「Init 比較表」の版間の差分
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=== コマンド === |
=== コマンド === |
2015年11月13日 (金) 18:12時点における版
関連記事
この記事では古い SysVinit と新しい systemd の初期化を比較しています。
.service
と .target
の拡張子はいつでも省略できることを覚えておいて下さい。特にブートローダーのメニューが表示された時に一時的にカーネルパラメータを編集するときにこのことを覚えておけば楽になります。
コマンド
SysVinit | systemd | 情報 |
---|---|---|
rc.d {start | stop | restart} daemon | systemctl {start | stop | restart} daemon.service | サービスの状態を変更する。 |
rc.d list | systemctl list-unit-files --type=service | サービスを一覧する。 |
chkconfig daemon {on | off} | systemctl {enable | disable} daemon.service | サービスをオン・オフにする。 |
chkconfig daemon --add | systemctl daemon-reload | 設定やスクリプトを作成・修正する際に使用。 |
ターゲット表
SysV ランレベル | systemd ターゲット | 説明 |
---|---|---|
0 | runlevel0.target, poweroff.target | システムをシャットダウンする。 |
1, s, single | runlevel1.target, rescue.target | シングルユーザーモード。 |
2, 4 | runlevel2.target, runlevel4.target, multi-user.target | ユーザー定義・サイト指定ランレベル。デフォルトでは、3 と同一。 |
3 | runlevel3.target, multi-user.target | マルチユーザー、非グラフィカル。一般的にマルチコンソールやネットワークを介してログインするのに使われます。 |
5 | runlevel5.target, graphical.target | マルチユーザー、グラフィカル。通常、ランレベル 3 の全てのサービスにグラフィカルログインを付加。 |
6 | runlevel6.target, reboot.target | 再起動 |
emergency | emergency.target | 緊急シェル |