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== インストール ==
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== 起動 ==
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== 設定 ==
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ほとんどの xfwm の設定は GUI で変えられます。ウィンドウの挙動やショートカットは {{ic|xfwm4-settings}} から変えられます。高度な設定やコンポジットは {{ic|xfwm4-tweaks-settings}} で変えられます。ワークスペースの数や名前は {{ic|xfwm4-workspace-settings}} で変えられます。
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=== コンポジットマネージャ ===
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* コンポジタはアプリケーションにティアリングを発生させることがあります。[[#ティアリングが発生する]]を見て下さい。
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* Xfwm 4.12 以降から、コンポジタはデフォルトで有効になります。}}
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Xfwm のコンポジタを有効化・無効化したり設定を変更するには ''Window Manager Tweaks'' を開きます:
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$ xfwm4-tweaks-settings
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もしくは {{ic|--compositor}} を使って有効にすることもできます。例:
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exec xfwm4 --compositor=on
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または ''xfconf'' を使用する場合:
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$ xfconf-query -c xfwm4 -p /general/use_compositing -s ''true''
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=== ウィンドウの巻き上げ ===
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タイトルバーをダブルクリックするかウィンドウメニューをクリックして''ウィンドウを巻き上げる''を選択するとタイトルバーを残してウィンドウの中身が表示されなくなります。{{ic|xfconf}} でこの機能を無効にするには、次を実行:
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$ xfconf-query -c xfwm4 -p /general/mousewheel_rollup -s false
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=== ウィンドウのタイリング ===
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Xfwm には、ウィンドウを画面の端に移動すると自動的に画面の上半分を占めるようにリサイズしてウィンドウを並べる機能があります。{{ic|xfconf}} でこの挙動を有効・無効にするには、次を実行:
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$ xfconf-query -c xfwm4 -p /general/tile_on_move -s false
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$ xfconf-query -c xfwm4 -p /general/tile_on_move -s true
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もしくは ''Window Manager Tweaks'' > ''Accessibility'' > ''Automatically tile windows when moving toward the screen edge'' のチェックを入れて(外して)下さい。
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=== xfce 設定マネージャによる設定 ===
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{{Pkg|xfce4-settings}} を [[インストール]] してください。
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{{Note|{{ic|xfce4-settings}} をインストールするとデフォルトアプリケーションが変わってしまうことがあります。デフォルトアプリケーションを設定する方法は [[xdg-open]] を見て下さい。}}
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=== テーマの追加 ===
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[[公式リポジトリ]]から {{Pkg|xfwm4-themes}} を[[インストール]]してください。
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インストールしたテーマは {{ic|xfwm4-settings}} ウィンドウに表示されます。
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== ヒントとテクニック‎ ==
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=== ウィンドウが最大化されたときにタイトルバーを隠す ===
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{{ic|Accessibility}} を開いて {{ic|Hide title of windows when maximized}} にチェックを入れて下さい。
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{{note|パネル上に最大化されたウィンドウのタイトルを表示したい場合は {{aur|xfce4-windowck-plugin}} をインストールすることを推奨します。}}
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== トラブルシューティング ==
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=== ダウンロードしたアイテムのアイコンがブラウザに表示されない ===
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[[公式リポジトリ]]から {{Pkg|xfce4-settings}} を[[インストール]]することで解決します。
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=== 勝手にワークスペースの数が変わってしまう ===
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''Xfwm'' ではワークスペースの追加や削除にショートカットが割り当てられています。デフォルトでは {{ic|Alt+Delete}} と {{ic|Alt+Insert}} に設定されています。
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ワークスペースの数がログイン時にリセットされる場合、Xfwm を起動した後に数を変更してください。{{ic|sleep}} コマンドを使うことで確実に変更できます [https://bugs.launchpad.net/ubuntu/+source/xfwm4/+bug/787934]。
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{{hc|~/.xinitrc|
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(sleep 3 && xfconf-query -v -c xfwm4 -p /general/workspace_count -s ''number'') &
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exec xfwm4
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}}
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もしくは {{Pkg|xfce4-session}} から:
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{{hc|~/.config/autostart/workspace.desktop|2=
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[Desktop Entry]
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Exec=sh -c "sleep 3 && xfconf-query -v -c xfwm4 -p /general/workspace_count -s ''number''"
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}}
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参照: [http://forum.xfce.org/viewtopic.php?id=6056 Logout alters workspaces]
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=== ティアリングが発生する ===
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もしビデオのティアリングが発生する場合は、xfwm の {{ic|--vblank}} モードオプション (''glx''、''xpresent''、''off'' のいずれか) を変更してみてください:
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$ xfwm4 --replace --vblank=glx &
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保存するには:
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$ xfconf-query -c xfwm4 -p /general/vblank_mode -s glx
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Intel グラフィックスを使用していて、[[Intel graphics#ティアリング]] で説明されているように Xorg で "TearFree" オプションをすでに有効にしている場合は、''垂直同期'' オプションを無効にします。
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これでもティアリングが修正されない場合は、Xfwm のコンポジターを無効にし、代替の [[コンポジットマネージャ]] を使用することを検討してください。
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=== ドックウィンドウの上の水平のライン ===
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Xfwm は、一部のドックウィンドウ ([[Plank]] など) の上にシャドウを誤ってレンダリングする場合があります。これにより、画面全体に水平のラインが表示されます。回避策は、''Settings > Window Manager Tweaks > Compositor'' で ''Show shadows under dock windows'' を無効にすることです。
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== 参照 ==
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* [https://docs.xfce.org/xfce/xfwm4/introduction Xfwm - Introduction]

2023年11月23日 (木) 03:55時点における最新版

関連記事

xfwmXfce 環境のウィンドウマネージャです。

インストール

xfwm4 パッケージをインストールしてください。

起動

xfwm4xinit で実行してください。

設定

ほとんどの xfwm の設定は GUI で変えられます。ウィンドウの挙動やショートカットは xfwm4-settings から変えられます。高度な設定やコンポジットは xfwm4-tweaks-settings で変えられます。ワークスペースの数や名前は xfwm4-workspace-settings で変えられます。

コンポジットマネージャ

ノート:
  • コンポジタはアプリケーションにティアリングを発生させることがあります。#ティアリングが発生するを見て下さい。
  • Xfwm 4.12 以降から、コンポジタはデフォルトで有効になります。

Xfwm のコンポジタを有効化・無効化したり設定を変更するには Window Manager Tweaks を開きます:

$ xfwm4-tweaks-settings

もしくは --compositor を使って有効にすることもできます。例:

~/.xinitrc
exec xfwm4 --compositor=on

または xfconf を使用する場合:

$ xfconf-query -c xfwm4 -p /general/use_compositing -s true

ウィンドウの巻き上げ

タイトルバーをダブルクリックするかウィンドウメニューをクリックしてウィンドウを巻き上げるを選択するとタイトルバーを残してウィンドウの中身が表示されなくなります。xfconf でこの機能を無効にするには、次を実行:

$ xfconf-query -c xfwm4 -p /general/mousewheel_rollup -s false

ウィンドウのタイリング

Xfwm には、ウィンドウを画面の端に移動すると自動的に画面の上半分を占めるようにリサイズしてウィンドウを並べる機能があります。xfconf でこの挙動を有効・無効にするには、次を実行:

$ xfconf-query -c xfwm4 -p /general/tile_on_move -s false
$ xfconf-query -c xfwm4 -p /general/tile_on_move -s true

もしくは Window Manager Tweaks > Accessibility > Automatically tile windows when moving toward the screen edge のチェックを入れて(外して)下さい。

xfce 設定マネージャによる設定

xfce4-settingsインストール してください。

ノート: xfce4-settings をインストールするとデフォルトアプリケーションが変わってしまうことがあります。デフォルトアプリケーションを設定する方法は xdg-open を見て下さい。

テーマの追加

公式リポジトリから xfwm4-themesインストールしてください。

インストールしたテーマは xfwm4-settings ウィンドウに表示されます。

ヒントとテクニック‎

ウィンドウが最大化されたときにタイトルバーを隠す

Accessibility を開いて Hide title of windows when maximized にチェックを入れて下さい。

ノート: パネル上に最大化されたウィンドウのタイトルを表示したい場合は xfce4-windowck-pluginAUR をインストールすることを推奨します。

トラブルシューティング

ダウンロードしたアイテムのアイコンがブラウザに表示されない

公式リポジトリから xfce4-settingsインストールすることで解決します。

勝手にワークスペースの数が変わってしまう

Xfwm ではワークスペースの追加や削除にショートカットが割り当てられています。デフォルトでは Alt+DeleteAlt+Insert に設定されています。

ワークスペースの数がログイン時にリセットされる場合、Xfwm を起動した後に数を変更してください。sleep コマンドを使うことで確実に変更できます [1]

~/.xinitrc
(sleep 3 && xfconf-query -v -c xfwm4 -p /general/workspace_count -s number) &
exec xfwm4

もしくは xfce4-session から:

~/.config/autostart/workspace.desktop
[Desktop Entry]
Exec=sh -c "sleep 3 && xfconf-query -v -c xfwm4 -p /general/workspace_count -s number"

参照: Logout alters workspaces

ティアリングが発生する

もしビデオのティアリングが発生する場合は、xfwm の --vblank モードオプション (glxxpresentoff のいずれか) を変更してみてください:

$ xfwm4 --replace --vblank=glx &

保存するには:

$ xfconf-query -c xfwm4 -p /general/vblank_mode -s glx

Intel グラフィックスを使用していて、Intel graphics#ティアリング で説明されているように Xorg で "TearFree" オプションをすでに有効にしている場合は、垂直同期 オプションを無効にします。

これでもティアリングが修正されない場合は、Xfwm のコンポジターを無効にし、代替の コンポジットマネージャ を使用することを検討してください。

ドックウィンドウの上の水平のライン

Xfwm は、一部のドックウィンドウ (Plank など) の上にシャドウを誤ってレンダリングする場合があります。これにより、画面全体に水平のラインが表示されます。回避策は、Settings > Window Manager Tweaks > CompositorShow shadows under dock windows を無効にすることです。

参照