「カーソルテーマ」の版間の差分

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[[Category:X サーバー]]
 
[[Category:X サーバー]]
  +
[[Category:視覚効果]]
[[en:X11 Cursors]]
 
[[es:X11 Cursors]]
+
[[en:Cursor themes]]
[[it:X11 Cursors]]
+
[[es:Cursor themes]]
[[pt:X11 Cursors]]
+
[[it:Cursor themes]]
[[ru:X11 Cursors]]
+
[[pt:Cursor themes]]
[[zh-CN:X11 Cursors]]
+
[[ru:Cursor themes]]
  +
[[zh-hans:Cursor themes]]
デフォルトの黒のポインターの代わりに使える多くのカーソルテーマが存在します。
 
  +
ディスプレイサーバーには GUI のナビゲーションや操作を楽にする ''カーソルテーマ'' が付属しています。ディスプレイサーバーにカーソルテーマは含まれていますが、他のカーソルテーマをインストールして選択することもできます。
このガイトではカーソルの入手できる場所、インストール・設定方法を説明します。
 
   
==マウテーマを入手==
+
== インール ==
まず、すでにインストールされているテーマを確認しましょう:
 
ls /usr/share/icons/*
 
cursors サブディレクトリでディレクトリを検索。
 
find /usr/share/icons -type d -iname "*cursors*"
 
   
  +
パッケージを使ってインストールするか、適当なディレクトリにダウンロード・解凍してインストールします。
また、公式 Arch リポジトリでカーソルテーマを確認: [https://www.archlinux.org/packages/?sort=&q=xcursor-&maintainer=&last_update=&flagged=&limit=50 search "xcursor-"]
 
   
  +
=== パッケージ ===
{{Note|{{Pkg|xcursor-themes}} パッケージは {{ic|/usr/share/icons}} 内に 'redglass' と 'whiteglass' テーマをインストールします。}}
 
   
  +
カーソルテーマは公式リポジトリと AUR からインストールできます:
[https://aur.archlinux.org/packages.php?O=0&L=0&C=17&K=cursor&SeB=nd&SB=n&SO=a&PP=50&do_Search=Go AUR] から入手できるテーマもあります。
 
   
  +
* [[公式リポジトリ]] — [https://www.archlinux.jp/packages/?sort=&q=xcursor-&maintainer=&last_update=&flagged=&limit=50 "xcursor-" 検索]
その他にカーソルをダウンロードできるサイトへのリンク:
 
  +
* [[AUR]] — [https://aur.archlinux.org/packages.php?O=0&L=0&C=17&K=cursor&SeB=nd&SB=n&SO=a&PP=50&do_Search=Go "cursor" 検索]
*[http://kde-look.org/index.php?xcontentmode=36 KDE Look]
 
*[http://www.customize.org/list/xcursors Customize.org]
 
   
  +
=== 手動 ===
==マウスカーソルテーマのインストール==
 
上述のように pacman を使ってテーマをインストールしない場合、以下のように手動でインストールする必要があります。
 
   
  +
カーソルテーマが公式リポジトリや AUR にない場合、手動で追加することができます。カーソルテーマをダウンロードすることができるウェブサイトは星の数ほどあります。ダウンロードしたら、''icons'' ディレクトリに配置して下さい (カーソルはアイコンテーマと一緒に配布されていることがあります)。
'''カーソルテーマパッケージを展開:'''
 
$ tar -zxvf foobar-cursor-theme-package-foo.tar.gz
 
または
 
$ tar -jxvf foobar-cursor-theme-package-foo.tar.bz2
 
'''カーソルテーマのためのディレクトリを作成:'''
 
   
  +
カーソルテーマを入手できるウェブサイト:
''例:'' FooBar-AweSoMe-Cursors-v2.98beta
 
   
  +
* [https://www.gnome-look.org/browse/cat/107/ord/latest/ GNOME Look]
特定ユーザーでのインストール:
 
  +
* [https://www.deviantart.com/browse/all/customization/skins/linuxutil/x11cursors/ Deviant Art]
$ mkdir -p ~/.icons/foobar/cursors
 
  +
* [https://www.opendesktop.org/browse/cat/107/ Open Desktop]
   
  +
''ユーザー個別''にインストールする場合、{{ic|~/.local/share/icons/}} または {{ic|~/.icons/}} ディレクトリを使います。次のコマンドを使えば大抵のアーカイブを展開できます:
システム全体のインストール:
 
# mkdir -p /usr/share/icons/foobar/cursors
 
   
  +
$ tar xvf foobar-cursor-theme.tar.gz -C ~/.local/share/icons
{{Note|ディレクトリを作成する際に、テーマの名前を簡単にするため 'FooBar-AweSoMe-Cursors-v2.98beta' の代わりに 'foobar' を使っています。}}
 
   
  +
カーソルテーマのディレクトリは {{ic|theme-name/cursors}} です。例: {{ic|~/.local/share/icons/''theme''/cursors/}}。展開したファイルがこのディレクトリを含んでいることを確認して下さい。
'''適切なディレクトリにカーソルファイルをコピー:'''
 
   
  +
{{Note|''システム全体''にインストールする場合 {{ic|/usr/share/icons}} ディレクトリを使います。このディレクトリにファイルを手動で配置することは [[pacman]] で追跡できなくなるので推奨されません。代わりにカーソルテーマの[[PKGBUILD|パッケージ]]を作成することを推奨します。}}
特定ユーザーでのインストール:
 
$ cp -a FooBar-AweSoMe-Cursors-v2.98beta/cursors/* ~/.icons/foobar/cursors/
 
   
  +
インストールしたカーソルテーマは次のコマンドで確認できます:
システム全体のインストール:
 
# cp -a FooBar-AweSoMe-Cursors-v2.98beta/cursors/* /usr/share/icons/foobar/cursors/
 
   
  +
find /usr/share/icons ~/.local/share/icons ~/.icons -type d -name "cursors"
パッケージに index.theme ファイルが含まれているときは、そのファイルの中に "Inherits" 行があるかどうか確認してください。もしその行があれば、システムにその名前で継承されるテーマが存在しているか確認してください(必要なら名前を変更してください)。
 
   
  +
パッケージに index.theme ファイルが含まれているときは、そのファイルの中に "Inherits" 行があるかどうか確認してください。もしその行があれば、システムにその名前で継承されるテーマが存在しているか確認してください (必要なら名前を変更してください)。
'''適切なディレクトリに index.theme ファイルをコピー:'''
 
   
  +
== 設定 ==
特定ユーザーでのインストール:
 
$ cp -a FooBar-AweSoMe-Cursors-v2.98beta/index.theme ~/.icons/foobar/index.theme
 
   
  +
カーソルテーマを設定する方法は複数あります。
システム全体のインストール:
 
# cp -a FooBar-AweSoMe-Cursors-v2.98beta/index.theme /usr/share/icons/foobar/index.theme
 
   
  +
=== XDG の仕様 ===
パッケージに index.theme が含まれていなかったり、"Inherits" 行がない場合は、ファイルをコピーする必要はありません。
 
   
  +
この方法は [[Xorg|X11]] と [[Wayland]] 両方のカーソルテーマに適用されます。
'''欠けているカーソルへのリンクを作成:'''
 
  +
  +
''ユーザー個別''に設定する場合、{{ic|~/.icons/default/index.theme}} を作成・編集してください。''システム全体''に設定する場合、{{ic|/usr/share/icons/default/index.theme}} を編集します。
  +
  +
{{ic|[icon theme]}} セクションの {{ic|Inherits}} オプションを xcursor テーマのディレクトリ名 {{ic|''cursor_theme_name''}} に設定する必要があります (例: {{ic|xcursor-breeze-snow}}):
  +
  +
{{hc|~/.icons/default/index.theme|2=
  +
[icon theme]
  +
Inherits=''cursor_theme_name''}}
  +
  +
それから {{ic|~/.config/gtk-3.0/settings.ini}} を編集してください ({{ic|''cursor_theme_name''}} を使用するテーマに置き換えてください):
  +
  +
{{hc|~/.config/gtk-3.0/settings.ini|2=
  +
[Settings]
  +
gtk-cursor-theme-name=''cursor_theme_name''}}
  +
  +
変更を適用するには再ログインが必要です。
  +
  +
=== LXAppearance ===
  +
  +
[[LXDE#カーソル|LXAppearance]] は [[#XDG の仕様]] で指定されている {{ic|index.theme}} ファイルを作成することでデフォルトカーソルを設定します。
  +
  +
=== デスクトップ環境 ===
  +
  +
[[デスクトップ環境]] は [https://specifications.freedesktop.org/xsettings-spec/xsettings-latest.html XSETTINGS プロトコル] を使います。通常は設定デーモンによって実装されます。オンザフライでカーソルを変更することができますが、適用されるテーマがアプリケーションによって異なってしまう可能性があります。手動でカーソルテーマを変更する方法は [[#XDG の仕様]] を見て下さい。
  +
  +
==== GNOME ====
  +
  +
[[GNOME]] でテーマを変更するには {{Pkg|gnome-tweaks}} を使用するか、次のコマンドで直接設定します:
  +
  +
gsettings set org.gnome.desktop.interface cursor-theme ''theme-name''
  +
  +
カーソルのサイズを変更するには (テーマによりますが選べるサイズは 24, 32, 48, 64 です):
  +
  +
gsettings set org.gnome.desktop.interface cursor-size ''theme-size''
  +
  +
{{Note|Wayland ではデフォルトで、Gnome アプリケーションは {{ic|~/.local/share/icons}} に置かれているカーソルテーマを表示することができません。対応策として、[[#環境変数|パスを XCURSOR_PATH に追加]]してください。}}
  +
  +
==== KDE (Wayland) ====
  +
  +
GTK/Gnome アプリケーションが Wayland でカーソルテーマを正しく適用するには、{{Pkg|xdg-desktop-portal-gtk}} をインストールする必要があります。
  +
  +
==== MATE ====
  +
  +
MATE では mate-control-center または gsettings を使います。テーマを変更するには:
  +
  +
gsettings set org.mate.peripherals-mouse cursor-theme ''theme-name''
  +
  +
サイズを変更するには:
  +
  +
gsettings set org.mate.peripherals-mouse ''theme-size''
  +
  +
==== XFCE ====
  +
  +
xcursor テーマを変更するには:
  +
  +
xfconf-query --channel xsettings --property /Gtk/CursorThemeName --set ''cursor_theme_name''
  +
  +
サイズを変更するには:
  +
  +
xfconf-query --channel xsettings --property /Gtk/CursorThemeSize --set ''cursor_theme_size''
  +
  +
=== X resources ===
  +
  +
ローカルでカーソルテーマに名前を付けるには、{{ic|~/.Xresources}} ファイルに以下を加えて下さい:
  +
  +
Xcursor.theme: cursor-theme
  +
  +
カーソルテーマを正しくロードするには {{ic|~/.Xresources}} がウィンドウマネージャによって呼び出される必要があります。呼び出されない場合、次のコマンドを {{ic|~/.xinitrc}} か [[xprofile|.xprofile]] に置くことで強制的にロードするようにできます:
  +
  +
$ xrdb ~/.Xresources
  +
  +
カーソルテーマが複数のサイズをサポートしている場合、任意で次の行を {{ic|~/.Xresources}} に追加できます:
  +
  +
Xcursor.size: 16
  +
  +
{{Tip|32, 48, 64 も指定できます。}}
  +
  +
サポートされているカーソルサイズがわからない場合は、この設定を使わずに X を起動してカーソルサイズを自動的に選ばせるようにしてください。詳しくはウィンドウマネージャのドキュメントを参照してください。
  +
  +
=== 環境変数 ===
  +
  +
[[環境変数]]を使って単一のアプリケーションでテーマを設定して、一時的に試してみることができます:
  +
  +
$ XCURSOR_THEME=SomeThemeName xclock
  +
  +
カーソルテーマが複数のサイズをサポートしている場合は XCURSOR_SIZE は任意です。
  +
  +
カーソルテーマを {{ic|~/.local/share/icons}} にインストールしている場合、問題を避けるためにパスを XCURSOR_PATH に追加してください。例:
  +
  +
{{hc|~/.bash_profile|2=
  +
export XCURSOR_PATH=${XCURSOR_PATH}:~/.local/share/icons}}
  +
  +
=== ディスプレイマネージャ ===
  +
  +
ディスプレイマネージャの中でもカーソルテーマを設定することはできますが、ユーザーセッションにはカーソルテーマが持ち越されないことがあるので注意してください。
  +
  +
==== GDM ====
  +
  +
[[GDM#カーソルテーマの変更]] を見てください。
  +
  +
=== Tor ブラウザ ===
  +
  +
Tor ブラウザには独自の "仮想" ホームディレクトリがあり、ユーザーのホームディレクトリ内のファイルを読み取りません。したがって、設定とアイコンのテーマを Tor ブラウザのインス​​トールディレクトリにコピーする必要があります。
  +
  +
# $HOME of tor browser
  +
TBHOME=~/.local/share/torbrowser/tbb/x86_64/tor-browser/Browser
  +
# path to tor browser's gtk3 settings.ini
  +
TBG3RC=$TBHOME/.config/gtk-3.0/settings.ini
  +
# your user's directory where custom cursors are stored, might be below .local/share/ instead
  +
ICONSDIR=~/.icons
  +
  +
# make sure first line of the settings.ini is '[Settings]'
  +
[ -f $TBG3RC ] && [ $(head -1 $TBG3RC) == '[Settings]' ] || echo '[Settings]' >> $TBG3RC
  +
# add your gtk3 settings to torbrowser's, strip leading [Settings] tag line
  +
tail -n +2 ~/.config/gtk-3.0/settings.ini >> $TBG3RC
  +
# copy your cursor files to torbrowser
  +
# ONLY NEEDED IF YOU HAVE CURSORS NOT INSTALLED SYSTEM-WIDE
  +
cp --recursive $ICONSDIR $TBHOME/
  +
  +
== トラブルシューティング ==
  +
  +
=== 欠けているカーソルへのリンクを作成 ===
   
 
テーマにカーソルが欠けているとき、アプリケーションがデフォルトのカーソルを使いつづけるかもしれません。こういった場合は、欠けているカーソルへのリンクを追加して修正できます。例:
 
テーマにカーソルが欠けているとき、アプリケーションがデフォルトのカーソルを使いつづけるかもしれません。こういった場合は、欠けているカーソルへのリンクを追加して修正できます。例:
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上のリンクが問題を解決しないときは、テーマに欠けているカーソルを {{ic|/usr/share/icons/whiteglass/cursors}} で探して、同じようにリンクを作成してください。
 
上のリンクが問題を解決しないときは、テーマに欠けているカーソルを {{ic|/usr/share/icons/whiteglass/cursors}} で探して、同じようにリンクを作成してください。
   
  +
{{Tip|不要なカーソルを削除することもできます。例えば"時計"カーソルを削除するには:
== Awesome ウィンドウマネージャでカーソルテーマが適用されない ==
 
   
  +
$ cd ~/.icons/''theme''/cursors/
Awesome ウィンドウマネージャでは Xcursor は正しく動作しません。
 
  +
$ rm watch left_ptr_watch
  +
$ ln -s left_ptr watch
  +
$ ln -s left_ptr left_ptr_watch
  +
}}
   
  +
=== 欠けているカーソルを補う ===
詳しくは次のリンクを見て下さい http://awesome.naquadah.org/wiki/FAQ#How_to_change_the_cursor_theme.3F
 
   
  +
プログラムによってはカスタムカーソルを設定するものがあります。例えば、rdesktop は Microsoft Windows コンピュータに接続してリモートマシンから取得したカーソルを使います。プロトコルの制限によって変換品質が悪く、それによってカーソルが見づらいことが多々あります。
== カーソルテーマの選択と設定 ==
 
   
  +
カーソルを同一 (または他の) カーソルテーマで置き換えることで解決できます。それには、画像の''ハッシュ''を取得する必要があります。アプリケーションを起動する前に {{ic|XCURSOR_DISCOVER}} 環境変数を設定してください:
Gnome などのデスクトップ環境を使っている場合、GUI をつかってカーソルテーマを選択できます。
 
   
  +
$ XCURSOR_DISCOVER=1 rdesktop ...
=== XDG Icon Theme Specification を使う ===
 
   
  +
カーソルが設定されると、以下のような表示がされます:
{{Note|この方法は [[Xorg|X11]] と [[Wayland|Wayland]] 両方のカーソルテーマもセットします。}}
 
   
  +
Cursor image name: 24020000002800000528000084810000
インストールしたカーソルテーマに向けた "default" シンボリックリンクを {{ic|~/.icons}} に作成できます:
 
  +
...
  +
Cursor image name: 7bf1cc07d310bf080118007e08fc30ff
  +
...
  +
Cursor hash 24020000002800000528000084810000 returns 0x0
   
  +
Xcursor が欠けているカーソルを探すとき、検索パスには {{ic|~/.icons/default/cursors}} が含まれています。まず、このディレクトリを作成します (存在しない場合):
$ ln -s /usr/share/icons/foobar/ ~/.icons/default
 
   
  +
$ mkdir -p ~/.icons/default/cursors
全体的にカーソルを変更したかったり (例:kdm や gdm などのログインマネージャでカーソルを使う)、上記の方法では問題が発生する場合 (例: Firefox)、{{ic|/usr/share/icons/default/}} ディレクトリを作成してください '''(必要なときにだけ行なって下さい)''':
 
   
  +
次にハッシュから画像にリンクを作成します。{{ic|Vanilla-DMZ}} カーソルテーマの {{ic|left_ptr}} 画像を使用する例:
# mkdir -p /usr/share/icons/default '''(必要なときにだけ行なって下さい)'''
 
   
  +
$ ln -s /usr/share/icons/Vanilla-DMZ/cursors/left_ptr ~/.icons/default/cursors/24020000002800000528000084810000
{{ic|/usr/share/icons/default/index.theme}} ファイルを作成するか編集して以下を加えて下さい:
 
   
  +
アプリケーションを再起動するとすぐに変更が適用されます。アプリケーションを起動するときに特別な操作は必要ありません。
[icon theme]
 
Inherits=foobar
 
   
  +
=== 形が X のデフォルトカーソルの変更 ===
もしくはカーソルテーマを {{ic|~/.icons}} 内にだけ置きたいときは、{{ic|~/.icons/default/}} ディレクトリを作成してください:
 
   
  +
デフォルトカーソルを left_ptr に設定しないウィンドウマネージャや、Xlib の代わりに XCB が使われるウィンドウマネージャ ([[awesome]] など) では X の形をしたカーソルが表示されます。
$ mkdir -p ~/.icons/default
 
   
  +
以下を {{ic|~/.xinitrc}} や xsession あるいはウィンドウマネージャのスタートアップ設定に追加することで修正できます (例えば bspwm の bspwmrc):
そして上の {{ic|/usr/share/icons/default/index.theme}} と同じ内容で {{ic|~/.icons/default/index.theme}} ファイルを作成してください。
 
  +
$ xsetroot -cursor_name left_ptr
   
  +
カーソル形状のリストは X プロトコルの [https://tronche.com/gui/x/xlib/appendix/b/ appendix B] に記載されています。
=== Gnome 3.8 ===
 
   
  +
=== .Xdefaults ===
Gnome 3.8 でカーソルテーマを変更するには、以下のコマンドを実行してください:
 
   
  +
カーソルの衝突が発生する場合、おそらく {{ic|~/.Xdefaults}} ファイルで別々のカーソルが設定されています。
gsettings set org.gnome.desktop.interface cursor-theme foobar
 
   
  +
=== 起動時にカーソルのサイズが変わらない ===
もしくは dconf-editor を使って手動でテーマの名前を変更してください。
 
   
  +
{{ic|~/.xinitrc}} で {{ic|~/.Xresources}} を使ってカーソルのサイズを変更しているのにうまくいかない場合、{{ic|~/.Xresources}} のロード前に xrandr を実行するようにしてください。
ログイン画面のカーソルテーマを変えるには {{ic|/etc/dconf/db/gdm.d/10-cursor-settings}} ファイルを以下の内容で作成してください:
 
   
  +
{{ic|~/.xinitrc}} が以下のようになっていることを確認してください:
[org/gnome/desktop/interface]
 
  +
{{hc|~/.xinitrc|2=
cursor-theme='foobar'
 
  +
xrandr &&
  +
...
  +
xrdb -merge ~/.Xresources &&
  +
exec wm}}
   
  +
=== Plasma (Wayland) でカーソルサイズやテーマが変わらない ===
そして root で次のコマンドを実行してください:
 
   
  +
[[Wayland]] 環境下で [[Plasma]] を使用する際、カーソルサイズやテーマを変更する場合は、変更適用後に必ずセッションを再起動してください [https://community.kde.org/Plasma/Wayland_Showstoppers#KWin.2Fcompositing.2Fwindow_management] [https://bugs.kde.org/show_bug.cgi?id=420859]
dconf update
 
   
  +
このバグについては、[[KDE#Plasma のカーソルがときどきおかしくなる]] の回避策を参照してください。
=== X resources を使う ===
 
 
ローカルでカーソルテーマに名前を付けるには、{{ic|~/.Xresources}} に次を加えて下さい:
 
 
Xcursor.theme: foobar
 
 
カーソルテーマを正しくロードするにはウィンドウマネージャによって呼び出される必要があります。そうならない場合、次のコマンドを {{ic|~/.xinitrc}} か [[xprofile|.xprofile]] に置くことで強制的にロードするようにできます:
 
 
xrdb ~/.Xresources &
 
 
カーソルテーマが複数のサイズをサポートしている場合、任意で次の行を {{ic|~/.Xresources}} に追加できます:
 
Xcursor.size: 16 ! 32, 48 or 64 may also be good values
 
   
  +
== 参照 ==
サポートされているカーソルサイズがわからない場合はこの設定を使わずに X を起動してカーソルサイズを自動的に選ばせるようにしてください。
 
   
  +
* {{man|3|Xcursor}} — X のカーソルに関する詳細情報 (サポートされているディレクトリ、フォーマット、互換性など)
詳しくはウィンドウマネージャのドキュメントを参照してください。
 
   
  +
{{TranslationStatus|Cursor themes|2023-12-14|698767}}
== 詳細 ==
 
X のカーソルについて(サポートされているディレクトリ、フォーマット、互換性など)詳しくは man ページを参照してください:
 
$ man Xcursor
 

2023年12月14日 (木) 02:57時点における最新版

ディスプレイサーバーには GUI のナビゲーションや操作を楽にする カーソルテーマ が付属しています。ディスプレイサーバーにカーソルテーマは含まれていますが、他のカーソルテーマをインストールして選択することもできます。

インストール

パッケージを使ってインストールするか、適当なディレクトリにダウンロード・解凍してインストールします。

パッケージ

カーソルテーマは公式リポジトリと AUR からインストールできます:

手動

カーソルテーマが公式リポジトリや AUR にない場合、手動で追加することができます。カーソルテーマをダウンロードすることができるウェブサイトは星の数ほどあります。ダウンロードしたら、icons ディレクトリに配置して下さい (カーソルはアイコンテーマと一緒に配布されていることがあります)。

カーソルテーマを入手できるウェブサイト:

ユーザー個別にインストールする場合、~/.local/share/icons/ または ~/.icons/ ディレクトリを使います。次のコマンドを使えば大抵のアーカイブを展開できます:

$ tar xvf foobar-cursor-theme.tar.gz -C ~/.local/share/icons

カーソルテーマのディレクトリは theme-name/cursors です。例: ~/.local/share/icons/theme/cursors/。展開したファイルがこのディレクトリを含んでいることを確認して下さい。

ノート: システム全体にインストールする場合 /usr/share/icons ディレクトリを使います。このディレクトリにファイルを手動で配置することは pacman で追跡できなくなるので推奨されません。代わりにカーソルテーマのパッケージを作成することを推奨します。

インストールしたカーソルテーマは次のコマンドで確認できます:

find /usr/share/icons ~/.local/share/icons ~/.icons -type d -name "cursors"

パッケージに index.theme ファイルが含まれているときは、そのファイルの中に "Inherits" 行があるかどうか確認してください。もしその行があれば、システムにその名前で継承されるテーマが存在しているか確認してください (必要なら名前を変更してください)。

設定

カーソルテーマを設定する方法は複数あります。

XDG の仕様

この方法は X11Wayland 両方のカーソルテーマに適用されます。

ユーザー個別に設定する場合、~/.icons/default/index.theme を作成・編集してください。システム全体に設定する場合、/usr/share/icons/default/index.theme を編集します。

[icon theme] セクションの Inherits オプションを xcursor テーマのディレクトリ名 cursor_theme_name に設定する必要があります (例: xcursor-breeze-snow):

~/.icons/default/index.theme
[icon theme] 
Inherits=cursor_theme_name

それから ~/.config/gtk-3.0/settings.ini を編集してください (cursor_theme_name を使用するテーマに置き換えてください):

~/.config/gtk-3.0/settings.ini
[Settings]
gtk-cursor-theme-name=cursor_theme_name

変更を適用するには再ログインが必要です。

LXAppearance

LXAppearance#XDG の仕様 で指定されている index.theme ファイルを作成することでデフォルトカーソルを設定します。

デスクトップ環境

デスクトップ環境XSETTINGS プロトコル を使います。通常は設定デーモンによって実装されます。オンザフライでカーソルを変更することができますが、適用されるテーマがアプリケーションによって異なってしまう可能性があります。手動でカーソルテーマを変更する方法は #XDG の仕様 を見て下さい。

GNOME

GNOME でテーマを変更するには gnome-tweaks を使用するか、次のコマンドで直接設定します:

gsettings set org.gnome.desktop.interface cursor-theme theme-name

カーソルのサイズを変更するには (テーマによりますが選べるサイズは 24, 32, 48, 64 です):

gsettings set org.gnome.desktop.interface cursor-size theme-size
ノート: Wayland ではデフォルトで、Gnome アプリケーションは ~/.local/share/icons に置かれているカーソルテーマを表示することができません。対応策として、パスを XCURSOR_PATH に追加してください。

KDE (Wayland)

GTK/Gnome アプリケーションが Wayland でカーソルテーマを正しく適用するには、xdg-desktop-portal-gtk をインストールする必要があります。

MATE

MATE では mate-control-center または gsettings を使います。テーマを変更するには:

gsettings set org.mate.peripherals-mouse cursor-theme theme-name

サイズを変更するには:

gsettings set org.mate.peripherals-mouse theme-size

XFCE

xcursor テーマを変更するには:

xfconf-query --channel xsettings --property /Gtk/CursorThemeName --set cursor_theme_name

サイズを変更するには:

xfconf-query --channel xsettings --property /Gtk/CursorThemeSize --set cursor_theme_size

X resources

ローカルでカーソルテーマに名前を付けるには、~/.Xresources ファイルに以下を加えて下さい:

Xcursor.theme: cursor-theme

カーソルテーマを正しくロードするには ~/.Xresources がウィンドウマネージャによって呼び出される必要があります。呼び出されない場合、次のコマンドを ~/.xinitrc.xprofile に置くことで強制的にロードするようにできます:

$ xrdb ~/.Xresources

カーソルテーマが複数のサイズをサポートしている場合、任意で次の行を ~/.Xresources に追加できます:

Xcursor.size: 16
ヒント: 32, 48, 64 も指定できます。

サポートされているカーソルサイズがわからない場合は、この設定を使わずに X を起動してカーソルサイズを自動的に選ばせるようにしてください。詳しくはウィンドウマネージャのドキュメントを参照してください。

環境変数

環境変数を使って単一のアプリケーションでテーマを設定して、一時的に試してみることができます:

$ XCURSOR_THEME=SomeThemeName xclock

カーソルテーマが複数のサイズをサポートしている場合は XCURSOR_SIZE は任意です。

カーソルテーマを ~/.local/share/icons にインストールしている場合、問題を避けるためにパスを XCURSOR_PATH に追加してください。例:

~/.bash_profile
export XCURSOR_PATH=${XCURSOR_PATH}:~/.local/share/icons

ディスプレイマネージャ

ディスプレイマネージャの中でもカーソルテーマを設定することはできますが、ユーザーセッションにはカーソルテーマが持ち越されないことがあるので注意してください。

GDM

GDM#カーソルテーマの変更 を見てください。

Tor ブラウザ

Tor ブラウザには独自の "仮想" ホームディレクトリがあり、ユーザーのホームディレクトリ内のファイルを読み取りません。したがって、設定とアイコンのテーマを Tor ブラウザのインス​​トールディレクトリにコピーする必要があります。

# $HOME of tor browser
TBHOME=~/.local/share/torbrowser/tbb/x86_64/tor-browser/Browser
# path to tor browser's gtk3 settings.ini
TBG3RC=$TBHOME/.config/gtk-3.0/settings.ini
# your user's directory where custom cursors are stored, might be below .local/share/ instead
ICONSDIR=~/.icons

# make sure first line of the settings.ini is '[Settings]'
[ -f $TBG3RC ] && [ $(head -1 $TBG3RC) == '[Settings]' ] || echo '[Settings]' >> $TBG3RC
# add your gtk3 settings to torbrowser's, strip leading [Settings] tag line
tail -n +2 ~/.config/gtk-3.0/settings.ini >> $TBG3RC
# copy your cursor files to torbrowser
# ONLY NEEDED IF YOU HAVE CURSORS NOT INSTALLED SYSTEM-WIDE
cp --recursive $ICONSDIR $TBHOME/

トラブルシューティング

欠けているカーソルへのリンクを作成

テーマにカーソルが欠けているとき、アプリケーションがデフォルトのカーソルを使いつづけるかもしれません。こういった場合は、欠けているカーソルへのリンクを追加して修正できます。例:

$ cd ~/.icons/foobar/cursors/
$ ln -s right_ptr arrow
$ ln -s cross crosshair
$ ln -s right_ptr draft_large
$ ln -s right_ptr draft_small
$ ln -s cross plus
$ ln -s left_ptr top_left_arrow
$ ln -s cross tcross
$ ln -s hand hand1
$ ln -s hand hand2
$ ln -s left_side left_tee
$ ln -s left_ptr ul_angle
$ ln -s left_ptr ur_angle
$ ln -s left_ptr_watch 08e8e1c95fe2fc01f976f1e063a24ccd

上のリンクが問題を解決しないときは、テーマに欠けているカーソルを /usr/share/icons/whiteglass/cursors で探して、同じようにリンクを作成してください。

ヒント: 不要なカーソルを削除することもできます。例えば"時計"カーソルを削除するには:
$ cd ~/.icons/theme/cursors/
$ rm watch left_ptr_watch
$ ln -s left_ptr watch
$ ln -s left_ptr left_ptr_watch

欠けているカーソルを補う

プログラムによってはカスタムカーソルを設定するものがあります。例えば、rdesktop は Microsoft Windows コンピュータに接続してリモートマシンから取得したカーソルを使います。プロトコルの制限によって変換品質が悪く、それによってカーソルが見づらいことが多々あります。

カーソルを同一 (または他の) カーソルテーマで置き換えることで解決できます。それには、画像のハッシュを取得する必要があります。アプリケーションを起動する前に XCURSOR_DISCOVER 環境変数を設定してください:

$ XCURSOR_DISCOVER=1 rdesktop ...

カーソルが設定されると、以下のような表示がされます:

Cursor image name: 24020000002800000528000084810000
...
Cursor image name: 7bf1cc07d310bf080118007e08fc30ff
...
Cursor hash 24020000002800000528000084810000 returns 0x0

Xcursor が欠けているカーソルを探すとき、検索パスには ~/.icons/default/cursors が含まれています。まず、このディレクトリを作成します (存在しない場合):

$ mkdir -p ~/.icons/default/cursors

次にハッシュから画像にリンクを作成します。Vanilla-DMZ カーソルテーマの left_ptr 画像を使用する例:

$ ln -s /usr/share/icons/Vanilla-DMZ/cursors/left_ptr ~/.icons/default/cursors/24020000002800000528000084810000

アプリケーションを再起動するとすぐに変更が適用されます。アプリケーションを起動するときに特別な操作は必要ありません。

形が X のデフォルトカーソルの変更

デフォルトカーソルを left_ptr に設定しないウィンドウマネージャや、Xlib の代わりに XCB が使われるウィンドウマネージャ (awesome など) では X の形をしたカーソルが表示されます。

以下を ~/.xinitrc や xsession あるいはウィンドウマネージャのスタートアップ設定に追加することで修正できます (例えば bspwm の bspwmrc):

$ xsetroot -cursor_name left_ptr

カーソル形状のリストは X プロトコルの appendix B に記載されています。

.Xdefaults

カーソルの衝突が発生する場合、おそらく ~/.Xdefaults ファイルで別々のカーソルが設定されています。

起動時にカーソルのサイズが変わらない

~/.xinitrc~/.Xresources を使ってカーソルのサイズを変更しているのにうまくいかない場合、~/.Xresources のロード前に xrandr を実行するようにしてください。

~/.xinitrc が以下のようになっていることを確認してください:

~/.xinitrc
xrandr &&
...
xrdb -merge ~/.Xresources &&
exec wm

Plasma (Wayland) でカーソルサイズやテーマが変わらない

Wayland 環境下で Plasma を使用する際、カーソルサイズやテーマを変更する場合は、変更適用後に必ずセッションを再起動してください [1] [2]

このバグについては、KDE#Plasma のカーソルがときどきおかしくなる の回避策を参照してください。

参照

  • Xcursor(3) — X のカーソルに関する詳細情報 (サポートされているディレクトリ、フォーマット、互換性など)
翻訳ステータス: このページは en:Cursor themes の翻訳バージョンです。最後の翻訳日は 2023-12-14 です。もし英語版に 変更 があれば、翻訳の同期を手伝うことができます。