「ミラー」の版間の差分

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[[fr:Miroirs]]
 
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[[it:Mirrors]]
 
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{{Related articles start (日本語)}}
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{{Related articles start}}
{{Related3|Mirroring|ミラーリング}}
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{{Related|非公式ミラー}}
 
{{Related|pacman}}
 
{{Related|pacman}}
{{Related|reflector}}
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{{Related|DeveloperWiki:新しいミラー}}
 
{{Related articles end}}
 
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このページにはミラーの選択と設定のガイドと現在利用できるミラーのリストがあります。
 
このページにはミラーの選択と設定のガイドと現在利用できるミラーのリストがあります。
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== 公式ミラー ==
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公式の Arch Linux ミラーリストは {{pkg|pacman-mirrorlist}} パッケージから取得されます。最新のミラーリストを取得したい場合、メインサイトの [https://www.archlinux.org/mirrorlist/ Pacman Mirrorlist Generator] ページを使ってください。
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Arch ミラーの状態は [https://www.archlinux.jp/mirrors/status/ Mirror Status] のページで確認できます。できるかぎり最新となっているミラーを使用することを推奨します。
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公式のミラーリストにミラーを追加して欲しい場合は、[[DeveloperWiki:新しいミラー]] を見てください。それまでは、このページの下部にある[[#非公式ミラー]]リストに追加してください。
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=== IPv6 対応ミラー ===
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[https://www.archlinux.org/mirrorlist/?ip_version=6 Pacman Mirrorlist Generator] を使って最新の IPv6 ミラーのリストを確認することができます。
   
 
== 特定のミラーを有効にする ==
 
== 特定のミラーを有効にする ==
   
ミラーを有効にするには、{{ic|/etc/pacman.d/mirrorlist}} を開あなたの国の部分を見て下さい。あなたが使いたいミラーをアンコメントします。
+
ミラーを有効にするには、{{ic|/etc/pacman.d/mirrorlist}} を開いてあなたの国の部分を見て下さい。あなたが使いたいミラーをアンコメントします。
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{{Note|ftp.archlinux.org は [https://www.archlinux.org/news/throttling-ftparchlinuxorg-rsyncarchlinuxorg/ 50KB/s に速度を抑えられています]。}}
 
 
例:
 
例:
   
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'''Server = <nowiki>http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/ArchLinux/$repo/os/$arch</nowiki>'''
 
'''Server = <nowiki>http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/ArchLinux/$repo/os/$arch</nowiki>'''
   
ミラーの選択を助けるツールについては [[#ミラーの状態]] や [[#速度で並び替える]] を見て下さい。
+
ミラーの選択を助けるツールについては [[#ミラーをソートする]] を見て下さい。
   
  +
{{Tip|
{{Tip|好みの5つのミラーをアンコメントしてミラーリストファイルの一番上に置いて下さい。最初のミラーに問題が起こったとしても他のミラーに移ることができるようになります。ミラーリストのアップデートをマージするのが簡単になるメリットもあります。}}
 
  +
* 好みの5つのミラーをアンコメントしてミラーリストファイルの一番上に置いて下さい。最初のミラーに問題が起こったとしても他のミラーに移ることができるようになります。ミラーリストのアップデートをマージするのが簡単になるメリットもあります。
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* [[Wikipedia:ja:HTTPの持続的接続|HTTP の持続的接続]]があるため、HTTP のミラーの方が FTP よりも高速です。FTP では、パッケージのダウンロードをリクエストするたびに新しい接続を確立する必要があるため、''pacman'' はそのたびに停止してしまいます。
  +
}}
   
 
{{ic|/etc/pacman.conf}} でミラーを指定することも可能です。''[core]'' リポジトリのデフォルトの設定は以下の通りです:
 
{{ic|/etc/pacman.conf}} でミラーを指定することも可能です。''[core]'' リポジトリのデフォルトの設定は以下の通りです:
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{{ic|/etc/pacman.d/mirrorlist}} を作成・編集した後は次のコマンドを実行してください:
 
{{ic|/etc/pacman.d/mirrorlist}} を作成・編集した後は次のコマンドを実行してください:
# pacman -Syy
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# pacman -Syyu
   
{{Tip|2つの {{Ic|--refresh}} や {{Ic|-y}} フラグを渡すと強制的に(リストが最新でも pacman の全てのパッケージリストを更新させます。''新しいミラーに変更した時はいつでも'' {{Ic|pacman -Syy}} をするようにして下さい。無用な問題を避けることができます。}}
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2つの {{Ic|--refresh}} や {{Ic|-y}} フラグを渡すと (リストが最新でも) 強制的に pacman の全てのパッケージリストを更新させます。''新しいミラーに変更した時はいつでも'' {{Ic|pacman -Syy}} をするようにして下さい。無用な問題を避けることができます。[https://bbs.archlinux.org/viewtopic.php?id=163124 Is -Syy safe?] も参照。
   
==ミラーの状態==
+
== ミラーをソートする ==
  +
パッケージをダウンロードする際、pacman は {{ic|/etc/pacman.d/mirrorlist}} に書かれた順番でミラーを使用します。更新頻度と速度でミラーをソートする [[Reflector]] を使わない場合、以下の方法で手動でミラーをソートしてください。
Arch ミラーの状態やアップデートの頻度を確認するには https://www.archlinux.org/mirrors/status/ や http://www.archlinux.de/?page=MirrorStatus を見て下さい。
 
   
  +
最速のミラーだけを使うのはいいアイデアとは言えません。最速のミラーの更新が遅れることがありえるからです。[[#速度で並び替える|速度で並び替えて]]から[https://www.archlinux.jp/mirrors/status/ ミラーの状態] を見て同期が遅れているミラーを排除するほうが良いでしょう。
最新のミラーリストを[https://www.archlinux.org/mirrorlist/ ここ]で生成することができます。ミラーリストの生成は[[#Mirrorlist Generator からダウンロードするスクリプト|スクリプト]]を使ったり、Mirrorcheck を使って生成する [[Reflector]] をインストールすることで自動化可能です。ミラーの更新状態を手動で確認するには:
 
#サーバーの "extra/os/" をブラウズ;
 
#他のタブ・ウィンドウで https://www.archlinux.org/ にアクセス;
 
#ミラーの {{ic|i686}} ディレクトリの最終更新日とホームページの右の ''Package Repositories'' にある ''[extra]'' の日付を比較する。
 
   
  +
=== 速度別一覧 ===
==ミラーをソートする==
 
パッケージをダウンロードする際、pacman は {{ic|/etc/pacman.d/mirrorlist}} に書かれた順番でミラーを使用します。更新頻度と速度でミラーをソートする reflector を使わない場合、以下の方法で手動でミラーをソートしてください。
 
   
===速度で並び替える===
+
==== 速度で並び替える ====
  +
Bash スクリプト {{ic|/usr/bin/rankmirrors}} で最速のローカルミラーを決定することができます。
 
  +
{{Pkg|pacman-contrib}} パッケージに含まれている Bash スクリプト {{ic|/usr/bin/rankmirrors}} で最速のローカルミラーを決定することができます。
   
 
既存の {{ic|/etc/pacman.d/mirrorlist}} をバックアップしてください:
 
既存の {{ic|/etc/pacman.d/mirrorlist}} をバックアップしてください:
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全てのミラーをアンコメントしたいなら以下の {{Ic|sed}} を実行:
 
全てのミラーをアンコメントしたいなら以下の {{Ic|sed}} を実行:
# sed '/^#\S/ s|#||' -i /etc/pacman.d/mirrorlist.backup
+
# sed -i 's/^#Server/Server/' /etc/pacman.d/mirrorlist.backup
   
 
最後に、ミラーにランク付けをします。{{Ic|-n 6}} は最速の6つのミラーを出力することを意味しています:
 
最後に、ミラーにランク付けをします。{{Ic|-n 6}} は最速の6つのミラーを出力することを意味しています:
77行目: 90行目:
 
{{Ic|rankmirrors -h}} でオプションを全て一覧できます。
 
{{Ic|rankmirrors -h}} でオプションを全て一覧できます。
   
  +
==== ライブミラーリストの取得と順位付け ====
===速度と状態で並び替える===
 
最速のミラーだけを使うのはいいアイデアとは言えません。最速のミラーの更新が遅れることがありえるからです。[[#速度で並び替える|速度で並び替えて]]から[[#ミラーの状態|ミラーの状態]]によって6つの最速のミラーをソートするのが好ましい方法です。
 
   
  +
ある国にある最新のミラーのショートリストを作って ''rankmirrors'' に送るには、''Pacman Mirrorlist Generator'' からリストを取得することができます。
Simply visit either one or both [[#ミラーの状態]] links and sort them by the ones that are more up to date. Move the more up to date mirrors to the top of {{ic|/etc/pacman.d/mirrorlist}} and if the mirrors are way out of date simply do not use those; repeat the process leaving out the outdated mirrors. So this ends up with a total of 6 mirrors that are sorted by speed and status, leaving out outdated mirrors.
 
  +
以下のコマンドは ''https'' プロトコルをサポートする ''日本'' と ''オーストラリア'' の最新ミラーを取得し、リスト内のサーバーのコメントを解除し、ランク付けして最も速い5つを出力します。
   
  +
$ curl -s "https://archlinux.org/mirrorlist/?country=JP&country=AU&protocol=https&use_mirror_status=on" | sed -e 's/^#Server/Server/' -e '/^#/d' | rankmirrors -n 5 -
When having mirror issues the above should be repeated. Or repeat once in a while even if not having mirror problems, to keep {{ic|/etc/pacman.d/mirrorlist}} up to date.
 
   
  +
{{Tip|この手順は、任意のテキストベースのブラウザ、例えば {{man|1|elinks}} で {{ic|1=https://archlinux.org/mirrorlist}} にナビゲートすることで対話的に行うことができます}}
=== Mirrorlist Generator からダウンロードするスクリプト ===
 
   
  +
{{App|Rate Mirrors|これはミラーを取得し、古いミラーや同期していないミラーをスキップし、海底ケーブルやインターネット交換に関する情報を使って国間を移動し、高速なミラーを見つけます。そして、各アップデートの前に実行するのに十分な速さです。stdin を通して送られるカスタムミラーリストもサポートします。|https://github.com/westandskif/rate-mirrors|{{AUR|rate-mirrors}} {{AUR|rate-mirrors-bin}}}}
シェルスクリプトを使うことで [https://www.archlinux.org/mirrorlist/ Pacman Mirrorlist Generator] によって作られたランキングに基づいてミラーリストを作成することができます (あなたの住んでいる国が日本ではないならば、{{ic|country}} 変数を変えてください)。次のコマンドでスクリプトをダウンロードできます: {{ic|<nowiki>curl http://pastebin.ca/raw/2404700 -o pacmrr</nowiki>}}, ([http://pastebin.ca/2404700 view script])。
 
   
  +
=== サーバーサイドのランク付け ===
===Reflector を使う===
 
   
[[Reflector]] を使えば、自動で [https://www.archlinux.org/mirrors/status/ MirrorStatus] ページから最新のミラーリストを取得して、どのミラーが最新かフィルタリグ・速度でソー {{ic|/etc/pacman.d/mirrorlist}} ファイルを上書きできます。
+
公式の [https://www.archlinux.org/mirrorlist/ Pacman Mirrorlist Generator] を使うことで簡単にランク付けされたミラーリストを取得できます。ランク付けには複数の要因が絡んでいるで、ミラーやクライアントの負担によっ数値は変わる可能性があります。
   
  +
もう 1 つの一般的な代替手段は、次のツールです。
=== ローカルミラーを選択する ===
 
一番簡単な方法はリストの一番上にローカルミラーを置くようにミラーリストを編集することです。これで優先的にローカルミラーが pacman によって使われます。
 
   
  +
{{App|[[Reflector]]|[https://archlinux.org/mirrors/status/ MirrorStatus] ページから最新のミラーリストを取得し、速度順にフィルターして並べ替えて、{{ic|/etc/pacman.d/mirrorlist}} ファイルを上書きします。systemd サービスとタイマーによる自動化も提供します。|https://xyne.dev/projects/reflector/|{{pkg|reflector}}}}
また、{{ic|/etc/pacman.conf}} を編集してミラーリストファイルの行の前 ("add your preferred servers here" のところ) にローカルミラーを記述することもできます。各リポジトリで同じサーバーを使っている場合この方法のほうが安全です。
 
   
==公式ミラー==
+
==ブルシュティング ==
公式の Arch Linux ミラーのリストは {{pkg|pacman-mirrorlist}} パッケージから入手できます。最新のミラーのリストがもっと欲しいならば、このサイトの [https://www.archlinux.org/mirrorlist/ Pacman Mirror List Generator] ページを使ってください。
 
   
  +
=== mirrorlist が存在しない場合 ===
ありえないケースですが、もしあなたがミラーを設定しておらず {{Ic|pacman-mirrorlist}} をインストールしていない場合は、次のコマンドを実行してください:
 
  +
# wget -O /etc/pacman.d/mirrorlist <nowiki>https://www.archlinux.org/mirrorlist/all/</nowiki>
 
  +
error: config file /etc/pacman.d/mirrorlist could not be read: No such file or directory
  +
というエラーに遭遇した場合は、公式サイトから直接ミラーの一覧を取得してください:
  +
# curl -o /etc/pacman.d/mirrorlist <nowiki>https://www.archlinux.org/mirrorlist/all/</nowiki>
   
 
上述のとおり好ましいミラーをアンコメントして、次を実行:
 
上述のとおり好ましいミラーをアンコメントして、次を実行:
# pacman -Syy
+
# pacman -Syu pacman-mirrorlist
# pacman -S --force pacman-mirrorlist
 
 
あなたのミラーを公式のリストに追加したいなら、リクエストを送って下さい。それまでは、このページの後ろにある[[#非公式ミラー|非公式ミラー]]リストにミラーを加えて下さい。
 
 
{{ic|$arch}} 変数が定義されていないというエラーが表示されたら、{{ic|/etc/pacman.conf}} に以下を追加してください:
 
Architecture = x86_64
 
 
{{Note|{{ic|Architecture}} 変数には {{Ic|auto}} や {{Ic|i686}} といった値も使うことができます。}}
 
 
===IPv6 対応ミラー===
 
 
[https://www.archlinux.org/mirrorlist/?country=all&protocol=http&ip_version=6 pacman mirror list generator] を使って最新の IPv6 ミラーのリストを見つけることができます。
 
 
==非公式ミラー==
 
以下のミラーは {{ic|/etc/pacman.d/mirrorlist}} に''記載されていません''。
 
 
===グローバル===
 
* http://sourceforge.net/projects/archlinux/files/ - ''ISO ファイルのみ。2006年以降のリリースは含まれていません。古い ISO を入手するのに使って下さい。''
 
 
===TOR ネットワーク===
 
*http://cz2jqg7pj2hqanw7.onion/archlinux
 
*ftp://mirror:mirror@cz2jqg7pj2hqanw7.onion/archlinux
 
 
===オーストリア===
 
*http://gd.tuwien.ac.at/opsys/linux/archlinux/ - ''ウィーン工科大学''
 
*ftp://gd.tuwien.ac.at/opsys/linux/archlinux/
 
 
===ブルガリア===
 
*http://mirror.telepoint.bg/archlinux/
 
*ftp://mirror.telepoint.bg/archlinux/
 
 
===中国===
 
'''CHINA TELECOM'''
 
*http://mirror.lupaworld.com/archlinux/
 
 
'''CHINA UNICOM'''
 
*http://mirrors.sohu.com/archlinux/
 
 
'''Cernet'''
 
*http://mirrors.zju.edu.cn/archlinux/ - ''浙江大学''
 
*http://ftp.sjtu.edu.cn/archlinux/ - ''上海交通大学''
 
*ftp://ftp.sjtu.edu.cn/archlinux/
 
*http://mirrors.ustc.edu.cn/archlinux/ - ''中国科学技術大学''
 
*ftp://mirrors.ustc.edu.cn/archlinux/
 
*http://mirrors.tuna.tsinghua.edu.cn/archlinux/ - ''清華大学''
 
*http://mirrors.4.tuna.tsinghua.edu.cn/archlinux/ ''(ipv4 only)''
 
*http://mirrors.6.tuna.tsinghua.edu.cn/archlinux/ ''(ipv6 only)''
 
*http://mirror.lzu.edu.cn/archlinux/ - ''蘭州大学''
 
*http://mirrors.huste.du.cn/archlinux - ''華中科技大学''
 
 
===フランス===
 
*http://delta.archlinux.fr/ - ''With Delta package support. Needs xdelta3 package from extra to run.''
 
*http://mirror.soa1.org/archlinux
 
*ftp://mirror:mirror@mirror.soa1.org/archlinux
 
 
===ドイツ===
 
*http://ftp.uni-erlangen.de/mirrors/archlinux/
 
*ftp://ftp.uni-erlangen.de/mirrors/archlinux/
 
*http://ftp.u-tx.net/archlinux/
 
*ftp://ftp.u-tx.net/archlinux/
 
*http://mirror.michael-eckert.net/archlinux/
 
*http://linux.rz.rub.de/archlinux/
 
 
===インド===
 
*http://ftp.iitm.ac.in/archlinux/
 
*ftp://ftp.iitm.ac.in/archlinux/
 
 
===インドネシア===
 
*http://mirror.kavalinux.com/archlinux/ - ''only from Indonesia''
 
*http://kambing.ui.ac.id/archlinux/
 
*http://repo.ukdw.ac.id/archlinux/
 
 
===日本===
 
*http://ftp.nara.wide.ad.jp/pub/Linux/archlinux/ - ''奈良先端科学技術大学院大学''
 
*http://ftp.kddilabs.jp/Linux/packages/archlinux/
 
*http://srv2.ftp.ne.jp/Linux/packages/archlinux/
 
 
===カザフスタン===
 
*http://archlinux.kz/
 
*http://mirror.neolabs.kz/archlinux/
 
*http://mirror-kt.neolabs.kz/archlinux/
 
 
===リトアニア===
 
*http://edacval.homelinux.org/mirrors/archlinux/ - ''Only from LT, without ISO''
 
 
===マレーシア===
 
*http://mirror.oscc.org.my/archlinux/
 
*http://mirrors.inetutils.net/archlinux/ - ''ISO と Core''
 
 
===ニュージーランド===
 
*http://mirror.ihug.co.nz/archlinux/
 
*http://mirror.ece.auckland.ac.nz/archlinux/ ''NZ only''
 
===ポーランド===
 
*ftp://ftp.icm.edu.pl/pub/Linux/dist/archlinux/ - ICM UW
 
*http://ftp.icm.edu.pl/pub/Linux/dist/archlinux/ - ICM UW
 
*rsync://ftp.icm.edu.pl/pub/Linux/dist/archlinux/ - ICM UW
 
 
===ロシア===
 
*http://hatred.homelinux.net/archlinux/ - ''Vladivostok, without iso, with <sub>[http://hatred.homelinux.net/wiki/proekty:3spy:start 3SPY]</sub> project repos and [http://hatred.homelinux.net/archlinux/mingw32/os/i686 '''mingw32'''] repo''
 
*http://mirrors.krasinfo.ru/archlinux/ - ''Krasnoyarsk, Classica-Service Ltd''
 
 
===シンガポール===
 
*http://mirror.nus.edu.sg/archlinux/
 
 
===南アフリカ===
 
*http://ftp.sun.ac.za/ftp/pub/mirrors/archlinux/ - ''ステレンボス大学''
 
*ftp://ftp.sun.ac.za/pub/mirrors/archlinux/
 
*http://ftp.leg.uct.ac.za/pub/linux/arch/ - ''ケープタウン大学''
 
*ftp://ftp.leg.uct.ac.za/pub/linux/arch/
 
*http://mirror.ufs.ac.za/archlinux/ - ''ザ・フリーステイト大学''
 
*ftp://mirror.ufs.ac.za/os/linux/distros/archlinux/
 
*http://ftp.wa.co.za/pub/archlinux/ - ''Web Africa Networks''
 
*ftp://ftp.wa.co.za/pub/archlinux/
 
*http://archlinux.mirror.ac.za - ''TENET - Tertiary Education and Research Network of South Africa''
 
*ftp://archlinux.mirror.ac.za
 
 
===アメリカ合衆国===
 
* http://archlinux.linuxfreedom.com - ''Contains numerous ISO images but does not contain the ISO dated 2011.08.19''
 
* http://mirror.clarkson.edu/archlinux/
 
* http://mirror.pointysoftware.net/archlinux/
 
* http://mirrors.acm.wpi.edu/archlinux/
 
 
===ベトナム===
 
'''FPT TELECOM'''
 
*http://mirror-fpt-telecom.fpt.net/archlinux/
 
 
===Hyperboria===
 
* http://[fc7b:5f90:01f8:2b33:7c3e:f94b:00f3:0bed]/archlinux/
 
 
==トラブルシューティング==
 
 
===Out-of-sync mirrors: 破損したパッケージ/ファイルが見つからない===
 
<!-- Here or [[pacman]]? Seems like a mirror issue more than pacman... -->
 
Issues regarding out-of-sync mirrors pointed out in [https://www.archlinux.org/news/482/ this news post] may have already been sorted out for most users, but in the event that problems of this nature present themselves again, simply try to see if the packages are present in the [testing] repository.
 
 
After having synced with {{Ic|pacman -Sy}}, use this command:
 
# pacman -Ud $(pacman -Sup | tail -n +2 | sed -e 's,/\(core\|extra\)/,/testing/,' \
 
-e 's,/\(community\)/,/\1-testing/,')
 
 
Doing so could help in any occasion where packages in the mirror have not been synced to [core] or [extra], and are still residing in [testing]. It is perfectly safe to install from [testing] in this case since the packages are being matched by version and release numbers.
 
 
In any event, it is best to switch mirrors and sync with {{Ic|pacman -Syy}} than resorting to an alternate repository. However, all or some of the mirrors may at times be out-of-sync to some degree.
 
 
====全てのミラーを使う====
 
{{Ic|pacman -Su}} を全てのミラーリストで行う挙動をエミュレートするには、以下のスクリプトを使って下さい:
 
{{hc|~/bin/pacup|<nowiki>
 
#!/bin/bash
 
   
  +
=== ミラーの動作不良 ===
# Pacman will not exit on the first error. Comment the line below to
 
# try from [testing] directly.
 
pacman -Su "$@" && exit
 
   
  +
ミラーが適切に動作しておらず、それが [https://www.archlinux.jp/mirrors/status/ ミラーのステータス ページ] に反映されていないことが確実な場合は、ミラーを変更して [[バグ報告ガイドライン#バグを開く|バグレポートを開いてください。]] ミラーの場合、課題は ''Arch Linux'' プロジェクト (ログイン ボックスのすぐ下のリストを参照するか、ページで ''スイッチ'' を検索してください) タスク タイプ ''バグレポート''、カテゴリ ''ミラー'' で開く必要があります。
while read -r pkg; do
 
if pacman -Ud "$pkg"; then
 
continue
 
else
 
while read -r mirror; do
 
pacman -Ud $(sed "s,.*\(/\(community-\)*testing/os/\(i686\|x86_64\)/\),$mirror\1," <<<"$pkg") &&
 
break
 
done < <(sed -ne 's,^ *Server *= *\|/$repo/os/\(i686\|x86_64\).*,,gp' \
 
</etc/pacman.d/mirrorlist | tail -n +2 )
 
fi
 
done < <(pacman -Sup | tail -n +2 | sed -e 's,/\(core\|extra\)/,/testing/,' \
 
-e 's,/\(community\)/,/\1-testing/,')
 
</nowiki>}}
 
   
 
== 参照 ==
 
== 参照 ==
  +
* [https://github.com/archlinux/archweb/blob/master/mirrors/views/mirrorlist.py GitHub archweb mirrorlist.py] - archweb ミラーリストジェネレータのソースコード
* [http://wiki.gotux.net/code/bash/mirup MirUp] &ndash; pacman ミラーリストのダウンローダー・チェッカー
 

2024年1月14日 (日) 22:38時点における最新版

関連記事

このページにはミラーの選択と設定のガイドと現在利用できるミラーのリストがあります。

公式ミラー

公式の Arch Linux ミラーリストは pacman-mirrorlist パッケージから取得されます。最新のミラーリストを取得したい場合、メインサイトの Pacman Mirrorlist Generator ページを使ってください。

Arch ミラーの状態は Mirror Status のページで確認できます。できるかぎり最新となっているミラーを使用することを推奨します。

公式のミラーリストにミラーを追加して欲しい場合は、DeveloperWiki:新しいミラー を見てください。それまでは、このページの下部にある#非公式ミラーリストに追加してください。

IPv6 対応ミラー

Pacman Mirrorlist Generator を使って最新の IPv6 ミラーのリストを確認することができます。

特定のミラーを有効にする

ミラーを有効にするには、/etc/pacman.d/mirrorlist を開いてあなたの国の部分を見て下さい。あなたが使いたいミラーをアンコメントします。

例:

# Japan
# Server = ftp://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/ArchLinux/$repo/os/$arch
Server = http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/ArchLinux/$repo/os/$arch

ミラーの選択を助けるツールについては #ミラーをソートする を見て下さい。

ヒント:
  • 好みの5つのミラーをアンコメントしてミラーリストファイルの一番上に置いて下さい。最初のミラーに問題が起こったとしても他のミラーに移ることができるようになります。ミラーリストのアップデートをマージするのが簡単になるメリットもあります。
  • HTTP の持続的接続があるため、HTTP のミラーの方が FTP よりも高速です。FTP では、パッケージのダウンロードをリクエストするたびに新しい接続を確立する必要があるため、pacman はそのたびに停止してしまいます。

/etc/pacman.conf でミラーを指定することも可能です。[core] リポジトリのデフォルトの設定は以下の通りです:

[core]
Include = /etc/pacman.d/mirrorlist

JAIST のミラーをデフォルトのミラーとして使いたい場合、Include 行の前に次を追加してください:

[core]
Server = ftp://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/ArchLinux/core/os/$arch
Include = /etc/pacman.d/mirrorlist

pacman は最初にこのミラーに接続を試行するようになります。同じように [testing], [extra], [community] でミラーを設定することができます。

ノート: ミラーを直接 pacman.conf で指定する場合、全てのリポジトリで同じミラーを使うようにしてください。そうしないと、インストールされるパッケージ同士の互換性が失われます。例えば [core] の linux が最新なのに対して [extra] のカーネルモジュールが古いということがありえます。

pacman にパッケージリストを更新させる

/etc/pacman.d/mirrorlist を作成・編集した後は次のコマンドを実行してください:

# pacman -Syyu

2つの --refresh-y フラグを渡すと (リストが最新でも) 強制的に pacman の全てのパッケージリストを更新させます。新しいミラーに変更した時はいつでも pacman -Syy をするようにして下さい。無用な問題を避けることができます。Is -Syy safe? も参照。

ミラーをソートする

パッケージをダウンロードする際、pacman は /etc/pacman.d/mirrorlist に書かれた順番でミラーを使用します。更新頻度と速度でミラーをソートする Reflector を使わない場合、以下の方法で手動でミラーをソートしてください。

最速のミラーだけを使うのはいいアイデアとは言えません。最速のミラーの更新が遅れることがありえるからです。速度で並び替えてからミラーの状態 を見て同期が遅れているミラーを排除するほうが良いでしょう。

速度別一覧

速度で並び替える

pacman-contrib パッケージに含まれている Bash スクリプト /usr/bin/rankmirrors で最速のローカルミラーを決定することができます。

既存の /etc/pacman.d/mirrorlist をバックアップしてください:

# cp /etc/pacman.d/mirrorlist /etc/pacman.d/mirrorlist.backup

/etc/pacman.d/mirrorlist.backup を編集して rankmirrors でテストするミラーをアンコメントしてください。

全てのミラーをアンコメントしたいなら以下の sed を実行:

# sed -i 's/^#Server/Server/' /etc/pacman.d/mirrorlist.backup

最後に、ミラーにランク付けをします。-n 6 は最速の6つのミラーを出力することを意味しています:

# rankmirrors -n 6 /etc/pacman.d/mirrorlist.backup > /etc/pacman.d/mirrorlist

rankmirrors -h でオプションを全て一覧できます。

ライブミラーリストの取得と順位付け

ある国にある最新のミラーのショートリストを作って rankmirrors に送るには、Pacman Mirrorlist Generator からリストを取得することができます。 以下のコマンドは https プロトコルをサポートする 日本オーストラリア の最新ミラーを取得し、リスト内のサーバーのコメントを解除し、ランク付けして最も速い5つを出力します。

$ curl -s "https://archlinux.org/mirrorlist/?country=JP&country=AU&protocol=https&use_mirror_status=on" | sed -e 's/^#Server/Server/' -e '/^#/d' | rankmirrors -n 5 -
ヒント: この手順は、任意のテキストベースのブラウザ、例えば elinks(1)https://archlinux.org/mirrorlist にナビゲートすることで対話的に行うことができます

Rate Mirrors — これはミラーを取得し、古いミラーや同期していないミラーをスキップし、海底ケーブルやインターネット交換に関する情報を使って国間を移動し、高速なミラーを見つけます。そして、各アップデートの前に実行するのに十分な速さです。stdin を通して送られるカスタムミラーリストもサポートします。

https://github.com/westandskif/rate-mirrors || rate-mirrorsAUR rate-mirrors-binAUR

サーバーサイドのランク付け

公式の Pacman Mirrorlist Generator を使うことで簡単にランク付けされたミラーのリストを取得できます。ランク付けには複数の要因が絡んでいるので、ミラーやクライアントの負担によって数値は変わる可能性があります。

もう 1 つの一般的な代替手段は、次のツールです。

ReflectorMirrorStatus ページから最新のミラーリストを取得し、速度順にフィルターして並べ替えて、/etc/pacman.d/mirrorlist ファイルを上書きします。systemd サービスとタイマーによる自動化も提供します。

https://xyne.dev/projects/reflector/ || reflector

トラブルシューティング

mirrorlist が存在しない場合

error: config file /etc/pacman.d/mirrorlist could not be read: No such file or directory

というエラーに遭遇した場合は、公式サイトから直接ミラーの一覧を取得してください:

# curl -o /etc/pacman.d/mirrorlist https://www.archlinux.org/mirrorlist/all/

上述のとおり好ましいミラーをアンコメントして、次を実行:

# pacman -Syu pacman-mirrorlist

ミラーの動作不良

ミラーが適切に動作しておらず、それが ミラーのステータス ページ に反映されていないことが確実な場合は、ミラーを変更して バグレポートを開いてください。 ミラーの場合、課題は Arch Linux プロジェクト (ログイン ボックスのすぐ下のリストを参照するか、ページで スイッチ を検索してください) タスク タイプ バグレポート、カテゴリ ミラー で開く必要があります。

参照