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==インストール==
 
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Logrotate は {{Pkg|logrotate}} パッケージでインストールできます。{{Grp|base}} グループのパッケージとしてデフォルトでインストールされています。
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Logrotate は {{Pkg|logrotate}} パッケージでインストールできます。
   
 
デフォルトでは、logrotate は [[systemd/タイマー|systemd タイマー]]によって毎日動作します: {{ic|logrotate.timer}}。
 
デフォルトでは、logrotate は [[systemd/タイマー|systemd タイマー]]によって毎日動作します: {{ic|logrotate.timer}}。
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==設定==
 
==設定==
   
logrotate の一番重要な設定ファイルは {{ic|/etc/logrotate.conf}} です。また、{{ic|/etc/logrotate.d}} ディレクトリには他の設定ファイルが含ています
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デフォルトのパラメータを設定する logrotate のな設定ファイルは {{ic|/etc/logrotate.conf}} です。追加のアプリケーション固有の設定ファイルは、{{ic|/etc/logrotate.d}} ディレクトリに含まれています。アプリケーション固有に設定された値、プライマリ設定ファイルの同じパラメータをオーバーライドしす。設定例と使用可能なディレクティブのリファレンスについは、{{man|5|logrotate.conf}} を参照してください。
   
logrotate が正しく動作するか確認するには、以下のコマン実行してください。デバッグ出力生成れま:
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logrotate が正しく機能するかどうかを確認するには、デバッグモー実行しますこのモードでは、デバッグ出力生成以外は何も行われません:
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logrotate -d
 
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$ logrotate --debug /etc/logrotate.conf
logrotate スクリプトをテストするには (例えば {{ic|/etc/logrotate.d}} ディレクトリの nginx スクリプト)、以下のように実行してみてください:
 
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logrotate -f -v /etc/logrotate.d/nginx
 
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=== ログの圧縮 ===
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Logrotate は、{{ic|zstd}} のようなカスタム コマンドを使用してログを圧縮できます。
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{{hc|/etc/logrotate.conf|
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compress
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compresscmd /usr/bin/zstd
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compressext .zst
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compressoptions -T0 --long
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uncompresscmd /usr/bin/unzstd
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}}
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詳細については、{{man|5|logrotate.conf}} および {{man|1|zstd}} を参照してください。
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== 使用方法 ==
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logrotate は通常、[[systemd]] サービスを介して実行されます。: {{ic|logrotate.service}}
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logrotate を手動で実行するには:
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logrotate /etc/logrotate.conf
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単一のログファイルをローテートするには:
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logrotate /etc/logrotate.d/mylog
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設定ファイルの実行をシミュレーションするには(''dry run''):
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logrotate --debug /etc/logrotate.d/mylog
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条件が満されていない場合でも強制的にローテートするには、次のコマンドを実行します:
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logrotate -vf /etc/logrotate.d/mylog
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詳細については、{{man|8|logrotate}} を参照してください。
   
 
==トラブルシューティング==
 
==トラブルシューティング==
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=== logrotate の状態を確認 ===
 
=== logrotate の状態を確認 ===
 
{{ic|cat /var/lib/logrotate.status}} を実行することで logroate によってローテートされているファイルを確認できます:
 
{{ic|cat /var/lib/logrotate.status}} を実行することで logroate によってローテートされているファイルを確認できます:
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{{hc| # cat /var/lib/logrotate.status |
{{bc|
 
 
"/var/log/mysql/query.log" 2016-3-20-5:0:0
 
"/var/log/mysql/query.log" 2016-3-20-5:0:0
 
"/var/log/samba/samba-smbd.log" 2016-3-21-5:0:0
 
"/var/log/samba/samba-smbd.log" 2016-3-21-5:0:0
 
"/var/log/httpd/access_log" 2016-3-20-5:0:0
 
"/var/log/httpd/access_log" 2016-3-20-5:0:0
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}}
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=== 親ディレクトリに安全でない権限があるためログをスキップする ===
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どのユーザーとどのグループが {{ic|/etc/logrotate.d/job}} を実行する必要があるかを構成で設定します。
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{{bc|
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file-to-be-rotated {
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su user group
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}
 
}}
 
}}
   
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* [https://wiki.gentoo.org/wiki/Logrotate Logrotate on Gentoo Linux Wiki]
 
* [https://wiki.gentoo.org/wiki/Logrotate Logrotate on Gentoo Linux Wiki]
* [http://linux.die.net/man/8/logrotate logrotate(8) Manual page]
+
* [https://man.archlinux.org/man/logrotate.8 logrotate(8) Manual page]
  +
* [https://man.archlinux.org/man/logrotate.conf.5 logrotate.conf(5) Manual page]
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{{TranslationStatus|Logrotate|2024-04-02|794731}}

2024年9月10日 (火) 18:17時点における最新版

関連記事

https://github.com/logrotate/logrotate より:

ログファイルが大量に生成されるシステムで、ログファイルの管理を簡単にするために logrotate ユーティリティは作られました。Logrotate はログファイルの自動的なローテーション圧縮や削除、メール送信などを可能にします。Logrotate を設定することで、ログファイルを毎日毎周毎月ごとに管理したり、特定のサイズまで達した時の動作を決められます。

logrotate のローテーションでは、既存のログファイルに数字を割り振って名前を変更し、元の空のログファイルを再作成します。例えば、/var/log/syslog.log/var/log/syslog.log.1 に名前が変更されます。/var/log/syslog.log.1 が既に存在する場合、名前は /var/log/syslog.log.2 に変更されます (バックログの数は設定で変えられます)。

インストール

Logrotate は logrotate パッケージでインストールできます。

デフォルトでは、logrotate は systemd タイマーによって毎日動作します: logrotate.timer

設定

デフォルトのパラメータを設定する logrotate の主な設定ファイルは /etc/logrotate.conf です。追加のアプリケーション固有の設定ファイルは、/etc/logrotate.d ディレクトリに含まれています。アプリケーション固有に設定された値は、プライマリ設定ファイルの同じパラメータをオーバーライドします。設定例と使用可能なディレクティブのリファレンスについては、logrotate.conf(5) を参照してください。

logrotate が正しく機能するかどうかを確認するには、デバッグモードで実行します。このモードでは、デバッグ出力の生成以外は何も行われません:

$ logrotate --debug /etc/logrotate.conf

ログの圧縮

Logrotate は、zstd のようなカスタム コマンドを使用してログを圧縮できます。

/etc/logrotate.conf
compress
compresscmd /usr/bin/zstd
compressext .zst
compressoptions -T0 --long
uncompresscmd /usr/bin/unzstd

詳細については、logrotate.conf(5) および zstd(1) を参照してください。

使用方法

logrotate は通常、systemd サービスを介して実行されます。: logrotate.service

logrotate を手動で実行するには:

logrotate /etc/logrotate.conf

単一のログファイルをローテートするには:

logrotate /etc/logrotate.d/mylog

設定ファイルの実行をシミュレーションするには(dry run):

logrotate --debug /etc/logrotate.d/mylog

条件が満されていない場合でも強制的にローテートするには、次のコマンドを実行します:

logrotate -vf /etc/logrotate.d/mylog

詳細については、logrotate(8) を参照してください。

トラブルシューティング

exim のログがローテーションされない

/etc/logrotate.confolddir 変数を設定した場合、以下のようなメッセージが表示されます:

error: failed to rename /var/log/exim/mainlog to /var/log/old/mainlog.1: Permission denied

この問題を修正するには、ユーザー exim をグループ log に追加してください。そして olddir (/var/log/old) のグループをデフォルトの root から log に変更してください。

logrotate の状態を確認

cat /var/lib/logrotate.status を実行することで logroate によってローテートされているファイルを確認できます:

 # cat /var/lib/logrotate.status 
"/var/log/mysql/query.log" 2016-3-20-5:0:0
"/var/log/samba/samba-smbd.log" 2016-3-21-5:0:0
"/var/log/httpd/access_log" 2016-3-20-5:0:0

親ディレクトリに安全でない権限があるためログをスキップする

どのユーザーとどのグループが /etc/logrotate.d/job を実行する必要があるかを構成で設定します。

file-to-be-rotated {
    su user group
    rotate 4
}

参照

翻訳ステータス: このページは en:Logrotate の翻訳バージョンです。最後の翻訳日は 2024-04-02 です。もし英語版に 変更 があれば、翻訳の同期を手伝うことができます。