「Netbeans」の版間の差分

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== ヒントとテクニック ==
 
== ヒントとテクニック ==
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=== Preserving configuration changes ===
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{{Note|グローバルな netbeans.conf ({{Ic|/usr/share/netbeans/etc/netbeans.conf}}) はパッケージのアップデートで上書きされます。設定を変更するときはローカルの netbeans.conf ({{ic|~/.netbeans/<ver>/etc/netbeans.conf}}) に追加してください (etc ディレクトリと .conf ファイルを作成する必要があります)。}}
 
{{Note|グローバルな netbeans.conf ({{Ic|/usr/share/netbeans/etc/netbeans.conf}}) はパッケージのアップデートで上書きされます。設定を変更するときはローカルの netbeans.conf ({{ic|~/.netbeans/<ver>/etc/netbeans.conf}}) に追加してください (etc ディレクトリと .conf ファイルを作成する必要があります)。}}
 
*ローカルの netbeans.conf の設定はグローバルな netbeans.conf の設定を上書きします。
 
*ローカルの netbeans.conf の設定はグローバルな netbeans.conf の設定を上書きします。
 
*コマンドラインオプションは両方の設定ファイルの設定を上書きします。
 
*コマンドラインオプションは両方の設定ファイルの設定を上書きします。
   
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別の代替方法として、システム全体の設定ファイルを変更する [[pacman フック]] を使用することができます。例えば:
=== Preserving configuration changes ===
 
 
{{Note|The global {{ic|/usr/etc/netbeans.conf}} will be overwritten during updates. To keep changes, add them to your local {{ic|~/.netbeans/''version''/etc/netbeans.conf}} (you will need to create the {{ic|etc}} directory and the ''.conf'' file).}}
 
 
* Settings in local version of {{ic|netbeans.conf}} override the same settings in the global copy of the file.
 
* Command-line options override settings in either of the configuration files.
 
 
Another alternative is to use a [[pacman hook]] that modifies the system-wide configuration file. For example:
 
   
 
{{hc|/etc/pacman.d/hooks/10-netbeans.hook|2=
 
{{hc|/etc/pacman.d/hooks/10-netbeans.hook|2=
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ダークなルックアンドフィールを追加するには Tools>Plugin>Available Plugins から Dark Look And Feel Themes プラグインをインストールしてください。
 
ダークなルックアンドフィールを追加するには Tools>Plugin>Available Plugins から Dark Look And Feel Themes プラグインをインストールしてください。
   
=== tmpfs が小さい場合の Maven問題 ===
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=== Apache Tomcat Servlet コンテナ統合 ===
tmpfs パーティションが小さい場合、maven のインデックスが展開できないという問題が発生することがあります (展開ができなくてもダウンロードは続行されます)。この問題を解決するには {{Ic|netbeans_default_options&#61;"-J-client -J-Xss2m -J-Xms32m -J-XX:PermSize&#61;32m -J-Dapple.laf.useScreenMenuBar&#61;true -J-Dapple.awt.graphics.UseQuartz&#61;true -J-Dsun.java2d.noddraw&#61;true -J-Dsun.java2d.dpiaware&#61;true -J-Dsun.zip.disableMemoryMapping&#61;true -J-Djava.io.tmpdir&#61;/path/to/tmp/dir"}} を {{ic|netbeans.conf}} ファイルの末尾に追加してください。
 
 
== Apache Tomcat Servlet コンテナの統合 ==
 
   
 
Netbeans の中から [[Tomcat]] で実行しているウェブアプリケーションをデバッグすることができます。Netbeans と Tomcat は標準の Arch パッケージを使います。このセクションでは {{ic|tomcat7}} を対象としていますが、リポジトリにある全てのバージョンの Tomcat で利用できます。
 
Netbeans の中から [[Tomcat]] で実行しているウェブアプリケーションをデバッグすることができます。Netbeans と Tomcat は標準の Arch パッケージを使います。このセクションでは {{ic|tomcat7}} を対象としていますが、リポジトリにある全てのバージョンの Tomcat で利用できます。
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Tomcat のローカルインスタンスはログを {{ic|/var/log/tomcat7}} ではなく {{ic|~/.tomcat7/logs}} に出力します。
 
Tomcat のローカルインスタンスはログを {{ic|/var/log/tomcat7}} ではなく {{ic|~/.tomcat7/logs}} に出力します。
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=== Netbeans を KWallet と統合する ===
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Netbeans はいくつかのパスワードを保存する必要があるかもしれません。これは [[KWallet]] で行うことができます。Netbeans wiki にある[https://web.archive.org/web/20210117211151/http://wiki.netbeans.org/FaqMasterPasswordDialog この記事]を参照してください。
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ただし、''netbeans'' が ''qdbus'' コマンドを見つけられるように {{AUR|qtchooser}} をインストールして設定する必要があります:
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$ ln -s /etc/xdg/qtchooser/4.conf ~/.config/qtchooser/default.conf
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フォーラムの議論を[https://bbs.archlinux.org/viewtopic.php?pid=1374434#p1374434]で見ることができます。
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=== Integrate Netbeans with GNOME-Keyring ===
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Install {{Pkg|libgnome-keyring}}.
   
 
== トラブルシューティング ==
 
== トラブルシューティング ==
=== OpenJDK Sun JDK ===
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=== tmpfs が小さい場合の Maven問題 ===
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tmpfs パーティションが小さい場合、maven のインデックスが展開できないという問題が発生することがあります (展開ができなくてもダウンロードは続行されます)。この問題を解決するには Netbeans 設定ファイルに次の情報を適宜追加します。
Netbeans 7.0-1 は OpenJDK で絶対に動作するとは限りません。複数の問題が報告されています:
 
* 起動 - ときどき、netbeans が起動しないことがあります。
 
* インストール - netbeans に含まれている .sh スクリプトでウィザードが起動しません。
 
* JavaFX モジュールは動作しません ({{Bug|29843}} を参照)。
 
   
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{{hc|~/.netbeans/''version''/etc/netbeans.conf|2=
=== Glassfish サーバー - Can`t download Glassfish server I/O Exception ===
 
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''[...]''
新しい Glassfish サーバーを追加しても、サーバーをダウンロードすることができず、Netbeans が以下のように返す場合:
 
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netbeans_default_options="''[...]''-J-client -J-Xss2m -J-Xms32m -J-XX:PermSize=32m -J-Dapple.laf.useScreenMenuBar=true -J-Dapple.awt.graphics.UseQuartz=true -J-Dsun.java2d.noddraw=true -J-Dsun.java2d.dpiaware=true -J-Dsun.zip.disableMemoryMapping=true -J-Djava.io.tmpdir=/path/to/tmp/dir"
I/O Exception: http://java.net/download/glassgish/3.0.1/release/glassfish-3.0.1-ml.zip
 
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''[...]''}}
   
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=== Wrong Directory for JDK/JRE ===
解決方法:
 
* 公式サイトから GlassFish Server Open Source Edition を手動でダウンロードしてください。リンクは http://download.java.net/glassfish/3.0.1/release/glassfish-3.0.1-ml.zip です。
 
* どこかに zip を展開してください。
 
   
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インストール後、{{ic|netbeans_jdkhome}} が間違って設定されている可能性があります:
=== Netbeans と kwallet を統合 ===
 
   
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{{hc|/usr/share/netbeans/etc/netbeans.conf|2=
Netbeans にパスワードを保存しなくてはならないときがあります。パスワードを kwallet に保存することが可能です。Netbeans wiki の [http://wiki.netbeans.org/FaqMasterPasswordDialog こちらの記事] を見て下さい。
 
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''[...]''
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netbeans_jdkhome="/home/aur/aur-netbeans-cpp/pkg/netbeans-cpp/usr/share/netbeans/bin/jre" (example)
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''[...]''}}
   
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この行をコメントアウトするだけで、''netbeans'' は起動時に適切なパスを見つけます。{{ic|netbeans.conf}} は更新時に上書きされる可能性があるため、更新後にこの手順を再度実行する必要があるかもしれません。または、{{ic|netbeans_jdkhome}} をホームディレクトリの設定ファイルに入れてください(上記参照)。
ただし、{{AUR|qtchooser}} をインストール・設定して netbeans が qdbus コマンドを使えるようにする必要があります:
 
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$ ln -s /etc/xdg/qtchooser/4.conf ~/.config/qtchooser/default.conf
 
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=== プラグインのインストールが unpack200 の不足で失敗 ===
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unpack200 プラグインは [[JDK]] バージョン14で削除され、Netbeansでのプラグインインストールが失敗する原因となりました。対処法として、{{ic|/usr/share/netbeans/etc/netbeans.conf}} の {{ic|netbeans_jdkhome}} を以前のJDKバージョンに設定することができます。プラグインインストール後、デフォルトのJDKに戻すことができますが、プラグインを更新するたびにこの操作を繰り返す必要があります。
   
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{{TranslationStatus|Netbeans|2024-05-08|806918}}
フォーラムの [https://bbs.archlinux.org/viewtopic.php?pid=1374434#p1374434 議論] も参照。
 

2024年5月8日 (水) 19:09時点における最新版

Netbeans は Java, JavaScript, PHP, Python, Ruby, Groovy, C, C++, Scala, Clojure などの言語で開発するための統合開発環境 (IDE) です。

Wikipedia より:

"NetBeans IDE は Java で書かれており Windows, Mac OS, Linux, Solaris など互換性がある JVM がインストールされている環境ならどこでも動作する。Java による開発には JDK が必須だが、他のプログラミング言語の開発では必要ない。"

インストール

netbeans パッケージをインストールしてください。

ヒントとテクニック

Preserving configuration changes

ノート: グローバルな netbeans.conf (/usr/share/netbeans/etc/netbeans.conf) はパッケージのアップデートで上書きされます。設定を変更するときはローカルの netbeans.conf (~/.netbeans/<ver>/etc/netbeans.conf) に追加してください (etc ディレクトリと .conf ファイルを作成する必要があります)。
  • ローカルの netbeans.conf の設定はグローバルな netbeans.conf の設定を上書きします。
  • コマンドラインオプションは両方の設定ファイルの設定を上書きします。

別の代替方法として、システム全体の設定ファイルを変更する pacman フック を使用することができます。例えば:

/etc/pacman.d/hooks/10-netbeans.hook
[Trigger]
Type = Path
Operation = Install
Operation = Upgrade
Target = usr/etc/netbeans.conf

[Action]
Description = Updating netbeans.conf
When = PostTransaction
Exec = /usr/bin/sed -i -E 's/netbeans_default_options="(.*)"/netbeans_default_options="\1 -J-Dawt.useSystemAAFontSettings=on -J-Dswing.aatext=true --fontsize 15"/g' /usr/etc/netbeans.conf

Netbeans のフォントのアンチエイリアス

Netbeans 個別の設定

netbeans.conf ファイルの 'netbeans_default_options' 行に -J-Dswing.aatext=TRUE -J-Dawt.useSystemAAFontSettings=on を追加してください。

Java 全体の設定

Java#フォントレンダリングを改善するを見て下さい。

ルックアンドフィール

Netbeans のルックアンドフィールを変更するには、Tools>Options>Appearance>Look and Feel を開いて下さい。

ダークなルックアンドフィールを追加するには Tools>Plugin>Available Plugins から Dark Look And Feel Themes プラグインをインストールしてください。

Apache Tomcat Servlet コンテナの統合

Netbeans の中から Tomcat で実行しているウェブアプリケーションをデバッグすることができます。Netbeans と Tomcat は標準の Arch パッケージを使います。このセクションでは tomcat7 を対象としていますが、リポジトリにある全てのバージョンの Tomcat で利用できます。

  • まず使用したいバージョンの Tomcat をインストールしてください。例: pacman -S tomcat7 (Tomcat を参照)。
  • /etc/tomcat7 の設定ファイルを編集して Netbeans によるデバッグを行う場合、ローカルコピーを作成して、そちらを使用することが推奨されます。その場合、システムサービスとして Tomcat を動作させつつ、デバッグ用に別のインスタンスを作成することが可能です:
    • ローカルの設定ファイルのディレクトリを選択・作成してください。例: ~/.tomcat7
    • /etc/tomcat7/~/.tomcat7/conf にコピーします。例: sudo cp -r /etc/tomcat7 ~/.tomcat7/confsudo chown -R $(id -un):$(id -gn) ~/.tomcat7
    • Tomcat のユーザーとパーミッションファイルを編集して Netbeans が必要な情報を追加できるようにします。~/.tomcat7/conf/tomcat-users.xml を編集して以下のようにユーザーとロールの情報を全て削除してください:
<?xml version='1.0' encoding='utf-8'?>
 <tomcat-users xmlns="http://tomcat.apache.org/xml"
               xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"
               xsi:schemaLocation="http://tomcat.apache.org/xml tomcat-users.xsd"
               version="1.0">
 </tomcat-users>
  • ローカル設定から "manager" アプリにアクセスできるようにしてください: mkdir ~/.tomcat7/webappsln -s /var/lib/tomcat7/webapps/manager ~/.tomcat7/webapps/manager
  • 一時ディレクトリを作成: mkdir ~/.tomcat7/temp
  • 必要なら、~/.tomcat7/conf/server.xml を編集して Tomcat が動作するポートを変更します。
  • 残念ながら /etc/tomcat7/server.xml ファイルを読み込めるようにしないと Netbeans は上手く動作しません。一時的に sudo chmod 644 /etc/tomcat7/server.xml を実行して、後で戻してください。

そして Netbeans で以下を設定:

  • "Tools>Servers>Add Server" から Apache Tomcat を選択して "Next" をクリック。
  • "server location" に、/usr/share/tomcat7 と指定。
  • "Use Private Configuration Folder (Catalina Base)" にチェックを入れて ~/.tomcat7 ディレクトリのフルパスを記入。Netbeans は ~ を認識しないため、フルパスで指定する必要があります。
  • 最後に、ユーザー名とパスワードを記入します。"Create user if it does not exist" にチェックを入れてください。これで Netbeans が設定され tomcat-users.xml ファイルにユーザー情報を追加されます。

Tomcat のローカルインスタンスはログを /var/log/tomcat7 ではなく ~/.tomcat7/logs に出力します。

Netbeans を KWallet と統合する

Netbeans はいくつかのパスワードを保存する必要があるかもしれません。これは KWallet で行うことができます。Netbeans wiki にあるこの記事を参照してください。

ただし、netbeansqdbus コマンドを見つけられるように qtchooserAUR をインストールして設定する必要があります:

$ ln -s /etc/xdg/qtchooser/4.conf ~/.config/qtchooser/default.conf

フォーラムの議論を[1]で見ることができます。

Integrate Netbeans with GNOME-Keyring

Install libgnome-keyring.

トラブルシューティング

tmpfs が小さい場合の Maven の問題

tmpfs パーティションが小さい場合、maven のインデックスが展開できないという問題が発生することがあります (展開ができなくてもダウンロードは続行されます)。この問題を解決するには Netbeans 設定ファイルに次の情報を適宜追加します。

~/.netbeans/version/etc/netbeans.conf
[...]
netbeans_default_options="[...]-J-client -J-Xss2m -J-Xms32m -J-XX:PermSize=32m -J-Dapple.laf.useScreenMenuBar=true -J-Dapple.awt.graphics.UseQuartz=true -J-Dsun.java2d.noddraw=true -J-Dsun.java2d.dpiaware=true -J-Dsun.zip.disableMemoryMapping=true -J-Djava.io.tmpdir=/path/to/tmp/dir"
[...]

Wrong Directory for JDK/JRE

インストール後、netbeans_jdkhome が間違って設定されている可能性があります:

/usr/share/netbeans/etc/netbeans.conf
[...]
netbeans_jdkhome="/home/aur/aur-netbeans-cpp/pkg/netbeans-cpp/usr/share/netbeans/bin/jre" (example)
[...]

この行をコメントアウトするだけで、netbeans は起動時に適切なパスを見つけます。netbeans.conf は更新時に上書きされる可能性があるため、更新後にこの手順を再度実行する必要があるかもしれません。または、netbeans_jdkhome をホームディレクトリの設定ファイルに入れてください(上記参照)。

プラグインのインストールが unpack200 の不足で失敗

unpack200 プラグインは JDK バージョン14で削除され、Netbeansでのプラグインインストールが失敗する原因となりました。対処法として、/usr/share/netbeans/etc/netbeans.confnetbeans_jdkhome を以前のJDKバージョンに設定することができます。プラグインインストール後、デフォルトのJDKに戻すことができますが、プラグインを更新するたびにこの操作を繰り返す必要があります。

翻訳ステータス: このページは en:Netbeans の翻訳バージョンです。最後の翻訳日は 2024-05-08 です。もし英語版に 変更 があれば、翻訳の同期を手伝うことができます。