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Zsh
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[[Category:コマンドラインシェル]] [[de:Zsh]] [[en:Zsh]] [[es:Zsh]] [[fa:Zsh]] [[fr:Zsh]] [[pt:Zsh]] [[ru:Zsh]] [[zh-hans:Zsh]] [https://www.zsh.org/ Zsh] は対話式シェルとしてもスクリプト言語のインタプリタとしても使えるパワフルな[[シェル]]です。POSIX sh と互換性がありながら (デフォルトではありません、{{ic|emulate sh}} を実行した時だけです)、[https://zsh.sourceforge.io/Guide/zshguide06.html タブ補完]の改善や [https://zsh.sourceforge.io/Doc/Release/Expansion.html グロビング]などの利点があります。 [https://zsh.sourceforge.io/FAQ/zshfaq01.html#l4 Zsh FAQ] には他にも Zsh をあなたのシェルとして使うべき理由が列挙されています。 == インストール == インストールをする前に現在使っているシェルが何なのか知っておくとよいでしょう: $ echo $SHELL {{Pkg|zsh}} パッケージを[[インストール]]してください。追加の補完定義を使いたい場合は、{{pkg|zsh-completions}} パッケージもインストールします。 === 初期設定 === ターミナルで次のコマンドを実行して Zsh が正しくインストールされたか確認してください: $ zsh 基本的な設定を説明する ''zsh-newuser-install'' が表示されるはずです。これをスキップしたい場合、{{ic|q}} を押して下さい。表示されない場合は、次のコマンドで手動で呼び出すことができます: $ autoload -Uz zsh-newuser-install $ zsh-newuser-install -f {{Note|仮想端末のサイズが少なくとも 72×15 であることを確認してください。そうでないと ''zsh-newuser-install'' は実行されません。}} === Zsh をデフォルトのシェルにする === シェルを {{ic|/usr/bin/zsh}} に変更してください。[[コマンドラインシェル#デフォルトシェルを変更する]] を見てください。 {{Tip|{{Pkg|bash}} を置き換える場合、{{ic|~/.bashrc}} から {{ic|~/.zshrc}} に (例: プロンプトと[[Bash#エイリアス|エイリアス]]) また {{ic|~/.bash_profile}} から {{ic|~/.zprofile}} に (例: [[ログイン時に X を起動|X Window System を起動するコード]]) にコードを移動するとよいでしょう。}} == スタートアップ/シャットダウン ファイル == {{Tip|インタラクティブシェルとログインシェルの説明、およびスタートアップファイルに何を入れるかについては、[https://zsh.sourceforge.io/Guide/zshguide02.html A User's Guide to the Z-Shell] を参照してください。 }} {{Note| * {{ic|$ZDOTDIR}} が設定されていない場合は、代わりに {{ic|$HOME}} が使用されます。 * {{ic|RCS}} オプションが以下のファイルのどれかで unset された場合、そのファイル以降、設定ファイルは読み込まれません。 * {{ic|GLOBAL_RCS}} オプションが以下のファイルのどれかで unset された場合、そのファイル以降、グローバルな設定ファイル ({{ic|/etc/zsh/*}}) は読み込まれません。 }} デフォルトで、Zsh は起動時に以下のファイルを以下の順番で実行します (存在しているもののみ実行されます)。 * {{ic|/etc/zsh/zshenv}} すべてのユーザに対して[[環境変数]]を設定するために使用されます。このファイルには、出力を行うコマンドや、シェルが TTY に接続されていることを期待するコマンドを含めるべきではありません。このファイルが存在する場合、このファイルは '''''常に''''' 読み込まれます。この挙動を上書きすることはできません。 * {{ic|$ZDOTDIR/.zshenv}} ユーザの[[環境変数]]を設定するために使用されます。このファイルには、出力を行うコマンドや、シェルが TTY に接続されていることを期待するコマンドを含めるべきではありません。このファイルが存在する場合、このファイルは '''''常に''''' 読み込まれます。 * {{ic|/etc/zsh/zprofile}} すべてのユーザに対して起動時にコマンドを実行するために使用されます。'''''ログインシェル'''''として起動した場合に、このファイルは読み込まれます。Arch Linux においては、このファイルには、{{ic|/etc/profile}} を source する [https://github.com/archlinux/svntogit-packages/blob/packages/zsh/trunk/zprofile 1行] がデフォルトで含まれていることを留意しておいてください。その行を削除したい場合は以下の警告を先に読んでください! ** {{ic|/etc/profile}} POSIX sh 互換のシェルはすべて、このファイルをログイン時に source する必要があります。このファイルは {{ic|$PATH}} や他の環境変数を設定し、ログイン時にはアプリケーション固有 ({{ic|/etc/profile.d/*.sh}}) の設定を行います。 * {{ic|$ZDOTDIR/.zprofile}} 起動時にユーザのコマンドを実行するために使用されます。'''''ログインシェル'''''として起動した場合に、このファイルは読み込まれます。通常、グラフィカルセッションを自動起動し、セッションの環境変数を設定するために使用されます。 * {{ic|/etc/zsh/zshrc}} すべてのユーザに対して、インタラクティブシェルを設定したりコマンドを実行したりするために使用されます。'''''インタラクティブシェル'''''として起動した場合に、このファイルは読み込まれます。 * {{ic|$ZDOTDIR/.zshrc}} ユーザのインタラクティブシェルを設定したり、コマンドを実行したりするために使用されます。'''''インタラクティブシェル'''''として起動した場合に、このファイルは読み込まれます。 * {{ic|/etc/zsh/zlogin}} すべてのユーザに対して初期化処理の最後にコマンドを実行するために使用されます。'''''ログインシェル'''''として起動した場合に、このファイルは読み込まれます。 * {{ic|$ZDOTDIR/.zlogin}} 初期化処理の最後にユーザのコマンドを実行するために使用されます。'''''ログインシェル'''''として起動した場合に、このファイルは読み込まれます。通常、コマンドラインユーティリティを自動起動するために使用されます。グラフィカルセッションを自動起動するために使用するべきではありません (この時点では、インタラクティブシェルにおいてのみ意味を持つ設定がセッションに含まれているかもしれないからです)。 * {{ic|$ZDOTDIR/.zlogout}} '''''ログインシェル''''' が '''終了''' する時にコマンドを実行するために使用されます。 * {{ic|/etc/zsh/zlogout}} '''''ログインシェル''''' が '''終了''' する時にすべてのユーザに対してコマンドを実行するために使用されます。 [https://blog.flowblok.id.au/2013-02/shell-startup-scripts.html#implementation the graphic representation] を参照してください。 {{Note|{{ic|$HOME/.profile}} は Zsh のスタートアップファイルの一部ではありません。さらに、Zsh によって '''source されません''' (Zsh が {{ic|sh}} か {{ic|ksh}} として実行され、ログインシェルとして起動しない限り)。sh や [[ksh]] との互換性モードに関する詳細は {{man|1|zsh|COMPATIBILITY}} を見てください。}} {{Warning|{{ic|/etc/zsh/zprofile}} 内にデフォルトで存在する [https://github.com/archlinux/svntogit-packages/blob/packages/zsh/trunk/zprofile 一行] を削除しないでください。さもないと、{{ic|/etc/profile.d/}} 内へスクリプトを提供するパッケージの整合性が破壊されてしまいます。}} == Zsh の設定 == Zsh は何も設定しなくても使うことができますが、ほとんどのユーザが使いたいと思うようには設定されていないことはほぼ確実です。ただし、Zsh で利用できるカスタマイズの量は膨大で、Zsh を設定するのは大変で時間を浪費する経験となるでしょう。自動的に設定するには [[#サードパーティ拡張]] を見てください。 === シンプルな .zshrc === 以下は設定ファイルのサンプルです。デフォルトのオプションの適切なセットと共に、Zsh でカスタマイズ可能な方法の例を提供します。この設定を使うには、{{ic|.zshrc}} という名前のファイルに保存してください。 {{Tip|ログアウトせずに変更を適用するには {{ic|source ~/.zshrc}} を実行してください。}} これはシンプルな {{ic|.zshrc}} です: {{hc|~/.zshrc| autoload -Uz compinit promptinit compinit promptinit # デフォルトのプロンプトを walters テーマに設定する prompt walters }} プロンプトテーマシステムに関する詳細は [[#プロンプトテーマ]] を見てください。 === $PATH の設定 === Zsh は {{ic|PATH}} 変数を {{ic|path}} 配列に結びつけます。これにより、{{ic|path}} 配列を変更するだけで {{ic|PATH}} 変数を操作することができます。詳細は [https://zsh.sourceforge.io/Guide/zshguide02.html#l24 A User's Guide to the Z-Shell] を見てください。 {{ic|~/.local/bin/}} を {{ic|PATH}} に追加するには: {{hc|~/.zshenv|2= typeset -U path PATH path=(~/.local/bin $path) export PATH }} === コマンド補完 === Zsh の一番魅力的な機能はおそらく先進的な自動補完機能でしょう。少なくとも {{ic|.zshrc}} で自動補完を有効化してください。自動補完を有効にするには、以下を {{ic|~/.zshrc}} に追加してください: {{hc|~/.zshrc| autoload -Uz compinit compinit }} 上記の設定には ssh/scp/sftp ホスト名の保管が含まれていますが、この機能を動作させるためにはユーザは ssh のホスト名ハッシュ化 (つまり、ssh クライアントの設定の {{ic|HashKnownHosts}} オプション) を有効化してはなりません。 矢印キーを使うインターフェイスで自動補完を行うには、以下を追加してください: {{hc|~/.zshrc| zstyle ':completion:*' menu select }} メニューをアクティブにするには、{{ic|Tab}} を2回押してください。 特権が与えられたコマンドで特権環境の自動補完を有効化するには (例えば、[[sudo]] で始まるコマンドを補完する場合、補完スクリプトは sudo の補完もしようと試みます)、以下を追加してください: {{hc|~/.zshrc| zstyle ':completion::complete:*' gain-privileges 1 }} {{Warning|これにより、Zsh の補完スクリプトが sudo 特権でコマンドを実行できてしまいます。信頼できない補完スクリプトを使用する場合はこれを有効化すべきではありません。}} {{Note|この特殊な種類の文脈依存の補完は、少数のコマンドでしか利用できません。}} === キーバインド === Zsh は [[readline]] を使用しません。代わりに、よりパワフルな独自の Zsh Line Editor (ZLE) を使用します。ZLE は {{ic|/etc/inputrc}} と {{ic|~/.inputrc}} のどちらも読み込みません。ZLE 設定のイントロダクションは [https://sgeb.io/posts/2014/04/zsh-zle-custom-widgets/ A closer look at the zsh line editor and creating custom widgets] を読んでください。 ZLE には [[Emacs]] モードと [[vi]] モードがあります。{{ic|VISUAL}} か {{ic|EDITOR}} のどちらか一方の[[環境変数]]に {{ic|vi}} という文字列が含まれている場合、vi モードが使用されます。それ以外の場合、Emacs モードをデフォルトで使用します。{{ic|bindkey -e}} (Emacs モード) や {{ic|bindkey -v}} (vi モード) でモードを明示的に設定することもできます。 キーバインドは、キープレスに対応するエスケープシーケンスを ZLE ウィジェットにマッピングすることにより割り当てます。利用可能なウィジェットは {{man|1|zshzle|STANDARD WIDGETS}} と {{man|1|zshcontrib|ZLE FUNCTIONS}} にリストアップされています (アクションとデフォルトのキーバインドの説明付き)。 Zsh でキーバインドを設定する方法として推奨されるのは、{{man|5|terminfo}} の文字列ケーパビリティを使用することです。例えば [https://web.archive.org/web/20180704181216/http://zshwiki.org/home/zle/bindkeys][https://www.zsh.org/mla/users/2010/msg00065.html]: {{hc|~/.zshrc|2= # zkbd と互換性のあるハッシュを作成し、 # 他のキーをこのハッシュに追加する (man 5 terminfo を参照) typeset -g -A key key[Home]="${terminfo[khome]}" key[End]="${terminfo[kend]}" key[Insert]="${terminfo[kich1]}" key[Backspace]="${terminfo[kbs]}" key[Delete]="${terminfo[kdch1]}" key[Up]="${terminfo[kcuu1]}" key[Down]="${terminfo[kcud1]}" key[Left]="${terminfo[kcub1]}" key[Right]="${terminfo[kcuf1]}" key[PageUp]="${terminfo[kpp]}" key[PageDown]="${terminfo[knp]}" key[Shift-Tab]="${terminfo[kcbt]}" # 適宜キーを設定する [[ -n "${key[Home]}" ]] && bindkey -- "${key[Home]}" beginning-of-line [[ -n "${key[End]}" ]] && bindkey -- "${key[End]}" end-of-line [[ -n "${key[Insert]}" ]] && bindkey -- "${key[Insert]}" overwrite-mode [[ -n "${key[Backspace]}" ]] && bindkey -- "${key[Backspace]}" backward-delete-char [[ -n "${key[Delete]}" ]] && bindkey -- "${key[Delete]}" delete-char [[ -n "${key[Up]}" ]] && bindkey -- "${key[Up]}" up-line-or-history [[ -n "${key[Down]}" ]] && bindkey -- "${key[Down]}" down-line-or-history [[ -n "${key[Left]}" ]] && bindkey -- "${key[Left]}" backward-char [[ -n "${key[Right]}" ]] && bindkey -- "${key[Right]}" forward-char [[ -n "${key[PageUp]}" ]] && bindkey -- "${key[PageUp]}" beginning-of-buffer-or-history [[ -n "${key[PageDown]}" ]] && bindkey -- "${key[PageDown]}" end-of-buffer-or-history [[ -n "${key[Shift-Tab]}" ]] && bindkey -- "${key[Shift-Tab]}" reverse-menu-complete # 最後に、zle がアクティブのときにターミナルがアプリケーションモードになるようにする。 # そのときにだけ、$terminfo の値が有効になる。 if (( ${+terminfo[smkx]} && ${+terminfo[rmkx]} )); then autoload -Uz add-zle-hook-widget function zle_application_mode_start { echoti smkx } function zle_application_mode_stop { echoti rmkx } add-zle-hook-widget -Uz zle-line-init zle_application_mode_start add-zle-hook-widget -Uz zle-line-finish zle_application_mode_stop fi }} ==== 履歴検索 ==== 以下の手順を使うには、{{ic|key}} 配列を設定し、ZLE がアプリケーションモードとなるようにする必要があります。[[#キーバインド]] を見てください。 履歴検索を有効化するには、以下を {{ic|.zshrc}} ファイルに追加してください: {{hc|~/.zshrc| autoload -Uz up-line-or-beginning-search down-line-or-beginning-search zle -N up-line-or-beginning-search zle -N down-line-or-beginning-search [[ -n "${key[Up]}" ]] && bindkey -- "${key[Up]}" up-line-or-beginning-search [[ -n "${key[Down]}" ]] && bindkey -- "${key[Down]}" down-line-or-beginning-search }} これにより、{{ic|Up}} か {{ic|Down}} を押したときに、現在の行のカーソル位置までにマッチする過去のコマンドだけが表示されます。 ==== 修飾キー Shift、Alt、Ctrl、Meta ==== xterm 互換端末は {{man|5|user_caps}} からの拡張キー定義を使うことができます。キー定義は、{{ic|Shift}}、{{ic|Alt}}、{{ic|Ctrl}}、{{ic|Meta}} と、{{ic|Up}}、{{ic|Down}}、{{ic|Left}}、{{ic|Right}}、{{ic|PageUp}}、{{ic|PageDown}}、{{ic|Home}}、{{ic|End}}、{{ic|Del}} のどれかを組み合わせたものです。修飾キーとキーの組み合わせに推奨される名前の一覧については、[https://sourceforge.net/p/zsh/code/ci/master/tree/Functions/Misc/zkbd zkbd のソース] を参照してください。 たとえば、 {{ic|Ctrl+Left}} で前の単語の先頭に移動し、{{ic|Ctrl+Right}} で次の単語の先頭に移動させるには: {{hc|~/.zshrc|2= key[Control-Left]="${terminfo[kLFT5]}" key[Control-Right]="${terminfo[kRIT5]}" [[ -n "${key[Control-Left]}" ]] && bindkey -- "${key[Control-Left]}" backward-word [[ -n "${key[Control-Right]}" ]] && bindkey -- "${key[Control-Right]}" forward-word }} === プロンプト === Zsh は2つの選択肢を提供します: プロンプトテーマを使用するか、テーマに不満がある (または、テーマの使いやすさを自分で拡張したい) ユーザはカスタムのプロンプトを構築できます。 ==== プロンプトテーマ ==== プロンプトテーマは、Zsh で色付きのプロンプトを設定するための手っ取り早く簡単な方法です。プロンプトテーマや、プロンプトテーマを自分で記述する方法については {{man|1|zshcontrib|PROMPT THEMES}} を参照してください。 テーマを使用するには、プロンプトテーマシステムが自動でロードされるように {{ic|.zshrc}} で設定されていることを確認してください。自動ロードを行うには、以下の行を追加します: {{hc|~/.zshrc| autoload -Uz promptinit promptinit }} 以下のコマンドで、利用可能なプロンプトテーマをリストアップできます: $ prompt -l 例えば、{{ic|walters}} テーマを使うには: $ prompt walters 利用可能なテーマをすべてプレビューするには: $ prompt -p ===== プロンプトテーマを手動でインストールする ===== 外部の設定管理ツールを使わずに、テーマを手動でインストールすることもできます。ローカルにインストールする場合、まずフォルダを作成し、そのフォルダのパスを {{ic|fpath}} 配列に追加してください。例えば: $ mkdir ~/.zprompts $ fpath=("$HOME/.zprompts" "$fpath[@]") 次に、このフォルダ内にテーマファイルのシンボリックリンクを作成します: $ ln -s mytheme.zsh ~/.zprompts/prompt_mytheme_setup 代わりにテーマをグローバルにインストールする場合は、次のようにします: # ln -s mytheme.zsh /usr/share/zsh/functions/Prompts/prompt_mytheme_setup これで、次のコマンドを使ってアクティブ化できるはずです: $ prompt mytheme すべてが機能する場合は、{{ic|.zshrc}} を適宜編集することができます。 ===== テーマごとにファイルを分けずにプロンプトテーマを追加する ===== プロンプトテーマは、テーマのファイルを使って追加するだけでなく、ある1つのファイル (例えば {{ic|.zshrc}}) 内からテーマを追加することもできます。例えば: {{hc|~/.zshrc|2= # promptinit をロードする autoload -Uz promptinit && promptinit # テーマを定義する prompt_mytheme_setup() { PS1="%~%# " } # promptsys にそのテーマを追加する prompt_themes+=( mytheme ) # テーマをロードする prompt mytheme }} ==== プロンプトのカスタマイズ ==== すべてのシェルで一般的な主要な左側のプロンプト {{ic|PS1}} ({{ic|PROMPT}}、{{ic|prompt}}) に加えて、Zsh では右側のプロンプト {{ic|RPS1}} ({{ic|RPROMPT}}) もサポートしています。これら2つの変数は、好きな値にカスタムできます。 他の特殊な目的のためのプロンプト ({{ic|PS2}} ({{ic|PROMPT2}})、{{ic|PS3}} ({{ic|PROMPT3}})、{{ic|PS4}} ({{ic|PROMPT4}})、{{ic|RPS1}} ({{ic|RPROMPT}})、{{ic|RPS2}} ({{ic|RPROMPT2}})、{{ic|SPROMPT}} など) は {{man|1|zshparam|PARAMETERS USED BY THE SHELL}} で説明されています。 すべてのプロンプトは、プロンプトエスケープでカスタマイズできます (例えば、{{ic|%n}} はユーザ名になります)。利用可能なプロンプトエスケープは {{man|1|zshmisc|EXPANSION OF PROMPT SEQUENCES}} でリストアップされています。 ===== 色 ===== Zsh は、[[Bash/プロンプトのカスタマイズ|Bash]] とは異なる方法で色を設定します。ANSI エスケープシーケンスや、{{man|5|terminfo}} のターミナルケーパビリティを多用する必要はありません。Zsh は、前景色、背景色、他の視覚エフェクトを設定するための便利なプロンプトエスケープを提供します。エスケープのリストや説明は {{man|1|zshmisc|Visual effects}} を見てください。 [https://zsh.sourceforge.io/FAQ/zshfaq03.html#l42 色]を指定する方法は3つあります: 10進数の整数、8つの広くサポートされている色の名前、# のあとに16進数の RGB トリプレット。詳細は {{man|1|zshzle|CHARACTER HIGHLIGHTING}} 内の fg=colour の説明を見てください。 ほとんどのターミナルは以下の色を名前でサポートしています: {| class="wikitable" |- ! 名前 !! 番号 |- | {{ic|black}} || {{ic|0}} |- | {{ic|red}} || {{ic|1}} |- | {{ic|green}} || {{ic|2}} |- | {{ic|yellow}} || {{ic|3}} |- | {{ic|blue}} || {{ic|4}} |- | {{ic|magenta}} || {{ic|5}} |- | {{ic|cyan}} || {{ic|6}} |- | {{ic|white}} || {{ic|7}} |} xterm 256 color と互換性のあるターミナルエミュレータの色番号 0 から 255 は、[https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/1/15/Xterm_256color_chart.svg xterm-256color チャート]で見られます。 TERM 環境変数が正しく設定されていれば、ターミナルのサポートする色の最大数は、{{man|5|terminfo}} データベースから {{ic|echoti colors}} を使って確認することができます。[https://gist.github.com/XVilka/8346728 24-bit カラー]の場合は、{{ic|print $COLORTERM}} を使って COLORTERM 環境変数も確認してください。{{ic|24bit}} か {{ic|truecolor}} を返した場合、たとえ terminfo がより少ない数値を表示したとしても、あなたのターミナルは 16777216 (2<sup>24</sup>) 色をサポートしています。 {{Note| * 0 から 15 の色は、ターミナルエミュレータやカラースキームごとに異なる場合があります。 * 多くのターミナルエミュレータは、太文字を明るい色で表示します。 }} {{Tip| * プロンプトのエスケープは {{ic|print -P ''"prompt escapes"''}} コマンドでテストできます。例えば、{{bc|$ print -P '%B%F{red}co%F{green}lo%F{blue}rs%f%b'}} * 24 ビットカラーを使用する場合、24 ビットカラーをサポートしていないターミナルでは {{ic|zsh/nearcolor}} モジュールをロードする必要があるかもしれません。例えば: {{bc|<nowiki>[[ "$COLORTERM" == (24bit|truecolor) || "${terminfo[colors]}" -eq '16777216' ]] || zmodload zsh/nearcolor</nowiki>}} {{ic|zsh/nearcolor}} モジュールに関する詳細は {{man|1|zshmodules|THE ZSH/NEARCOLOR MODULE}} を見てください。 }} ===== 例 ===== これは、シンプルな色無しのプロンプトの例です: PROMPT='%n@%m %~ %# ' 以下のように出力されます: <div style="font-family: monospace; white-space: pre; padding: 1em; background-color: #000; border: 1px solid #bcd; color: #c0c0c0; overflow:hidden;"><span style="float:left;">username@host ~ % </span></div> これは、色付きの左右両方のプロンプトの例です: PROMPT='%F{green}%n%f@%F{magenta}%m%f %F{blue}%B%~%b%f %# ' RPROMPT='[%F{yellow}%?%f]' 以下のように出力されます: <div style="font-family: monospace; white-space: pre; padding: 1em; background-color: #000; border: 1px solid #bcd; color: #c0c0c0; overflow: hidden;"><span style="float:left;"><span style="color: #008000;">username</span>@<span style="color: #800080;">host</span> <span style="color: #0000ff;">~</span> % </span><span style="float:right;">[<span style="color: #808000;">0</span>]</span></div> 16-255 の範囲の色は、欲しい色に割り当てた 0 から 255 までの数値を使うことで使用できます。また、24 ビットトゥルーカラーは16進数のカラーコードを使うことで使用できます: PROMPT='%F{2}%n%f@%F{5}%m%f %F{4}%B%~%b%f %# ' RPROMPT='[%F{3}%?%f]' PROMPT='%F{#c0c0c0}%n%f@%F{#008000}%m%f %F{#800080}%B%~%b%f %# ' RPROMPT='[%F{#0000ff}%?%f]' === サンプルの .zshrc ファイル === * [https://www.archlinux.jp/download/ 月次 ISO リリース] (デフォルトで Zsh を使用します) と同じセットアップにするには、{{Pkg|grml-zsh-config}} をインストールしてください。これには、[https://grml.org/zsh/ grml] の多くの調整と高度な最適化が含まれています。 * https://github.com/MrElendig/dotfiles-alice/blob/master/.zshrc - ベーシックなセットアップ。動的なプロンプトとウィンドウのタイトル/hardinfo。 * https://github.com/slashbeast/conf-mgmt/blob/master/roles/home_files/files/DOTzshrc - 複数の機能を持つ zshrc。コメントをチェックしてください。特出すべき機能: ユーザーが電源オフ・再起動・ハイバネートをすることを尋ねる関数、プロンプトの GIT サポート (vcsinfo を使わずに実現)、メニューの付いたタブ補完、実行中のコマンドをウィンドウのタイトルバーに表示など。 さらに見たい場合は [[ドットファイル#ユーザーリポジトリ]] を見てください。 == ヒントとテクニック == === ログイン時に X を自動起動 === [[xinit#ログイン時に X を自動起動]]を参照してください。 === プログラムが異常終了した後、端末の設定を復元する === 多くのプログラムは端末の状態を変更し、異常終了時に端末の設定を復元しません (例:SIGINT がクラッシュまたは検出された場合) これは通常、{{man|1|reset}} を実行することで解決できます。 $ reset 次の項では、端末を手動でリセットする必要を無くす方法について説明します。 ==== ttyctl コマンド ==== [http://zsh.sourceforge.net/Doc/Release/Shell-Builtin-Commands.html#index-tty_002c-freezing ttyctl] コマンドを使って端末を "フリーズ/フリーズ解除" することができます。起動時にインタラクティブシェルをフリーズするには、次のコマンドを使用します。 {{hc|~/.zshrc| ttyctl -f }} ==== エスケープシーケンスで端末をリセットする ==== [https://www.in-ulm.de/~mascheck/various/alternate_charset/ 代替の線画文字セット] は ttyctl が防ぐことのできない方法で端末を台無しにしてしまう可能性があります。 簡単な解決方法は、{{ic|precmd}} フック関数から端末をリセットするエスケープシーケンスを出力し、プロンプトが表示される前に毎回実行されるようにすることです。例えば、 [https://www.in-ulm.de/~mascheck/various/alternate_charset/#solution the escape sequence] {{ic|\e[0m\e(B\e)0\017\e[?5l\e7\e[0;0r\e8}} {{hc|~/.zshrc|2= autoload -Uz add-zsh-hook function reset_broken_terminal () { printf '%b' '\e[0m\e(B\e)0\017\e[?5l\e7\e[0;0r\e8' } add-zsh-hook -Uz precmd reset_broken_terminal }} 動作するかどうかをテストするには、次のコマンドを実行します。 $ print '\e(0\e)B' === 最近のディレクトリを記憶させる === ==== Dirstack ==== Zshは、最後にアクセスしたフォルダ DIRSTACKSIZE を記憶するように構成できます。これを使用すると、非常にすばやく ''cd'' することができます。設定ファイルにいくつかの行を追加する必要があります {{hc|~/.zshrc|<nowiki> autoload -Uz add-zsh-hook DIRSTACKFILE="${XDG_CACHE_HOME:-$HOME/.cache}/zsh/dirs" if [[ -f "$DIRSTACKFILE" ]] && (( ${#dirstack} == 0 )); then dirstack=("${(@f)"$(< "$DIRSTACKFILE")"}") [[ -d "${dirstack[1]}" ]] && cd -- "${dirstack[1]}" fi chpwd_dirstack() { print -l -- "$PWD" "${(u)dirstack[@]}" > "$DIRSTACKFILE" } add-zsh-hook -Uz chpwd chpwd_dirstack DIRSTACKSIZE='20' setopt AUTO_PUSHD PUSHD_SILENT PUSHD_TO_HOME ## Remove duplicate entries setopt PUSHD_IGNORE_DUPS ## This reverts the +/- operators. setopt PUSHD_MINUS </nowiki>}} 使用する $ dirs -v {{ic|cd -<NUM>}} を使用して、アクセスしたフォルダに移動。ダッシュの後にオートコンプリートを使用します。これは、オートコンプリートメニューを使用する場合に非常に便利です。 {{Note|複数の ''zsh'' の場合 セッションを開いていて、{{ic|cd}} を実行しようとすると、両方のセッションで同じファイルへの書込みが競合するため、この操作は機能しません。}} ==== cdr ==== cdr を使用すると、作業ディレクトリーを、自動的に保守されるリストから前の作業ディレクトリーに変更することができます。セッション間および (デフォルトでは) 現在のセッション内の端末エミュレータ間で維持されるファイルに、すべてのエントリが格納されます。 セットアップ手順については、{{man|1|zshcontrib|REMEMBERING RECENT DIRECTORIES}} を参照してください。 ==== zoxide ==== {{Pkg|zoxide}} は、よりスマートな ''cd'' コマンドで、わずか数回のキーストロークでどこにでも移動できます。頻繁に使用するディレクトリを記憶し、スコアリングメカニズムを使用して目的の場所を推測します。 === ヘルプコマンド === [[Bash]] とは異なり、Zsh は組み込みコマンド {{ic|help}} の代わりに {{ic|run-help}} を提供します。デフォルトでは、{{ic|run-help}}は{{ic|man}} へのエイリアスとなっており、コマンドの前に付けて手動で実行するか、キーボードショートカット {{ic|Alt+h}} または {{ic|Esc}} {{ic|h}} を使用して現在入力されているコマンドに対して呼び出すことができます。 デフォルトでは [[man]] へのエイリアスであるため、外部コマンドでのみ動作します。シェルの組み込み関数やその他のシェル機能で動作するように変更するには、{{ic|run-help}} 関数を使用する必要があります。{{ic|run-help}} とその補助機能の詳細については、{{man|1|zshcontrib}} を参照してください。 まず、{{ic|run-help}} 関数をロードしてから、既存の {{ic|run-help}} エイリアスを削除します。{{ic|help}} は {{ic|run-help}} のエイリアスにできます。たとえば、{{ic|zshrc}} に次の行を追加します。 autoload -Uz run-help (( ${+aliases[run-help]} )) && unalias run-help alias help=run-help アシスタント機能は個別に有効にする必要があります。 autoload -Uz run-help-git run-help-ip run-help-openssl run-help-p4 run-help-sudo run-help-svk run-help-svn たとえば、{{ic|run-help git commit}} コマンドは {{man|1|git}} の代わりに [[man ページ]] {{man|1|git-commit}} を開きます。 === 永続的な再ハッシュ === 通常、compinit は {{ic|$PATH}} 内で新しい実行可能ファイルを自動的には見つけません。たとえば、新しいパッケージをインストールした後、{{ic|/usr/bin/}} 内のファイルはすぐにまたは自動的には補完に含まれません。したがって、これらの新しい実行可能ファイルを含めるには、次のコマンドを実行します。 $ rehash この ''再ハッシュ'' は自動的に実行されるように設定できます。[https://github.com/robbyrussell/oh-my-zsh/issues/3440] {{ic|zshrc}} に以下を含めるだけです。 {{hc|~/.zshrc| zstyle ':completion:*' rehash true }} ==== オンデマンド再ハッシュ ==== しかし、上記のように [[pacman]] を [[Pacman#Hooks|hooks]] で設定すると、{{ic|rehash}} を自動的に要求できます。これは、上記のような連続的な再ハッシュによるパフォーマンスの低下を招くことはありません。これを有効にするには、{{ic|/etc/pacman.d/hooks}} ディレクトリと {{ic|/var/cache/zsh}} フックファイルを作成します。 {{hc|~/.zshrc|<nowiki> zshcache_time="$(date +%s%N)" autoload -Uz add-zsh-hook rehash_precmd() { if [[ -a /var/cache/zsh/pacman ]]; then local paccache_time="$(date -r /var/cache/zsh/pacman +%s%N)" if (( zshcache_time < paccache_time )); then rehash zshcache_time="$paccache_time" fi fi } add-zsh-hook -Uz precmd rehash_precmd </nowiki>}} {{ic|precmd}} フックが {{ic|/var/cache/zsh/pacman}} の更新前にトリガーされた場合、新しいプロンプトが開始されるまで完了できないことがあります。{{ic|enter}} などの空のコマンドを実行すれば十分です。 ==== SIGUSR1 を使用したオンデマンド再ハッシュの代替 ==== フックファイルは次のようになります。 {{hc|/etc/pacman.d/hooks/zsh-rehash.hook|output= [Trigger] Operation = Install Operation = Upgrade Operation = Remove Type = Path Target = usr/bin/* [Action] Depends = zsh Depends = procps-ng When = PostTransaction Exec = /usr/bin/pkill zsh --signal=USR1 }} {{Warning|実行中のすべての {{ic|zsh}} インスタンスに SIGUSR1 を送信します。SIGUSR1 のデフォルトの動作は終了するので、最初にこれを設定すると、以下のトラップを送信していないすべてのユーザー (ログインシェルを含む) の実行中のすべての {{ic|zsh}} インスタンスが終了します。}} {{hc|~/.zshrc| TRAPUSR1() { rehash } }} 上記の ''関数トラップ'' は、''トラップのリスト'' {{ic|trap 'rehash' USR1}} で置き換えることができます。トラップのタイプの違いについては、{{man|1|zshmisc|Trap Functions}} を参照してください。 このメソッドを使用すると、すべての {{ic|rehash}} インスタンスが即座に {{ic|zsh}} になり、{{ic|precmd}} を起動するために Enter キーを押す必要がなくなります。 === ncurses アプリケーションにキーをバインド === ncurses アプリケーションをキーストロークにバインドしますが、対話を受け入れません。これを動作させるには {{ic|BUFFER}} 変数を使用します。次の例では、{{ic|Alt+\}} を使用して [[ncmpcpp]] を開くことができます。 {{hc|~/.zshrc|2= ncmpcppShow() { BUFFER="ncmpcpp" zle accept-line } zle -N ncmpcppShow bindkey '^[\' ncmpcppShow }} アプリケーションを呼び出す前に、行に入力した内容をすべて保持する別の方法 {{hc|~/.zshrc|2= ncmpcppShow() { ncmpcpp <$TTY zle redisplay } zle -N ncmpcppShow bindkey '^[\' ncmpcppShow }} === ファイルマネージャー風のキーバインド === グラフィックファイルマネージャで使われているようなキーバインドが便利かもしれません。1つ目はディレクトリ履歴 ({{ic|Alt+Left}}) に戻り、2つ目はユーザを親ディレクトリ ({{ic|Alt+Up}}) に移動させます。また、ディレクトリの内容も表示されます。 {{hc|~/.zshrc|<nowiki> cdUndoKey() { popd zle reset-prompt print ls zle reset-prompt } cdParentKey() { pushd .. zle reset-prompt print ls zle reset-prompt } zle -N cdParentKey zle -N cdUndoKey bindkey '^[[1;3A' cdParentKey bindkey '^[[1;3D' cdUndoKey </nowiki>}} === xterm タイトル === 端末エミュレータがサポートしている場合は、タイトルを Zsh から設定できます。これにより、タイトルを動的に変更して、シェルの状態に関する関連情報 (ユーザ名や現在のディレクトリ、現在実行中のコマンドなど) を表示できます。 xterm のタイトルは [https://www.tldp.org/HOWTO/Xterm-Title-3.html#ss3.1 xterm escape sequence] {{ic|\e]2;}}{{ic|\a}} 例: $ print -n '\e]2;My xterm title\a' タイトルを設定します My xterm title 動的タイトルを簡単に設定するには、{{ic|precmd}} および {{ic|preexec}} フック関数でタイトルを設定します。使用可能なフック関数のリストとその説明については、{{man|1|zshmisc|Hook Functions}} を参照してください。 さらに {{ic|print-P}} を使うと、Zsh のプロンプトエスケープを利用することができます。 {{Tip| * タイトルプリントは、連続している限り、複数のコマンドに分割できます。 * [[GNU Screen]] で xterm のタイトルをハードステータス ({{ic|%h}}) に送る。 [https://www.gnu.org/software/screen/manual/html_node/String-Escapes.html string escapes] (例:色) を使用したい場合は、{{ic|\e_}}{{ic|\e\\}} エスケープシーケンスでハードステータスを設定する必要があります。そうでなければ、文字列エスケープが {{ic|\e] 2;}}{{ic|\a}} と入力すると、Screen の文字列エスケープを解釈できないため、ターミナルエミュレータのタイトルが文字化けします。 }} {{Note| * 変数がプロンプトエスケープとして解析されないようにするため、変数を出力するときに {{ic|-P}} の {{ic|-P}} オプションを使用しないでください。 * 変数を出力する際に {{ic|q}} [http://zsh.sourceforge.net/Doc/Release/Expansion.html#Parameter-Expansion-Flags パラメータ展開フラグ] を使用して、エスケープシーケンスとして解析されないようにします。 }} {{hc|~/.zshrc|<nowiki> autoload -Uz add-zsh-hook function xterm_title_precmd () { print -Pn -- '\e]2;%n@%m %~\a' [[ "$TERM" == 'screen'* ]] && print -Pn -- '\e_\005{g}%n\005{-}@\005{m}%m\005{-} \005{B}%~\005{-}\e\\' } function xterm_title_preexec () { print -Pn -- '\e]2;%n@%m %~ %# ' && print -n -- "${(q)1}\a" [[ "$TERM" == 'screen'* ]] && { print -Pn -- '\e_\005{g}%n\005{-}@\005{m}%m\005{-} \005{B}%~\005{-} %# ' && print -n -- "${(q)1}\e\\"; } } if [[ "$TERM" == (Eterm*|alacritty*|aterm*|gnome*|konsole*|kterm*|putty*|rxvt*|screen*|tmux*|xterm*) ]]; then add-zsh-hook -Uz precmd xterm_title_precmd add-zsh-hook -Uz preexec xterm_title_preexec fi </nowiki>}} ==== ターミナルエミュレータのタブのタイトル==== 一部のターミナルエミュレータおよびマルチプレクサは、タブのタイトルの設定をサポートしています。エスケープシーケンスは端末によって異なります。 {| class="wikitable sortable" ! ターミナル ! エスケープシーケンス ! 説明 |- ! [[GNU Screen]] | {{ic|\ek}}{{ic|\e\\}} | Screen' ウィンドウタイトル ({{ic|%t}}). |- ! [[Konsole]] | {{ic|\e]30;}}{{ic|\a}} | Konsole' タブタイトル. |} === シェル環境の検出 === シェル環境を検出するテストについては、[https://gitlab.com/jdorel-documentation/shell-environment-detection a repository about shell environment detection] を参照してください。これには、ログイン/対話シェル、 Xorg セッション、TTY、および SSH セッションが含まれます。 === /dev/tcp equivalent: ztcp === {{ic|zsh/net/tcp}} モジュールを使用します。 $ zmodload zsh/net/tcp TCP 接続を確立できるようになりました。 $ ztcp example.com 80 === コマンドラインの一部でシェルを終了するショートカット === デフォルトでは、コマンドラインがいっぱいになっても {{ic|Ctrl+d}} はシェルを閉じません、次のように修正します。 {{hc|.zshrc| exit_zsh() { exit } zle -N exit_zsh bindkey '^D' exit_zsh }} === pacman -F ''コマンドが見つかりません'' ハンドラー === [[pacman]] には、ファイルを含むパッケージを検索する機能が含まれています。次の command-not-found ハンドラは、不明なコマンドが実行されたときに、pacman を直接使用して一致するパッケージを検索します。 {{hc|1=~/.zshrc|2= ... function command_not_found_handler { local purple='\e[1;35m' bright='\e[0;1m' green='\e[1;32m' reset='\e[0m' printf 'zsh: command not found: %s\n' "$1" local entries=( ${(f)"$(/usr/bin/pacman -F --machinereadable -- "/usr/bin/$1")"} ) if (( ${#entries[@]} )) then printf "${bright}$1${reset} may be found in the following packages:\n" local pkg for entry in "${entries[@]}" do # (repo package version file) local fields=( ${(0)entry} ) if [[ "$pkg" != "${fields[2]}" ]] then printf "${purple}%s/${bright}%s ${green}%s${reset}\n" "${fields[1]}" "${fields[2]}" "${fields[3]}" fi printf ' /%s\n' "${fields[4]}" pkg="${fields[2]}" done fi } ... }} {{Note|pacman のファイル・データベースは通常の同期データベースとは別のもので、{{ic|pacman-Fy}} を使用してフェッチする必要があります。詳細については、 [[pacman#特定のファイルが含まれているパッケージを検索]] を参照してください。}} ''pkgfile'' ファイル を使用する別の方法については、[[zsh#"command not found" フック]] を参照してください。 === キーバインディングによるバックバッファのクリア === デフォルトでは、ほとんどのターミナル・エミュレータで、画面クリアのキーバインドがバックバッファ(上にスクロールしないと見えない部分)をクリアしません。この問題を解決する方法として、次のようなものが考えられます。 {{hc|~/.zshrc|2= ... function clear-screen-and-scrollback() { echoti civis >"$TTY" printf '%b' '\e[H\e[2J' >"$TTY" zle .reset-prompt zle -R printf '%b' '\e[3J' >"$TTY" echoti cnorm >"$TTY" } zle -N clear-screen-and-scrollback bindkey '^L' clear-screen-and-scrollback ... }} == サードパーティ拡張 == === 設定フレームワーク === {{Note|フレームワークは、抽象化と複雑化のレベルを導入します。それらは未定義の挙動をもたらす可能性があり、シェルが壊れた場合、''最初の'' デバッグステップは、プレーンなシェルに戻ることです。}} * {{App|oh-my-zsh|Zsh の設定を管理するためのコミュニティ運営の人気なフレームワークです。たくさんの便利な関数、ヘルパー、プラグイン、テーマをバンドルしています。|https://github.com/ohmyzsh/ohmyzsh|{{AUR|oh-my-zsh-git}}}} * {{App|Prezto|Zsh 用の設定フレームワークです。モジュールが同梱されており、適切なデフォルト、エイリアス、関数、オートコンプリート、プロンプトテーマでコマンドラインインターフェイス環境を充実させることができます。|https://github.com/sorin-ionescu/prezto|{{AUR|prezto-git}}}} * {{App|ZI|Zsh Unix シェルにおけるスイスアーミーナイフです。|https://github.com/z-shell/zi}} * {{App|ZIM|驚異的なスピードとモジュール式拡張機能の付いた設定フレームワークです。Zim はとても簡単にカスタマイズでき、スピードと機能性を犠牲にせず、モジュールと機能の豊富なセットが付属しています。|https://github.com/zimfw/zimfw|{{AUR|zsh-zim-git}}}} === プラグインマネージャー === * {{App|Antibody|Antigen に似たパフォーマンス重視のプラグインマネージャー |https://github.com/getantibody/antibody|{{AUR|antibody}}}} * {{App|zinit (previously "zplugin")|柔軟で高速な Zsh プラグインマネージャー |http://github.com/zdharma/zinit|{{AUR|zsh-zplugin-git}}}} * {{App|zr|Rust で書かれたシンプルで高速なプラグインマネージャー |https://github.com/jedahan/zr|{{AUR|zr-git}}}} * {{App|sheldon|Rust で書かれた高速で柔軟なプラグインマネージャー |https://github.com/rossmacarthur/sheldon|{{AUR|sheldon-bin}}}} * {{App|zpm|キャッシュを生成し柔軟で高速なプラグインマネージャー |https://github.com/zpm-zsh/zpm|{{AUR|zpm-git}}}} * {{App|Antigen|oh-my-zsh と vundle に触発された Zsh のプラグインマネージャー [https://github.com/zsh-users/antigen/issues/673 ABANDONED]|https://github.com/zsh-users/antigen|{{AUR|antigen-git}}}} * {{App|zgen|Zsh 用の軽量でシンプルなプラグインマネージャー [https://github.com/tarjoilija/zgen/issues/123 ABANDONED]|https://github.com/tarjoilija/zgen|{{AUR|zgen-git}}}} * {{App|zplug|Zsh 用の次世代プラグインマネージャー [https://github.com/zplug/zplug/issues/403#issuecomment-477520784 ABANDONED]|https://github.com/zplug/zplug|{{AUR|zplug}}}} === Fish のようなシンタックスハイライトとオートサジェスト === [[Fish]] には強力なシェルシンタックスハイライトとオートサジェスト機能があります。これを zsh で使うには、公式リポジトリから {{pkg|zsh-syntax-highlighting}} と {{pkg|zsh-autosuggestions}} 両方もしくは必要な方一つをインストールして以下を zshrc に追加します: {{bc| source /usr/share/zsh/plugins/zsh-syntax-highlighting/zsh-syntax-highlighting.zsh source /usr/share/zsh/plugins/zsh-autosuggestions/zsh-autosuggestions.zsh }} === "command not found" フック === [[pkgfile]] には、認識できないコマンドを入力したときに、自動的に公式リポジトリを検索する {{ic|command_not_found_handler}} 関数を提供する Zsh スクリプトファイルが含まれています。 有効にするには、スクリプトを [[source]] する必要があります。例: {{hc|~/.zshrc| source /usr/share/doc/pkgfile/command-not-found.zsh }} {{Note|pkgfile データベースの更新が必要な場合があります。[[pkgfile#Installation]] で詳細をご確認ください。}} == 参照 == * [[Wikipedia:ja:Z Shell]] * [https://zsh.sourceforge.io/Intro/intro_toc.html Z Shell イントロダクション] * [https://zsh.sourceforge.io/Guide/zshguide.html ZSH ユーザガイド] * [https://zsh.sourceforge.io/Doc/Release/index-frame.html Z Shell マニュアル] ([https://zsh.sourceforge.io/Doc/ このページ]とは形式が異なります) * [https://zsh.sourceforge.io/FAQ/zshfaq01.html Zsh FAQ] * [https://zshwiki.org/home/ Zsh Wiki] * {{man|1|zsh-lovers}} ({{pkg|zsh-lovers}} パッケージとして利用可能) * [[Gentoo: Zsh/Guide]] * [http://www.bash2zsh.com/zsh_refcard/refcard.pdf Bash2Zsh Reference Card]
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