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[[Category:KDE]] [[Category:ディスプレイマネージャ]] [[de:Login-Manager#SDDM]] [[en:SDDM]] [[fr:SDDM]] [[ru:SDDM]] [[zh-hans:SDDM]] {{Related articles start}} {{Related|ディスプレイマネージャ}} {{Related|KDE}} {{Related articles end}} The [https://github.com/sddm/sddm/ Simple Desktop Display Manager] (SDDM) は[[ディスプレイマネージャ]]です。[[KDE]] Plasma と [[LXQt]] デスクトップ環境の推奨ディスプレイマネージャです。 [[Wikipedia:ja:Simple Desktop Display Manager]] より: :Simple Desktop Display Manager (SDDM) は、X Window SystemとWayland向けのディスプレイマネージャである。SDDMはC++11で書かれており、QMLによるテーマをサポートしている。 [[KDE]] の開発チームは、SDDM プロジェクトを Plasma Desktop プロジェクトに組み込むという[https://invent.kde.org/plasma/plasma-desktop/-/issues/91 提案を受け入れました]。SDDM は Plasma の正式な一部となり、SDDM のアップデートは Plasma Desktop のアップデートと共にリリースされる可能性があります。 {{Note|SDDM バージョン 0.20 の時点で、[[Wayland]] セッションは一覧に表示され、SDDM から起動することは可能ですが、SDDM greeter 自体はデフォルトでは依然として X11 モードで動作します。しかし、実験的な Wayland greeter を[[#Wayland|有効化することが可能です]]。}} == インストール == {{Pkg|sddm}} パッケージを[[インストール]]してください。任意で [[KDE#KCM|KConfig Module]] のための {{Pkg|sddm-kcm}} もインストールしてください。 [[ディスプレイマネージャ#ディスプレイマネージャをロードする]]に従って、ブート時に SDDM を起動させてください。 == 設定 == SDDM のデフォルト設定ファイルは {{ic|/usr/lib/sddm/sddm.conf.d/default.conf}} に存在します。設定を変更するときは {{ic|/etc/sddm.conf.d/}} に設定ファイルを作成してください。利用可能なオプションは {{man|5|sddm.conf}} を見て下さい。 ({{grp|plasma}} グループに含まれている) {{pkg|sddm-kcm}} パッケージをインストールすることで Plasma のシステム設定から GUI で SDDM を設定できます。[[Qt]] ベースの設定エディタ {{AUR|sddm-conf-git}} も存在します。 Arch Linux は [[systemd]] を使用していて、さらに SDDM はデフォルトで {{ic|systemd-logind}} をセッション管理に使用するので、特に設定せずに機能するはずです。 === 自動ログイン === SDDM は設定ファイルによって自動ログインをサポートしています、例: {{hc|/etc/sddm.conf.d/autologin.conf|2= [Autologin] User=john Session=plasma }} 上の設定だと、システムが起動した時に {{ic|john}} ユーザーで KDE Plasma セッションが起動します。利用できるセッションのタイプについては、X 用は {{ic|/usr/share/xsessions/}} で、Wayland 用は {{ic|/usr/share/wayland-sessions/}} でわかります。 KDE Plasma に自動ログインすると同時にセッションをロックするオプションは利用できません。[https://github.com/sddm/sddm/issues/306] 回避策として、Plasma のスクリーンセーバをアクティブ化するスクリプトを自動起動に追加することができます: #!/bin/sh /usr/bin/dbus-send --session --type=method_call --dest=org.freedesktop.ScreenSaver /ScreenSaver org.freedesktop.ScreenSaver.Lock & === パスワードレスログイン === パスワード無しで一部のアカウントにログインできるように SDDM を設定することができます。ログインするアカウントを選ぶ必要があるという点で自動ログインとは異なり、また、([[SSH]] 経由でログインしてきたリモートユーザなどを除く) インタラクティブユーザのみにログインを許可するという点で、アカウントのパスワードを空白に設定するのとも異なります。 SDDM は [[PAM]] 経由で動作するので、PAM で SDDM に関連する設定を行う必要があります: {{hc|/etc/pam.d/sddm|2= #%PAM-1.0 '''auth sufficient pam_succeed_if.so user ingroup nopasswdlogin''' auth include system-login ... }} パスワード無しで KDE Plasma のロック画面を解除できるようにするために、{{ic|/etc/pam.d/kde}} の先頭にも先と同じ行を追加してください: {{hc|/etc/pam.d/kde|2= #%PAM-1.0 '''auth sufficient pam_succeed_if.so user ingroup nopasswdlogin''' auth include system-login ... }} 次に、パスワードを入力せずにインタラクティブにログインできるようにするために、あなたのユーザーを {{ic|nopasswdlogin}} グループに追加する必要があります: # groupadd -r nopasswdlogin # gpasswd -a ''username'' nopasswdlogin === ログイン時に KDE Wallet のロックを解除 === [[KDE Wallet#ログイン時に KDE ウォレットを自動的にアンロック]] を見てください。 === テーマ設定 === {{ic|[Theme]}} セクションでテーマの設定を変更できます。Plasma の KDE システム設定を使っている場合、テーマのプレビューを表示できます。 デフォルトの Plasma テーマを使うには {{ic|breeze}} に設定してください。 {{AUR|archlinux-themes-sddm}} など、[[AUR]] から入手できるテーマもあります。 ==== 現在のテーマ ==== 現在のテーマは {{ic|Current}} で設定します。例: {{ic|1=Current=archlinux-simplyblack}}。 ==== テーマの編集 ==== SDDM のデフォルトのテーマディレクトリは {{ic|/usr/share/sddm/themes/}} です。作成したカスタムテーマはこのディレクトリのサブディレクトリに追加することができます。サブディレクトリの名前はテーマの名前と同じである必要があります。インストールされているファイルを参考に自分自身のテーマを作成してみてください。 ==== テーマをカスタマイズ ==== 設定ファイル {{ic|theme.conf}} の設定をオーバーライドするには、カスタムの {{ic|theme.conf.user}} ファイルを同じディレクトリに作成してください。例えば、テーマの背景を変更するには: {{hc|head=/usr/share/sddm/themes/''name''/theme.conf.user|output= [General] background=''/path/to/background.png'' }} ==== テーマのテスト (プレビュー) ==== 必要であれば SDDM のテーマをプレビューすることができます。これは、テーマを編集した際などにテーマがどのような見た目になるか分からない場合や、ログアウトせずにテーマを確認したい場合などに便利です。以下のようにコマンドを実行してください: $ sddm-greeter-qt6 --test-mode --theme /usr/share/sddm/themes/breeze 接続されているモニタすべてに新しいウィンドウが開き、テーマのプレビューが表示されます。 {{Note|これはプレビューだけです。このモードでは、シャットダウンやサスペンド、ログインなどの一部のアクションは効果がありません。}} ==== マウスカーソル ==== マウスカーソルのテーマを設定したい場合は、{{ic|CursorTheme}} を使用したいカーソルテーマに設定してください。 [[Plasma]] で使用できるマウスカーソルのテーマの名前は、{{ic|breeze_cursors}}、{{ic|Breeze_Snow}}、そして {{ic|breeze-dark}} です。 ==== ユーザアイコン (アバター) ==== {{Out of date|設定をせずとも SDDM は {{ic|/var/lib/AccountsService/icons/}} 内のアイコンを検出します。そして、Plasma はもはや {{ic|$HOME/}} 内にファイル (以下で述べているアイコンファイルや、そのファイルへのシンボリックリンク) を作成しません。}} SDDM は、各ユーザの {{ic|~/.face.icon}} か、あるいは SDDM 設定ファイル内の {{ic|FacesDir}} で指定された全ユーザに共通の場所から PNG イメージのユーザアイコン (別名: "アバター") を読み込みます。設定は {{ic|/etc/sddm.conf}} に直接、あるいは {{ic|/etc/sddm.conf.d/avatar.conf}} のように {{ic|/etc/sddm.conf.d/}} 下のファイルとして保存することができます (後者が推奨されます)。 {{ic|FacesDir}} のオプションを使用するには、設定ファイルの {{ic|FacesDir}} キーで指定された場所に各ユーザに対して {{ic|''ユーザ名''.face.icon}} という名前で PNG イメージファイルを配置してください。デフォルトの {{ic|FacesDir}} は {{ic|/usr/share/sddm/faces/}} です。ニーズに応じてデフォルトの {{ic|FacesDir}} を変更することができます。例えば以下のように: {{hc|/etc/sddm.conf.d/avatar.conf|2= [Theme] FacesDir=/var/lib/AccountsService/icons/ }} もう一つの方法は、ホームディレクトリのルートに {{ic|.face.icon}} という名前の PNG ファイルを置くことです。この場合、SDDM の設定ファイルを変更する必要はありません。ただし、{{ic|sddm}} ユーザがユーザアイコンの PNG イメージファイルを読むことができるようにしておく必要があります。 {{Note|多くの KDE バージョンで、ユーザのアイコンイメージファイルは {{ic|~/.face}} であり、{{ic|~/.face.icon}} はそのファイルへのシンボリックリンクとなっています。ユーザのアイコンイメージがシンボリックリンクである場合、シンボリックリンク先のファイルに適切なファイルパーミッションを設定する必要があります。}} [[アクセス制御リスト#ACL の設定|適切なパーミッションを設定する]]には、以下を実行してください: $ setfacl -m u:sddm:x ~/ $ setfacl -m u:sddm:r ~/.face.icon 以下を実行することで、[[アクセス制御リスト#ACL の表示|パーミッションを確認する]]ことができます: $ getfacl ~/ $ getfacl ~/.face.icon [https://github.com/sddm/sddm#no-user-icon SDDM README: No User Icon] を参照してください。 === Numlock === Numlock を強制的に有効にしたい場合、{{ic|[General]}} セクションに {{ic|1=Numlock=on}} と設定してください。 SDDM が Wayland で動作している場合、numlock の設定は現在反映されません。Numlock を有効化するには KWin の設定を変更する必要があるかもしれません。[https://github.com/sddm/sddm/issues/1830#issuecomment-1859339401 この issue] を参照してください。 === ディスプレイの回転 === [[Xrandr#設定]] を見てください。 === DPI の設定 === ディスプレイマネージャのレベルでディスプレイの PPI 設定を適切に設定できると便利です。[https://github.com/sddm/sddm/blob/master/README.md#custom-dpi] {{ic|ServerArguments}} の末尾にパラメータ {{ic|-dpi ''your_dpi''}} を追加する必要があります。例: {{hc|head=/etc/sddm.conf.d/dpi.conf|output= [X11] ServerArguments=-nolisten tcp -dpi 94 }} === HiDPI の有効化 === {{Note|SDDM バージョン 0.20.0 から、HiDPI サポートがデフォルトで有効化されており、以下のステップは必要ではなくなりました。}} 以下のファイルを作成してください: {{hc|/etc/sddm.conf.d/hidpi.conf|2= [Wayland] EnableHiDPI=true [X11] EnableHiDPI=true }} Wayland を使用する場合、HiDPI スケーリングは、使用する greeter に依存します。[https://github.com/sddm/sddm/issues/1704] 例えば、Breeze などの Qt ベースの greeter を使用する場合、以下の設定を追加してください: {{bc|1= [General] GreeterEnvironment=QT_SCREEN_SCALE_FACTORS=2,QT_FONT_DPI=192 }} === 仮想キーボードを有効化する === {{pkg|qt6-virtualkeyboard}} (あるいは他の[[アプリケーション一覧/ユーティリティ#スクリーンキーボード|仮想キーボード]]) をインストールしてください。 以下のファイルを作成してください: {{hc|/etc/sddm.conf.d/virtualkbd.conf|2= [General] InputMethod=''name_of_virtual_keyboard'' }} これで、SDDM は仮想キーボードを開くボタンをログインスクリーンの左下の角に表示するようになります。 === 指紋リーダーを使う === {{Tip|Plasma 6 以降、KDE のロック画面は既に指紋によるロック解除をサポートしており、{{ic|kscreenlocker}} には必須の {{ic|/etc/pam.d/kde-fingerprint}} が含まれています。 しかし、これにはログインの設定は含まれておらず、既存のセッションのロック解除のみです。 KWallet はログイン時にパスワードベースの認証を必要とするので (以下参照)、SDDM での指紋認証のセットアップはしないほうが良いかもしれません。 }} {{Note|これらの変更を加える前に、あなたの指紋が登録されていることを確認してください。指紋リーダーへの対応はまだ不完全であり、この方法を使うとパスワードのみでのログインができなくなってしまうようです。}} SDDM では [[fprint]] を利用した指紋認証が可能です。{{Pkg|fprint}} をインストールして指紋署名を登録したのち、{{ic|/etc/pam.d/sddm}} の先頭に以下の行を加えてください: {{hc|/etc/pam.d/sddm| auth sufficient pam_fprintd.so}} パスワードか指紋認証のいずれか片方を使うには、代わりに以下の行を {{ic|/etc/pam.d/sddm}} の先頭に加えてください: {{hc|1=/etc/pam.d/sddm|2= auth [success=1 new_authtok_reqd=1 default=ignore] pam_unix.so try_first_pass likeauth nullok auth sufficient pam_fprintd.so}} KWallet は指紋リーダーを使ってロックを解除できないことに注意してください ([[KDE Wallet#ログイン時に KDE ウォレットを自動的にアンロック]] をご覧ください)。しかし、1行目の記述によりパスワードログインが自動的に KWallet を解除することが保証されます。 パスワード欄を空にして {{ic|Enter}} キーを押すと、指紋認証が開始されます。 === Rootless === 従来、[[X11]] ディスプレイサーバーはデフォルトで root 権限で実行されてきました。この rootful モードでは、X11 はシステムリソースに無制限にアクセスできます (ハードウェアへの直接的なアクセスと管理が一般的であった環境では rootful モードが動作に不可欠だったのです)。しかし、最近のコンピューティング環境ではセキュリティが重要視されるようになり、rootless モードへ移行する作業が行われてきました。また、これは [[Wayland]] がデフォルトで rootless モードで動作する理由でもあります。 非特権 X11 (及び Wayland) セッションは {{Pkg|sddm}} 0.20.0 からサポートされています。[https://github.com/sddm/sddm/blob/v0.20.0/ChangeLog] Rootless モードを有効化するには、{{ic|/etc/sddm.conf.d/}} に新しいファイルを適当な名前で作成し、以下を追加してください (必要に応じて {{ic|x11-user}} は {{ic|wayland}} に置き換えてください): {{hc|/etc/sddm.conf.d/rootless-x11.conf|2= [General] DisplayServer=x11-user}} Rootless モードで動作しているかどうかを確認するには、コンポジタのプロセス ({{ic|kwin_wayland}}) など) がどのユーザーによって所有されているかを調べてください。 {{Note| * SDDM では、Wayland のサポートは実験的とされています。 * デフォルトでは、{{ic|1=DisplayServer=wayland}} は、たとえインストールされていなくとも、[[weston]] コンポジタの使用を試みます。他の Wayland コンポジタを使用するには、[[#KDE Plasma / KWin]] で説明されているように {{ic|CompositorCommand}} オプションにプログラムと関連引数を指定してください。詳細は {{man|5|sddm.conf}} を参照してください。 }} === Wayland === ==== KDE Plasma / KWin ==== {{Warning|デフォルトでは、KWin はグローバルなショートカットキーを有効化した状態で起動します。デフォルトのキーバインドを使用してログインプロンプトをバイパスできるようになるため、この挙動はログインスクリーンにおいては危険です。{{ic|--no-global-shortcuts}} フラグを使用することにより、この問題を解決できます。[https://invent.kde.org/plasma/plasma-workspace/-/commit/7e4159e46f816dc65ac62eae37b15c882f0c8064]}} 以下の記述を設定ファイルに追加すれば、KWin が Wayland コンポジタとして使用されるようになり、[https://wayland.app/protocols/wlr-layer-shell-unstable-v1 wlr_layer_shell] Wayland プロトコル拡張も有効化されます。Qt6 を使用する SDDM テーマを使うには {{Pkg|layer-shell-qt}} が、Qt5 を使用するものには {{Pkg|layer-shell-qt5}} が必要です。 {{hc|/etc/sddm.conf.d/10-wayland.conf|2= [General] DisplayServer=wayland GreeterEnvironment=QT_WAYLAND_SHELL_INTEGRATION=layer-shell [Wayland] CompositorCommand=kwin_wayland --drm --no-lockscreen --no-global-shortcuts --locale1}} ===== 仮想キーボード ===== 仮想キーボードのサポートを有効化するには (例えば、{{pkg|qt6-virtualkeyboard}} や {{pkg|maliit-keyboard}} を使う場合)、以下のように {{ic|--inputmethod}} フラグに適切なキーボードを指定して、{{ic|kwin_wayland}} コマンドに追加してください。{{ic|InputMethod}} オプションは {{ic|General}} セクションで指定しないでください。仮想キーボードが表示されなくなってしまいます。 {{hc|/etc/sddm.conf.d/10-wayland.conf|2= [Wayland] CompositorCommand=kwin_wayland --drm --no-lockscreen --no-global-shortcuts --locale1 --inputmethod maliit-keyboard}} ===== Plasma のディスプレイ設定に合わせる ===== Plasma Wayland セッションのディスプレイの設定 (例:モニターレイアウト、解像度など) に対する如何なる変更も SDDM に対しては適用されません。設定を適用させるには、Plasma の ''KDE システム設定'' を開き、''起動と終了 > ログイン画面 (SDDM)'' へ行き、"''Plasma 設定を適用...''" をクリックしてください。この操作を行うためには許可が必要です。 同じことは、以下のようにして手動で行うこともできます: SDDM でディスプレイを適切に管理するには (スケーリング、モニタの解像度、リフレッシュレートなど)、ホームディレクトリから適切な設定ファイルを SDDM の設定ディレクトリにコピー (かつ必要であれば変更) することができます: # cp ~/.config/kwinoutputconfig.json /var/lib/sddm/.config/ # chown sddm:sddm /var/lib/sddm/.config/kwinoutputconfig.json SDDM で適切な入力処理 (タップでクリックやタッチスクリーンのマッピングなど) を可能にするには、適切な設定ファイルをホームディレクトリから SDDM の設定ディレクトリにコピーしてください: # cp ~/.config/kcminputrc /var/lib/sddm/.config/ # chown sddm:sddm /var/lib/sddm/.config/kcminputrc == トラブルシューティング == === greeter が表示されず、カーソルのみの黒画面 === 利用可能なディスクの空き領域が存在しない場合、greeter はクラッシュします。{{ic|df -h}} でディスクの空き領域を確認してください。 ディスクの空き領域の問題でないとしたら、[https://github.com/sddm/sddm/issues/1179 バグ]のせいかもしれません。[[Getty#インストール|他の TTY に切り替えて]]、{{ic|loginctl unlock-session ''session_id''}} を実行するか、SDDM を[[再起動]]してみてください。 === ログイン後にフリーズする === {{ic|~/.Xauthority}} を削除し、再起動せずに再ログインしてみてください。ログインせずに再起動すると、このファイルが再び作成されてしまい、問題が解決されません。 === SDDM が tty7 ではなく tty1 で起動する === SDDM は [http://0pointer.de/blog/projects/serial-console.html systemd の慣習]に従って tty1 に最初のグラフィカルセッションを起動します。 設定ファイルには {{ic|MinimumVT}} オプションがまだ存在しますが、SDDM 0.20 からこのオプションは無視されるようになったことに注意してください: {{man|5|sddm.conf|3=MinimumVT=|url=https://man.archlinux.org/man/sddm.conf.5#MinimumVT=}}。 === 1つ以上のユーザが greeter に表示されない === {{Warning|一般に、[https://systemd.io/UIDS-GIDS/ 1000 未満あるいは 60513 より大きい UID] に設定されているユーザは[[ディスプレイマネージャ]]に公開すべきではありません。}} デフォルトでは、SDDM は 1000 から 60513 の範囲内の UID を持つユーザのみを表示するように設定されています。表示したいユーザの UID がこの範囲の外である場合、この範囲を変更しなければなりません。 例えば、501 の UID を持つユーザの場合、{{ic|MinimumUid}} を設定し、システムユーザによって使用されるシェルを持つユーザは隠してください: {{hc|/etc/sddm.conf.d/uid.conf|2= [Users] HideShells=/usr/bin/nologin,/sbin/nologin,/bin/false,/usr/bin/git-shell MinimumUid=500 }} 高い UID を持つユーザの場合は {{ic|MaximumUid}} を適切な値に変更してください。 === ユーザのアバターが greeter に表示されない === ユーザの数が {{ic|DisableAvatarsThreshold}} を超過した場合や、アバターが {{ic|EnableAvatars}} パラメータによって有効化されていない場合、ユーザのアバターは表示されません。これを回避するには、以下の記述を sddm の設定に追加してください: {{hc|/etc/sddm.conf.d/avatars.conf|2= [Theme] EnableAvatars=true # enable avatars DisableAvatarsThreshold=7 # set the threshold for the number of users. Avatars are not shown if this threshold is exceeded. }} === SDDM が US キーボードのレイアウトしかロードしない === SDDM は {{ic|/etc/X11/xorg.conf.d/00-keyboard.conf}} で指定されたキーボードレイアウトをロードします。{{ic|localectl set-x11-keymap}} コマンドを使うことでこの設定ファイルを生成することが可能です。詳しくは [[Xorg でのキーボード設定]] を見て下さい。 SDDM でのみ効果を持ち、後続のセッションには適用されないキーボードレイアウトを設定するもう一つの方法は、SDDM のスタートアップスクリプト ({{ic|/usr/share/sddm/scripts/Xsetup}} にあり) で ''setxkbmap'' コマンドを実行することです。例は [[Xorg でのキーボード設定#setxkbmap を使う]] を参照してください。 また、SDDM は間違ってレイアウトを US キーボードとして表示することもありますが、パスワードを打ち始めると即座に正しいレイアウトに変わります [https://github.com/sddm/sddm/issues/202#issuecomment-76001543]。これは SDDM のバグではなく、[[X]] のバグのようです。[https://gitlab.freedesktop.org/xorg/xserver/-/issues/257] === 画面解像度が低すぎる === [[Wikipedia:Extended Display Identification Data|EDID]] の情報が壊れているディスプレイで [[HiDPI]] を使用した場合に発生する可能性のある問題です [https://github.com/sddm/sddm/issues/692]。[[#HiDPI の有効化|HiDPI]] を有効化している場合、HiDPI を無効にしてみてください。 無効にしても問題が解決しない場合、Xorg の設定ファイルでスクリーンのサイズを設定してみることができます: {{hc|/etc/X11/xorg.conf.d/90-monitor.conf|2= Section "Monitor" Identifier "<default monitor>" DisplaySize 345 194 # in millimeters EndSection }} === ホームディレクトリが autofs の場合にロード時間が長い === SDDM はデフォルトでユーザーのアバターとして {{ic|~/.face.icon}} ファイルを使います。ホームディレクトリが [[autofs]] の場合 (例えば [[dm-crypt]] を使っている場合)、autofs がディレクトリをマウントできないと報告するまで SDDM は60秒間待機します。 以下の設定ファイルを作成することでアバターを無効化することができます: {{hc|/etc/sddm.conf.d/avatar.conf|2= [Theme] EnableAvatars=false }} === X authority (別名 MIT-MAGIC-COOKIE) ファイル === [https://github.com/sddm/sddm/issues/622] で詳細が言及されているように、SDDM は 認証ファイルのためにランダムな新しい UUID を使います。そのため、そのファイルを見つけるためにスクリプトを使うことができます: # find /var/run/sddm/ -type f ログイン中のユーザーがいない時に [[x11vnc]] を開始する必要がある場合、このスクリプトが必要である場合があります。例えば: # x11vnc -display :0 -auth "$( find /var/run/sddm/ -type f )" === マルチモニタの環境で greeter が重複する === 複数スクリーンの環境で X モニターのレイアウトが正しく設定されずに greeter が重複することがあります。この問題を解決するためには、以下のスクリプトを追加して、sddm greeter のレイアウトを左から右に並べてください: {{hc|/usr/share/sddm/scripts/Xsetup|2= for next in $(xrandr --listmonitors {{!}} grep -E " *[0-9]+:.*" {{!}} cut -d" " -f6); do [ -z "$current" ] && current=$next && continue xrandr --output $current --auto --output $next --auto --right-of $current current=$next done }} === 予期しないディスプレイにログイン画面が表示される === 複数のディスプレイが接続されている場合に、SDDM のログインセッションがプライマリディスプレイではないディスプレイに表示されることがあります。サブディスプレイが回転されているがプライマリディスプレイはそうなっていない場合、この問題は腹立たしいでしょう。この問題に対するシンプルな修正法は、''xrandr'' を使って、ログインセッションが ''Xsetup'' スクリプトを使用する前にディスプレイを設定することです。例えば、以下では、''xrandr'' は、2つのディスプレイが接続されており、2つ目のディスプレイ (DP-2) はプライマリディスプレイ (DP-4) の左にあると報告しています。 # xrandr | grep -w connected DP-2 connected 2160x3840+0+0 left (normal left inverted right x axis y axis) 597mm x 336mm DP-4 connected primary 3840x2160+2160+0 (normal left inverted right x axis y axis) 697mm x 392mm 以下の ''Xsetup'' は、上記のセットアップをログインウィンドウのために再作成します: {{hc|/usr/share/sddm/scripts/Xsetup|2= #!/bin/sh # Xsetup - run as root before the login dialog appears xrandr --output DP-4 --auto --primary xrandr --output DP-2 --left-of DP-4 --rotate left --noprimary }} === NVIDIA グラフィックカードでログアウト後に黒画面 === ユーザからログアウトした後に、完全な黒画面や、カーソル/ディスプレイデバイスのロゴだけの黒画面が発生する場合があります。これは、{{ic|sddm.service}} が NVIDIA ドライバよりも早く起動してしまうため、発生します。[[NVIDIA#早期ロード|KMS の早期ロード]]を検討してください。 === パスワードの最初の試行に失敗すると、その後の試行で数回キーを押すと文字列が勝手に消されてしまう=== デフォルト以外の別のテーマを使用してください。 === ハイブリッドグラフィックスで Wayland を使用すると画面の同期がずれる === SDDM で {{ic|kwin_wayland}} コンポジタを使用すると、ブート時に画面の同期がずれる場合があります。{{ic|mesa-amber}} ドライバを使用していて、X11 に戻すと正しく動作する場合、{{ic|mesa-amber}} ドライバを {{ic|mesa}} に置き換えると Wayland が正しく動作する可能性があります。この問題に関する詳細は [https://bugs.kde.org/show_bug.cgi?id=483804 KDE Bug 483804] で見られます。 {{TranslationStatus|SDDM|2024-07-28|812585}}
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