「Kitty」の版間の差分
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kitty は {{ic|~/.config/kitty/kitty.conf}} に設定を保存し、デフォルトの設定は {{ic|/usr/share/doc/kitty/kitty.conf}} で確認できます。フォント・カラー・カーソル・スクロールバックバッファの動作を調整することができます。利用可能なすべてのオプションは、[https://sw.kovidgoyal.net/kitty/conf.html 公式ドキュメント]または {{man|5|kitty.conf}} で確認することができます。 |
kitty は {{ic|~/.config/kitty/kitty.conf}} に設定を保存し、デフォルトの設定は {{ic|/usr/share/doc/kitty/kitty.conf}} で確認できます。フォント・カラー・カーソル・スクロールバックバッファの動作を調整することができます。利用可能なすべてのオプションは、[https://sw.kovidgoyal.net/kitty/conf.html 公式ドキュメント]または {{man|5|kitty.conf}} で確認することができます。 |
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+ | {{Note|vim でデフォルト設定を編集している場合、セクションは折り畳まれ始めます。各セクションは、通常モードで {{ic|zo}} を使用して拡張できます。}} |
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− | {{Note|If you are editing the default configuration with vim, the sections will begin folded. Each section can be expanded by using {{ic|zo}} in normal mode.}} |
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{{Tip| |
{{Tip| |
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+ | * {{ic|/usr/share/doc/kitty/kitty.conf}} にあるデフォルトの設定ファイルは、各オプションを説明するコメント付きの自己文書化されています。 |
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− | * The default configuration file at {{ic|/usr/share/doc/kitty/kitty.conf}} is self-documenting with comments explaining each option. |
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− | * |
+ | * 公式ドキュメントは、{{ic|/usr/share/doc/kitty/html/index.html}} でローカルに入手できます。 |
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2022年10月17日 (月) 17:05時点における版
Kitty はスクリプトを組める OpenGL ベースのターミナルエミュレータです。タイル機能、TrueColor、合字、キーボード入力と画像レンダリングのプロトコル拡張があります。また、 GNU Screen や tmux のようなタイリング機能も提供します。
目次
インストール
kitty パッケージ、または開発版のkitty-gitAURをインストールしてください。
使用方法
新しいタブやウィンドウを ctrl+shift
ショートカットで作成・リサイズすることができます。レイアウトは ctrl+shift+l
で切り替えて保存・復元することが可能です。
フルキーボードモードでは ctrl+i
と tab
などのキーを区別します。さらに、アプリケーションによっては波線などのエフェクトを使うことができます。
Kitten
Kitty はサブプログラムを作成するためのフレームワークが備わっておりサブプログラムは kitten と呼ばれます。以下のような kitten が存在します。
たとえば、ターミナルに画像を表示するには (imagemagick が必要です。)
$ kitty +kitten icat image.jpeg
2つのファイルの差分を表示するには:
$ kitty +kitten diff file1 file2
ssh 上でクリップボードを操作するには:
$ kitty +kitten clipboard
設定
kitty は ~/.config/kitty/kitty.conf
に設定を保存し、デフォルトの設定は /usr/share/doc/kitty/kitty.conf
で確認できます。フォント・カラー・カーソル・スクロールバックバッファの動作を調整することができます。利用可能なすべてのオプションは、公式ドキュメントまたは kitty.conf(5) で確認することができます。
ヒントとテクニック
IME サポートを有効にする
IBus IME フレームワークの Kitty サポートは、既定で無効になっています。これを有効にするには、環境変数 GLFW_IM_MODULE=ibus
を設定します。互換性のある IBus インターフェースが提供されているので、 Fcitx5 でも動作します。
シングルインスタンスモード
これはデーモンモードと似たような働きをします。kitty を -single-instance
または -1
オプションで起動すると、kitty のインスタンスは 1 つだけ実行されます。続けて同じオプションで kitty を起動すると、既存の kitty インスタンスの新しいウィンドウが作成されます。これにより、GPU キャッシュが共有されるためメモリ使用量が少なくなり、起動時間も短縮されます。kitty のインスタンスは --instance group name
オプションで複数のグループを持つことができます。詳しくは kitty(1) § single-instance を参照してください。
トラブルシューティング
SSH のターミナルの問題
kitty を使用して、terminfo を持たないリモートに ssh 接続すると、さまざまな問題が発生する可能性があります。解決策は通常 terminfo にコピーすることです。kitty には、まさにこれを自動化するための ssh kitten があります。
kitty +kitten ssh user@host
ssh のエイリアスとして設定したい場合、そのための一つの方法として、ユーザーが Kitty を使っているかどうかを検出し、もしそうなら、ssh コマンドのエイリアスを設定することです。これを行うには(Bashで)~/.bashrcファイルに次の行を追加します。
~/.bashrc
[[ "$TERM" == "xterm-kitty" ]] && alias ssh="kitty +kitten ssh"
何らかの理由でリモートに terminfo をインストールできない場合、 TERM
をより存在しやすいものに設定してみてください。この場合、端末の機能のいくつかが使えなくなる可能性があることに注意してください。OpenSSH#適切な terminfo エントリがないリモートに接続する場合 を参照してください。
vim で背景色が消える
vim で背景色のある配色を使用すると、スクロール中に背景が消えたりちらついたりすることがあります。これを修正するには、環境変数 TERM
がまだ xterm-kitty
に設定されていることを確認してから、次の行を .vimrc
ファイルに追加します。
関連するバグ報告: Github issue #108, kitty FAQ