== X で DPMS を設定する == |
2018年2月6日 (火) 23:42時点における版
DPMS (Display Power Management Signaling) はコンピュータが操作されていないときにモニターを省電力モードに移行させる技術です。
それぞれの Timeout の詳細は ここ の Description セクションを見て下さい。
目次
X で DPMS を設定する
以下を /etc/X11/xorg.conf.d/
下のファイルの Monitor
セクションに追加してください:
Option "DPMS" "true"
以下を ServerLayout
セクションに追加してください、時間 (分単位) は必要に応じて変更してください:
Option "StandbyTime" "10" Option "SuspendTime" "20" Option "OffTime" "30"
xset を使って DPMS とスクリーンセーバーの設定を変更する
公式リポジトリの xorg-xset パッケージに入っている xset ツールを使うことでモニターを切ることが可能です。
Energy Star (DPMS) の機能を操作するには (タイムアウト値をゼロにするとそのモードが無効になります):
$ xset -dpms Energy Star features off $ xset +dpms Energy Star features on $ xset dpms [standby [suspend [off]]] $ xset dpms force standby $ xset dpms force suspend $ xset dpms force off $ xset dpms force on (also implicitly enables DPMS features)
xset スクリーンセーバーコントロール
xset を使ってスクリーンセーバーをコントロールすることができます:
$ xset s [timeout [cycle]] $ xset s default $ xset s on $ xset s blank $ xset s noblank $ xset s off $ xset s expose $ xset s noexpose $ xset s activate $ xset s reset
現在の設定を表示するには
$ xset q
... Screen Saver: prefer blanking: yes allow exposures: yes timeout: 600 cycle: 600 DPMS (Energy Star): Standby: 600 Suspend: 600 Off: 600 DPMS is Enabled Monitor is On
サンプル
DPMS をオフにする
$ xset -dpms
スクリーンセーバーを無効にする
$ xset s off
DPMS を無効にして画面が消えないようにする
動画やスライドショーを見るときに便利です:
$ xset s off -dpms
直ちに画面をオフにする
コンピュータから離れるとき、ディスプレイがオフになるよう設定したタイムアウトまで待つ必要はありません。xset コマンドを使って強制的にブラックアウトさせることができます。
$ xset dpms force off
画面をスタンバイ状態にする
$ xset dpms force standby
画面をサスペンド状態にする
$ xset dpms force suspend
画面を消灯するための待機時間を5分から1時間に変更する
$ xset s 3600 3600
setterm を使って Linux コンソールで DPMS を操作する
setterm ユーティリティはターミナルが認識するエスケープコードを出してターミナルを変更します。画面に表示されていようといまいが、リモートの ssh ターミナル、コンソールモード、シリアルコンソールなど無関係に、現在のターミナルデバイスにターミナルシーケンスを書き出します。
setterm の構文: (0 disables)
setterm -blank [0-60|force|poke] setterm -powersave [on|vsync|hsync|powerdown|off] setterm -powerdown [0-60]
画面がオフにならないようにする
次のコマンドを使うことができます:
$ setterm -blank 0 -powerdown 0
また、次のコマンドでコンソールが黒くなるのを永続的に無効にすることができます:
# echo -ne "\033[9;0]" >> /etc/issue
出力を cat にパイプでつなげてエスケープを表示する
$ setterm -powerdown 2>&1 | exec cat -v 2>&1 | sed "s/\\^\\[/\\\\033/g"
エスケープを tty にパイプでつなげて (書込・追記パーミッション) ターミナルを変更する
$ setterm -powerdown 0 >> /dev/tty3
tty 0-256 を設定する Bash ループ
$ for i in {0..256}; do setterm -powerdown 0 >> /dev/tty$i; done; unset i;