「Chromium 設定」の版間の差分
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(→tmpfs にプロファイル: パッケージのリポジトリを指す文面を削除 (ArchWiki:ボット#パッケージテンプレート を参照)) |
(Chromium#ヒントとテクニック_2 に移動) タグ: 新規リダイレクト |
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+ | #REDIRECT[[Chromium#ヒントとテクニック_2]] |
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− | [[Category:ウェブブラウザ]] |
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− | [[en:Chromium/Tips and tricks]] |
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− | [[zh-hans:Chromium/Tips and tricks]] |
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− | {{Related articles start}} |
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− | {{Related|Chromium}} |
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− | {{Related|Firefox 設定}} |
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− | {{Related|Profile-sync-daemon}} |
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− | {{Related|Tmpfs}} |
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− | {{Related articles end}} |
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− | 特に注意書きがなければ以下の設定は Chromium と Chrome の両方で使うことができます。 |
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− | |||
− | == ブラウズのエクスペリエンス == |
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− | === chrome://xxx === |
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− | URL フィールドに ''chrome://xxx'' と入力することで様々な設定にアクセスすることができます。完全なリストは URL フィールドに '''chrome://chrome-urls''' と入力することで見ることが可能です。以下有名な URL のリスト: |
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− | |||
− | * '''chrome://flags''' - WebGL などの実験的な機能や GPU によるウェブページのレンダリングなどにアクセスできます。 |
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− | * '''chrome://extensions''' - 現在使用している Chromium 拡張を表示・有効化・無効化。 |
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− | * '''chrome://gpu''' - 様々な GPU オプションの状態。 |
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− | * '''chrome://sandbox''' - サンドボックスの状態を表示。 |
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− | * '''chrome://version''' - バージョンや {{ic|/usr/bin/chromium}} を実行するときに使われたスイッチを表示。 |
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− | |||
− | 自動的に更新される Chromium のスイッチ (コマンドラインパラメータ) のリストが [http://peter.sh/experiments/chromium-command-line-switches/ こちら] にあります。 |
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− | === Chromium タスクマネージャ === |
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− | |||
− | Shift+ESC でブラウザのタスクマネージャを立ち上げることができます。メモリや CPU、ネットワークの使用量が閲覧可能です。 |
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− | === ダウンロードタブのアイコンが表示されない === |
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− | Chromium のダウンロードタブで適当なアイコンの代わりにアイコンのプレースホルダ (壊れたドキュメントを示すアイコン) が表示される場合、おそらく {{Pkg|adwaita-icon-theme}} がインストールされていません。 |
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− | |||
− | === Chromium が Preferences ファイルを上書きしてしまう === |
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− | |||
− | Google アカウントの同期を有効にしている場合、{{ic|~/.config/chromium/Default/Preferences}} 下の Preferences ファイルに直接編集を加えていても Chromium によって上書きされてしまいます。上書きされないようにするには、{{ic|--disable-sync-preferences}} スイッチを付けて Chromium を起動してください: |
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− | $ chromium --disable-sync-preferences |
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− | |||
− | デスクトップ環境のログイン時にバックグラウンドで Chromium を起動する場合、デスクトップ環境から使用するコマンドを以下のようにしてください: |
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− | $ chromium --disable-sync-preferences --no-startup-window |
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− | |||
− | === 検索エンジン === |
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− | [https://wiki.archlinux.org wiki.archlinux.org] や [https://en.wikipedia.org wikipedia.org] などのウェブサイトは検索を実行してから ''Settings > Search'' を選択して ''Manage search engines..'' ボタンをクリックすることで簡単に検索できるように設定できます。エントリを "Edit" してキーワードを '''w''' などに変更してください (ショートカットは自由に決めて下さい)。これでアドレスバーに "'''w arch linux'''" と入力するだけで "Arch Linux" で検索できるようになります。 |
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− | |||
− | {{Note|URL バーに何か入力すると自動的に Google 検索が使われます。また、ハードコードされたキーワードトリガとして '''?''' プレフィックスが使えます。}} |
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− | |||
− | === Tmpfs === |
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− | ==== tmpfs にキャッシュ ==== |
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− | {{Note|Chromium はブラウザのプロファイルディレクトリとキャッシュディレクトリを分離して保存します。}} |
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− | |||
− | 物理ディスクに対する Chromium のキャッシュの書き込みを制限したい場合、{{ic|1=--disk-cache-dir=/foo/bar}} フラグでキャッシュの書き込み先を変更することができます: |
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− | $ chromium --disk-cache-dir=/tmp/cache |
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− | |||
− | キャッシュは一時的になり、再起動したりハードロックすると消えます。もしくは、以下のように設定することもできます: |
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− | {{hc|/etc/fstab|2= |
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− | tmpfs /home/''username''/.cache tmpfs |
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− | noatime,nodev,nosuid,size=400M 0 0 |
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− | }} |
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− | |||
− | ==== tmpfs にプロファイル ==== |
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− | {{Ic|/tmp}} や {{Ic|/dev/shm}} などの [[tmpfs]] ファイルシステムにプロファイルを保存することで Chromium の応答性が改善されます。 |
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− | |||
− | プロファイルを動的に管理するスクリプトを使うことで信頼性と使いやすさを最大限高めることができます。 |
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− | |||
− | {{Pkg|profile-sync-daemon}} はその目的で開発されているスクリプトです。profile-sync-daemon はブラウザプロファイルのディレクトリのシンボリックリンクを作成し、定期的にメモリと同期をとります。詳細については [[Profile-sync-daemon]] の記事を参照して下さい。 |
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− | |||
− | ===新しいブラウザインスタンスを起動=== |
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− | ブラウザを起動すると、最初に同じプロファイルを使っているインスタンスが他にないか確認されます。存在する場合、新しいウィンドウは既存のインスタンスに関連付けられます。以下のように {{ic|--user-data-dir}} パラメータを使って起動することで別のプロファイルでブラウザを起動できます: |
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− | |||
− | $ chromium --user-data-dir=''/path/to/some/directory'' |
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− | |||
− | {{Note|ユーザーデータのデフォルトパスは {{ic|~/.config/chromium/}} です。}} |
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− | |||
− | ===torrent クライアントで *.torrent ファイルやマグネットリンクを直接開く=== |
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− | デフォルトでは Chromium は {{ic|*.torrent}} ファイルを直接ダウンロードするため、ファイルを torrent クライアントで開くには画面左下の通知をクリックする必要があります。以下の方法で毎回クリックする手間を省けます: |
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− | |||
− | * {{ic|*.torrent}} ファイルをダウンロード。 |
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− | * 画面左下に表示される通知を右クリック。 |
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− | * "Always Open Files of This Type" チェックボックスにチェックを入れる。 |
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− | |||
− | デフォルトの関連付けの変更については [[xdg-open]] を見てください。 |
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− | |||
− | === タッチスクリーンデバイスでタッチスクロール === |
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− | 使用するタッチデバイスを指定する必要があります。タッチスクリーンデバイスを {{ic|xinput list}} で確認して、{{ic|1=--touch-devices='''x'''}} パラメータを付けて Chromium を起動してください ("'''x'''" はデバイスの id に置き換えてください)。 |
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− | {{Note|スレーブポインタのデバイスは使えません。マスターポインタの ID を使ってください。}} |
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− | |||
− | === メモリの使用量を減らす === |
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− | |||
− | デフォルトでは、Chromium は開いているウェブサイトの数だけ OS プロセスを作成します [https://www.chromium.org/developers/design-documents/process-models#Supported_Models]。Chromium の起動時にコマンドラインスイッチを指定することで挙動を変更することが可能です。 |
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− | |||
− | 例えば、全てのウェブサイトでひとつのプロセスを共有するには: |
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− | |||
− | $ chromium --process-per-site |
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− | |||
− | シングルプロセスモデルを使うには: |
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− | |||
− | $ chromium --single-process |
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− | {{Warning|シングルプロセスモデルは安全でなく他のモデルに存在しないバグが含まれている可能性があるため推奨されていません [https://www.chromium.org/developers/design-documents/process-models#TOC-Single-process]。}} |
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− | |||
− | さらに [https://chrome.google.com/webstore/detail/tab-suspender/fiabciakcmgepblmdkmemdbbkilneeeh Tab Suspender] や [https://github.com/deanoemcke/thegreatsuspender/ The Great Suspender(GPLv2)]、[https://chrome.google.com/webstore/detail/onetab/chphlpgkkbolifaimnlloiipkdnihall OneTab] などの拡張を使うことでアクティブでないタブを停止・保存することができます。 |
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− | |||
− | === ユーザーエージェント === |
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− | |||
− | Chromium の起動時に {{Ic|<nowiki>--user-agent="[string]"</nowiki>}} パラメータを指定することでユーザーエージェントは任意に変更することができます。 |
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− | |||
− | === DOM Distiller === |
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− | Chromium には Firefox のリーダーモードと同じようなものとして [https://github.com/chromium/dom-distiller オープンソースプロジェクト] の DOM Distiller が存在します。{{Ic|--enable-dom-distiller}} フラグを付けて Chromium を起動することで "Distill page" メニューオプションがアンロックされます。もしくは[[#フラグを永続的に設定|永続的に設定]]することもできます。DOM Distiller はページから無駄なコンテンツを排除して読みやすくするだけでなく、印刷用にページを単純化します。 |
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− | |||
− | {{Ic|chrome://dom-distiller}} を開くことで内部的なデバッグページを見ることができます。 |
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− | |||
− | === 特定の GPU の使用を強制する === |
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− | |||
− | GPU が複数ある環境の場合、Chromium はレンダリングに使用する GPU を自動的に検出します。99% は問題ありませんが、誤った GPU が選択された場合 (VFIO GPU パススルー環境でディスクリートグラフィックが選ばれるなど)、{{ic|chrome://gpu}} は GPU プロセスを初期化できないというエラーを吐きます。同じページの '''Driver Information''' には複数の GPU が表示されます (GPU0, GPU1, ...)。ユーザーフレンドリな方法で GPU を切り替えることはできませんが、デバイス/ベンダー ID を使って Chromium のフラグで使用する GPU を設定できます: |
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− | |||
− | $ chromium --gpu-testing-vendor-id=0x8086 --gpu-testing-device-id=0x1912 |
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− | |||
− | {{ic|0x8086}} と {{ic|0x1912}} は使用したい GPU の ID に置き換えてください ({{ic|chrome://gpu}} ページで確認できます)。 |
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− | |||
− | === Firefox からブックマークをインポート === |
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− | |||
− | [[Firefox]] から Chromium にブックマークをインポートすることができます。 |
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− | |||
− | Chromium で {{ic|chrome://settings/importData}} を開いてください。 |
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− | |||
− | コンピュータに Firefox がインストールされている場合、直接 Firefox からブックマークなどをインポートできます。 |
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− | |||
− | '''Mozilla Firefox''' を選択してください。不要なアイテムのチェックは外してかまいません。'''Import''' をクリックしてから '''Done''' をクリックすればインポートは完了です。 |
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− | |||
− | {{note|Chromium でまだ何もブックマークを作成していない場合、ブックマークバーにブックマークが表示されます。既にブックマークが存在する場合、ブックマークは "Imported From Firefox" というラベルが付いた新しいフォルダに保存されます。}} |
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− | |||
− | 他の PC からブックマークをインポートする場合、先に Firefox からブックマークをエクスポートする必要があります。 |
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− | |||
− | Firefox で {{ic|Ctrl + Shift + O > Import and Backup > Export Bookmarks To HTML}} を選択してください。 |
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− | |||
− | 後の作業は同じです。{{ic|chrome://settings/importData}} を開いてください。ただし今度は '''From''' ドロップダウンメニューで '''Bookmarks HTML File''' を選択して '''Choose File''' ボタンをクリックしてブックマークファイルをアップロードします。 |
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− | === ネイティブ通知の有効化 === |
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− | chrome://flags を開いて #enable-native-notifications フラグを有効にしてください。バージョン 59 以上が必要です。 |
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− | === U2F 認証 === |
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− | Chromium で U2F 機能を有効にするには {{Pkg|libu2f-host}} ライブラリをインストールする必要があります。U2F キーをユーザーからアクセスするのに必要な [https://github.com/Yubico/libu2f-host/blob/master/70-u2f.rules udev ルール] が含まれています。U2F キーはデフォルトでは root からしか使えないため、ルールをインストールしていないと Chromium はエラーを吐きます。 |
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− | === ダークモード === |
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− | (CSS の ''prefers-color-scheme'' や JavaScript、設定、そしてディベロッパー ツールで使用される)ダークモードや(通常、シークレットモードで使用される)ダークテーマを有効化するためには、以下のフラグを[[#フラグを永続的に設定|永続的設定]]に[[ヘルプ:読み方#追加, 追記, 作成, 編集|追加]]してください。 |
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− | |||
− | {{hc|1=~/.config/chromium-flags.conf|2= |
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− | --force-dark-mode |
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− | --enable-features=WebUIDarkMode |
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− | }} |
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− | |||
− | ==== システム設定によるダークモード ==== |
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− | |||
− | [https://bugs.chromium.org/p/chromium/issues/detail?id=998903 この Chromium の issue] は GTK のテーマ選択を元にしたダークモードを Chromium に取り入れることを目的としています。 |
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− | |||
− | 将来的には、{{ic|chrome://settings/appearance}} の ''Designs'' を GTK に設定するだけでシステム設定を適切に使用できるようになります。 |
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− | |||
− | ==プロファイルのメンテナンス== |
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− | Chromium は [[Sqlite]] データベースを使用して履歴やお気に入りを管理しています。Sqlite データベースは使っているうちに断片化していきます。しかしながら、データベースをチェックしたり最適化するプロセスが存在しないため、断片化によって段々とパフォーマンスに影響が出て来ます。デフラグを行ってデータベースから未使用領域を削除することで、起動時間やブックマークや履歴に関連する作業を素早く実行することができます。 |
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− | |||
− | [[AUR]] の {{Pkg|profile-cleaner}} と {{AUR|browser-vacuum}} でメンテナンスができます。 |
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− | == セキュリティ == |
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− | ==== JIT を無効化 ==== |
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− | |||
− | [https://microsoftedge.github.io/edgevr/posts/Super-Duper-Secure-Mode/ JS エンジンにおけるセキュリティ上の脆弱性のうち約半分]は JIT に原因があります。パフォーマンスが劣化しますが、{{ic|1=--js-flags=--jitless}} フラグを使用することで、Javascript からネイティブなコードへの just-in-time コンパイルを無効化できます。 |
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− | |||
− | === WebRTC === |
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− | WebRTC は JavaScript を使用する通信プロトコルですが、VPN を使っている場合でもマシンの IP アドレスやハードウェアのハッシュ値が漏洩する可能性があります。VPN ソフトウェアによってはスクリプトの実行が阻止されることもありますが、プロトコルを直接ブロックしてしまう方が安全です。2016年10月現在、Chromium で WebRTC を無効化する方法はありませんが、ローカル IP アドレスの漏洩を阻止する拡張が存在します [https://chrome.google.com/webstore/detail/webrtc-network-limiter/npeicpdbkakmehahjeeohfdhnlpdklia]。 |
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− | |||
− | WebRTC は [https://www.privacytools.io/webrtc.html こちらのページ] でテストできます。 |
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− | |||
− | {{Warning|IP の漏洩は防げても、Chromium はユニークなハッシュを送信しており、それを止める方法はありません。詳しくは https://www.browserleaks.com/webrtc#webrtc-disable を読んでください。}} |
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− | |||
− | === SSL 証明書 === |
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− | Chromium には SSL 証明書マネージャが存在しません。Chromium は NSS の共有 DB {{ic|~/.pki.nssdb}} を使用しています。データベースに SSL 証明書を追加するには、シェルを使う必要があります。 |
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− | |||
− | ==== 自己署名証明書の CAcert 証明書を追加 ==== |
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− | CAcerts を取得して {{ic|nssdb}} を作成してください (存在しない場合)。作成するには {{Pkg|nss}} パッケージをインストールして以下を実行する必要があります: |
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− | |||
− | $ mkdir -p $HOME/.pki/nssdb |
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− | $ cd $HOME/.pki/nssdb |
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− | $ certutil -N -d sql:. |
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− | |||
− | $ curl -k -o "cacert-root.crt" "http://www.cacert.org/certs/root.crt" |
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− | $ curl -k -o "cacert-class3.crt" "http://www.cacert.org/certs/class3.crt" |
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− | $ certutil -d sql:$HOME/.pki/nssdb -A -t TC -n "CAcert.org" -i cacert-root.crt |
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− | $ certutil -d sql:$HOME/.pki/nssdb -A -t TC -n "CAcert.org Class 3" -i cacert-class3.crt |
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− | |||
− | {{Note|データベースのパスワードを作成していない場合、作成する必要があります。}} |
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− | |||
− | これでユーザーは手動で自己署名証明書をインポートできるようになります。 |
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− | |||
− | ==== 例 1: シェルスクリプトを使って TomatoUSB から証明書を分離 ==== |
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− | 以下は証明書を展開してユーザーの {{ic|nssdb}} に追加するシンプルなスクリプトです: |
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− | |||
− | #!/bin/sh |
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− | # |
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− | # usage: import-cert.sh remote.host.name [port] |
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− | # |
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− | REMHOST=$1 |
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− | REMPORT=${2:-443} |
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− | exec 6>&1 |
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− | exec > $REMHOST |
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− | echo | openssl s_client -connect ${REMHOST}:${REMPORT} 2>&1 |sed -ne '/-BEGIN CERTIFICATE-/,/-END CERTIFICATE-/p' |
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− | certutil -d sql:$HOME/.pki/nssdb -A -t "P,," -n "$REMHOST" -i $REMHOST |
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− | exec 1>&6 6>&- |
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− | |||
− | 使用方法はコメント化されている行を見てください。 |
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− | |||
− | 参照: |
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− | *http://blog.avirtualhome.com/adding-ssl-certificates-to-google-chrome-linux-ubuntu |
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− | *https://chromium.googlesource.com/chromium/src/+/master/docs/linux_cert_management.md |
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− | |||
− | ==== 例 2: Firefox を使って TomatoUSB から証明書を分離 ==== |
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− | {{Pkg|firefox}} ブラウザを使って証明書をファイルに保存してデータベースに手動でインポートすることができます。 |
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− | |||
− | firefox を使用: |
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− | #取得先の URL を開く。 |
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− | #"This Connection is Untrusted" 警告画面が表示されたら ''I understand the Risks > Add Exception...'' をクリック。 |
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− | #''View > Details > Export'' をクリックしてどこか一時的な場所に証明書を保存 (以下の例では {{ic|/tmp/easy.pem}} を使用)。 |
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− | |||
− | Chromium で使用する証明書をインポート: |
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− | $ certutil -d sql:$HOME/.pki/nssdb -A -t TC -n "easy" -i /tmp/easy.pem |
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− | |||
− | {{Note|名前は証明書にあわせて変更してください。上記の例では "easy" が証明書の名前です。}} |
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− | |||
− | === Canvas Fingerprinting === |
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− | Canvas Fingerprinting は HTML5 の canvas のレンダリング結果の差異を使ってユーザーを識別する技術です。{{ic|--disable-reading-from-canvas}} フラグを使うことで Canvas Fingerprinting を使えないようにすることができます。 |
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− | |||
− | フラグが機能しているかどうか確認するには [https://panopticlick.eff.org こちらのテスト] を実行して "hash of canvas fingerprint" の結果を確認してください。 |
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− | |||
− | {{Note|拡張の中には canvas からの読み込みを必要とするものがあり、{{ic|--disable-reading-from-canvas}} を設定すると機能しなくなることがあります。}} |
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− | |||
− | === プライバシー拡張 === |
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− | |||
− | [[Firefox]] ブラウザの人気のプライバシー拡張は大抵 Chromium でも利用できます。詳しくは [[Firefox プライバシー#拡張]]を見てください。 |
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− | |||
− | {{tip| |
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− | * 拡張を大量にインストールするとツールバーが一杯になります。操作不要の拡張 (例: [https://chrome.google.com/webstore/detail/gcbommkclmclpchllfjekcdonpmejbdp HTTPS Everywhere]) は右クリックして '''Hide in Chromium menu''' を選択することで非表示にできます。 |
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− | * プライバシー拡張を全てインストールすることは推奨されません。互いに干渉して逆効果になる可能性があり、セキュリティを向上させる効果を見込めないためです。}} |
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− | |||
− | * [https://chrome.google.com/webstore/detail/gcbommkclmclpchllfjekcdonpmejbdp HTTPS Everywhere] |
||
− | * [https://chrome.google.com/webstore/detail/ublock-origin/cjpalhdlnbpafiamejdnhcphjbkeiagm uBlock Origin] |
||
− | * [https://chrome.google.com/webstore/detail/adblock-plus/cfhdojbkjhnklbpkdaibdccddilifddb Adblock Plus] |
||
− | * [https://chrome.google.com/webstore/detail/privacy-badger/pkehgijcmpdhfbdbbnkijodmdjhbjlgp Privacy Badger] |
||
− | * [https://chrome.google.com/webstore/detail/disconnect/jeoacafpbcihiomhlakheieifhpjdfeo Disconnect] |
||
− | * [https://chrome.google.com/webstore/detail/decentraleyes/ldpochfccmkkmhdbclfhpagapcfdljkj Decentraleyes] |
||
− | * [https://github.com/dhowe/AdNauseam/releases AdNauseam] |
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− | |||
− | ==== ScriptBlock ==== |
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− | ScriptBlock は Firefox アドオンの NoScript と似ています。どちらもウェブサイトによる JavaScript の実行を阻止します。ただし ScriptBlock はシンプルな設計で使いやすくなっています。デフォルトで JavaScript をブロックします。JavaScript を許可・一時的に許可することができます。許可するとページ内の全ての JavaScript が実行できるようになるため、[https://chrome.google.com/webstore/detail/privacy-badger/pkehgijcmpdhfbdbbnkijodmdjhbjlgp Privacy Badger] と組み合わせて使うと良いでしょう。 |
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− | |||
− | 拡張は Chrome ウェブサイトからインストールできます: [https://chrome.google.com/webstore/detail/scriptblock/hcdjknjpbnhdoabbngpmfekaecnpajba ScriptBlock] |
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− | |||
− | ==== ScriptSafe ==== |
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− | |||
− | ScriptSafe はウェブをユーザーが制御できるようにしてセキュアなブラウジングを実現するブラウザ拡張です。シンプルで直感的であることに重きが置かれています。 |
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− | |||
− | {{Note|ScriptSafe は多数のサイトを破壊します。時間をかけて許可するサイトを学習する作りになっています。}} |
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− | |||
− | 詳しくは [https://github.com/andryou/scriptsafe GitHub] を見てください。 |
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− | |||
− | 拡張は Chrome ウェブサイトからインストールできます: [https://chrome.google.com/webstore/detail/scriptsafe/oiigbmnaadbkfbmpbfijlflahbdbdgdf ScriptSafe] |
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− | |||
− | ==== Vanilla Cookie Manager ==== |
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− | |||
− | プライバシーを保護する Chrome の Cookie ホワイトリストマネージャです。不必要な cookie を自動的に削除します。cookie は認証やサイト設定の保存などに使われるものですが、残念ながらユーザーのトラッキングにも使用されています。 |
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− | |||
− | cookie は完全にオフにしたり、サードパーティ cookie だけをオフにできます。ただし Gmail やカレンダーなどウェブアプリが利用している cookie も排除してしまいます。 |
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− | |||
− | Vanilla ではホワイトリストに入っているサイトの cookie だけを選択的に許可します。不要な cookie は自動で削除されます (あるいは手動で削除することもできます)。 |
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− | |||
− | 詳しくは [https://github.com/laktak/vanilla-chrome GitHub] を見てください。 |
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− | |||
− | 拡張は Chrome ウェブサイトからインストールできます: [https://chrome.google.com/webstore/detail/vanilla-cookie-manager/gieohaicffldbmiilohhggbidhephnjj Vanilla Cookie Manager] |
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− | |||
− | ==== TrackMeNot ==== |
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− | |||
− | TrackMeNot は人気の検索エンジンに定期的にランダムな検索クエリを送ることで、本当のクエリを「ゴースト」クエリの群衆の中に隠します。 |
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− | |||
− | [https://chrome.google.com/webstore/detail/trackmenot/cgllkjmdafllcidaehjejjhpfkmanmka Chrome Web Store] から拡張をインストールできます。 |
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− | |||
− | === Do Not Track === |
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− | |||
− | Chromium の 'Do Not Track' オプションはデフォルトではオフになっています。有効にするには {{ic|chrome://settings}} を開いて '''Show advanced settings...''' から '''Privacy''' の '''Send a "Do Not Track" request with your browsing traffic''' にチェックしてください。 |
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− | {{note|DNT は全てのウェブサイトのトラッキングを止めるものではありません。機能をオンにしても、データを収集・解析される可能性は残ります。}} |
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− | |||
− | === 使用するパスワードストアの設定 === |
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− | |||
− | Chromium はパスワードストアを使ってパスワードと (cookie の値を暗号化するのに使われる) ''Chromium Safe Storage'' キーを保存します [https://codereview.chromium.org/24734007]。 |
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− | |||
− | デフォルトでは Chromium は使用するパスワードストアを自動的に認識しますが、デスクトップ環境やウィンドウマネージャを変えたときにパスワードと cookie が失われてしまう可能性があります。 |
||
− | |||
− | {{ic|--password-store}} フラグで以下のどれかの値を指定して Chromium を起動することで特定のパスワードストアを強制的に使うようにすることができます [https://chromium.googlesource.com/chromium/src/+/master/docs/linux_password_storage.md]: |
||
− | |||
− | * {{ic|gnome}} - [[Gnome Keyring]] を使用 |
||
− | * {{ic|kwallet}} - [[KDE Wallet]] を使用 |
||
− | * {{ic|basic}} - {{ic|Login Data}} ファイルにプレーンテキストとしてパスワードと cookie の暗号鍵を保存 |
||
− | * {{ic|detect}} - デフォルトの自動認識 |
||
− | |||
− | 例えば、Gnome Keyring を使うようにするには {{ic|1=--password-store=gnome}} を付けてください。永続化する方法は[[#フラグを永続的に設定]]を参照。 |
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− | |||
− | 他のデスクトップ環境のパスワードストアを使う場合、自動的にアンロックされるように設定すると良いでしょう。[[GNOME Keyring#GNOME 以外でキーリングを使用する]]や [[KDE Wallet#ログイン時に KDE ウォレットを自動的にアンロック]]を参照。 |
||
− | |||
− | == フラグを永続的に設定 == |
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− | {{Note|{{ic|chromium-flags.conf}} は Arch Linux 固有のファイルで、カスタムランチャースクリプトによってサポートされています。{{ic|chromium 42.0.2311.90-1}} で追加されました。{{AUR|google-chrome}} の場合、{{ic|chrome-flags.conf}} を使ってください。}} |
||
− | |||
− | {{ic|$HOME/.config/}} (あるいは環境変数を設定している場合 {{ic|$XDG_CONFIG_HOME}}) にある {{ic|chromium-flags.conf}} ファイルにフラグを記述できます。 |
||
− | |||
− | 特殊な構文はありません。ターミナルに書くのと同じようにフラグは定義します。 |
||
− | |||
− | * 引数は空白で分けてシェルのクォートルールが適用されます。 |
||
− | * ファイル内のクォートの使い方が間違っている場合、致命的なエラーが発生します。 |
||
− | * フラグは読みやすいように複数行にわたって記述できますが、必須ではありません。 |
||
− | * ハッシュ記号 (#) から始まる行は無視されます。 |
||
− | |||
− | 以下は {{ic|chromium-flags.conf}} ファイルで {{ic|--start-maximized --incognito}} フラグを定義する例です: |
||
− | |||
− | # This line will be ignored. |
||
− | --start-maximized |
||
− | --incognito |
||
− | |||
− | == 参照 == |
||
− | |||
− | * [https://www.kernel.org/doc/Documentation/filesystems/tmpfs.txt tmpfs の公式カーネルドキュメント] |