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「Bitlbee」の版間の差分

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[http://www.bitlbee.org/main.php/news.r.html Bitlbee] は"コンソールベースの IRC と ICQ/MSN/Jabber などの IM チャットのゲートウェイ"です。Bitlbee を使うことで XMPP/Jabber, MSN Messenger, Yahoo! Messenger, AIM, ICQ などの人気のチャットネットワーク, Twitter マイクロブログネットワーク (さらに identi.ca や status.net といった Twitter API と互換性のある他のサービス), Facebook や StudiVZ などのソーシャルネットワークチャットネットワークを IRC クライアントで扱うことができます。
[http://www.bitlbee.org/main.php/news.r.html Bitlbee] は"コンソールベースの IRC と ICQ/MSN/Jabber などの IM チャットのゲートウェイ"です。Bitlbee を使うことで XMPP/Jabber, MSN Messenger, Yahoo! Messenger, AIM, ICQ などの人気のチャットネットワーク, Twitter マイクロブログネットワーク (さらに identi.ca や status.net といった Twitter API と互換性のある他のサービス), Facebook や StudiVZ などのソーシャルネットワークチャットネットワークを IRC クライアントで扱うことができます。


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== インストール ==
== インストール ==

{{Pkg|bitlbee}} パッケージを[[インストール]]してください。もしくは、開発版の {{AUR|bitlbee-bzr}} をインストールしてください。
{{Pkg|bitlbee}} パッケージを[[インストール]]してください。


== 設定 ==
== 設定 ==
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=== デーモン ===
=== デーモン ===
Bitlbee をデーモンとして実行するには、Runmode 行をアンコメントして以下のように変更してください:
RunMode = ForkDaemon


Bitlbee デーモンを実行するときは root 権限を使わことが推奨されています。以下の行をアンコメントするBitlbee は "bitlbee" ユーザーで実行されます (パッケージのインストール時にユーザーは作成されます):
Bitlbee デーモンは root 権限なしで実行することをお勧めします。の行コメントを解除するとBitlbee パッケージのインストール時に作成された "bitlbee" ユーザーとして実行できるようになります

User = bitlbee
User = bitlbee


デーモンモードを設定するに以下の行をアンコメントしてください:
デーモンモードの場合、次の行コメントを解除ます。

DaemonInterface = 0.0.0.0
DaemonInterface = 0.0.0.0
DaemonPort = 6667
DaemonPort = 6667


ローカルホストからの接続のみを許可するには、リッスンインターフェイス ({{ic|DaemonInterface}}) をループバックに設定します。
プロトコルを制限するには以下の行に許可するプロトコルを設定します:
Protocols = jabber yahoo


DaemonInterface = 127.0.0.1
設定したユーザーから設定ディレクトリ書き込みできるようになっていることを確認してください:
{{bc|# chown -R bitlbee:bitlbee /var/lib/bitlbee}}


設定したユーザー設定ディレクトリ書き込み可能ることを確認します。
{{ic|bitlbee}} デーモンを[[起動]]してください。{{ic|bitlbee}} デーモンを[[有効化]]することで起動時に実行するようにできます。


# chown -R bitlbee:bitlbee /var/lib/bitlbee
{{Note|サーバーを起動するだけではチャットアカウントにログインされません}}


デフォルトでは、bitlbee サービスはクライアントの切断を避けるために、停止/再起動時に子プロセスを強制終了しません。これはパブリックサーバーには望ましいことですが、アップグレード後にクライアントが古いバージョンで実行されたままになるプライベートインストールではあまり望ましくありません。
== 基本的な使い方 (Jabber/XMPP) ==

bitlbee プロセスを適切に終了するには、ユニットを [[編集]] します:

{{hc|bitlbee.service|2=
[Service]
KillMode=control-group
}}

次に、{{ic|bitlbee.service}} ユニットを [[起動/有効化]] します

サーバーを起動しただけではチャットアカウントにログインできないことに注意してくだ

== 使用方法 ==


Bitlbee を起動したら IRC クライアントを使って {{ic|localhost}} に接続してください。コントロールチャンネル {{ic|&bitlbee}} が基本的な情報を表示します (表示されない場合は、join してください)。{{ic|help}} と入力することでいつでもヘルプを表示できます。
Bitlbee を起動したら IRC クライアントを使って {{ic|localhost}} に接続してください。コントロールチャンネル {{ic|&bitlbee}} が基本的な情報を表示します (表示されない場合は、join してください)。{{ic|help}} と入力することでいつでもヘルプを表示できます。
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==外部サービス==
==外部サービス==

=== Telegram ===

[[Telegram]] を bitlbee で動作させるには、{{Pkg|libpurple}} サポートでコンパイルされたバージョン (たとえば、{{AUR|bitlbee-libpurple}}) が必要ですが、パッチ適用されたバージョンや開発バージョンも利用できます。

次に、{{AUR|telegram-tdlib-purple-git}} をインストールして、{{ic|bitlbee.service}} を [[再起動]] します。

制御チャネル {{ic|&bitlbee}} に次のコマンドを入力します:

11:45:03 <@user> account add telegram <phone_number_with_region_prefix> <anything>
11:45:03 <@root> Account successfully added
11:45:06 <@user> account telegram on

接続後、別のチャットウィンドウが開き、SMS コードを要求され、入力すると、Telegram がセットアップされ機能します。


===Twitter===
===Twitter===
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11:59:54 <@root> twitter - Logging in: Connecting to Twitter
11:59:54 <@root> twitter - Logging in: Connecting to Twitter
11:59:55 <@root> twitter - Logging in: Logged in
11:59:55 <@root> twitter - Logging in: Logged in

=== Discord ===

{{AUR|bitlbee-discord-git}} パッケージをインストールします。

制御チャネル {{ic|&bitlbee}} に次のコマンドを入力します:

<user> account add discord <email> <password>
<root> Account successfully added with tag discord
<user> account discord on
<root> discord - Logging in: Logged in


== 参照 ==
== 参照 ==

2024年3月7日 (木) 03:15時点における最新版

Bitlbee は"コンソールベースの IRC と ICQ/MSN/Jabber などの IM チャットのゲートウェイ"です。Bitlbee を使うことで XMPP/Jabber, MSN Messenger, Yahoo! Messenger, AIM, ICQ などの人気のチャットネットワーク, Twitter マイクロブログネットワーク (さらに identi.ca や status.net といった Twitter API と互換性のある他のサービス), Facebook や StudiVZ などのソーシャルネットワークチャットネットワークを IRC クライアントで扱うことができます。

ユーザーの友達はチャンネル上の通常の IRC ユーザーとして表示され、IRC のプライベートメッセージ機能を使って会話します。

インストール

bitlbee パッケージをインストールしてください。

設定

/etc/bitlbee/bitlbee.conf 設定ファイルで様々な設定ができます。

デーモン

Bitlbee デーモンは root 権限なしで実行することをお勧めします。次の行のコメントを解除すると、Bitlbee がパッケージのインストール時に作成された "bitlbee" ユーザーとして実行できるようになります。

User = bitlbee

デーモンモードの場合は、次の行のコメントを解除します。

DaemonInterface = 0.0.0.0
DaemonPort = 6667

ローカルホストからの接続のみを許可するには、リッスンインターフェイス (DaemonInterface) をループバックに設定します。

DaemonInterface = 127.0.0.1

設定したユーザーが設定ディレクトリに書き込み可能であることを確認します。

# chown -R bitlbee:bitlbee /var/lib/bitlbee

デフォルトでは、bitlbee サービスはクライアントの切断を避けるために、停止/再起動時に子プロセスを強制終了しません。これはパブリックサーバーには望ましいことですが、アップグレード後にクライアントが古いバージョンで実行されたままになるプライベートインストールではあまり望ましくありません。

bitlbee プロセスを適切に終了するには、ユニットを 編集 します:

bitlbee.service
[Service]
KillMode=control-group

次に、bitlbee.service ユニットを 起動/有効化 します

サーバーを起動しただけではチャットアカウントにログインできないことに注意してください。

使用方法

Bitlbee を起動したら IRC クライアントを使って localhost に接続してください。コントロールチャンネル &bitlbee が基本的な情報を表示します (表示されない場合は、join してください)。help と入力することでいつでもヘルプを表示できます。

コントロールチャンネルの中で、次のコマンドを入力して指示に従って下さい:

help quickstart

あなたの友達があなたを追加するために認証をリクエストすることがあります。コントロールパネルの説明に従って reply してください。

チャットを開始するには、新しく IRC のプライベートウィンドウを開きます:

/msg friend hello!

OTR

OTR のサポートが必要な場合 libotr をインストールしてください。アカウントの登録時に、bitlbee は OTR キーを生成して、OTR 対応の連絡先と通信するときに透過的にキーが使われます。

外部サービス

Telegram

Telegram を bitlbee で動作させるには、libpurple サポートでコンパイルされたバージョン (たとえば、bitlbee-libpurpleAUR) が必要ですが、パッチ適用されたバージョンや開発バージョンも利用できます。

次に、telegram-tdlib-purple-gitAUR をインストールして、bitlbee.service再起動 します。

制御チャネル &bitlbee に次のコマンドを入力します:

11:45:03 <@user> account add telegram <phone_number_with_region_prefix> <anything>
11:45:03 <@root> Account successfully added
11:45:06 <@user> account telegram on

接続後、別のチャットウィンドウが開き、SMS コードを要求され、入力すると、Telegram がセットアップされ機能します。

Twitter

コントロールチャンネル &bitlbee で、以下のコマンドを入力してください:

11:45:03 <@user> account add twitter <handle>
11:45:03 <@root> Account successfully added
11:45:06 <@user> account on
11:45:06 <@root> Trying to get all accounts connected...
11:45:06 <@root> twitter - Logging in: Requesting OAuth request token

プライベートチャンネル twitter_handle で、以下のように表示されます:

11:45:07 <twitter_handle> To finish OAuth authentication, please visit http://api.twitter.com/oauth/authorize?oauth_token=xxxxxxxxx and respond with the resulting PIN code.

リンクをクリックして Twitter で BitlBee アプリを認証してください。以下のように表示されます:

11:59:54 <@root> twitter - Logging in: Connecting to Twitter
11:59:55 <@root> twitter - Logging in: Logged in

Discord

bitlbee-discord-gitAUR パッケージをインストールします。

制御チャネル &bitlbee に次のコマンドを入力します:

<user> account add discord <email> <password>
<root> Account successfully added with tag discord
<user> account discord on
<root> discord - Logging in: Logged in

参照