Lenovo ThinkPad T440s

提供: ArchWiki
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この記事では Lenovo T440s ノートパソコンに Arch Linux をインストール・設定する方法を説明しています。

インストール

UEFI vs BIOS

T440s ではセキュアブートUEFI がデフォルトで有効になっています。UEFI を使いたいのでなければ、BIOS で起動するように設定を変えたほうが簡単に Arch をインストールできます。BIOS/EFI のメニューから "Legacy only" で起動するようにしてください (EFI の代わりに BIOS エミュレーションが使われます)。

UEFI でインストールするときには、以下のことに気をつけましょう:

  • Windows 以外のオペレーティングシステムを起動するには、セキュアブートを無効にしなければなりません。Security > Secure Boot にある Secure Boot の設定を Disabled に変更してください。Setup/Custom Mode にするのもよいでしょう。
  • セキュリティチップが有効な場合、Windows 以外のブートローダにある bootx64.efi から起動するのが妨げられることがあります。Security > Security Chip にある Security Chip Selection to Discrete TPM and Security ChipDisabled に変更してください。

ドライバーの選択

デバイス ドライバー
ビデオ Intel Graphics
クリックパッド libinput
ワイヤレス/Bluetooth iwlwifi*
指紋リーダー Fprint V0.6.0 以上
SD カードリーダー (Realtek RTS5227) rts5227-dkmsAUR

ワイヤレスカードについて詳しくは こちらのページ を見てください。

Tp_smapi

tp_smapiThinkPad T420 の設定を見てください。

設定

画面解像度

/etc/X11/xorg.conf.d/90-monitor.conf ファイルを作成して、DPI の値を設定してください:

Section "Monitor"
    Identifier             "<default monitor>"
    DisplaySize            309 173    # In millimeters
EndSection

デフォルトの解像度は 96dpi に設定されます。

1920x1080 の FHD パネルで、テキストや UI が小さすぎると感じる場合、ディスプレイのスケーリング で UI 要素を好みに調節するのがよいかもしれません。小数値での HiDPI スケーリングがより正確かもしれません。

バックライト

バックライトを見てください。

タッチパッド

最も応答性の高い設定は、xinput によって得られます。

X1-Carbon の適切な設定を利用した、適切な Synaptics 設定:

BIOS のアップデート

警告: マザーボード BIOS の書き込みは危険な操作でありマザーボードが文鎮化する可能性があります。

Linux から BIOS を書き換える#ブータブル光学ディスクのエミュレーションUpdating the BIOS on my ThinkPad T440 を見てください。