GNOME Flashback

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GNOME Flashback (旧名 GNOME フォールバックモード) は GNOME 3 用のシェルです。デスクトップレイアウトと使用しているテクノロジーは GNOME 2 に類似しています。3D アクセラレーションを全く使用しないため、llvmpipe による GNOME Shell よりかは基本的に高速で CPU の使用量が抑えられています。

警告: GNOME Flashback は GNOME 3.10 以降と互換性がありません。参照: [1]

インストール

GNOME Flashback は gnome-flashback パッケージからインストールできます。完全なデスクトップ環境とするために任意の依存パッケージもインストールすることを推奨します。

また、GNOME Panel 用のアプレットを提供する以下のパッケージもインストールできます:

  • GNOME Applets — GNOME Panel 用の小さなアプリケーション。
https://wiki.gnome.org/Projects/GnomeApplets || gnome-applets
  • Pomodoro Applet — ポモドーロテクニック(tm) で使われるインターバルを計るための GNOME Panel アプレット。
https://github.com/stump/pomodoro-applet || pomodoro-appletAUR
  • Sensors Applet — ハードウェアセンサから読み込んだ情報を表示する GNOME Flashback パネルのアプレット。CPU 温度やファンの速度、電圧など。
http://sensors-applet.sourceforge.net/ || sensors-applet

完全なデスクトップ環境にするために、標準的な GNOME エクスペリエンスに必要なアプリケーションを含んでいる gnome グループをインストールすることが推奨されます。

起動

グラフィカルログイン

お好きなディスプレイマネージャのセッションメニューから GNOME Flashback (Metacity) を選択してください。

GNOME Flashback で Compiz を使いたい場合は GNOME Flashback (Compiz) を選択してください。

手動

  • コンソールから手動で GNOME Flashback (Metacity) を起動したい時は、以下の行を ~/.xinitrc ファイルに追加してください:
    export XDG_CURRENT_DESKTOP=GNOME-Flashback:GNOME
    exec gnome-session --session=gnome-flashback-metacity
    
  • GNOME Flashback (Compiz) セッションを使う場合、以下を ~/.xinitrc ファイルに追加します:
    export XDG_CURRENT_DESKTOP=GNOME-Flashback:GNOME
    exec gnome-session --session=gnome-flashback-compiz

exec コマンドを記述した後、startx と入力することで GNOME Flashback を起動できます。詳しくは xinitrc を見て下さい。

設定

GNOME Flashback の設定はほとんど GNOME と同じです。詳しくは GNOME#設定を見て下さい。

GNOME Panel をカスタマイズする

  • パネルを設定するには、Alt キーを押しながら、空いている領域を右クリックしてください。
  • パネルのアプレットを移動するには、Alt キーを押しながら、中ボタンでアプレットを掴んで下さい。
ノート: スタンドアロンのウィンドウマネージャで GNOME Panel を使う場合、Alt+right-click は使えません。代わりに Super+Alt+right-click を使って下さい。

他のウィンドウマネージャ

以下の2つのファイルを使うことで GNOME で他のウィンドウマネージャを使用することが可能です:

ノート: Xmonad を例として使っていますが、他のウィンドウマネージャでも大丈夫です。
/usr/share/gnome-session/sessions/gnome-xmonad.session
[GNOME Session]
Name=GNOME xmonad
RequiredComponents=gnome-panel;gnome-settings-daemon;gnome-screensaver;xmonad;notification-daemon;polkit-gnome-authentication-agent-1;gnome-fallback-background-helper;gnome-fallback-media-keys-helper;gnome-fallback-mount-helper;
/usr/share/xsessions/gnome-xmonad.desktop
[Desktop Entry]
Name=GNOME xmonad
Comment=This session logs you into GNOME with the traditional panel
Exec=gnome-session --session=gnome-xmonad
TryExec=gnome-session
Icon=
Type=Application

次にログインするときに、セッションとして GNOME xmonad が選択できるようになっているはずです。

ウィンドウマネージャの .desktop ファイルが存在しない場合、作成する必要があります。wmii の例:

/usr/share/applications/wmii.desktop
[Desktop Entry]
Version=1.0
Type=Application
Name=wmii
TryExec=wmii
Exec=wmii

詳しくは、GNOME で awesome をウィンドウマネージャとして動かす記事 を見て下さい。

スタンドアロンのウィンドウマネージャで GNOME Panel を使う

GNOME Flashback のエクスペリエンスはほとんど GNOME Panel によって提供されています。他のコンポーネントは Flashback セッションのためだけに必要です。Flashback セッションなしで GNOME Panel を使いたいときは、gnome-panel パッケージをインストールして Openbox などのスタンドアロンウィンドウマネージャでパネルを自動起動してください。

例えば: Openbox で GNOME Panel を使いたい時は gnome-panel &~/.config/openbox/autostart ファイルに追加します。

詳しい説明は自動起動のページやウィンドウマネージャの wiki ページを見て下さい。

ヒントとテクニック

パネルの速度の設定

表示・非表示の遅延

自動隠匿を有効にしたときにパネルが消えたり現れたりするのにかかる時間を調整したいときは、以下を実行:

$ gsettings set org.gnome.gnome-panel.toplevel:/org/gnome/gnome-panel/layout/toplevels/panel/ hide-delay time
$ gsettings set org.gnome.gnome-panel.toplevel:/org/gnome/gnome-panel/layout/toplevels/panel/ unhide-delay time

paneltop-panelbottom-panel のどちらかに、time はミリ秒の値に置き換えて下さい (例: 300)。

アニメーション速度

パネルのアニメーションの速度を設定するには、以下を実行:

$ gsettings set org.gnome.gnome-panel.toplevel:/org/gnome/gnome-panel/layout/toplevels/panel/ animation-speed value

paneltop-panelbottom-panel のどちらかに value"'fast'", "'medium'", "'slow'" のどれかに置き換えて下さい。

アプリケーションのメニューアイコンを置き換える

ノート: アイコンテーマのパッケージをアップデートすると変更箇所は上書きされます。

/usr/share/icons/icon-theme/16x16/places/start-here.png を適当なアイコンに置き換えて下さい (icon-theme はアイコンテーマの名前)。

変更を加えたら、GNOME Panel を再起動します: gnome-panel --replace

参照