「Memcached」の版間の差分

提供: ArchWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
(シェアードナッシングアーキテクチャ を シェアード・ナッシング・アーキテクチャに書き換え(Wikipediaにあわせる))
 
(他の1人の利用者による、間の2版が非表示)
11行目: 11行目:
 
システムはクライアントサーバーアーキテクチャを使用します。サーバーは、キーバリュー連想配列を保持します。クライアントはこの配列にデータを入力し、キーで検索します。キーの長さは最大 250 バイトで、値(バリュー)のサイズは最大 1 メガバイトです。
 
システムはクライアントサーバーアーキテクチャを使用します。サーバーは、キーバリュー連想配列を保持します。クライアントはこの配列にデータを入力し、キーで検索します。キーの長さは最大 250 バイトで、値(バリュー)のサイズは最大 1 メガバイトです。
   
クライアントは、クライアントサイドのライブラリを使用して、デフォルトでは 11211 番ポートで、サービスを公開するサーバーに接続します。TCP と UDP の両方がサポートされています。各クライアントはすべてのサーバを把握しており、サーバ同士は通信しません。クライアントがあるキーに対応する値を設定したり読み出したりしたい場合、クライアントのライブラリはまずそのキーのハッシュを計算し、どのサーバを使うべきかを決定する。これにより、単純なシャーディングと、サーバ間でスケーラブルなシェアード・ナッシング・アーキテクチャが実現され
+
クライアントは、クライアントサイドのライブラリを使用して、デフォルトでは 11211 番ポートで、サービスを公開するサーバーに接続します。TCP と UDP の両方がサポートされています。各クライアントはすべてのサーバを把握しており、サーバ同士は通信しません。クライアントがあるキーに対応する値を設定したり読み出したりしたい場合、クライアントのライブラリはまずそのキーのハッシュを計算し、どのサーバを使うべきかを決定する。これにより、単純なシャーディングと、サーバ間でスケーラブルなシェアード・ナッシング・アーキテクチャが実現されます
   
 
== インストール ==
 
== インストール ==
19行目: 19行目:
 
== 設定 ==
 
== 設定 ==
   
  +
1.5.6 以降、memcached はデフォルトで TCP でのみリッスンします。{{ic|<nowiki>-l</nowiki>}} を使用すると、特定のインターフェースまたは IP アドレスにバインドできます。デフォルトでは、memcachedはローカルネットワークインターフェースでのみ接続をリッスンしますが、{{ic|<nowiki>-l</nowiki>}} オプションを変更して、外部アドレスをリッスンできるようにすることをお勧めします。{{man|1|memcached}} を参照してください。
Since 1.5.6 memcached defaults to listening only on TCP. {{ic|<nowiki>-l</nowiki>}} allows you to bind to specific interfaces or IP addresses
 
By default, memcached listens for connections only on local network interfaces. It may be preferred to change the {{ic|<nowiki>-l</nowiki>}} option to allow listening on external addresses instead. See {{man|1|memcached}}.
 
   
 
{{ic|memcached.service}} を[[編集]]して、パラメータを変更します。
 
{{ic|memcached.service}} を[[編集]]して、パラメータを変更します。
 
   
 
{{ic|memcached.service}} を[[開始]]/[[有効化]]します。
 
{{ic|memcached.service}} を[[開始]]/[[有効化]]します。
38行目: 36行目:
 
* [https://unix.stackexchange.com/questions/176916/where-is-the-memcached-configuration-file-in-archlinux unix.stackexchange.com]
 
* [https://unix.stackexchange.com/questions/176916/where-is-the-memcached-configuration-file-in-archlinux unix.stackexchange.com]
 
* [https://github.com/memcached/memcached/wiki/ConfiguringServer Github wiki Configuring Server]
 
* [https://github.com/memcached/memcached/wiki/ConfiguringServer Github wiki Configuring Server]
  +
  +
{{TranslationStatus|Memcached|2022-07-12|724494}}

2022年8月10日 (水) 15:07時点における最新版

関連記事

Wikipedia:memcached より:

Memcached (発音: mem-cashed, mem-cash-dee) は、汎用の分散型メモリキャッシングシステムです。データやオブジェクトを RAM にキャッシュし、動的なデータベース駆動型 Web サイトの高速化によく利用され、外部データソース(データベースや API など)の読み込み回数を減らします。

システムはクライアントサーバーアーキテクチャを使用します。サーバーは、キーバリュー連想配列を保持します。クライアントはこの配列にデータを入力し、キーで検索します。キーの長さは最大 250 バイトで、値(バリュー)のサイズは最大 1 メガバイトです。

クライアントは、クライアントサイドのライブラリを使用して、デフォルトでは 11211 番ポートで、サービスを公開するサーバーに接続します。TCP と UDP の両方がサポートされています。各クライアントはすべてのサーバを把握しており、サーバ同士は通信しません。クライアントがあるキーに対応する値を設定したり読み出したりしたい場合、クライアントのライブラリはまずそのキーのハッシュを計算し、どのサーバを使うべきかを決定する。これにより、単純なシャーディングと、サーバ間でスケーラブルなシェアード・ナッシング・アーキテクチャが実現されます。

インストール

memcached パッケージをインストールします。

設定

1.5.6 以降、memcached はデフォルトで TCP でのみリッスンします。-l を使用すると、特定のインターフェースまたは IP アドレスにバインドできます。デフォルトでは、memcachedはローカルネットワークインターフェースでのみ接続をリッスンしますが、-l オプションを変更して、外部アドレスをリッスンできるようにすることをお勧めします。memcached(1) を参照してください。

memcached.service編集して、パラメータを変更します。

memcached.service開始/有効化します。

クライアント側ソフトウェア

参照

翻訳ステータス: このページは en:Memcached の翻訳バージョンです。最後の翻訳日は 2022-07-12 です。もし英語版に 変更 があれば、翻訳の同期を手伝うことができます。