Hpfall

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hpfall は「HPモバイルデータプロテクションシステム3D」や「HP3Dドライブガード」と呼ばれている機能に対応している HP のノートパソコンで HDD の衝撃保護を有効にするシンプルなデーモンです。

インストール

AUR から hpfall-gitAUR をインストールしてください。

設定

/etc/conf.d/hpfall で使用している HDD を設定する必要があります。

HDD が /dev/sda の場合、設定ファイルは以下のようになります:

/etc/conf.d/hpfall
#
# Parameters to be passed to hpfall
#
DEVICE=/dev/sda

その後 hpfall.service起動有効化してください。

テスト

新しいカーネルで再起動後、hp_accel ドライバーが初期化されていることを確認してください:

# dmesg | grep hp_accel

衝撃保護のテスト

警告: テストするときは周囲に注意して、ノートパソコンの下には柔らかいものを置いて下さい。机の上でノートパソコンを振り回すのは推奨しません。

HDD の unload_heads ファイルを探して下さい:

# find /sys -name unload_heads

ファイルの存在するディレクトリに移動して以下を実行:

# watch --difference=permanent cat unload_heads

広い空間にノートパソコンを持っていて、しっかりと手に持ったまま自由落下させるようにノートパソコンを動かして下さい。10センチメートルで十分です。ディスク保護が有効になっていれば、HDD からクリック音がするのが聞こえるはずです。ノートパソコンの LED が点滅していること、watch の値の背景が黒くなっていることでも確認できます。