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[[Category:システム管理]] [[bs:General recommendations]] [[cs:General recommendations]] [[en:General recommendations]] [[el:General recommendations]] [[es:General recommendations]] [[fr:General recommendations]] [[it:General recommendations]] [[pl:General recommendations]] [[pt:General recommendations]] [[ru:General recommendations]] [[tr:General recommendations]] [[zh-hans:General recommendations]] {{Related articles start}} {{Related|FAQ}} {{Related|インストールガイド}} {{Related|アプリケーション一覧}} {{Related articles end}} このドキュメントは、インストール済みの Arch に機能を追加・改善するための、人気のある記事や重要な情報の注釈付きインデックスです。Arch Linux のベースシステムのインストールについては[[インストールガイド]]を読んでください。まずは[[#システム管理|システム管理]]と[[#パッケージ管理|パッケージ管理]]を読んで理解してから他のセクションやページに進んで下さい。 == システム管理 == このセクションではシステム管理や管理者のタスクを扱っています。[[Core Utilities]] や [[:カテゴリ:システム管理]] も参照してください。 === ユーザーとグループ === 新規インストールではユーザーアカウントはスーパーユーザーしか作られません、これは root としてよく知られています。長期間 root にログインするのは愚かである (サーバーの [[Secure Shell|SSH]] で使う場合も) と一般的に認識されており、セキュリティ上問題があります [https://apple.stackexchange.com/questions/192365/is-it-ok-to-use-the-root-user-as-a-normal-user/192422#192422]。代わりに、権限を少なくしたユーザーアカウントを作って、ほとんどの作業ではそのユーザーを使い、システム管理だけに root アカウントを使うべきです。ユーザーの追加方法は[[ユーザーとグループ#ユーザー管理]]を見て下さい。 GNU/Linux ではユーザーとグループが''アクセス制御''に使われます。管理者がグループとパーミッションを調整することでユーザーやサービスがシステムリソースにアクセスするのを承諾・拒否できます。詳細と潜在的なセキュリティリスクについては[[ユーザーとグループ]]を見て下さい。 === セキュリティ === システムのセキュリティを強化する推奨事項とベストプラクティスについては、[[セキュリティ]] を参照してください。 他のユーザーとして (例: root) コマンドを実行したりインタラクティブシェルを開始したりできるアプリケーションのリストは、[[アプリケーション一覧/セキュリティ#管理者権限]] を参照してください。 === サービス管理 === Arch Linux はシステムとサービスの管理に [[systemd]] を [[init]] として使っています。あなたの Arch Linux をメンテナンスするために、systemd について基本的なことを知っておくべきです。 systemd を使うときには {{ic|systemctl}} コマンドを使います。詳しくは [[systemd#systemctl の基本的な使い方]] を参照して下さい。 ログ管理システムは ''journalctl'' コマンドにより提供されています。詳しくは [[Journal]] を参照してください。 === システムメンテナンス === Arch はローリングリリースであり素早くパッケージが更新されます。従ってユーザーは[[システムメンテナンス]]にある程度の時間をさくことが求められます。 == パッケージ管理 == このセクションではパッケージ管理に関する有益な情報を集めています。詳しくは、[[FAQ#パッケージ管理]] や[[:カテゴリ:パッケージ管理]]を見てください。 {{Note|Arch Linux では最新の状態を保つことが必須となっており、システムをアップグレードする'''前に'''手動の操作が必要なことがあります。[https://lists.archlinux.org/mailman3/lists/arch-announce.lists.archlinux.org/ arch-announce メーリングリスト] や [https://www.archlinux.jp/feeds/news/ RSS フィード] を講読してください。また、フロントページの [https://www.archlinux.jp/ Arch ニュース] を更新する前に読むようにしたり Twitter の [https://twitter.com/archlinux_jp @archlinux_jp] をフォローしたりするのも役立つはずです。}} === pacman === [[pacman]] は Arch Linux のパッケージマネージャです。他の記事を読む前に、全てのユーザーは使い方を知っておくことが強く推奨されます。 パッケージの並列でのダウンロードを有効にするには、[[pacman#並列ダウンロードを有効にする]] を参照してください。 キャッシュされたパッケージの長期に渡る扱いについては、[[pacman#パッケージキャッシュの削除]] を参照してください。 [[pacman ヒント]]には pacman や一般的なパッケージ管理での操作感を向上させる方法が載っています。 === リポジトリ === [[公式リポジトリ]]のページでは公式にメンテナンスされているリポジトリのそれぞれの目的を説明しています。 32ビットのアプリケーションを使いたい場合、[[multilib]] リポジトリを有効にする必要があります。 [[非公式ユーザーリポジトリ]]には公式のサポートがない他のリポジトリを記載しています。 [[pkgstats]] サービスをインストールすることも検討してください。 === ミラー === 一番速い・最新の pacman ミラーを使うには[[ミラー]]のページの手順に従って下さい。記事で説明されているように、ことに良いアドバイスは定期的に [https://www.archlinux.jp/mirrors/status/ ミラーステータス] で最近更新されたミラーのリストを見ることです。これは [[Reflector]] で自動化できます。 === Arch Build System === ''Ports'' はもともと BSD ディストリビューションで使われているシステムで、ローカルシステム上のディレクトリツリー内のビルドスクリプトからできています。簡単に言うと、それぞれの port はサードパーティ製のアプリケーションの名を取ったディレクトリ内にスクリプトを持っています。 [[Arch Build System]] は [[PKGBUILD]] と呼ばれるビルドスクリプトによって同じ機能を提供します。PKGBUILD にはソフトウェアの情報(整合性ハッシュ、プロジェクト URL、バージョン、ライセンスとビルド手順)が詰っています。これらの PKGBUILD は [[makepkg]] によってパースされ、pacman で簡単に管理できるパッケージが作られます。 リポジトリにある全てのパッケージと AUR にあるパッケージは makepkg で再コンパイルする必要があります。 === Arch User Repository === Arch Build System は公式リポジトリにあるソフトウェアをビルドすることを可能にしますが、これと同様に、ユーザーが投稿したパッケージをビルドするのに使うのが [[Arch User Repository|AUR]] です。AUR にある非公式ビルドスクリプトは、[https://aur.archlinux.org/ ウェブインターフェース] や [[Aurweb RPC インターフェース]] を使って取得します。 == ブート == このセクションではブートプロセスに関する情報を含めています。Arch のブートプロセスの概要は [[Arch ブートプロセス]]にあります。詳しくは[[:カテゴリ:ブートプロセス]]を参照して下さい。 === ハードウェアの自動認識 === 既定では、ハードウェアは [[udev]] によってブートプロセスで自動で認識されるはずです。[[カーネルモジュール]]に書かれているように、モジュールの自動ロードを無効にして、手動で必要なモジュールを明示することで、ブート時間を短くすることができます。さらに、[[Xorg]] もまた udev を使って必要なドライバを自動検知しますが、X サーバーを手動で設定することもできます。 === マイクロコード === プロセッサはときどき [http://www.anandtech.com/show/8376/intel-disables-tsx-instructions-erratum-found-in-haswell-haswelleep-broadwelly 誤った挙動] をすることがあり、起動時に''マイクロコード''をアップデートすることでカーネルによって修正することができます。詳しくは[[マイクロコード]]を見て下さい。 === ブートメッセージの保持 === ログイン画面が現れると、画面がクリアされます。ユーザーはブートプロセスの出力をすべて見ることができないかもしれません。[[ブートメッセージのクリアの無効化]]をすることでこの問題を解決できます。 === 起動時に Num Lock === ほとんどのキーボードには [[Wikipedia:ja:NumLockキー|NumLock]] トグルキーが存在します。起動時に Num Lock の数字入力モードを有効にするには、[[起動時に Numlock を有効化]]を見て下さい。 == グラフィカルユーザーインターフェース == このセクションではグラフィカルなアプリケーションを動かしたいユーザーのための説明を載せています。[[:カテゴリ:グラフィカルユーザーインターフェイス]] にはさらなる資料があります。 === ディスプレイサーバー === [[Xorg]] は標準の、[[Wikipedia:ja:X Window System|X Window System]] (X11 または X) のオープンソース実装です。グラフィカルユーザーインターフェース (GUI) のために、多くのユーザーは Xorg を使っています。 [[Wayland]] は新しい、いくつかの [[Wayland#コンポジタ|コンポジタ]] から選ぶことができるもう一つのディスプレイサーバープロトコルです。 === ディスプレイドライバ === 標準の ''modesetting'' ディスプレイドライバでほとんどのビデオカードが動作しますが、[[Xorg#AMD|AMD]], [[NVIDIA]] 製品それぞれに適したドライバをインストールすることで、パフォーマンスをあげたり追加機能を使うことができます。 === デスクトップ環境 === ディスプレイサーバーはグラフィック環境を整えるための基本フレームワークを提供しますが、完全なユーザー体験を得るためには追加のコンポーネントが必要になります。[[KDE]], [[GNOME]], [[Xfce]], [[Cinnamon]], [[LXDE]] などの [[デスクトップ環境]] は多くの 統合されたアプリケーションをバンドルしています。ウィンドウマネージャ、コンポジタ、パネル/タスクバー、ファイルマネージャ、ターミナルエミュレータ、テキストエディタ、アイコン、その他ユーティリティなどです。経験の少ないユーザーはデスクトップ環境をインストールして、より使い慣れた環境にしたくなるかもしれません。詳細は [[:カテゴリ:デスクトップ環境]] を見て下さい。 === ウィンドウマネージャやコンポジタ === 完全装備の [[デスクトップ環境]] は完全に調和したグラフィカルユーザーインターフェースを提供しますが、システムリソースを多めに消費する傾向があります。ユーザーはパフォーマンスを最大化したり環境をシンプルにするために [[ウィンドウマネージャ]] や [[Wayland#コンポジタ|コンポジタ]] をインストールして必要な機能を選択することもできます。[[Xorg]] を使っている場合、ウィンドウマネージャはほとんどのデスクトップ環境と一緒に使うこともできます。[[:カテゴリ:動的ウィンドウマネージャ|動的ウィンドウマネージャ]]、[[:カテゴリ:スタック型ウィンドウマネージャ|スタック型ウィンドウマネージャ]]、[[:カテゴリ:タイル型ウィンドウマネージャ|タイル型ウィンドウマネージャ]] はそれぞれ異なった手法でウィンドウを管理します。 === ディスプレイマネージャ === ほとんどのデスクトップ環境は[[ディスプレイマネージャ]]を含んでいて、グラフィック環境を自動的に起動してユーザーのログインを管理することができます。デスクトップ環境をインストールしていない場合はディスプレイマネージャを個別にインストールすることができます。ディスプレイマネージャのシンプルな代替として、[[ログイン時に X を起動]]することもできます。 === ユーザーディレクトリ === 一般的な Downloads や Music といったユーザーディレクトリは {{ic|xdg-user-dirs-update.service}} ユーザーサービスによって作成されます。このサービスは {{Pkg|xdg-user-dirs}} パッケージにより提供され、インストール後にデフォルトで有効化されています。使っているデスクトップ環境やウィンドウマネージャがパッケージに依存していない場合は、[[XDG ユーザーディレクトリ#デフォルトディレクトリの作成]]と同じように、手動でパッケージを[[インストール]]して {{ic|xdg-user-dirs-update}} を実行することができます。 == 電源管理 == このセクションはラップトップユーザーや電源管理のコントロールを求めている人に役立つ情報を集めています。詳しくは、[[:カテゴリ:電源管理]]を見て下さい。 全般的な情報は[[電源管理]]を見て下さい。 === ACPI イベント === 電源ボタンを押したりラップトップのカバーを閉じたりしたときに発生する ACPI イベント時のシステムの動作を設定できます。[[systemd]] を使う新しい(推奨の)方法は [[電源管理#電源管理]]を見て下さい。古い方法は [[acpid]] を見て下さい。 === CPU 周波数スケーリング === モダンなプロセッサは周波数や電圧を下げて電力の消費や熱を少なくすることができます。熱量を減らせばより静かで長寿命のシステムを作れます。詳細は [[CPU 周波数スケーリング]]を参照してください。 === ノートパソコン === 特定の機種のインストールガイドなどのポータブルコンピュータに関する記事は[[:カテゴリ:ノートパソコン]]を見て下さい。ノートパソコンに関する記事の全般の概要と推奨事項は[[ノートパソコン]]を見て下さい。 === サスペンドとハイバネーション === [[サスペンドとハイバネート]]を参照してください。 == マルチメディア == [[:カテゴリ:マルチメディア]]にはマルチメディアに関するページが含まれています。 === サウンドシステム === [[ALSA]] はカーネルの[[サウンドシステム]] で、設定不要で動作するはずです ([[Advanced Linux Sound Architecture#チャンネルのミュートを解除する|ミュートの解除]]だけは必要です)。[[PipeWire]] や [[PulseAudio]] のような[[サウンドサーバー]]はより多くの機能やより複雑なオーディオの設定をサポートしています。 高度なオーディオ設定については、[[プロオーディオ]]を参照してください。 == ネットワーク == このセクションはネットワークに関する一部の事柄を扱っています。完全な設定ガイドは [[ネットワーク設定]] を、関連するページは [[:カテゴリ:ネットワーク]] を参照して下さい。 === 時刻同期 === [[Wikipedia:ja:Network Time Protocol|Network Time Protocol]] (NTP) はネットワークに接続された機器において、機器の時計を正しい時刻に同期するための通信プロトコルです。プロトコルの実装は[[時刻#時刻同期]]を参照してください。 === DNS のセキュリティ === ウェブブラウジングやオンラインでの買い物、[[Secure Shell|SSH]] サービスへの接続やその他の似たようなことをより良いセキュリティで行うために、[[Wikipedia:ja:Domain Name System|DNS]] レコードの署名を検証する [[DNSSEC]] を有効にしたクライアントソフトウェアを使うことができます。また、[[Wikipedia:DNS over TLS|DNS over TLS]]、[[Wikipedia:DNS over HTTPS|DNS over HTTPS]]、[[DNSCrypt]] で DNS 通信を暗号化することも可能です。詳しくは[[ドメイン名前解決]]を参照してください。 === ファイアウォールの設定 === [[ファイアウォール]]は Linux のネットワークスタックの上部で拡張保護レイヤーとして働きます。Arch の標準のカーネルは [[Wikipedia:Netfilter|Netfilter]] プロジェクトの [[iptables]] と [[nftables]] に対応していますが、どちらもデフォルトで有効化されていません。何らかのファイアーウォールをセットアップすることを強く推奨します。利用可能なガイドについては[[:カテゴリ:ファイアウォール]]を参照してください。 === ネットワーク共有 === ネットワーク上のマシンでファイルを共有するには、[[NFS]] や [[SSHFS]] のページを参照してください。 Windows ネットワークに接続したい場合、[[Samba]] を使うことができます。マシンを接続して認証に Active Directory を使いたいときは、[[Active Directory Integration]] の中にある記事を読んで下さい。 [[:カテゴリ:ネットワーク共有]]も参照してください。 == 入力デバイス == このセクションには入力デバイスの設定ヒントを集めています。他の情報は、[[:カテゴリ:入力デバイス]]を見て下さい。 === キーボードレイアウト === 非英語・非標準のキーボードはデフォルトでは期待されたとおりに動作しないことがあります。仮想コンソールと [[Xorg]] でのキーボードレイアウトの設定方法が、それぞれ[[コンソールでのキーボード設定]]と [[Xorg でのキーボード設定]]で記述されています。 === マウスボタンの設定 === 先進的な、普通でないマウスを使っている人はデフォルトでは全てのマウスが認識されていないのに気づくかもしれません。特殊なボタンに様々なアクションを設定したいと考えたのであれば、[[全てのマウスボタンを動作させる]]に設定方法があります。 === ラップトップタッチパッド === 多くのラップトップには [https://www.synaptics.com/ Synaptics] や [http://www.alps.com/ ALPS] の"タッチパッド"ポインティングデバイスが備わっています。これらや、その他のタッチパッド機種は、Synaptics インプットドライバあるいは libinput を使います。インストールや設定の詳細は [[Synaptics タッチパッド]]や [[libinput]] を見て下さい。 === トラックポイント === トラックポイントデバイスの設定については[[トラックポイント]]を参照してください。 === Xorg での入力 === 日本語を入力するのに必要なインプットメソッド等については [[地域化]] に書いてあります。 == 最適化 == このセクションではシステムやアプリケーションのパフォーマンスを上昇させるのに役立つ設定やツールなどを提案しています。 === ベンチマーク === [[ベンチマーク]]とは、統一された標準の手法を使ってパフォーマンスを計算したり、その結果を他のシステムの結果と比較したりすることです。 === パフォーマンスの最大化 === [[パフォーマンスの最大化]]では Arch Linux のパフォーマンスを向上するための基本的な情報を集めています。 === ソリッドステートドライブ === [[ソリッドステートドライブ]]の記事には、寿命を最大化する設定、例えば [[TRIM]] などソリッドステートドライブに関する様々なことを説明しています。 == システムサービス == [[デーモン]]に関係するセクションです。 === ファイルインデックスと検索 === ほとんどのディストリビューションでは、{{ic|locate}} コマンドで高速なファイル検索を行えます。Arch Linux はいくつかの代替を提供します。詳しくは [[locate]] を参照してください。 [[アプリケーション一覧/ユーティリティ#デスクトップ検索エンジン|デスクトップ検索エンジン]] は似たサービスを提供します。[[デスクトップ環境]]にはよりよい連携があるでしょう。 === ローカルメール配送 === デフォルトのセットアップではメールを同期する方法を提供していません。メール配送エージェントのリストは[[メールサーバー]]を参照してください。 === 印刷 === [[CUPS]] は標準に基づいた、OpenPrinting for Linux によって開発されているオープンソースの印刷システムです。プリンタに関する記事は[[:カテゴリ:プリンター]]を見て下さい。 == 外観 == このセクションでは Arch のエクスペリエンスを視覚的に高めるための"見た目に快い"設定について触れています。[[:カテゴリ:視覚効果]]も見て下さい。 === フォント === TrueType フォントをインストールすることもできます。基本的な Arch システムではサイズが固定のビットマップフォントしか含まれていません。[[Wikipedia:ja:Unicode|Unicode]] の広い範囲をカバーする一般的な用途の[[フォント#ファミリー|フォントファミリー]]もあります。また、[[メトリック互換フォント]]のページでは他のオペレーティングシステムと互換性のあるフォントを記載しています。 フォントについての情報は[[フォント]]と[[フォント設定]]で見ることができます。 コンソールで多くの時間を費やす(つまり X サーバー外での作業が中心の)ユーザーにとっては、コンソールフォントを変えて可読性を向上させることが役に立つでしょう。[[フォント#コンソールフォント]]を見て下さい。 === GTK と Qt のテーマ === グラフィカルインターフェイスを持っている Linux 向けのアプリケーションはほとんどが [[GTK+]] または [[Qt]] ツールキットを使っています。ツールキットの記事と [[Qt と GTK アプリケーションの外観の統合]]にはインストールしたプログラムの外観を好きなように変更する方法が載っています。 == コンソール環境改善 == このセクションにはコンソールプログラムをより実用的に使うために役立つことを載せています。[[:カテゴリ:コマンドシェル]]も見て下さい。 === Tab補完の強化 === [[Wikipedia:ja:自動補完#コマンドラインインタプリタ|タブ補完]]をすぐに適切にセットアップすることが推奨されます。使っている [[シェル]] のページの指示を参照してください。 === エイリアス === シェルコマンドから成る、よく使うコマンドのショートカットをユーザーによって定義できます。実行ごとにあまり引数に差がない繰り返しのタスクに特に便利です。一般的な時間節約のエイリアスは [[Bash#エイリアス]] にあります。[[Zsh]] にも簡単に移植できます。 === 他のシェル === デフォルトで Arch にインストールされているシェルは [[Bash]] です。しかしながら、ライブインストールメディアでは [[Zsh]] と {{Pkg|grml-zsh-config}} アドオンパッケージが使われています。他の代替シェルについては[[コマンドシェル#シェル一覧]]を参照してください。 === Bash の追加機能 === 種々雑多な Bash の設定が [[Bash#ヒントとテクニック]] で説明されています。入力補完、履歴検索、[[Readline]] マクロなど。 === 出力のカラー化 === [[コンソールのカラー出力]]で詳しく説明されています。 === 圧縮ファイル === GNU/Linux システムでは圧縮ファイルやアーカイブを扱うことが頻繁にあります。[[Tar]] は一番よく使われているアーカイブツールのひとつで、ユーザーはその構文に慣れるのが好ましいです (例えば Arch Linux のパッケージは単純に {{Pkg|zstd}} で圧縮された tarball です)。役に立つコマンドを [[アーカイブと圧縮]] で見ることができます。 === コンソールプロンプト === コンソールプロンプト (PS1) は広範にカスタマイズできます。Bash と Zsh については、[[Bash/プロンプトのカスタマイズ]]と [[Zsh#プロンプト]] をそれぞれ参照してください。 === Emacs シェル === Emacs は標準的なテキスト編集以外にも、多くの機能を持っていることで知られていますが、シェルの代替として使うこともできます。カラーアウトプットを有効にしたときの文字化けを修正するには [[Emacs#カラー出力の問題]] を参照して下さい。 === マウスサポート === コンソールでマウスを使ってコピー・ペースト操作をするのに、GNU [[screen]] のトラディショナルコピーモードを使う方法があります。詳しい解説は[[コンソールマウスサポート]]を参照してください。[[クリップボード]]が使える[[ターミナルエミュレータ]]では特に設定しなくてもコピー・ペーストできます。 === セッション管理 === [[tmux]] や [[screen]] のようなターミナルマルチプレクサを使うと、タブとペインで構成されたセッション下でプログラムを動作できます。ユーザーがターミナルエミュレータを kill したり [[Xorg|X]] を終了したり、ログオフしたときでも、ターミナルマルチプレクサが動いているかぎりセッションに関連付けられたプログラムはバックグラウンドで動き続けます。プログラム同士を対話させるにはセッションを付け直す必要があります。 === POSIX シェルユーティリティ === 多くの一般的なパッケージは、最も一般的な [https://pubs.opengroup.org/onlinepubs/9699919799/idx/utilities.html POSIX ユーティリティ] を依存関係としてすでにインストールしていますが、{{Pkg|posix}} メタパッケージをインストールすることで、すべての機能を確実に実行できます。 必須のユーティリティの他に、いくつかのオプションカテゴリのメタパッケージもあります: * {{Pkg|posix-c-development}} * {{Pkg|posix-software-development}} * {{Pkg|posix-user-portability}} * {{Pkg|posix-xsi}} {{Note|特定のカテゴリからのすべてのオプションのユーティリティが、対応するメタパッケージに必ずしも存在するとは限りません。}} {{TranslationStatus|General recommendations|2024-03-04|765665}}
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