FireHol

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FireHOL はわかりやすい設定ファイルからセキュアでステートフルなファイアウォールを作成するための言語 (とそれを実行するためのプログラム) です。非常に複雑な構成でも読みやすい設定が書けます。バックグラウンドでは iptables (IPv4/IPv6) が使用されます。

インストール

fireholAUR または firehol-gitAUR パッケージをインストールしてください。

設定

初期自動設定

Firehol には独自のファイアフォールウィザードが用意されています。デフォルトではすべてのトラフィックが許可されています。ウィザードを使用して、システム上で動作しているすべてのオープンポートとインターフェイスを自動的に検出します。基本的なファイアウォール設定を取得する最初のステップです。

# firehol wizard > /tmp/firehol.conf

設定はファイル化されて、/tmp/firehol.conf にあります。このファイルを編集して、編集が終わったら、/etc/firehol/firehol.conf にファイルを移動して、次のコマンドでテスト実行します。

# firehol try

30秒間試してみて、うまくいったら、firehol.service を起動して有効にして永続的に動作させます。

設定ファイルは /etc/firehol/firehol.conf です。

Firehol の設定例 をコピーしてスクリプト定義を学習してください。

設定ファイルは Bash ファイルであり3つのパートに分かれています:

  • helper
  • interface
  • router

実行

以下のコマンドで設定ファイルの整合性を確認できます:

# firehol try

または:

# firehol nofast try

設定に問題がないことが確認できたら firehol.service起動有効化してください。

ヒント:
  • パッケージには高度なトラフィック制御のヘルパーである FireQOS も含まれており fireqos.service で使うことができます。
  • トラフィックを監視するためのアプリケーションとして同じ開発者が作った netdata (または netdata-gitAUR) も存在します。詳しくは Netdata を見てください。