「非公式ユーザーリポジトリ/ArchHaskell」の版間の差分
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ArchHaskell は Arch Linux コミュニティに [[Haskell]] パッケージを提供するグループです。目標は [http://hackage.haskell.org Hackage] の全てをバイナリパッケージとして簡単にインストールできるようにすることです。 |
ArchHaskell は Arch Linux コミュニティに [[Haskell]] パッケージを提供するグループです。目標は [http://hackage.haskell.org Hackage] の全てをバイナリパッケージとして簡単にインストールできるようにすることです。 |
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+ | [haskell-core] リポジトリは ArchHaskell チームによってメンテナンスされているパッケージのベースリポジトリです。以下のエントリを {{ic|/etc/pacman.conf}} に追加することで [haskell-core] を使うことができます (''ghc'' パッケージが正しくインストールされるように [community] の上に追加してください): |
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もしくはミラーを使う場合 (毎日更新されています): |
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+ | {{Warning|[community] の上に [haskell-core] を記述すると [haskell-core] のパッケージが優先されるようになるため、重複するパッケージがある場合は依存関係の衝突に気をつけて下さい。ただし[[公式リポジトリ]]の上書きはサポートされていません。}} |
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[haskell-core] |
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− | <nowiki>Server = http:// |
+ | <nowiki>Server = http://xsounds.org/~haskell/core/$arch</nowiki> |
[haskell-core] リポジトリのパッケージセットは [https://github.com/archhaskell/habs こちら] の公式の '''habs''' ツリーから来ています。[https://github.com/magthe/cblrepo cblrepo] というツールを使って [http://hackage.haskell.org/packages/hackage.html Hackage] の Haskell 公式パッケージと '''habs''' ツリーを同期しています。 |
[haskell-core] リポジトリのパッケージセットは [https://github.com/archhaskell/habs こちら] の公式の '''habs''' ツリーから来ています。[https://github.com/magthe/cblrepo cblrepo] というツールを使って [http://hackage.haskell.org/packages/hackage.html Hackage] の Haskell 公式パッケージと '''habs''' ツリーを同期しています。 |
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+ | リポジトリはファイルの一覧 ({{ic|repo-add --files}} を使用) とパッケージの差分 ({{ic|repo-add --delta}}) を提供しており、パッケージとデータベースの両方が署名されています。署名に使用している鍵のフィンガープリントは: |
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− | {{Warning|[extra] の上に [haskell-core] を記述すると [haskell-core] のパッケージが優先されるようになるため、重複するパッケージがある場合は依存関係の衝突に気をつけて下さい。ただし[[公式リポジトリ]]の上書きはサポートされていません。}} |
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− | The repositories provide both file listings (by using {{ic|repo-add --files}}), package deltas ({{ic|repo-add --delta}}), and both packages and the database are signed. The fingerprint of the key used for signing is: |
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pub 2048D/4209170B 2012-12-26 |
pub 2048D/4209170B 2012-12-26 |
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sub 2048D/A418C0FE 2012-12-26 |
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− | + | {{ic|/etc/pacman.conf}} で [haskell-core] に {{ic|SigLevel = Required TrustedOnly}} を使用する場合、以下のように Magnus Therning の鍵を追加する必要があります: |
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# pacman-key -r 4209170B |
# pacman-key -r 4209170B |
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# pacman-key --lsign-key 4209170B |
# pacman-key --lsign-key 4209170B |
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+ | パッケージリストを全て更新してください: |
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− | Force a refresh of all package lists: |
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# pacman -Syu |
# pacman -Syu |
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=== [haskell-happstack] === |
=== [haskell-happstack] === |
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− | + | [haskell-happstack] リポジトリには [http://happstack.com/ Happstack] フレームワークによるウェブ開発のためのパッケージが含まれています。使用するには [[#.5Bhaskell-core.5D|[haskell-core]]] が必要で、[http://hackage.haskell.org/ HackageDB] のほとんどの Happstack パッケージに加えて [http://gitit.net/ Gitit] (package name {{ic|haskell-gitit}}) や [http://clckwrks.com/ clckwrks]、[haskell-core] に含まれていない依存パッケージやウェブ関連以外のパッケージが含まれています。リポジトリを有効にするには、以下のエントリを {{ic|/etc/pacman.conf}} に追加してください: |
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[haskell-happstack] |
[haskell-happstack] |
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<nowiki>Server = http://noaxiom.org/$repo/$arch</nowiki> |
<nowiki>Server = http://noaxiom.org/$repo/$arch</nowiki> |
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+ | そしてメンテナの鍵に署名してください: |
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− | Add and sign the maintainer's key: |
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# pacman-key -r B0544167 |
# pacman-key -r B0544167 |
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# pacman-key --lsign-key B0544167 |
# pacman-key --lsign-key B0544167 |
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− | + | バグレポートや機能リクエストは [https://github.com/tensor5/haskell-happstack/issues GitHub] で送ってください。 |
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=== [haskell-web] === |
=== [haskell-web] === |
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=== ArchHaskell リポジトリに切り替える === |
=== ArchHaskell リポジトリに切り替える === |
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− | [[公式リポジトリ]]から既に Haskell のパッケージをインストールしている場合、[[# |
+ | [[公式リポジトリ]]から既に Haskell のパッケージをインストールしている場合、[[#利用可能なリポジトリ|ArchHaskell リポジトリ]]に切り替えると問題が発生することがあります。Haskell 関連のパッケージを完全に削除する方法は、[[pacman]] パッケージのデータベースを同期して、必要なパッケージを全て再インストールすることです。また、Xmonad を使っている場合は {{Pkg|xmonad}} の代わりに {{ic|haskell-xmonad}} パッケージをインストールするようにしてください。 |
2018年1月20日 (土) 00:23時点における版
ArchHaskell は Arch Linux コミュニティに Haskell パッケージを提供するグループです。目標は Hackage の全てをバイナリパッケージとして簡単にインストールできるようにすることです。
目次
リソース
ArchHaskell コミュニティは主に以下の場所で交流したり議論をしています:
- #archlinux-haskell IRC チャンネル @ freenode.org
- arch-haskell@haskell.org メーリングリスト と archives
- ArchHaskell グループ on GitHub
メンバーシップ
参加するのにメンバーの地位は全く必要ありません。関連するリポジトリをフォークして、修正を加えて、プルリクエストを送って下さい。
現在 GitHub の ArchHaskell リポジトリにコミットする権限があるのは以下の2人です:
- Magnus Therning
- Leif Warner
利用可能なリポジトリ
[haskell-core]
[haskell-core] リポジトリは ArchHaskell チームによってメンテナンスされているパッケージのベースリポジトリです。以下のエントリを /etc/pacman.conf
に追加することで [haskell-core] を使うことができます (ghc パッケージが正しくインストールされるように [community] の上に追加してください):
[haskell-core] Server = http://xsounds.org/~haskell/core/$arch
もしくはミラーを使う場合 (毎日更新されています):
[haskell-core] Server = http://xsounds.org/~haskell/core/$arch
[haskell-core] リポジトリのパッケージセットは こちら の公式の habs ツリーから来ています。cblrepo というツールを使って Hackage の Haskell 公式パッケージと habs ツリーを同期しています。
リポジトリはファイルの一覧 (repo-add --files
を使用) とパッケージの差分 (repo-add --delta
) を提供しており、パッケージとデータベースの両方が署名されています。署名に使用している鍵のフィンガープリントは:
pub 2048D/4209170B 2012-12-26 Key fingerprint = F310 4992 EBF2 4EB8 72B9 7B9C 32B0 B453 4209 170B uid ArchHaskell (Magnus Therning) <magnus@therning.org> sub 2048D/A418C0FE 2012-12-26
/etc/pacman.conf
で [haskell-core] に SigLevel = Required TrustedOnly
を使用する場合、以下のように Magnus Therning の鍵を追加する必要があります:
# pacman-key -r 4209170B # pacman-key --lsign-key 4209170B
パッケージリストを全て更新してください:
# pacman -Syu
[haskell-happstack]
[haskell-happstack] リポジトリには Happstack フレームワークによるウェブ開発のためのパッケージが含まれています。使用するには [haskell-core] が必要で、HackageDB のほとんどの Happstack パッケージに加えて Gitit (package name haskell-gitit
) や clckwrks、[haskell-core] に含まれていない依存パッケージやウェブ関連以外のパッケージが含まれています。リポジトリを有効にするには、以下のエントリを /etc/pacman.conf
に追加してください:
[haskell-happstack] Server = http://noaxiom.org/$repo/$arch
そしてメンテナの鍵に署名してください:
# pacman-key -r B0544167 # pacman-key --lsign-key B0544167
バグレポートや機能リクエストは GitHub で送ってください。
[haskell-web]
The repository was built on [haskell-core], providing several more packages, especially those useful for web applications.
[haskell-web] Server = http://archhaskell.mynerdside.com/$repo/$arch
ArchHaskell への貢献
コミュニティ
ArchHaskell のコミュニティページを見てメーリングリストや IRC チャンネルで接触してください。
概要
The plan is to have one user-facing repository, [haskell], which merges the packages available in various satellite repositories (like [haskell-web]), thereby distributing the maintenance load. One satellite repo is special, the [haskell-core] repository, which provides packages that are dependencies of all the other satellites.
[haskell-core] のメンテナンス
Ensure:
- [haskell-core] is an Arch repo hosted at kiwilight and xsounds.
- [haskell-core] is in sync with the habs cblrepo database.
他のリポジトリのメンテナンス
For example, for haskell-foo, ensure:
- haskell-foo is a cblrepo database, possibly using packages from [haskell-core] as DistroPkgs.
- Whenever [haskell-core] is updated, haskell-foo's database is updated to match within a reasonable time.
トラブルシューティング
ArchHaskell リポジトリに切り替える
公式リポジトリから既に Haskell のパッケージをインストールしている場合、ArchHaskell リポジトリに切り替えると問題が発生することがあります。Haskell 関連のパッケージを完全に削除する方法は、pacman パッケージのデータベースを同期して、必要なパッケージを全て再インストールすることです。また、Xmonad を使っている場合は xmonad の代わりに haskell-xmonad
パッケージをインストールするようにしてください。