「Mpv」の版間の差分
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''mpv'' には OSC という名前のすっきりとしたユーザーインターフェイスがあり、マウスを動かした時に表示されます。カジュアルユーザー向けに、他のグラフィカルインターフェイスも存在します: |
''mpv'' には OSC という名前のすっきりとしたユーザーインターフェイスがあり、マウスを動かした時に表示されます。カジュアルユーザー向けに、他のグラフィカルインターフェイスも存在します: |
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− | * {{App|Baka MPlayer|フリーでオープンソース、クロスプラットフォームの、libmpv ベースのマルチメディアプレイヤー。Qt 5 を使用。| |
+ | * {{App|Baka MPlayer|フリーでオープンソース、クロスプラットフォームの、libmpv ベースのマルチメディアプレイヤー。Qt 5 を使用。|http://bakamplayer.u8sand.net/|{{Pkg|baka-mplayer}}, {{AUR|baka-mplayer-git}}}} |
* {{App|bomi|強力で使いやすいマルチメディアプレイヤー (Qt 5)。|https://bomi-player.github.io/|{{AUR|bomi}}, {{AUR|bomi-git}}}} |
* {{App|bomi|強力で使いやすいマルチメディアプレイヤー (Qt 5)。|https://bomi-player.github.io/|{{AUR|bomi}}, {{AUR|bomi-git}}}} |
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− | * {{App|GNOME MPV|''mpv'' のシンプルな GTK フロントエンド。GTK+ 3 を使用。| |
+ | * {{App|GNOME MPV|''mpv'' のシンプルな GTK フロントエンド。GTK+ 3 を使用。|http://gnome-mpv.github.io/|{{AUR|gnome-mpv}}, {{AUR|gnome-mpv-git}}}} |
+ | * {{App|Media Player Classic Qute Theater|Qt で [[Wikipedia:ja:Media Player Classic|Media Player Classic]] を再実装したクローン。|https://github.com/cmdrkotori/mpc-qt|{{AUR|mpc-qt-git}}}} |
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* {{App|[[Wikipedia:SMPlayer|SMPlayer]]|CSS テーマや YouTube 統合などの機能が追加された Qt マルチメディアプレイヤー (Qt 5)。|http://smplayer.sourceforge.net/|{{Pkg|smplayer}}}} |
* {{App|[[Wikipedia:SMPlayer|SMPlayer]]|CSS テーマや YouTube 統合などの機能が追加された Qt マルチメディアプレイヤー (Qt 5)。|http://smplayer.sourceforge.net/|{{Pkg|smplayer}}}} |
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* {{App|xt7-player-mpv|フィルターやドライバー、ladspa プラグインのサポート、ライブラリ・プレイリストの管理、YouTube、オンラインラジオ、ポッドキャスト、[[DVB-T]] などの豊富な設定オプションが存在する mpv の Qt/Gambas による GUI。|https://github.com/kokoko3k/xt7-player-mpv|{{AUR|xt7-player-mpv-git}}}} |
* {{App|xt7-player-mpv|フィルターやドライバー、ladspa プラグインのサポート、ライブラリ・プレイリストの管理、YouTube、オンラインラジオ、ポッドキャスト、[[DVB-T]] などの豊富な設定オプションが存在する mpv の Qt/Gambas による GUI。|https://github.com/kokoko3k/xt7-player-mpv|{{AUR|xt7-player-mpv-git}}}} |
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== 設定 == |
== 設定 == |
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− | Mpv の設定は {{ic|mpv.conf}} (設定) と {{ic|input.conf}} (キーバインド) と {{ic|lua-settings/osc.conf}} (オンスクリーンディスプレイ) ファイルから読み込まれます。オプションのリストは、man ページや github にあるドキュメントを参照してください: |
+ | Mpv の設定は {{ic|mpv.conf}} (設定) と {{ic|input.conf}} (キーバインド) と {{ic|lua-settings/osc.conf}} (オンスクリーンディスプレイ) ファイルから読み込まれます。オプションのリストは、man ページや github にあるドキュメントを参照してください: {{man|1|mpv|url=https://mpv.io/manual/master/}} または [https://github.com/mpv-player/mpv/tree/master/DOCS/man GitHub ドキュメント]。 |
{{ic|XDG_CONFIG_HOME}} [[環境変数]]が設定されてない場合、ユーザーの設定ファイルは {{ic|~/.config/mpv}} フォルダから読み込まれます。全ユーザー共通の設定は {{ic|/etc/mpv}} フォルダから読み込まれます。 |
{{ic|XDG_CONFIG_HOME}} [[環境変数]]が設定されてない場合、ユーザーの設定ファイルは {{ic|~/.config/mpv}} フォルダから読み込まれます。全ユーザー共通の設定は {{ic|/etc/mpv}} フォルダから読み込まれます。 |
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Alt+i add video-pan-y 0.05 |
Alt+i add video-pan-y 0.05 |
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Alt+k add video-pan-y -0.05 |
Alt+k add video-pan-y -0.05 |
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+ | |||
+ | === 0.18.1 以上で mpv と PulseAudio/ALSA のミキサー制御 === |
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+ | |||
+ | pulseaudio で mpv を使用する場合 ({{ic|mpv.conf}} に {{ic|1=-ao=pulse}} または {{ic|1=ao=pulse}} と設定)、あるいは mpv で ALSA ミキサーのボリュームを制御したい場合、以下の設定が必要です。 |
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+ | |||
+ | 以下の行を {{ic|~/.config/mpv/input.conf}} に追加することで、PulseAudio/ALSA から mpv のボリュームを変更できるようになります: |
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+ | |||
+ | / add ao-volume -2 |
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+ | SHIFT+* add ao-volume 2 |
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+ | |||
+ | ボリュームの変更に使用するキーは自由に変えることができます。 |
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== Tips and Tricks == |
== Tips and Tricks == |
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=== ハードウェアデコード === |
=== ハードウェアデコード === |
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− | ''mplayer'' や ''mplayer2'' と違って、''mpv'' は始めから [[VA-API]] と [[VDPAU]] の両方をサポートしています。利用できる設定については [[man ページ]]の {{ic|1=--hwdec=<api>}} オプションのリファレンスを見て下さい。設定を永続化するには、設定ファイルに {{ic|1=hwdec=''method''}} という行を追加します |
+ | ''mplayer'' や ''mplayer2'' と違って、''mpv'' は始めから [[VA-API]] と [[VDPAU]] の両方をサポートしています。利用できる設定については [[man ページ]]の {{ic|1=--hwdec=<api>}} オプションのリファレンスを見て下さい。設定を永続化するには、設定ファイルに {{ic|1=hwdec=''method''}} という行を追加します。 |
+ | |||
+ | ハードウェアデコードを使用するとき、ビデオ出力は {{ic|opengl}}, {{ic|opengl-hq}}, {{ic|vdpau}} ({{ic|1=hwdec=vdpau}} を使う場合) のどれかに設定する必要があります。{{ic|1=hwdec=vaapi}} を使用する場合は {{ic|1=profile=opengl}} を使ってください ({{ic|opengl-hq}} を使用した場合、動画を読み込むときに CPU に過度の負担がかかるときがあります [https://github.com/mpv-player/mpv/blob/master/DOCS/man/vo.rst])。ハードウェアデコードが使用できない場合、''mpv'' は自動的にソフトウェアデコードにフォールバックします。詳細は [https://github.com/mpv-player/mpv/blob/master/DOCS/man/options.rst options.rst] や [https://github.com/mpv-player/mpv/blob/master/DOCS/man/vo.rst vo.rst] を見て下さい。 |
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+ | |||
+ | h264, vc1, wmv3, hevc, mpeg2video, vp9 コーデックではデフォルトでハードウェアデコードが有効になります。ただし、ハードウェアデコードを使用するコーデックを指定したり (例: {{ic|1=--hwdec-codecs=h264,mpeg2video}})、あるいは全てのコーデックでハードウェアデコードを有効にする ({{ic|1=--hwdec-codecs=all}}) こともできます。 |
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=== 高品質なビデオ出力 === |
=== 高品質なビデオ出力 === |
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− | {{ic|opengl-hq}} |
+ | {{ic|opengl-hq}} プロファイルは mpv の開発者によって事前に設定された様々なオプションを使用する OpenGL 出力です。{{ic|opengl-hq}} を使用するには、設定ファイルで以下のように指定してください: |
− | {{hc|1=~/.config/mpv/mpv.conf|2= |
+ | {{hc|1=~/.config/mpv/mpv.conf|2=profile=opengl-hq}} |
{{ic|opengl-hq}} にはデフォルトで GLSL デバンドフィルダーが有効になっており、ユーザーによっては性能が劣化したりコンテンツの見た目が悪くなることがあります。以下の設定によって、フィルターは簡単に無効化できます: |
{{ic|opengl-hq}} にはデフォルトで GLSL デバンドフィルダーが有効になっており、ユーザーによっては性能が劣化したりコンテンツの見た目が悪くなることがあります。以下の設定によって、フィルターは簡単に無効化できます: |
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− | {{hc|1=~/.config/mpv/mpv.conf|2= |
+ | {{hc|1=~/.config/mpv/mpv.conf|2= |
+ | profile=opengl-hq |
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+ | deband=no}} |
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=== 停止した位置からの自動レジューム再生 === |
=== 停止した位置からの自動レジューム再生 === |
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=== ボリュームが小さすぎる === |
=== ボリュームが小さすぎる === |
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− | 設定ファイルに {{ic|1= |
+ | 設定ファイルに {{ic|1=volume-max=''value''}} を設定して {{ic|1=volume-max=600}} など然るべき値にしてください。さらに (または)、{{ic|1=af=acompressor}} で[[wikipedia:ja:コンプレッサー (音響機器)|ダイナミックレンジ圧縮]]を利用することもできます。 |
=== 複数のアスペクト比のクイック切り替え === |
=== 複数のアスペクト比のクイック切り替え === |
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バージョン 0.8.0 から {{ic|Shift+a}} を使ってアスペクト比を切り替えることができます。 |
バージョン 0.8.0 から {{ic|Shift+a}} を使ってアスペクト比を切り替えることができます。 |
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+ | |||
+ | === アスペクト比を無視する === |
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+ | |||
+ | {{ic|1=--keepaspect=''no''}} を使うことでアスペクト比を無視できます。オプションを永続的にしたい場合、設定ファイルに {{ic|1=keepaspect=''no''}} という行を追加してください。 |
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=== ルートウィンドウに描画 === |
=== ルートウィンドウに描画 === |
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''mpv'' をターミナル以外から起動する場合、音声ファイルなどでも、GUI ウィンドウが表示されていたほうが便利です。{{ic|--force-window}} オプションを使うことで常時表示させることができます。 |
''mpv'' をターミナル以外から起動する場合、音声ファイルなどでも、GUI ウィンドウが表示されていたほうが便利です。{{ic|--force-window}} オプションを使うことで常時表示させることができます。 |
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+ | |||
+ | === 動画ファイルで GUI を非表示にする === |
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+ | |||
+ | 動画ファイルでは GUI ウィンドウを隠したい場合もあるでしょう。{{ic|--no-video}} オプションを使うことで非表示にできます。 |
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+ | |||
+ | === 昔の OSC に戻す === |
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+ | |||
+ | バージョン 0.21.0 から、mpv のオンスクリーンコントールはボトムバーに置き換えられました。オンスクリーンコントール (OSC) に戻したい場合、[https://github.com/mpv-player/mpv/wiki/FAQ#i-want-the-old-osc-back こちら] に書かれているように mpv の設定を編集してください。 |
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=== ブラウザプラグインとして使う === |
=== ブラウザプラグインとして使う === |
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{{AUR|mozplugger}} を利用することで、サポートされているブラウザにおいて ''mpv'' を使って動画を再生することができます。設定の詳細は [[ブラウザプラグイン#MozPlugger]] を見て下さい。[http://isebaro.com/viewtube/?ln=en ViewTube] などのユーザースクリプトと組み合わせて、''mpv'' を使用してサイトに埋め込まれた動画プレイヤーを置き換えることもできます。 |
{{AUR|mozplugger}} を利用することで、サポートされているブラウザにおいて ''mpv'' を使って動画を再生することができます。設定の詳細は [[ブラウザプラグイン#MozPlugger]] を見て下さい。[http://isebaro.com/viewtube/?ln=en ViewTube] などのユーザースクリプトと組み合わせて、''mpv'' を使用してサイトに埋め込まれた動画プレイヤーを置き換えることもできます。 |
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+ | |||
+ | HTTP ストリーミングを使用するときはユーザーエージェントの設定が必要な場合があります。例: {{ic|1=user-agent="Mozilla/5.0 (X11; Linux x86_64; rv:49.0) Gecko/20100101 Firefox/49.0"}}。 |
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=== Lua スクリプトを使って mpv を音楽プレイヤーとして磨き上げる === |
=== Lua スクリプトを使って mpv を音楽プレイヤーとして磨き上げる === |
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− | mpv の Lua スクリプトの開発方法は [https://github.com/mpv-player/mpv mpv リポジトリ] の [https://github.com/mpv-player/mpv/blob/master/DOCS/man/lua.rst DOCS/man/lua.rst] にまとまっており、サンプルが [https://github.com/mpv-player/mpv/tree/master/TOOLS/lua TOOLS/lua] にあります。[http://bamos.github.io/2014/07/05/mpv-lua-scripting/ このブログ記事] では Lua スクリプトを使って mpv を使いやすくする例として [https://github.com/bamos/dotfiles/blob/master/.mpv/scripts/music.lua music.lua] スクリプトを紹介しています。 |
+ | mpv の Lua スクリプトの開発方法は [https://github.com/mpv-player/mpv mpv リポジトリ] の [https://github.com/mpv-player/mpv/blob/master/DOCS/man/lua.rst DOCS/man/lua.rst] にまとまっており、サンプルが [https://github.com/mpv-player/mpv/tree/master/TOOLS/lua TOOLS/lua] にあります。[https://web.archive.org/web/20160320001546/http://bamos.github.io/2014/07/05/mpv-lua-scripting/ このブログ記事] では Lua スクリプトを使って mpv を使いやすくする例として [https://github.com/bamos/dotfiles/blob/master/.mpv/scripts/music.lua music.lua] スクリプトを紹介しています。 |
=== mpv で Twitch.tv のストリーミングを視聴 === |
=== mpv で Twitch.tv のストリーミングを視聴 === |
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{{Pkg|youtube-dl}} がインストールされている場合、mpv は直接 Twitch のライブストリームを開くことができます。 |
{{Pkg|youtube-dl}} がインストールされている場合、mpv は直接 Twitch のライブストリームを開くことができます。 |
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− | また、{{Pkg| |
+ | また、{{Pkg|streamlink}} を使って Twitch をストリーミングする方法もあります。GUI でストリームを視聴したい場合 {{aur|streamlink-twitch-gui}} を使ってください。[[Streamlink#Twitch]] を見て下さい。 |
さらに Livestreamer を利用する Lua スクリプトが存在します: https://gist.github.com/ChrisK2/8701184fe3ea7701c9cc |
さらに Livestreamer を利用する Lua スクリプトが存在します: https://gist.github.com/ChrisK2/8701184fe3ea7701c9cc |
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以下のように設定してください: |
以下のように設定してください: |
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{{hc|1=~/.config/mpv/lua-settings/osc.conf|2=layout=box}} |
{{hc|1=~/.config/mpv/lua-settings/osc.conf|2=layout=box}} |
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+ | |||
+ | === スクリーンショットの作成 === |
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+ | 再生時間を指定してスクリーンショットを作成するには ({{ic|HH:MM:SS}}): |
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+ | |||
+ | $ mpv --no-audio --profile=image --start=00:01:30 --frames=1 /path/to/video/file |
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+ | |||
+ | スクリーンショットはカレントディレクトリに 00000001.jpg として保存されます。 |
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== Vapoursynth == |
== Vapoursynth == |
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=== バンディングを消去 (flash3kyuu) === |
=== バンディングを消去 (flash3kyuu) === |
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− | {{ |
+ | {{Note|Mpv にはバンディング消去シェーダが同梱されており [[#高品質なビデオ出力|opengl-hq プロファイル]]ではデフォルトで有効になっています。設定を調整する方法はマニュアルを参照してください。}} |
+ | |||
+ | {{ic|f3k_db}} のバンディング消去フィルターを使うには {{Pkg|vapoursynth-plugin-f3kdb}} をインストールして ''vapoursynth'' 拡張を使用する Python スクリプトを書いて下さい。 |
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以下は ''mpv'' でバンディング消去を有効にするサンプルスクリプトです。 |
以下は ''mpv'' でバンディング消去を有効にするサンプルスクリプトです。 |
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148行目: | 189行目: | ||
設定ファイルで Python スクリプトを指定するか mpv を実行するときにコマンドライン引数で指定してください: |
設定ファイルで Python スクリプトを指定するか mpv を実行するときにコマンドライン引数で指定してください: |
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$ mpv --vf=vapoursynth=f3k_db.py <video_file> |
$ mpv --vf=vapoursynth=f3k_db.py <video_file> |
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+ | |||
+ | == トラブルシューティング == |
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+ | |||
+ | === 再生が途切れたりティアリングが発生する === |
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+ | |||
+ | OpenGL をサポートしているハードウェアを使っている場合 mpv はデフォルトで OpenGL ビデオ出力デバイスを使用します。Intel HD4XXX シリーズなどのカードで 4K ディスプレイに動画を映そうとすると、動画の再生が不安定になって一時的に止まってしまったり盛大にティアリングが発生することがあります。そのような問題が起こる場合、XV (XVideo) ビデオ出力デバイスを使うことで解決できるかもしれません: |
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+ | |||
+ | {{hc|1=~/.config/mpv/mpv.conf|2=profile=xv}} |
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+ | |||
+ | 現在 XV ビデオ出力は非推奨となっており、新しいバージョンの mpv では osd の表示がおかしくなるなど問題を起こすことがあります。 |
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+ | |||
+ | また、(低性能なハードウェアで) 再生のパフォーマンスを改善するかわりに、動画の品質が著しく落ちるという問題もあります。 |
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+ | |||
+ | 動画の再生性能を高める[[#設定|オプション]]として以下のようなものもあります: |
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+ | {{hc|~/.config/mpv/mpv.conf|2= |
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+ | vd-lavc-fast |
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+ | vd-lavc-skiploopfilter=<skipvalue> |
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+ | vd-lavc-skipframe=<skipvalue> |
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+ | vd-lavc-framedrop=<skipvalue> |
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+ | vd-lavc-threads=<threads> |
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+ | }} |
2017年4月25日 (火) 21:19時点における版
関連記事
mpv は MPlayer と MPlayer2 がベースの動画プレイヤーです。幅広いフォーマットの動画ファイル、オーディオ・ビデオコーデック、字幕タイプをサポートしています。mpv と前出のプレイヤーとの違いは このページ で包括的に (一部不完全ですが) リストアップされています。
目次
- 1 インストール
- 2 設定
- 3 Tips and Tricks
- 3.1 ハードウェアデコード
- 3.2 高品質なビデオ出力
- 3.3 停止した位置からの自動レジューム再生
- 3.4 ボリュームが小さすぎる
- 3.5 複数のアスペクト比のクイック切り替え
- 3.6 アスペクト比を無視する
- 3.7 ルートウィンドウに描画
- 3.8 GUI を常時表示
- 3.9 動画ファイルで GUI を非表示にする
- 3.10 昔の OSC に戻す
- 3.11 ブラウザプラグインとして使う
- 3.12 Lua スクリプトを使って mpv を音楽プレイヤーとして磨き上げる
- 3.13 mpv で Twitch.tv のストリーミングを視聴
- 3.14 youtube-dl とフォーマットの選択
- 3.15 youtube-dl の音声検索
- 3.16 コンポジタで mpv を使う
- 3.17 OSC を古いものに戻したい
- 3.18 スクリーンショットの作成
- 4 Vapoursynth
- 5 トラブルシューティング
インストール
公式リポジトリから mpv パッケージをインストールするか Arch User Repository から mpv-gitAUR をインストールしてください。
フロントエンド
mpv には OSC という名前のすっきりとしたユーザーインターフェイスがあり、マウスを動かした時に表示されます。カジュアルユーザー向けに、他のグラフィカルインターフェイスも存在します:
- Baka MPlayer — フリーでオープンソース、クロスプラットフォームの、libmpv ベースのマルチメディアプレイヤー。Qt 5 を使用。
- bomi — 強力で使いやすいマルチメディアプレイヤー (Qt 5)。
- https://bomi-player.github.io/ || bomiAUR, bomi-gitAUR
- GNOME MPV — mpv のシンプルな GTK フロントエンド。GTK+ 3 を使用。
- Media Player Classic Qute Theater — Qt で Media Player Classic を再実装したクローン。
- SMPlayer — CSS テーマや YouTube 統合などの機能が追加された Qt マルチメディアプレイヤー (Qt 5)。
- xt7-player-mpv — フィルターやドライバー、ladspa プラグインのサポート、ライブラリ・プレイリストの管理、YouTube、オンラインラジオ、ポッドキャスト、DVB-T などの豊富な設定オプションが存在する mpv の Qt/Gambas による GUI。
設定
Mpv の設定は mpv.conf
(設定) と input.conf
(キーバインド) と lua-settings/osc.conf
(オンスクリーンディスプレイ) ファイルから読み込まれます。オプションのリストは、man ページや github にあるドキュメントを参照してください: mpv(1) または GitHub ドキュメント。
XDG_CONFIG_HOME
環境変数が設定されてない場合、ユーザーの設定ファイルは ~/.config/mpv
フォルダから読み込まれます。全ユーザー共通の設定は /etc/mpv
フォルダから読み込まれます。
input.conf
ファイルの例
以下を ~/.config/mpv/input.conf
にコピーすることで、動画のズームやパン、90度回転などの便利なキーバインドが mpv に追加されます。
Alt+RIGHT add video-rotate 90 Alt+LEFT add video-rotate -90 Alt+- add video-zoom -0.25 Alt+= add video-zoom 0.25 Alt+j add video-pan-x -0.05 Alt+l add video-pan-x 0.05 Alt+i add video-pan-y 0.05 Alt+k add video-pan-y -0.05
0.18.1 以上で mpv と PulseAudio/ALSA のミキサー制御
pulseaudio で mpv を使用する場合 (mpv.conf
に -ao=pulse
または ao=pulse
と設定)、あるいは mpv で ALSA ミキサーのボリュームを制御したい場合、以下の設定が必要です。
以下の行を ~/.config/mpv/input.conf
に追加することで、PulseAudio/ALSA から mpv のボリュームを変更できるようになります:
/ add ao-volume -2 SHIFT+* add ao-volume 2
ボリュームの変更に使用するキーは自由に変えることができます。
Tips and Tricks
ハードウェアデコード
mplayer や mplayer2 と違って、mpv は始めから VA-API と VDPAU の両方をサポートしています。利用できる設定については man ページの --hwdec=<api>
オプションのリファレンスを見て下さい。設定を永続化するには、設定ファイルに hwdec=method
という行を追加します。
ハードウェアデコードを使用するとき、ビデオ出力は opengl
, opengl-hq
, vdpau
(hwdec=vdpau
を使う場合) のどれかに設定する必要があります。hwdec=vaapi
を使用する場合は profile=opengl
を使ってください (opengl-hq
を使用した場合、動画を読み込むときに CPU に過度の負担がかかるときがあります [1])。ハードウェアデコードが使用できない場合、mpv は自動的にソフトウェアデコードにフォールバックします。詳細は options.rst や vo.rst を見て下さい。
h264, vc1, wmv3, hevc, mpeg2video, vp9 コーデックではデフォルトでハードウェアデコードが有効になります。ただし、ハードウェアデコードを使用するコーデックを指定したり (例: --hwdec-codecs=h264,mpeg2video
)、あるいは全てのコーデックでハードウェアデコードを有効にする (--hwdec-codecs=all
) こともできます。
高品質なビデオ出力
opengl-hq
プロファイルは mpv の開発者によって事前に設定された様々なオプションを使用する OpenGL 出力です。opengl-hq
を使用するには、設定ファイルで以下のように指定してください:
~/.config/mpv/mpv.conf
profile=opengl-hq
opengl-hq
にはデフォルトで GLSL デバンドフィルダーが有効になっており、ユーザーによっては性能が劣化したりコンテンツの見た目が悪くなることがあります。以下の設定によって、フィルターは簡単に無効化できます:
~/.config/mpv/mpv.conf
profile=opengl-hq deband=no
停止した位置からの自動レジューム再生
動画の現在の位置を保存して mpv を終了するデフォルトのキーは Shift+q
です。このキーはキーバインドの設定ファイルに quit_watch_later
を追加することで変更できます。
プレイヤーの終了時に自動的に現在の再生位置を保存したい場合、--save-position-on-quit
フラグを付けて mpv を起動してください。オプションを永続化させるには、設定ファイルに save-position-on-quit
という行を追加します。
ボリュームが小さすぎる
設定ファイルに volume-max=value
を設定して volume-max=600
など然るべき値にしてください。さらに (または)、af=acompressor
でダイナミックレンジ圧縮を利用することもできます。
複数のアスペクト比のクイック切り替え
バージョン 0.8.0 から Shift+a
を使ってアスペクト比を切り替えることができます。
アスペクト比を無視する
--keepaspect=no
を使うことでアスペクト比を無視できます。オプションを永続的にしたい場合、設定ファイルに keepaspect=no
という行を追加してください。
ルートウィンドウに描画
--wid=0
を付けて mpv を実行してください。これによって mpv はウィンドウ ID が 0 のウィンドウに描画するようになります。
GUI を常時表示
mpv をターミナル以外から起動する場合、音声ファイルなどでも、GUI ウィンドウが表示されていたほうが便利です。--force-window
オプションを使うことで常時表示させることができます。
動画ファイルで GUI を非表示にする
動画ファイルでは GUI ウィンドウを隠したい場合もあるでしょう。--no-video
オプションを使うことで非表示にできます。
昔の OSC に戻す
バージョン 0.21.0 から、mpv のオンスクリーンコントールはボトムバーに置き換えられました。オンスクリーンコントール (OSC) に戻したい場合、こちら に書かれているように mpv の設定を編集してください。
ブラウザプラグインとして使う
mozpluggerAUR を利用することで、サポートされているブラウザにおいて mpv を使って動画を再生することができます。設定の詳細は ブラウザプラグイン#MozPlugger を見て下さい。ViewTube などのユーザースクリプトと組み合わせて、mpv を使用してサイトに埋め込まれた動画プレイヤーを置き換えることもできます。
HTTP ストリーミングを使用するときはユーザーエージェントの設定が必要な場合があります。例: user-agent="Mozilla/5.0 (X11; Linux x86_64; rv:49.0) Gecko/20100101 Firefox/49.0"
。
Lua スクリプトを使って mpv を音楽プレイヤーとして磨き上げる
mpv の Lua スクリプトの開発方法は mpv リポジトリ の DOCS/man/lua.rst にまとまっており、サンプルが TOOLS/lua にあります。このブログ記事 では Lua スクリプトを使って mpv を使いやすくする例として music.lua スクリプトを紹介しています。
mpv で Twitch.tv のストリーミングを視聴
youtube-dl がインストールされている場合、mpv は直接 Twitch のライブストリームを開くことができます。
また、streamlink を使って Twitch をストリーミングする方法もあります。GUI でストリームを視聴したい場合 streamlink-twitch-guiAUR を使ってください。Streamlink#Twitch を見て下さい。
さらに Livestreamer を利用する Lua スクリプトが存在します: https://gist.github.com/ChrisK2/8701184fe3ea7701c9cc
youtube-dl とフォーマットの選択
--ytdl-format
のデフォルトは bestvideo+bestaudio/best
となっています。4K 解像度で見ることができる YouTube 動画の場合、たとえ接続しているモニターが 4K に対応していなくても、4K の VP9 でエンコードされた動画をソフトウェアデコードすることになります。
youtube-dl のフォーマットを適切に設定することで問題は簡単に解決します。以下の設定例では、縦の解像度が1080ピクセル以下の動画だけが再生されます:
ytdl-format=bestvideo[height<=?1080]+bestaudio/best
ハードウェアデコードできない特定のコーデックだけを避けたい場合、同じように追加できます。例えば、VP9 を無視するには以下のように設定します:
ytdl-format=bestvideo[height<=?1080][vcodec!=vp9]+bestaudio/best
youtube-dl の音声検索
.bashrc
に以下の関数を記述することでターミナルから mm "search terms"
を実行して音声を検索・再生できます:
function mm() { mpv --no-video --ytdl-format=bestaudio ytdl://ytsearch10:"$@" }
コンポジタで mpv を使う
コンポジタ (例: KDE Plasma 5) を使っていて、mpv で動画を再生するときにコンポジットが無効になってしまう場合 (Plasma でウィンドウが表示されなくなったりデフォルトのアプリスイッチャでウィンドウのサムネイルが表示されなくなる場合)、x11-bypass-compositor=no
を使ってみてください。
OSC を古いものに戻したい
以下のように設定してください:
~/.config/mpv/lua-settings/osc.conf
layout=box
スクリーンショットの作成
再生時間を指定してスクリーンショットを作成するには (HH:MM:SS
):
$ mpv --no-audio --profile=image --start=00:01:30 --frames=1 /path/to/video/file
スクリーンショットはカレントディレクトリに 00000001.jpg として保存されます。
Vapoursynth
AviSynth の代わりとして Linux では Vapoursynth を使うことができます。Python スクリプトで動画を操作することが可能です。Vapoursynth の Python スクリプトは mpv の動画フィルターとしても使えます。
Vapoursynth フィルターを使うには vapoursynth パッケージをインストールして --enable-vapoursynth
ビルドフラグを付けて mpv をコンパイルしてください。
バンディングを消去 (flash3kyuu)
f3k_db
のバンディング消去フィルターを使うには vapoursynth-plugin-f3kdb をインストールして vapoursynth 拡張を使用する Python スクリプトを書いて下さい。
以下は mpv でバンディング消去を有効にするサンプルスクリプトです。
import vapoursynth as vs core = vs.get_core() clip = video_in clip = core.std.Trim(clip, first=0, length=500000) clip = core.f3kdb.Deband(clip, grainy=0, grainc=0, output_depth=16) clip.set_output()
設定ファイルで Python スクリプトを指定するか mpv を実行するときにコマンドライン引数で指定してください:
$ mpv --vf=vapoursynth=f3k_db.py <video_file>
トラブルシューティング
再生が途切れたりティアリングが発生する
OpenGL をサポートしているハードウェアを使っている場合 mpv はデフォルトで OpenGL ビデオ出力デバイスを使用します。Intel HD4XXX シリーズなどのカードで 4K ディスプレイに動画を映そうとすると、動画の再生が不安定になって一時的に止まってしまったり盛大にティアリングが発生することがあります。そのような問題が起こる場合、XV (XVideo) ビデオ出力デバイスを使うことで解決できるかもしれません:
~/.config/mpv/mpv.conf
profile=xv
現在 XV ビデオ出力は非推奨となっており、新しいバージョンの mpv では osd の表示がおかしくなるなど問題を起こすことがあります。
また、(低性能なハードウェアで) 再生のパフォーマンスを改善するかわりに、動画の品質が著しく落ちるという問題もあります。
動画の再生性能を高めるオプションとして以下のようなものもあります:
~/.config/mpv/mpv.conf
vd-lavc-fast vd-lavc-skiploopfilter=<skipvalue> vd-lavc-skipframe=<skipvalue> vd-lavc-framedrop=<skipvalue> vd-lavc-threads=<threads>