「Preload」の版間の差分

提供: ArchWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
3行目: 3行目:
 
[[de:Preload]]
 
[[de:Preload]]
 
[[en:Preload]]
 
[[en:Preload]]
  +
プリロードとは対象のファイルを RAM に載せることです。ハードドライブから読み込むよりも RAM から読み込む方がずっと速いので、アプリケーションをプリロードすることで起動を高速化できます。ただし、RAM の一部をプリロードに使用すると、アプリケーションをずっと開き続けるのと同じ容量を消費します。したがってプリロードは Firefox や LibreOffice など巨大で頻繁に使用するアプリケーションで使うのがベストです。
'''preload''' は Behdad Esfahbod によって書かれているプログラムで、[[daemons|デーモン]]として実行されマルコフ連鎖を使ってプログラムの使用統計を記録します。頻繁に使われるプログラムのファイルは、コンピュータの空き時間に、メモリにロードされます。結果としてディスクから引き出すデータが減り、プログラムが高速に起動できるようになります。しばしば preload は [[prelink]] と一緒に使われます。
 
   
== インストール ==
+
== Go-preload ==
  +
  +
{{AUR|gopreload-git}} は [http://forums.gentoo.org/viewtopic-t-789818-view-next.html?sid=5457cff93039fc7d4a3e445ef90f9821 Gentoo フォーラム] で作成された小さなデーモンです。使用するには、まず起動時にプリロードしたいプログラムごとにターミナルで以下のコマンドを実行します:
  +
  +
# gopreload-prepare ''program''
  +
  +
通常ユーザーで使えるように、{{ic|/usr/share/gopreload/enabled}} と {{ic|/usr/share/gopreload/disabled}} の所有者を変更します:
  +
  +
# chown username:users /usr/share/gopreload/enabled /usr/share/gopreload/disabled
  +
  +
そして、プリロードしたいプログラムごとに gopreload を実行:
  +
  +
$ gopreload-prepare ''program''
  +
  +
そして、プログラムが完全にロードされたら指示通りに Enter を押します。これで {{ic|/usr/share/gopreload/enabled}} にプログラムが必要とするファイルのリストが追加されます。起動時にリストをロードするには、systemd サービスファイル {{ic|gopreload.service}} を[[有効化]]してください。
  +
  +
プログラムのロードを無効化するには、{{ic|/usr/share/gopreload/enabled}} のリストを削除するか {{ic|/usr/share/gopreload/disabled}} に移動します。
  +
  +
== Preload ==
  +
  +
'''preload''' は Behdad Esfahbod によって書かれているプログラムで、[[デーモン]]として実行されマルコフ連鎖を使ってプログラムの使用統計を記録します。頻繁に使われるプログラムのファイルは、コンピュータの空き時間に、メモリにロードされます。結果としてディスクから引き出すデータが減り、プログラムが高速に起動できるようになります。しばしば preload は [[prelink]] と一緒に使われます。
  +
  +
=== インストール ===
   
 
[[Arch User Repository|AUR]] から {{AUR|preload}} を[[pacman|インストール]]してください。
 
[[Arch User Repository|AUR]] から {{AUR|preload}} を[[pacman|インストール]]してください。
   
== サービスの実行 ==
+
=== サービスの実行 ===
   
 
直接起動するには:
 
直接起動するには:
19行目: 41行目:
 
# systemctl enable preload.service
 
# systemctl enable preload.service
   
== 設定 ==
+
=== 設定 ===
   
設定ファイルは {{ic|/etc/conf.d/preload}} です、デフォルト設定は標準的なユーザーに適するようになっています。{{ic|cycle}} オプションによって preload システムがアプリケーションやライブラリをキャッシュする頻度を設定することができます。
+
設定ファイルは {{ic|/etc/preload.conf}} です、デフォルト設定は標準的なユーザーに適するようになっています。{{ic|cycle}} オプションによって preload システムがアプリケーションやライブラリをキャッシュする頻度を設定することができます。
   
 
== 参照 ==
 
== 参照 ==

2015年11月12日 (木) 16:53時点における版

プリロードとは対象のファイルを RAM に載せることです。ハードドライブから読み込むよりも RAM から読み込む方がずっと速いので、アプリケーションをプリロードすることで起動を高速化できます。ただし、RAM の一部をプリロードに使用すると、アプリケーションをずっと開き続けるのと同じ容量を消費します。したがってプリロードは Firefox や LibreOffice など巨大で頻繁に使用するアプリケーションで使うのがベストです。

Go-preload

gopreload-gitAURGentoo フォーラム で作成された小さなデーモンです。使用するには、まず起動時にプリロードしたいプログラムごとにターミナルで以下のコマンドを実行します:

# gopreload-prepare program

通常ユーザーで使えるように、/usr/share/gopreload/enabled/usr/share/gopreload/disabled の所有者を変更します:

# chown username:users /usr/share/gopreload/enabled /usr/share/gopreload/disabled

そして、プリロードしたいプログラムごとに gopreload を実行:

$ gopreload-prepare program

そして、プログラムが完全にロードされたら指示通りに Enter を押します。これで /usr/share/gopreload/enabled にプログラムが必要とするファイルのリストが追加されます。起動時にリストをロードするには、systemd サービスファイル gopreload.service有効化してください。

プログラムのロードを無効化するには、/usr/share/gopreload/enabled のリストを削除するか /usr/share/gopreload/disabled に移動します。

Preload

preload は Behdad Esfahbod によって書かれているプログラムで、デーモンとして実行されマルコフ連鎖を使ってプログラムの使用統計を記録します。頻繁に使われるプログラムのファイルは、コンピュータの空き時間に、メモリにロードされます。結果としてディスクから引き出すデータが減り、プログラムが高速に起動できるようになります。しばしば preload は prelink と一緒に使われます。

インストール

AUR から preloadAURインストールしてください。

サービスの実行

直接起動するには:

# systemctl start preload.service

システムの起動時に preload を起動するには:

# systemctl enable preload.service

設定

設定ファイルは /etc/preload.conf です、デフォルト設定は標準的なユーザーに適するようになっています。cycle オプションによって preload システムがアプリケーションやライブラリをキャッシュする頻度を設定することができます。

参照