「Tee」の版間の差分
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== インストール == |
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詳細は、{{man|1|tee}} を参照してください。 |
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+ | === 保護されたファイルに書き込む === |
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− | === Write to protected files === |
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+ | tee は保護されたファイルへの書き込みに非常に便利です。 |
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− | tee is very useful for writing to protected files: |
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− | $ ''input stream'' | sudo tee ''--option'' '' |
+ | $ ''input stream'' | sudo tee ''--option'' ''protected_file1 protected_file2...'' |
+ | パーミッションの関係で、単純な {{ic|>}}/{{ic|>>}} ではうまくいかなかった場合に。 |
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− | when a simple {{ic|>}}/{{ic|>>}} would not have worked because of permissions. |
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=== Vim === |
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+ | 同様のコンセプトは、{{ic|root}} が所有する設定ファイルを編集する際に、[[sudo]] で [[Vim]] を起動するのを忘れた場合に便利です。この場合、[[Vim]] 内部で以下のようにしてファイルを保存することができます。 |
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− | Similar concept is useful when you forgot to start [[Vim]] with [[sudo]] when editing a configuration file owned by {{ic|root}}. In this case you can do the following inside [[Vim]] to save the file: |
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:w !sudo tee % |
:w !sudo tee % |
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+ | これを {{ic|~/.vimrc}} に追加すると、コマンドモードでの {{ic|:w!!!}} マッピングでこのトリックを簡単に使えるようになります。 |
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− | You can add this to your {{ic|~/.vimrc}} to make this trick easy-to-use with {{ic|:w!!}} mapping in command mode: |
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{{hc|~/.vimrc|2= |
{{hc|~/.vimrc|2= |
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+ | {{ic|> /dev/null}} の部分は、他のパイプコマンドに何も渡す必要がないため、標準出力を明示的に捨てています。 |
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− | The {{ic|> /dev/null}} part explicitly throws away the standard output since we do not need to pass anything to another piped command. |
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− | + | この仕組みの詳細については、[https://stackoverflow.com/questions/2600783/how-does-the-vim-write-with-sudo-trick-work How does the vim “write with sudo” trick work?] の記事を参照してください。 |
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− | == |
+ | == 参照 == |
* [https://www.gnu.org/software/coreutils/manual/html_node/tee-invocation.html tee info] |
* [https://www.gnu.org/software/coreutils/manual/html_node/tee-invocation.html tee info] |
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+ | {{TranslationStatus|tee|2024-7-17|809939}} |
2024年7月17日 (水) 18:00時点における最新版
Wikipedia より:
- コンピューティングでは、tee は標準ストリームを使用するコマンドラインインタプリタ(シェル)のコマンドで、標準入力を読み込んで標準出力と 1 つ以上のファイルの両方に書き込み、入力を効果的に複製するものです。主にパイプやフィルタと組み合わせて使用される。コマンド名は、配管工事で使用される T 字分岐にちなんで付けられています。
インストール
tee(1) は coreutils パッケージの一部です。
使い方
ファイルにコンテンツを書き込むには
$ input stream | tee file1 file2...
デフォルトでは、tee は再度使用されると、ファイル内のコンテンツを上書きします。 ただし、必要に応じて、-a
/--append
引数を使用してファイルにコンテンツを追加できます。
詳細は、tee(1) を参照してください。
ヒントとテクニック
保護されたファイルに書き込む
tee は保護されたファイルへの書き込みに非常に便利です。
$ input stream | sudo tee --option protected_file1 protected_file2...
パーミッションの関係で、単純な >
/>>
ではうまくいかなかった場合に。
Vim
同様のコンセプトは、root
が所有する設定ファイルを編集する際に、sudo で Vim を起動するのを忘れた場合に便利です。この場合、Vim 内部で以下のようにしてファイルを保存することができます。
:w !sudo tee %
これを ~/.vimrc
に追加すると、コマンドモードでの :w!!!
マッピングでこのトリックを簡単に使えるようになります。
~/.vimrc
" Allow saving of files as sudo when I forgot to start vim using sudo cmap w!! w !sudo tee > /dev/null %
> /dev/null
の部分は、他のパイプコマンドに何も渡す必要がないため、標準出力を明示的に捨てています。
この仕組みの詳細については、How does the vim “write with sudo” trick work? の記事を参照してください。