「コンソールマウスサポート」の版間の差分

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2015年1月11日 (日) 14:09時点における版

GPM (General Purpose Mouse の略) は Linux の仮想コンソールでのマウスサポートを提供するデーモンです。

インストール

デスクトップ

pacmangpm をインストールしてください。

ノートパソコン

pacmangpmxf86-input-synaptics をインストールしてください。

設定

-m パラメータは使用するマウスの宣言の前に置きます。-t パラメータはマウスのタイプの前に起きます。-t オプションで使えるタイプのリストを表示するには、-t help を付けて gpm を実行してください。

$ gpm -m /dev/input/mice -t help

マウスにボタンが2つしかない場合、GPM_ARGS-2 を指定すれば2番目のボタンで貼り付け操作ができます。

gpm パッケージはいくつかのパラメータをつけて起動する必要があります。パラメータは /etc/conf.d/gpm ファイルに追記したり、gpm を実行するときに直接使うことができます。

  • PS/2 マウスの場合、既存の行を以下のように置き換えてください:
GPM_ARGS="-m /dev/psaux -t ps2"
  • USB マウスの場合:
GPM_ARGS="-m /dev/input/mice -t imps2"
  • IBM トラックポイントの場合:
GPM_ARGS="-m /dev/input/mice -t ps2"

満足のいく設定が決められたら、systemd を使って gpm を起動できます:

systemctl start gpm.service

また、ブート時に自動的に起動するには:

systemctl enable gpm.service

詳しい情報は man gpm を見て下さい。