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ロケール
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[[Category:国際化]] [[ar:Locale]] [[cs:Locale]] [[de:Locale]] [[en:Locale]] [[es:Locale]] [[fr:Locale]] [[it:Locale]] [[ko:Locale]] [[nl:Locale]] [[ru:Locale]] [[uk:Locale]] [[zh-hans:Locale]] {{Related articles start}} {{Related|環境変数}} {{Related articles end}} ロケール (Locale) は {{Pkg|glibc}} などのロケールに対応しているプログラムやライブラリによって使われ、テキストのレンダリング、時刻や日付、地域通貨の正しい表示、アルファベットなどの決まり事が設定されます。 == ロケールの生成 == ロケール名は基本的に {{ic|language[_territory][.codeset][@modifier]}} という形式になっています。''language'' は [[w:ja:ISO 639-1コード一覧|ISO 639 言語コード]]、''territory'' は [[w:ja:ISO_3166-1|ISO 3166 国名コード]]、''codeset'' は[[w:ja:文字集合|文字集合]]または [[w:ja:ISO/IEC 8859-1|ISO-8859-1]] や [[w:ja:UTF-8|UTF-8]] などのエンコーディングです。詳しくは {{man|3|setlocale}} を参照してください。 利用可能なロケールのリストを確認するには、以下のコマンドを実行: $ locale -a システムでロケールを利用するには、まず生成する必要があります。{{ic|/etc/locale.gen}} の中の適当なエントリをアンコメントして ''locale-gen'' を実行することで生成できます。同じく、エントリをコメントアウトするとロケールは無効になります。変更するときは、システム上の他のユーザーが必要としている言語や特定の[[#変数|変数]]にも注意してください。 例えば日本語の {{ic|ja_JP.UTF-8 UTF-8}} をアンコメントする場合: {{hc|/etc/locale.gen| ... #ja_JP.EUC-JP EUC-JP ja_JP.UTF-8 UTF-8 #ka_GE.UTF-8 UTF-8 ... }} ファイルを保存して、ロケールを生成: # locale-gen {{Note|1=<nowiki></nowiki> * {{ic|locale-gen}} は {{Pkg|glibc}} のアップデート時に毎回実行されます [https://projects.archlinux.org/svntogit/packages.git/tree/trunk/glibc.install?h=packages/glibc#n5]。 * {{ic|UTF-8}} を使用することが推奨されています [http://utf8everywhere.org/]。}} == ロケールの設定 == 現在設定されているロケールと関連する環境設定を確認するには: $ locale 使用するロケールは {{ic|locale.conf}} ファイルに設定します。ファイルの中では1行毎に[[環境変数]]を設定します。''locale'' の出力と同じフォーマットです。 生成済みの利用可能なロケールを確認するには: $ localedef --list-archive もしくは {{man|1|localectl}} を使用: $ localectl list-locales === システム全体のロケールを設定する === システム全体のロケールを設定するには {{ic|LANG}} 変数を {{ic|/etc/locale.conf}} に書き込みます。使用するロケールは {{ic|/etc/locale.gen}} でアンコメントしたエントリの最初のカラムと同じです: {{hc|1=/etc/locale.conf|2= LANG=''ja_JP.UTF-8'' }} そして、以下のコマンドを実行: # localectl set-locale LANG=''ja_JP.UTF-8'' 他の設定など詳しくは[[#変数|変数]]や {{man|5|locale.conf}} を参照。 === ユーザーセッションでシステムロケールを上書き === システム全体のロケールは {{ic|~/.config/locale.conf}} (または {{ic|$XDG_CONFIG_HOME/locale.conf}} や {{ic|$HOME/.config/locale.conf}}) を作成・編集することでユーザーセッションで上書きできます。 {{ic|locale.conf}} ファイルの優先順位は {{ic|/etc/profile.d/locale.sh}} で定義されています。 {{Tip| * {{ic|/var/log}} のログは英語のままで、ユーザー環境では自分の言語を使うということが可能です。 * {{ic|/etc/skel/.config/locale.conf}} ファイルを作成することで ''useradd'' と {{ic|-m}} オプションで追加された新しいユーザーの {{ic|~/.config/locale.conf}} が自動的に生成されます。}} === ロケールを即座に変更する === システムやユーザーの {{ic|locale.conf}} ファイルを作成・編集した場合、新しく設定した値は次にログインしたときに有効になります。新しい設定をすぐに使うには {{ic|LANG}} の設定を解除して {{ic|/etc/profile.d/locale.sh}} を source してください: $ LANG= source /etc/profile.d/locale.sh {{Note|最初に {{ic|LANG}} 変数の設定を解除しないと、{{ic|locale.sh}} は {{ic|locale.conf}} の値を反映しません。新しい、変更した変数だけが反映されます。{{ic|locale.conf}} から削除した値はセッション内で残り続けます。}} === 他の使用方法 === [[環境変数]]で説明されている方法でロケール変数を定義することも可能です。 例えば、開発中に特定のアプリケーションをテスト・デバッグしたいとき、以下のように起動することができます: $ LANG=C ./my_application.sh 同じく、現在のシェルから実行する全てのプロセルにロケールを設定するには (例えば、システムのインストール中などに使うと有用です): $ export LANG=C == 変数 == {{ic|locale.conf}} ファイルは以下の環境変数をサポートしています: * [[#LANG: デフォルトロケール|LANG]] * [[#LANGUAGE: フォールバックロケール|LANGUAGE]] * {{ic|LC_ADDRESS}} * [[#LC_COLLATE: 照合順序|LC_COLLATE]] * {{ic|LC_CTYPE}} * {{ic|LC_IDENTIFICATION}} * {{ic|LC_MEASUREMENT}} * {{ic|LC_MESSAGES}} * {{ic|LC_MONETARY}} * {{ic|LC_NAME}} * {{ic|LC_NUMERIC}} * {{ic|LC_PAPER}} * {{ic|LC_TELEPHONE}} * [[#LC_TIME: 日付と時刻の形式|LC_TIME]] 上記の {{ic|LC_*}} 変数の意味は {{man|7|locale}} の man ページに、詳しい説明は {{man|5|locale}} の man ページに存在します。 === LANG: デフォルトロケール === この変数で設定されたロケールは {{ic|LC_*}} 変数全てで使われます (明示的に別のロケールを設定した場合はそちらが優先されます)。 === LANGUAGE: フォールバックロケール === gettext を使って翻訳されたプログラムは通常の変数に加えて {{Ic|LANGUAGE}} オプションも認識します。ユーザーは [http://www.gnu.org/software/gettext/manual/gettext.html#The-LANGUAGE-variable ロケールの使用順序] を指定することが可能です。もし一番使用したい言語が使えない場合、デフォルトのロケールの代わりに別の似たようなロケールが使われます。例えば、アメリカ流の綴りよりも英国流の綴りを好むオーストラリアのユーザーの場合: {{hc|locale.conf|2= LANG=en_AU.UTF-8 LANGUAGE=en_AU:en_GB:en }} === LC_TIME: 日付と時刻の形式 === 例えば {{ic|LC_TIME}} が {{ic|en_US.UTF-8}} に設定されていた場合、日付フォーマットは "MM/DD/YYYY" になります。ISO 8601 の日付フォーマットである "YYYY-MM-DD" を使いたい場合: {{hc|locale.conf|2= LC_TIME=en_DK.UTF-8 }} {{Note|プログラムは必ずしも変数によって指定されたフォーマットで日付を表示するとは限りません。例えば {{man|1|date}} は別のパラメータを使って指定するようになっています。}} === LC_COLLATE: 照合順序 === ソートや正規表現で使われる照合順序を管理する変数です。 例えば値を {{ic|C}} に設定することで ''ls'' コマンドはドットファイルを先に表示して、大文字・小文字のファイル名を後にします: {{hc|locale.conf|2= LC_COLLATE=C }} 詳しくは [http://superuser.com/a/448294/175967] を参照してください。 潜在的な問題を回避するため、Arch では以前 {{ic|/etc/profile}} で {{ic|1=LC_COLLATE=C}} と設定していましたが、現在は使われなくなっています。 === LC_ALL: トラブルシューティング === この変数で設定されたロケールは常に {{ic|LANG}} と他の {{ic|LC_*}} 変数よりも優先して使われます。 {{ic|LC_ALL}} は {{ic|locale.conf}} ファイルで設定できない唯一の {{ic|LC_*}} 変数です。あくまで {{ic|/etc/profile}} などで使うテスト用あるいはトラブルシューティング用の変数です。 == トラブルシューティング == === ターミナルが UTF-8 をサポートしていません === 以下は UTF-8 をサポートしているターミナルのリストです: * gnustep-terminal * konsole * [[mlterm]] * [[rxvt-unicode]] * [[st]] * [[termite]] * [[アプリケーション一覧/ユーティリティ#VTE ベース|VTE ベースのターミナル]] * [[xterm]] - {{ic|-u8}} 引数を使って実行するか [[X resources]] で {{ic|xterm*utf8: 2}} を設定してください。 ==== Gnome-terminal や rxvt-unicode ==== UTF-8 のロケールからアプリケーションを起動する必要があり、それ以外のロケールを使用していると UTF-8 のサポートが有効になりません。上で書いているように {{ic|en_US.UTF-8}} ロケール (またはあなたの地域の UTF-8 ロケール) を生成し、デフォルトのロケールとして設定して再起動してください。 === 設定を変更しても言語が変わらない === {{ic|locale.conf}} 以外の他のファイルによって環境変数が再定義されている可能性があります (例: {{ic|~/.pam_environment}})。詳しくは[[環境変数#変数の定義]]を参照してください。 [[GNOME]] などのデスクトップ環境を使用している場合、{{ic|locale.conf}} の設定がデスクトップ環境の言語設定で上書きされることがあります。 == 参照 == * [https://wiki.gentoo.org/wiki/Localization/Guide/ja Gentoo Linux ローカリゼーションガイド] * [http://www.gentoo-wiki.info/Locales Gentoo Wiki Archives: Locales] * [http://demo.icu-project.org/icu-bin/locexp?_=en_US&x=col ICU's interactive collation testing] * [http://www.openi18n.org/ Free Standards Group Open Internationalisation Initiative] * [http://pubs.opengroup.org/onlinepubs/007908799/xbd/locale.html ''The Single UNIX Specification'' definition of Locale] by The Open Group * [https://help.ubuntu.com/community/EnvironmentVariables#Locale_setting_variables Locale environment variables]
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