Linuxsampler

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Linuxsampler はソフトウェアオーディオサンプラーです。gigasampler 形式 (.gig) のサウンドライブラリをロードすることができます。Linuxsampler はハードディスクから直接サンプルをストリーミングできるため、膨大なライブラリを使用することが可能です。LS はスタンドアロンのアプリケーションとして実行したり、lv2 または dssi プラグインとして実行できます。現在では "Linuxsampler" は相互に作用し合うソフトウェアのグループのことを指します:

  • サンプラーエンジン: linuxsampler。
  • gig ファイルエディタ: gigedit。
  • グラフィカルフロントエンド: qsampler (Qt ベース), jsampler-classic と jsampler-fantasia (どちらも Java ベース)。

インストール

以下のパッケージでインストールできます:

qsampler を起動すると自動的に linuxsampler も起動します。jsampler を使用する場合、先に linuxsampler を起動してください。

ヒントとテクニック

LS に到達する前に midi メッセージをフィルタリング

サンプルライブラリによっては MIDI ソフトウェアによって奏でられる音が作曲・編曲者が思っているものと異なることがあります。例えば、楽譜エディタを LS に接続して、C3 から C4 オクターブのピアノパートを再生したのに実際に聞こえるのは1オクターブ高いなどの (C4 から C5) という場合があります。その場合おそらく gig ファイルのサンプルのレイヤーが1オクターブ分ずれています。マッピングが確実に間違っている場合 (ライブモードで qsampler から gig ファイルを開くことで確認できます)、以下の解決方法があります:

  • MIDI パートを1オクターブ低く移調する。オーケストラ用の楽譜では、五線譜の音符が1オクターブ低い間違った場所に表示されるようになります。印刷する前に移調しなおさなければなりません。
  • gig ファイルのマッピングを直す。問題の根本的な解決になるため一番望ましい方法です。ただしファイルの中に複数の楽器が入っている場合、困難な作業になるでしょう。また、cc (キースイッチ) 用の音が予約されていることがあり、そのような場合、1オクターブ低くマッピングすることは更に複雑あるいは不可能になります。
  • 簡単な修正方法は楽譜エディタと LS の間に MIDI フィルタを配置して、ピアノチャンネルだけ音を1オクターブ低くすることができます。フィルタを作成するには qmidirouteAUR を使ってください。全ての midi メッセージをモニタリングすることもできます。例えば楽譜から送信された cc が実際には何なのか確認できます (右の midi チャンネル, パン, ベロシティカーブなど)。

楽譜エディタのピアノの MIDI 出力を LS から qmidiroute に変更して、LS のピアノチャンネルは楽譜エディタではなく qmidiroute の出力を使用するように設定する必要があります。楽譜の全ての楽器を監視したい場合や楽器エディタで複数の midi 出力を使えない場合、オーケストラレベルで行うこともできます。

トラブルシューティング

以下のメッセージが表示されてクラッシュする場合:

Engine: WARNING, CONFIG_EG_MIN_RELEASE_TIME too big for current audio fragment size & sampling rate!

サウンドカードのレイテンシを再設定してみてください。qjackctl で samples/period の設定を上げてみてください。

BitTorrent Sync とポートが衝突する

BitTorrent Sync と linuxsampler はデフォルトではどちらも同じポート (8888) を使用します。BitTorrent Sync と同時に linuxsampler を起動しようとすると以下のようなメッセージが表示されます:

Starting LSCP network server (0.0.0.0:8888)...LSCPServer: Could not bind server socket

linuxsampler --lscp-port 8889 などとポート番号を指定して linuxsampler を起動するか GUI フロントエンドでサーバーのポートを変更することで問題は解決します。

参照