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{{Lowercase title}} [[Category:ファイルシステム]] [[en:tmpfs]] [[es:Ramdisk]] [[Wikipedia:Tmpfs|tmpfs]] はメモリやスワップパーティションに存在する一時ファイルシステムです。ディレクトリを tmpfs としてマウントすることでファイルへのアクセスを高速化させたり、再起動時に自動的に中身が消去されるようにすることができます。 {{Note|[[systemd]] を使っている場合、[[Systemd#一時ファイル|tmpfiles.d]] を使って tmpfs ディレクトリの一時ファイルを起動時に再作成することができます。}} == 使用方法 == tmpfs が使われる主なディレクトリは [http://www.pathname.com/fhs/2.2/fhs-3.15.html /tmp], [http://www.pathname.com/fhs/2.2/fhs-5.9.html /var/lock], [http://www.pathname.com/fhs/2.2/fhs-5.13.html /var/run] です。tmpfs を [http://www.pathname.com/fhs/2.2/fhs-5.15.html /var/tmp] で使ってはいけません。このフォルダは、再起動しても消えない一時ファイルを置くところだからです。 {{Pkg|glibc}} 2.2 以上では tmpfs は [[wikipedia:ja:共有メモリ#UNIXでのサポート|POSIX shared memory]] の {{ic|/dev/shm}} にマウントされることになっています。{{ic|/dev/shm}} への tmpfs のマウントは [[systemd]] によって自動的に行われるため、[[fstab]] における手動設定は必要なくなりました。 Arch は tmpfs の {{ic|/run}} ディレクトリを使っており、{{ic|/var/run}} と {{ic|/var/lock}} は互換性維持のため単なるシンボリックリンクとして存在しています。また、systemd のデフォルト設定で {{ic|/tmp}} で使用されるため、特別な設定が必要ないかぎり [[fstab]] にエントリを記述する必要はありません。 一般的に、tmpfs フォルダを使う意味があるのは、読み書き操作を頻繁に実行するような I/O の処理が重い作業やプログラムです。アプリケーションによっては、部分的な (または全ての) データを共有メモリにオフロードすることで体感することができるほどの変化が現れることもあります。例えば、[[Firefox_Ramdisk|Firefox のプロファイルを RAM に再配置]]するとパフォーマンスが著しく上昇します。 == サンプル == デフォルトでは、tmpfs パーティションの最大容量は合計 RAM の半分に設定されていますが、この値はカスタマイズすることができます。実際に使用されるメモリ/スワップは使用する量によって変わり、必要とされるまで tmpfs パーティションはメモリを消費しないので注意してください。 最大容量を明示的に設定するために、以下の例ではデフォルトの {{ic|/tmp}} マウントを上書きして、{{ic|size}} マウントオプションを使っています: {{hc|/etc/fstab|2= tmpfs /tmp tmpfs nodev,nosuid,size=2G 0 0}} 以下はユーザーに tmpfs マウントを追加する、より高度な例です。ウェブサイトや mysql の一時ファイル、{{ic|~/.vim/}} などで有用です。設定する前にマウントオプションをよく確かめて下さい。悪用を防止するために出来る限りセキュリティを高めるべきです。容量を制限したり、uid と gid のモードを指定すると良いでしょう。詳しくは、[[#参照]]セクションのリンクを見て下さい。 {{hc|/etc/fstab|2= tmpfs /www/cache tmpfs rw,size=1G,nr_inodes=5k,noexec,nodev,nosuid,uid=648,gid=648,mode=1700 0 0}} 詳細は {{ic|mount}} コマンドの man ページに載っています。man ページにある便利なマウントオプションの一つとして {{ic|default}} オプションがあります。最低でもこのオプションは覚えておきましょう。 Reboot for the changes to take effect. Note that although it may be tempting to simply run {{ic|mount -a}} to make the changes effective immediately, this will make any files currently residing in these directories inaccessible (this is especially problematic for running programs with lockfiles, for example). However, if all of them are empty, it should be safe to run {{ic|mount -a}} instead of rebooting (or mount them individually). 変更の適用後、{{ic|findmnt}} を使って {{ic|/proc/mounts}} を見ることで効果が現れているかどうか確認することができます: {{hc|$ findmnt --target /tmp| TARGET SOURCE FSTYPE OPTIONS /tmp tmpfs tmpfs rw,nosuid,nodev,relatime}} また、tmpfs は再起動せずとも一時的にサイズを変更することが可能です。いますぐ巨大なコンパイルを行う必要があるときなどに有用です。その場合、以下を実行します: # mount -o remount,size=4G,noatime /tmp == 自動マウントの無効化 == [[systemd]] 下では、{{ic|/etc/fstab}} にエントリを記述してなくても {{ic|/tmp}} は自動的に tmpfs としてマウントされます。 自動マウントを無効にするには、次を実行: # systemctl mask tmp.mount ファイルは tmpfs ではなく、ブロックデバイスに保存されるようになります。{{ic|/tmp}} の中身は再起動しても消去されないようになるので、問題が起こる可能性があります。前の挙動に戻して再起動で {{ic|/tmp}} フォルダが自動的に消去されるようにするには、以下の {{ic|tmpfiles.d(5)}} を使ってください: {{hc|/etc/tmpfiles.d/tmp.conf|2= # see tmpfiles.d(5) # always enable /tmp folder cleaning D! /tmp 1777 root root 0 # remove files in /var/tmp older than 10 days D /var/tmp 1777 root root 10d # namespace mountpoints (PrivateTmp=yes) are excluded from removal x /tmp/systemd-private-* x /var/tmp/systemd-private-* X /tmp/systemd-private-*/tmp X /var/tmp/systemd-private-*/tmp}} == トラブルシューティング == === root で tmpfs のシンボリックリンクを開けない === Considering {{ic|/tmp}} is using tmpfs, change the current directory to {{ic|/tmp}}, then create a file and create a symlink to that file in the same {{ic|/tmp}} directory. If you try to open the file you created via the symlink, you will get a permission denied error. This is expected as {{ic|/tmp}} [https://wiki.ubuntu.com/Security/Features#Symlink_restrictions has the sticky bit set]. この挙動は {{ic|/proc/sys/fs/protected_symlinks}} や sysctl で変更できます: {{ic|1=sysctl -w fs.protected_symlinks=0}}。設定を永続化させる方法は [[Sysctl#設定]] を見て下さい。 {{Warning|Changing this behaviour can lead to security issues! Disable it only if you know what you are doing.}} == 参照 == * [https://www.kernel.org/doc/Documentation/filesystems/tmpfs.txt Linux カーネルドキュメント]
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