「Fortune」の版間の差分

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[[Wikipedia:ja:Fortune (UNIX)|Fortune]] は引用句データベースからランダムにメッセージを表示するシンプルなプログラムです。
 
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{{Related articles start}}
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{{Related|アスキーアート}}
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{{Related articles end}}
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[[Wikipedia:ja:Fortune (UNIX)|Fortune]] は引用句データベースからランダムに痛烈・示唆的・頓馬・皮肉なメッセージを表示するシンプルなプログラムです。''fortune'' コマンドラインユーティリティは、{{Pkg|fortune-mod}} パッケージの一部です。
   
== 設定 ==
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== インストール ==
   
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{{Pkg|fortune-mod}} または {{AUR|fortune-mod-git}} パッケージを[[インストール]]してください。
カラーやシステム情報、ASCII 記号と一緒に、[[Bash]] でログイン時に ASCII アートを表示させることができます。ASCII 画像はネット上で見つけてテキストファイルに貼り付けることができ、または自分で作成することも可能です。ログイン時にターミナルに画像を表示するように設定するには、以下を使います:
 
   
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{{Tip|
{{hc|~/.bashrc|
 
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* 特定のソースからの引用を提供するメタパッケージは、[[AUR]] で "fortune-mod-" というプレフィックスで利用できます。例えば、{{AUR|fortune-mod-archlinux}} は Arch 関係の発言集を含んでいます。
cat ''/path/to/text/file''
 
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* {{AUR|wikiquote-fortune}} を使うことで {{ic|wikiquote-fortune X}} で [http://en.wikiquote.org wikiquote] のページからフォーチュンファイルを生成することができます。X はページの名前に置き換えてください。フォーチュンファイルを使うには、{{ic|$ fortune /path/to/quote}} を実行します。この方法によって作られたフォーチュンファイルを [[AUR]] で見つけることができます。}}
}}
 
   
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== 使用方法 ==
心に残る、感動的あるいは阿呆らしい、または皮肉のきいたフレーズは {{Pkg|fortune-mod}} にあります。
 
   
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ターミナルで以下のコマンドを実行:
 
{{hc|$ fortune|
 
{{hc|$ fortune|
 
It is Texas law that when two trains meet each other at a railroad crossing,
 
It is Texas law that when two trains meet each other at a railroad crossing,
each shall come to a full stop, and neither shall proceed until the other has gone.
+
each shall come to a full stop, and neither shall proceed until the other has gone.}}
}}
 
   
  +
インタラクティブシェルを起動したときにランダムな引用句を表示するには、シェルの rc 設定ファイルに ''fortune'' コマンドを追加してください:
{{Note|デフォルトでは、{{ic|fortune}} はあまり害のない引用句を表示します。しかしながら、過激と思えるような引用句もパッケージには含まれており、{{ic|/usr/share/fortune/off/}} に入ります。詳しくは [http://manpages.ubuntu.com/manpages/quantal/en/man6/fortune.6.html man ページ] ({{ic|man fortune}}) を参照してください。}}
 
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#!/bin/bash
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# ~/.bashrc
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fortune
   
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[[Dash]] を使用する場合:
ターミナルにログインしたときにランダムな引用句を表示するには、以下を使います:
 
   
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#!/bin/dash
{{hc|~/.bashrc|
 
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# ~/.dashrc
command fortune
 
  +
fortune
}}
 
   
  +
ターミナルにログインしたときにランダムな引用句を表示するには、シェルのプロファイル設定ファイルに ''fortune'' コマンドを追加してください:
{{Tip|{{AUR|wikiquote-fortune}} を使うことで {{ic|wikiquote-fortune X}} で [http://en.wikiquote.org wikiquote] のページからフォーチュンファイルを生成することができます。X はページの名前に置き換えてください。フォーチュンファイルを使うには、{{ic|$ fortune /path/to/quote}} を実行します。この方法によって作られたフォーチュンファイルを [[AUR]] で見つけることができます。例えば、{{AUR|fortune-mod-archlinux}} には Arch に関する発言集が含まれています。}}
 
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#!/bin/mksh
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# ~/.profile
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fortune
   
  +
{{Note|デフォルトでは、{{ic|fortune}} はあまり害のない引用句を表示します [https://github.com/shlomif/fortune-mod/blob/master/fortune-mod/Offensive]。しかしながら、過激と思えるような引用句もパッケージには含まれており、{{ic|/usr/share/fortune/off/}} に入ります。使用したい場合は {{man|6|fortune}} を参照してください。}}
{{Pkg|cowsay}} プログラムを使うことで、アスキーアートと引用句を混ぜることができます:
 
   
  +
=== カスタムファイルの作成 ===
{{hc|command cowsay $(fortune)|<nowiki>
 
The earth is like a tiny grain of sand,
 
only much, much heavier.
 
-----------------------------------------
 
\ ^__^
 
\ (oo)\_______
 
(__)\ )\/\
 
||----w |
 
|| ||
 
</nowiki>'''<span style<nowiki>=</nowiki>"color: red;">(</span><span style<nowiki>=</nowiki>"color: green;">user@host</span><span style<nowiki>=</nowiki>"color: red;">)-(</span><span style<nowiki>=</nowiki>"color: green;">10:10 AM Wed Dec 22</span>'''<span style<nowiki>=</nowiki>"color: red;">''')'''
 
--(</span><span style<nowiki>=</nowiki>"color: green;">~</span>)<span style<nowiki>=</nowiki>"color: red;">)---></span>
 
}}
 
   
  +
カスタムファイルを作成するには、最初に引用句を含むファイルを作成する必要があります。各引用句の間に、{{ic|%}} 文字のみを含む行を追加する必要があります。myquotes など、任意の名前を使用してこのファイルを保存します。次に引用句のランダムアクセスを有効にするために、{{ic|strfile ''myquotes''}} をターミナルで実行します。ターミナルで {{ic|fortune ''myquotes''}} を実行すると、引用句にアクセスできるようになります。このコマンドを実行するには、{{ic|''myquotes''}} と {{ic|''myquotes''.dat}} が同じディレクトリにいる必要があります。コマンドを実行するだけで引用句にアクセスできるようにしたい場合は、両方のファイルを {{ic|/usr/share/fortune/}} ディレクトリに移動する必要があります。ファイルに変更を加える場合は、最初から繰り返します。
{{hc|command cowthink $(fortune)|<nowiki>
 
( The best cure for insomnia is to get a )
 
( lot of sleep. -W.C. Fields )
 
----------------------------------------
 
o ^__^
 
o (oo)\_______
 
(__)\ )\/\
 
||----w |
 
|| ||
 
</nowiki>'''<span style<nowiki>=</nowiki>"color: red;">(</span><span style<nowiki>=</nowiki>"color: green;">user@host</span><span style<nowiki>=</nowiki>"color: red;">)-(</span><span style<nowiki>=</nowiki>"color: green;">10:10 AM Wed Dec 22</span>'''<span style<nowiki>=</nowiki>"color: red;">''')'''
 
--(</span><span style<nowiki>=</nowiki>"color: green;">~</span>)<span style<nowiki>=</nowiki>"color: red;">)---></span>
 
}}
 
   
  +
=== Cowsay ===
ASCII 画像は {{ic|/usr/share/cows}} の {{ic|.cow}} テキストファイルによって生成されます。{{ic|cowsay -l}} で全てのテーマを確認できます。ファイルは自由に編集することが可能です。カスタム画像をスクラッチから作成することもできますし、ネットで探した画像を追加することもできます。cow のカスタムファイルを作成する一番簡単な方法は既存のファイルをテンプレートとして使うことです。カスタムファイルをテストするには:
 
   
  +
[[アスキーアート#Cowsay]] を参照。
$ cowsay -f ''/path/to/file'' $(fortune)
 
   
  +
===Ponysay===
これでも多少の目の保養にはなりますが、コマンドをさらに複雑にすることもできます。スペシャルな例が [http://bambambambam.wordpress.com/2009/07/04/futurama-ascii-with-slashdot-header-quotes-in-your-terminal/ こちら] にあります。他の例として、ランダムな牛さん、ランダムな顔、長いフォーチュンのテキストの素敵なラッピングを使う場合:
 
   
  +
[[アスキーアート#Ponysay]] を参照。
{{hc|<nowiki>command fortune -a | fmt -80 -s | $(shuf -n 1 -e cowsay cowthink) -$(shuf -n 1 -e b d g p s t w y) -f $(shuf -n 1 -e $(cowsay -l | tail -n +2)) -n</nowiki>|<nowiki>
 
________________________________________
 
( Fry: I must be a robot. Why else would )
 
( human women refuse to date me? )
 
----------------------------------------
 
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,'\ ``--....-)=' `._,@@\ )@@@'``._
 
/@_@`. (@) /@@@@@) ; / \ \`-.'
 
(@@@`-:`. `' ___..'@@_,-' |/ `.)
 
`-. `.`.``-----``--,@@.'
 
|/`.\`' ,',');
 
` (/ (/
 
</nowiki>'''<span style<nowiki>=</nowiki>"color: red;">(</span><span style<nowiki>=</nowiki>"color: green;">user@host</span><span style<nowiki>=</nowiki>"color: red;">)-(</span><span style<nowiki>=</nowiki>"color: green;">10:10 AM Wed Dec 22</span>'''<span style<nowiki>=</nowiki>"color: red;">''')'''
 
--(</span><span style<nowiki>=</nowiki>"color: green;">~</span>)<span style<nowiki>=</nowiki>"color: red;">)---></span>
 
}}
 
   
  +
== 参照 ==
{{Note|256色の cowsay のようなアートとして {{Pkg|ponysay}} があります (バージョン 3.0 には422体のポニーが収録されています)。構文は同じで、何か喋らせるときは {{ic|$ ponysay ''message''}} を使い、ポニーのリストを表示するには {{ic|ponysay -l}} を実行します。表示するポニーを選択したいときは、{{ic|$ ponysay --pony x "message"}} を実行してください。x はポニーに置き換えてください。もっと多くのポニーを作りたい場合は、{{AUR|util-say-git}} を使ってデスクトップと TTY 用にそれぞれ {{ic|~/.local/share/ponysay/ponies}} と {{ic|~/.local/share/ponysay/ttyponies/}} に保存してください。}}
 
  +
* [https://github.com/shlomif/fortune-mod fortune-mod GitHub プロジェクトページ]
 
== fortune でランダムな牛さん ==
 
 
$ fortune -c | cowthink -f $(find /usr/share/cows -type f | shuf -n 1)
 

2021年11月29日 (月) 12:28時点における最新版

関連記事

Fortune は引用句データベースからランダムに痛烈・示唆的・頓馬・皮肉なメッセージを表示するシンプルなプログラムです。fortune コマンドラインユーティリティは、fortune-mod パッケージの一部です。

インストール

fortune-mod または fortune-mod-gitAUR パッケージをインストールしてください。

ヒント:
  • 特定のソースからの引用を提供するメタパッケージは、AUR で "fortune-mod-" というプレフィックスで利用できます。例えば、fortune-mod-archlinuxAUR は Arch 関係の発言集を含んでいます。
  • wikiquote-fortuneAUR を使うことで wikiquote-fortune Xwikiquote のページからフォーチュンファイルを生成することができます。X はページの名前に置き換えてください。フォーチュンファイルを使うには、$ fortune /path/to/quote を実行します。この方法によって作られたフォーチュンファイルを AUR で見つけることができます。

使用方法

ターミナルで以下のコマンドを実行:

$ fortune
It is Texas law that when two trains meet each other at a railroad crossing,
each shall come to a full stop, and neither shall proceed until the other has gone.

インタラクティブシェルを起動したときにランダムな引用句を表示するには、シェルの rc 設定ファイルに fortune コマンドを追加してください:

#!/bin/bash
# ~/.bashrc
fortune

Dash を使用する場合:

#!/bin/dash
# ~/.dashrc
fortune

ターミナルにログインしたときにランダムな引用句を表示するには、シェルのプロファイル設定ファイルに fortune コマンドを追加してください:

#!/bin/mksh
# ~/.profile
fortune
ノート: デフォルトでは、fortune はあまり害のない引用句を表示します [1]。しかしながら、過激と思えるような引用句もパッケージには含まれており、/usr/share/fortune/off/ に入ります。使用したい場合は fortune(6) を参照してください。

カスタムファイルの作成

カスタムファイルを作成するには、最初に引用句を含むファイルを作成する必要があります。各引用句の間に、% 文字のみを含む行を追加する必要があります。myquotes など、任意の名前を使用してこのファイルを保存します。次に引用句のランダムアクセスを有効にするために、strfile myquotes をターミナルで実行します。ターミナルで fortune myquotes を実行すると、引用句にアクセスできるようになります。このコマンドを実行するには、myquotesmyquotes.dat が同じディレクトリにいる必要があります。コマンドを実行するだけで引用句にアクセスできるようにしたい場合は、両方のファイルを /usr/share/fortune/ ディレクトリに移動する必要があります。ファイルに変更を加える場合は、最初から繰り返します。

Cowsay

アスキーアート#Cowsay を参照。

Ponysay

アスキーアート#Ponysay を参照。

参照